JPS6164036A - 平面型表示装置の製造方法 - Google Patents
平面型表示装置の製造方法Info
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- JPS6164036A JPS6164036A JP18581884A JP18581884A JPS6164036A JP S6164036 A JPS6164036 A JP S6164036A JP 18581884 A JP18581884 A JP 18581884A JP 18581884 A JP18581884 A JP 18581884A JP S6164036 A JPS6164036 A JP S6164036A
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- electrode
- spacer
- electron beam
- horizontal
- vertical
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/18—Assembling together the component parts of electrode systems
- H01J9/185—Assembling together the component parts of electrode systems of flat panel display devices, e.g. by using spacers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は映像機器における平面型表示装置の製造方法に
関するものである。
関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジョン受像機を製作することは不可能であった。
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジョン受像機を製作することは不可能であった。
また平板状の表示素子として最近EL表示素子、プラズ
マ表示装置。
マ表示装置。
液晶表示素子等が開発されているが、いずれも輝度、コ
ントラスト、カラー表示の色再現性等の性能の面で不充
分であり、実用化されるに至っていない。そこで、電子
ビームを用いてカラーテレビジョン画像を平板状の表示
装置により表示することのできる装置を達成することを
目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを垂直方向に
偏向して複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複
数の区分に分割して各区分毎にR,G、B等の螢光体を
順次発光させるようにし、そのR,G。
ントラスト、カラー表示の色再現性等の性能の面で不充
分であり、実用化されるに至っていない。そこで、電子
ビームを用いてカラーテレビジョン画像を平板状の表示
装置により表示することのできる装置を達成することを
目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを垂直方向に
偏向して複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複
数の区分に分割して各区分毎にR,G、B等の螢光体を
順次発光させるようにし、そのR,G。
B等の螢光体への電子ビームの照射量をカラー映像信号
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである、従来の画像表示素子は第1
図にその具体構成を示すように、後方から前方に向かっ
て順に背面電極1、電子ビーム源としての線陰極2、垂
直集束電極3,3′、垂直偏向電極4、電子ビーム流制
御電極5、水平集束電極6、水平偏向電極7、電子ビー
ム加速電極8及びガラス容器9,22が配置されて構成
されており、上記ガラス容器内に構成部品を収納し真空
とする。電子ビーム源としての線陰極2は水平方向に線
状に分布する電子ビームを発生するように水平方向に張
架されており、かかる線陰極2が適宜間隔を介して垂直
方向に複数本(ここでは2イ〜2二の4本のみ示してい
る)設けられている。この実施例では15本設けられて
いるものとし、2イ〜2ヨとする。これらの線陰極2は
たとえば10−20μφのタングステン線の表面に酸化
物陰極材料が塗着されて構成されている。そして、後述
するように、上方の線陰極2イから順に一定時間づつ電
子ビームを放出するように制御される。
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである、従来の画像表示素子は第1
図にその具体構成を示すように、後方から前方に向かっ
て順に背面電極1、電子ビーム源としての線陰極2、垂
直集束電極3,3′、垂直偏向電極4、電子ビーム流制
御電極5、水平集束電極6、水平偏向電極7、電子ビー
ム加速電極8及びガラス容器9,22が配置されて構成
されており、上記ガラス容器内に構成部品を収納し真空
とする。電子ビーム源としての線陰極2は水平方向に線
状に分布する電子ビームを発生するように水平方向に張
架されており、かかる線陰極2が適宜間隔を介して垂直
方向に複数本(ここでは2イ〜2二の4本のみ示してい
る)設けられている。この実施例では15本設けられて
いるものとし、2イ〜2ヨとする。これらの線陰極2は
たとえば10−20μφのタングステン線の表面に酸化
物陰極材料が塗着されて構成されている。そして、後述
するように、上方の線陰極2イから順に一定時間づつ電
子ビームを放出するように制御される。
背面電極1は、後述の垂直集束電極3との間で電位勾配
を作り出し、前述の一定時間電子ビームを放出すべく制
御される線陰極2以外の他の線陰極2からの電子ビーム
の発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向
だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガ
ラスバルブの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜に
よって形成されていてもよい。また、これら背面電極1
と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子ビーム
をそのスリット10を通して取り出し、かつ垂直方向に
集束させる。
を作り出し、前述の一定時間電子ビームを放出すべく制
御される線陰極2以外の他の線陰極2からの電子ビーム
の発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向
だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガ
ラスバルブの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜に
よって形成されていてもよい。また、これら背面電極1
と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子ビーム
をそのスリット10を通して取り出し、かつ垂直方向に
集束させる。
スリット10は途中に適宜の間隔で桟が設けられていて
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3′も同様のものである。垂直偏向電極4は上
記スリット1゜のそれぞれの中間の位置に水平方向にし
て複数個配置されており、それぞれ、絶縁基板12の上
面と下面とに導電体13 、13’が設けられたもので
構成されている。そして、相対向する導電体13゜13
′の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂直
方向に偏向する。
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3′も同様のものである。垂直偏向電極4は上
記スリット1゜のそれぞれの中間の位置に水平方向にし
て複数個配置されており、それぞれ、絶縁基板12の上
面と下面とに導電体13 、13’が設けられたもので
構成されている。そして、相対向する導電体13゜13
′の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂直
方向に偏向する。
この構成例では、一対の導電体13 、13’によって
1本の線陰極2からの電子ビームを垂直方向に16ライ
ン分の位置に偏向する。そして、16個の垂直偏向電極
4によって15対の線陰極2のそれぞれに対応する15
対の遣雷体対が構成すれ、結局、スクリーン9上に24
0本の水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
1本の線陰極2からの電子ビームを垂直方向に16ライ
ン分の位置に偏向する。そして、16個の垂直偏向電極
4によって15対の線陰極2のそれぞれに対応する15
対の遣雷体対が構成すれ、結局、スクリーン9上に24
0本の水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極6はそれぞれが垂直方向に長いスJニア
)14を有する導電板16で構成されており、所定間隔
を介して水平方向に複数個並設されている。この構成例
では320本の制御電極用導電板151〜15nが設け
られている(図では10本のみ示している)。この制御
電極5は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分
ずつに区分して取り出し、かつその通過量をそれぞれの
絵素を表示するための映像信号に従って制御する。
)14を有する導電板16で構成されており、所定間隔
を介して水平方向に複数個並設されている。この構成例
では320本の制御電極用導電板151〜15nが設け
られている(図では10本のみ示している)。この制御
電極5は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分
ずつに区分して取り出し、かつその通過量をそれぞれの
絵素を表示するための映像信号に従って制御する。
従って、制御電極5を32020本設ば水平1ライン分
当p320絵素を表示することができる。
当p320絵素を表示することができる。
又映像をカラーで表示するために、各絵素はR2O,B
の3色の螢光体で表示することとし、各制御電極6には
そのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる。又32
0本の制御電極5には1ライン分の320組の映像信号
が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時に表示され
る。水平集束電極6は制御電極5のスリット14と相対
向する垂直方向に長い複数本(320本)のスリット1
6を有する導電板17で構成され、水平方向に区分され
たそれぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に
集束して細い電子ビームにする。水平偏向電極7は上記
スリット16のそれぞれの中間の位置に垂直方向にして
複数本配置された導電板18で構成されてお9、それぞ
れの間に水平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の電子
ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン9上で
RlG、Bの各螢光体を順次照射して発光させるように
する。その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム毎
に1絵素分の幅である。加速電極8は垂直偏向電極4と
同様の位置に水平方向にして設けられた複数個の導電板
19で構成されており、電子ビームを充分なエネルギー
でスクリーン9に衝突させるように加速する。
の3色の螢光体で表示することとし、各制御電極6には
そのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる。又32
0本の制御電極5には1ライン分の320組の映像信号
が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時に表示され
る。水平集束電極6は制御電極5のスリット14と相対
向する垂直方向に長い複数本(320本)のスリット1
6を有する導電板17で構成され、水平方向に区分され
たそれぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に
集束して細い電子ビームにする。水平偏向電極7は上記
スリット16のそれぞれの中間の位置に垂直方向にして
複数本配置された導電板18で構成されてお9、それぞ
れの間に水平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の電子
ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン9上で
RlG、Bの各螢光体を順次照射して発光させるように
する。その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム毎
に1絵素分の幅である。加速電極8は垂直偏向電極4と
同様の位置に水平方向にして設けられた複数個の導電板
19で構成されており、電子ビームを充分なエネルギー
でスクリーン9に衝突させるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によって発光される螢
光体2oがガラス容器21の裏面に塗布され、またメタ
ルバック層(図示せず)が符加されて構成されている。
光体2oがガラス容器21の裏面に塗布され、またメタ
ルバック層(図示せず)が符加されて構成されている。
螢光体2oは制御電極6の1つのスリット14に対して
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、R2O,Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、R2O,Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第1図中でスクリーン9に記入した破線は複数本の線陰
極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区分
を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに対
応して表示される水平方向での区分を示す。これら両者
で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示すよ
うに、水平方向では1線素分のR,G、Bの螢光体20
があり、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区分
を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに対
応して表示される水平方向での区分を示す。これら両者
で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示すよ
うに、水平方向では1線素分のR,G、Bの螢光体20
があり、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1騙、垂
直方向が16語である。
直方向が16語である。
なお、第1図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極5すなわち1本の
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体20が1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上設けられてい
てももちろんよく、その場合には制御電極5には2つ以
上の絵素のためのR2O,B映像信号が順次加えられ、
それと同期して水平偏向がなされる。前記各電極の焼成
固定は、第3図に示す様に、焼成治具23に設けられた
位置決めピン24を各電極26の位置決め孔に挿入し、
各電極25の間に表面にガラス製接着剤を塗布シタスペ
ーサ26を挿入し、スタンパ−27にて矢印Z方向よシ
加圧し、スペーサ26の表面に塗布されたガラス製接着
剤の溶融・再結晶温度まで加熱することによシ行なう。
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体20が1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上設けられてい
てももちろんよく、その場合には制御電極5には2つ以
上の絵素のためのR2O,B映像信号が順次加えられ、
それと同期して水平偏向がなされる。前記各電極の焼成
固定は、第3図に示す様に、焼成治具23に設けられた
位置決めピン24を各電極26の位置決め孔に挿入し、
各電極25の間に表面にガラス製接着剤を塗布シタスペ
ーサ26を挿入し、スタンパ−27にて矢印Z方向よシ
加圧し、スペーサ26の表面に塗布されたガラス製接着
剤の溶融・再結晶温度まで加熱することによシ行なう。
28は焼成治具23およびスタンパ27を保護するため
のシートである。しかしながらこの様な焼成固定方法に
おいては、各電極25に設けられた位置決め孔と位置決
めピン24のクリアランスが小さければ、矢印Z方向か
らスタンパ−27で加圧しスペーサ26の表面に塗布さ
れたガラス製接着剤を押しつぶす場合、各電極25に設
けられた位置決め孔と位置決めピン24との間に矢印2
方向に摩擦力が働き、位置決めピン付近ではスペーサ2
6の表面に塗布されたガラス製接着剤が充分に押しつぶ
さ九ず焼成固定後の電極ブロックに矢印Z方向の厚みム
ラが生じ、この様な厚みムラがある電極ブロックを使用
した場合、電子ビームのスクリーン板上での集束径にバ
ラツキを生じたり、垂直方向の電子ビームランディング
精度が悪くなり、垂直方向に複数個区分した画面の境界
線が明確になったり、画像表示装置として大きな欠陥を
有していた。
のシートである。しかしながらこの様な焼成固定方法に
おいては、各電極25に設けられた位置決め孔と位置決
めピン24のクリアランスが小さければ、矢印Z方向か
らスタンパ−27で加圧しスペーサ26の表面に塗布さ
れたガラス製接着剤を押しつぶす場合、各電極25に設
けられた位置決め孔と位置決めピン24との間に矢印2
方向に摩擦力が働き、位置決めピン付近ではスペーサ2
6の表面に塗布されたガラス製接着剤が充分に押しつぶ
さ九ず焼成固定後の電極ブロックに矢印Z方向の厚みム
ラが生じ、この様な厚みムラがある電極ブロックを使用
した場合、電子ビームのスクリーン板上での集束径にバ
ラツキを生じたり、垂直方向の電子ビームランディング
精度が悪くなり、垂直方向に複数個区分した画面の境界
線が明確になったり、画像表示装置として大きな欠陥を
有していた。
また各電極25に設けられた位置決め孔と位置決めピン
24のクリアランスが大きな場合、矢印Z方向からスタ
ンパ−27で加圧しスペーサ26の表面に塗布されたガ
ラス製接着剤を押しつぶすとき、各電極の相互位置ズレ
が生じ、この様な位置ズレのある電極ブロックを使用し
た場合、水平方向の電子ビームランディング精度が悪く
なり、色ムラが発生するという画像表示装置として大き
な欠陥を有していた。
24のクリアランスが大きな場合、矢印Z方向からスタ
ンパ−27で加圧しスペーサ26の表面に塗布されたガ
ラス製接着剤を押しつぶすとき、各電極の相互位置ズレ
が生じ、この様な位置ズレのある電極ブロックを使用し
た場合、水平方向の電子ビームランディング精度が悪く
なり、色ムラが発生するという画像表示装置として大き
な欠陥を有していた。
発明の目的
本発明は上記欠陥に鑑み、各電極及びスペーサの端面を
基準として焼成固定することにより、電極ブロックの厚
みムラや相互位置ズレをなくし、信頼性の高い画像表示
装置の製造方法を提供するものである。
基準として焼成固定することにより、電極ブロックの厚
みムラや相互位置ズレをなくし、信頼性の高い画像表示
装置の製造方法を提供するものである。
発明の構成
本発明は背面電極、電子ビーム源としての線陰極、垂直
集束電極、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペー
サおよびスクリーン板を備え、これらを扁平なガラスバ
ルブの真空内部に収納した平面型表示装置の製造方法で
あって、前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定
する場合に前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、
水平集束電極2水平偏向電極およびスペーサのX、Y両
端面を基準とし、焼成治具に設けられたx、y両基準面
に前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電唖、水平集束
電極、水平偏向電極およびスペーサのX、Y両端面を押
し当てて前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、水
平集束電極、水平偏向電極およびスペーサの相互位置決
めを行なうため位置決めピンに起因する電極ブロック厚
みムラや焼成固定時の各電極の相互位置ズレがなく、美
しい画面が得られるという効果を有する。
集束電極、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペー
サおよびスクリーン板を備え、これらを扁平なガラスバ
ルブの真空内部に収納した平面型表示装置の製造方法で
あって、前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定
する場合に前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、
水平集束電極2水平偏向電極およびスペーサのX、Y両
端面を基準とし、焼成治具に設けられたx、y両基準面
に前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電唖、水平集束
電極、水平偏向電極およびスペーサのX、Y両端面を押
し当てて前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、水
平集束電極、水平偏向電極およびスペーサの相互位置決
めを行なうため位置決めピンに起因する電極ブロック厚
みムラや焼成固定時の各電極の相互位置ズレがなく、美
しい画面が得られるという効果を有する。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第4図は本発明の一実施例における焼成治具
を示すものである。第4図において、29は焼成面であ
り、この焼成面29上に各電極及びスペーサ30を重ね
てセットする。31はX基準面で焼成面29に垂直に設
置されている。
説明する。第4図は本発明の一実施例における焼成治具
を示すものである。第4図において、29は焼成面であ
り、この焼成面29上に各電極及びスペーサ30を重ね
てセットする。31はX基準面で焼成面29に垂直に設
置されている。
32はY基準面で焼成面29及びX基準面31に垂直に
設置されている。各電極及びスペーサ30はそのX、Y
両端を焼成面29上でX基準面31とY基準面32双方
に押し当てて相互位置合せを行なう。焼成面の四隅33
.34.35.36のうち基準面側の36が最も低い位
置にあり、各電極及びスペーサ30は常に自重にて基準
面に押し当てられる様になっている。焼成固定時にスタ
ンパ−(図示せず)にて矢印2方向に加圧を行なう。
設置されている。各電極及びスペーサ30はそのX、Y
両端を焼成面29上でX基準面31とY基準面32双方
に押し当てて相互位置合せを行なう。焼成面の四隅33
.34.35.36のうち基準面側の36が最も低い位
置にあり、各電極及びスペーサ30は常に自重にて基準
面に押し当てられる様になっている。焼成固定時にスタ
ンパ−(図示せず)にて矢印2方向に加圧を行なう。
焼成固定時の各電極およびスペーサ3oに加わる力を矢
印X方向については人−人′断面、矢印Y方向について
はB−B’断面により説明する。第5図は人−人′断面
の拡大図である。第6図において37は焼成治具でめシ
、水平に対しθ、煩いだ焼成面38上に各電極39とス
ペーサ40を重ねて設置する。各電極39とスペーサ4
oのX方向相互位置精度は、X基準面41に各電極39
とスペーサ4oの端面を押し当てることによって行なう
。
印X方向については人−人′断面、矢印Y方向について
はB−B’断面により説明する。第5図は人−人′断面
の拡大図である。第6図において37は焼成治具でめシ
、水平に対しθ、煩いだ焼成面38上に各電極39とス
ペーサ40を重ねて設置する。各電極39とスペーサ4
oのX方向相互位置精度は、X基準面41に各電極39
とスペーサ4oの端面を押し当てることによって行なう
。
焼成固定時においてスタンパ−42によす矢印z方向よ
シ加圧され、スペーサ40の表面に塗布されているガラ
ス製接着剤の溶融・再結晶温度まで加熱されることによ
り、各電極39とスペーサ4oの接合固定を行なう。焼
成固定時において各電極39及びスペーサ40は自重M
の分力M sinθ、で常にX基準面41に押し当てら
れているため、焼成固定時における各電極39とスペー
サ40の相互位置ズレは生じない。43は焼成面38、
スタンパ−42を保護するためのシートである。
シ加圧され、スペーサ40の表面に塗布されているガラ
ス製接着剤の溶融・再結晶温度まで加熱されることによ
り、各電極39とスペーサ4oの接合固定を行なう。焼
成固定時において各電極39及びスペーサ40は自重M
の分力M sinθ、で常にX基準面41に押し当てら
れているため、焼成固定時における各電極39とスペー
サ40の相互位置ズレは生じない。43は焼成面38、
スタンパ−42を保護するためのシートである。
を防止し、矢印Z方向の加圧力を一定にするためのセラ
ミック製ポールである。第6図はB−B’断面拡大図で
ある。第6図においても焼成面46は水平に対してθ2
傾いているため、各電極46およびスペーサ47はY基
準面48に常に自重Mの分力M sinθ2 で押し当
てられているため、Y方向についても焼成固定時におい
て各電極46とスペーサ47の相互位置ズレは生じない
。49はスタンパ−であり、60はY基準面48とスタ
ンパ−49の摩擦を防止するためのセラミックポールで
ある。この様にして焼成固定時においてX、Y両方向と
も位置ズレなく各電極とスペーサの接合固定することが
可能となった。
ミック製ポールである。第6図はB−B’断面拡大図で
ある。第6図においても焼成面46は水平に対してθ2
傾いているため、各電極46およびスペーサ47はY基
準面48に常に自重Mの分力M sinθ2 で押し当
てられているため、Y方向についても焼成固定時におい
て各電極46とスペーサ47の相互位置ズレは生じない
。49はスタンパ−であり、60はY基準面48とスタ
ンパ−49の摩擦を防止するためのセラミックポールで
ある。この様にして焼成固定時においてX、Y両方向と
も位置ズレなく各電極とスペーサの接合固定することが
可能となった。
発明の効果
以上の様に本発明では、垂直集束電極、電子ビーム流制
御電極、水平集束電極、水平偏向電極およびスペーサの
X、Y両端を基準に相互位置合せを行ない、焼成固定時
に常に焼成治具に設けられたX、Y両基準面に押し当て
ているだめ各電極のすることができた。また位置決めの
ための基準ピンを使用しないため、電極ブロックの厚み
ムラを従来の80μmより30μm以下にすることがで
き、電子ビームのランデング精度の向上がはかれ画質の
向上に大きく寄与することができた。更に位置決めのた
めの基準ピンを使用しないため、量産化のだめのネック
となっていた基準ピンへの電極およびスペーサの挿入が
なくなり生産性の向上もはかることができた。
御電極、水平集束電極、水平偏向電極およびスペーサの
X、Y両端を基準に相互位置合せを行ない、焼成固定時
に常に焼成治具に設けられたX、Y両基準面に押し当て
ているだめ各電極のすることができた。また位置決めの
ための基準ピンを使用しないため、電極ブロックの厚み
ムラを従来の80μmより30μm以下にすることがで
き、電子ビームのランデング精度の向上がはかれ画質の
向上に大きく寄与することができた。更に位置決めのた
めの基準ピンを使用しないため、量産化のだめのネック
となっていた基準ピンへの電極およびスペーサの挿入が
なくなり生産性の向上もはかることができた。
第1図は従来の画像表示装置に用いられる画像表示素子
の基本構成を示す分解斜視図、第2図はスクリーンの説
明図、第3図は従来の電極ブロック焼成固定方法を示す
断面図、第4図は本発明の一実施例である焼成治具およ
び各電極を示す斜視図、第6図及び第6図は焼成固定時
の様子を示す断面拡大図である。 2g、38.45・・・・・・焼成面、39.46・・
・・・・各71L 40147・・・・・・スペーサ、
42.49・・・スタンパ−131,41・・・・・・
X基準面、36.48・・・・・・Y基準面。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図
の基本構成を示す分解斜視図、第2図はスクリーンの説
明図、第3図は従来の電極ブロック焼成固定方法を示す
断面図、第4図は本発明の一実施例である焼成治具およ
び各電極を示す斜視図、第6図及び第6図は焼成固定時
の様子を示す断面拡大図である。 2g、38.45・・・・・・焼成面、39.46・・
・・・・各71L 40147・・・・・・スペーサ、
42.49・・・スタンパ−131,41・・・・・・
X基準面、36.48・・・・・・Y基準面。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図
Claims (1)
- 背面電極、電子ビーム源としての線陰極、垂直集束電極
、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平集束電極
、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペーサおよび
スクリーン板を備え、これらを扁平なガラスバルブの真
空内部に収納した平面型表示装置の製造方法であって、
前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平集束電極
、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定する場合
に前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、水平集束
電極、水平偏向電極およびスペーサのX、Y両端面を基
準とし、焼成治具に設けられたX、Y両基準面に前記垂
直集束電極、電子ビーム流制御電極、水平集束電極、水
平偏向電極およびスペーサのX、Y両端面を押し当てて
前記垂直集束電極、電子ビーム流制御電極、水平集束電
極、水平偏向電極およびスペーサの相互位置決めを行な
い、焼成固定が完了するまで常に自重により前記垂直集
束電極、電子ビーム流制御電極、水平集束電極、水平偏
向電極およびスペーサのX、Y両端面が焼成治具のX、
Y両基準面に押し当てられている平面型表示装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18581884A JPS6164036A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 平面型表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18581884A JPS6164036A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 平面型表示装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164036A true JPS6164036A (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=16177415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18581884A Pending JPS6164036A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 平面型表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164036A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55133592A (en) * | 1979-04-06 | 1980-10-17 | Hitachi Ltd | Device for positioning screen printing machine material filling location |
JPS5923150B2 (ja) * | 1976-09-25 | 1984-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 高精細度放送用コンバ−タ |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP18581884A patent/JPS6164036A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5923150B2 (ja) * | 1976-09-25 | 1984-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 高精細度放送用コンバ−タ |
JPS55133592A (en) * | 1979-04-06 | 1980-10-17 | Hitachi Ltd | Device for positioning screen printing machine material filling location |
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