JPS6247929A - 画像表示装置の製造方法 - Google Patents
画像表示装置の製造方法Info
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- JPS6247929A JPS6247929A JP18690985A JP18690985A JPS6247929A JP S6247929 A JPS6247929 A JP S6247929A JP 18690985 A JP18690985 A JP 18690985A JP 18690985 A JP18690985 A JP 18690985A JP S6247929 A JPS6247929 A JP S6247929A
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- electrode
- vertical
- metal
- electron beam
- vertical deflection
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は映像機器における画像表示装置の製造方法に関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジョン受像機を製作することは不可能であった。
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジョン受像機を製作することは不可能であった。
また、平板状の表示素子として最近EL表示素子、プラ
ズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されているが、い
ずれも輝度、コントラスト、カラー表示の色再現性等の
性能の面で不充分であり、実用化されるに至っていない
。そこで、電子ビームを用いてカラーテレビジョン画像
を平板状の表示装置−により表示することのできる装置
を達成することを目的とし、スクリーン上の画面を垂直
方向に複数の区分に分割してそれぞれの区分毎に電子ビ
ームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示し、さら
に、水平方向に複数の区分に分割して各区分毎にR,G
、B等の螢光体を順次発光させるようにし、そのR,G
。
ズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されているが、い
ずれも輝度、コントラスト、カラー表示の色再現性等の
性能の面で不充分であり、実用化されるに至っていない
。そこで、電子ビームを用いてカラーテレビジョン画像
を平板状の表示装置−により表示することのできる装置
を達成することを目的とし、スクリーン上の画面を垂直
方向に複数の区分に分割してそれぞれの区分毎に電子ビ
ームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示し、さら
に、水平方向に複数の区分に分割して各区分毎にR,G
、B等の螢光体を順次発光させるようにし、そのR,G
。
B等の螢光体への電子ビームの照射量をカラー映像信号
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである。以下図面を参照しながら従
来の画像表示素子の一例について説明する。第4図、第
5図、第6図は従来の画像表示素子を示すものである。
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである。以下図面を参照しながら従
来の画像表示素子の一例について説明する。第4図、第
5図、第6図は従来の画像表示素子を示すものである。
第4図において、後方から前方に向かって順に背面電極
1、電子ビーム源としての線陰極2、垂直集束電極3
a 、 3b、垂直偏向電極4、電子ビーム流制御電甑
5、水平集束電極6a及び6b、水平偏向電極7、電子
ビーム加速電極8及びガラス容器9,22が配置されて
構成されており、上記ガラス容器内に構成部品を収納し
真空とする。以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず電子ビーム
源としての線陰極2は水子方向に線状て分布する電子ビ
ームを発生するように水平方向に張架されており、かか
る線陰極2が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここ
では2イ〜2二の4本のみを示している)設けられてい
る。この実施例では16本設けられているものとし、2
イ〜2ヨとする。これらの線陰極2はたとえば10〜2
Qμmφのタングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗
着されて構成されている。
1、電子ビーム源としての線陰極2、垂直集束電極3
a 、 3b、垂直偏向電極4、電子ビーム流制御電甑
5、水平集束電極6a及び6b、水平偏向電極7、電子
ビーム加速電極8及びガラス容器9,22が配置されて
構成されており、上記ガラス容器内に構成部品を収納し
真空とする。以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず電子ビーム
源としての線陰極2は水子方向に線状て分布する電子ビ
ームを発生するように水平方向に張架されており、かか
る線陰極2が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここ
では2イ〜2二の4本のみを示している)設けられてい
る。この実施例では16本設けられているものとし、2
イ〜2ヨとする。これらの線陰極2はたとえば10〜2
Qμmφのタングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗
着されて構成されている。
そして、後述するように上方の線陰極2イから順に一定
時間づつ電子ビームを放出するように制御される。背面
電極1は、後述の一定時間電子ピームを放出すべく制御
される線陰極2以外の他の線陰極2かもの電子ビームの
発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向だ
けに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガラ
スバルブの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜によ
って形成されていてもよい。また、これら背面電極1と
線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を用
いてもよい。垂直集束型i3aは線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット10を有する
導電板11であり、線陰極2かも放出された電子ビーム
をそのスリット1゜を通して取シ出し、かつ、垂直方向
に集束させる。
時間づつ電子ビームを放出するように制御される。背面
電極1は、後述の一定時間電子ピームを放出すべく制御
される線陰極2以外の他の線陰極2かもの電子ビームの
発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向だ
けに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガラ
スバルブの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜によ
って形成されていてもよい。また、これら背面電極1と
線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を用
いてもよい。垂直集束型i3aは線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット10を有する
導電板11であり、線陰極2かも放出された電子ビーム
をそのスリット1゜を通して取シ出し、かつ、垂直方向
に集束させる。
スリット10は途中に適宜の間隔で桟が設けられていて
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通穴の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3bも同様のものである。垂直偏向電極4は、
上記スリット10のそれぞれの中間の位置に水平方向に
して複数個配置されておりそれぞれ、絶縁基板12の上
面と下面とに導電体13a、13bが設けられたもので
構成されている。そして、相対向する導電体13a、1
3bの間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂
直方向に偏向する。この構成例では、一対の導電体13
a 、 13bによって1本の線陰極2からの電子ビー
ムを垂直方向に16ライン分の位置に偏向する。そし又
、16個の垂直偏向電極4によって15本の線陰極2の
それぞれに対応する15対の導電体対が構成され、結局
、スクリーン21上に240本の水平ラインを描くよう
に電子ビームを偏向する。次に、電子ビーム流制御電極
5ばそれぞれが垂直方向に長いスリット14を有する導
電板15で構成されており、所定間隔を介して水平方向
に複数個並設されている。
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個並べて設けられた貫通穴の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3bも同様のものである。垂直偏向電極4は、
上記スリット10のそれぞれの中間の位置に水平方向に
して複数個配置されておりそれぞれ、絶縁基板12の上
面と下面とに導電体13a、13bが設けられたもので
構成されている。そして、相対向する導電体13a、1
3bの間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂
直方向に偏向する。この構成例では、一対の導電体13
a 、 13bによって1本の線陰極2からの電子ビー
ムを垂直方向に16ライン分の位置に偏向する。そし又
、16個の垂直偏向電極4によって15本の線陰極2の
それぞれに対応する15対の導電体対が構成され、結局
、スクリーン21上に240本の水平ラインを描くよう
に電子ビームを偏向する。次に、電子ビーム流制御電極
5ばそれぞれが垂直方向に長いスリット14を有する導
電板15で構成されており、所定間隔を介して水平方向
に複数個並設されている。
この構成例では320本の制御電極用導電板15a〜1
5nが設けられている(図では10本のみ示している。
5nが設けられている(図では10本のみ示している。
)この電子ビーム流制御電極5は、それぞ扛が電子ビー
ムを水平方向に1絵素分ずつに区分して取り出し、かつ
、その通過1分をそれぞれの桧11(を)<示する/こ
めの映像信号に従って制御する。従って、電子ビーム流
制御電極5を32020本設ば水平1ライン分当り32
0絵素を表示することができる。また、映像をカラーで
表示するために、各絵素はR,Ci、Bの3色の螢光体
で表示することとし、各電子ビーム流制御電極5にはそ
のR,G、Hの各映像信号が順次加えられる。
ムを水平方向に1絵素分ずつに区分して取り出し、かつ
、その通過1分をそれぞれの桧11(を)<示する/こ
めの映像信号に従って制御する。従って、電子ビーム流
制御電極5を32020本設ば水平1ライン分当り32
0絵素を表示することができる。また、映像をカラーで
表示するために、各絵素はR,Ci、Bの3色の螢光体
で表示することとし、各電子ビーム流制御電極5にはそ
のR,G、Hの各映像信号が順次加えられる。
また、320本の電子ビーム流制御電極5にば1ライン
分の320組の映像信号が同時に加えられ、1ライン分
の映像が一時に表示される。水平集束電極6dは電子ビ
ーム流制御電極5のスlJノド14と相対向する垂直方
向に長い複数本(320本)のスリン)・16を有する
導電板17で構成され、水平方向に区分されたそれぞれ
の絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に集束して細
かい電子ビームにする。水平偏向電極アは上記ス’)
ノド16のそれぞれの中間の位inに垂直方向にして複
数本配置された導電板18で構成されており、そrlぞ
れの間に水平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の1d
子ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン21
上てR,G、Bの各螢光体を項次照・、:して発光させ
るようにする。その偏向範囲は、この実施例では各電子
ビーム毎に1絵素分の幅である。電子ビーム加速電極8
は垂直偏向電極4と同様の位置に水平方向にして設けら
れた複数本の導電線19で構成されており、電子ビーム
を充分なエネルギーでスクリーン21に衝突させるよう
に加速する。スクリーン21は電子ビームの照射によっ
て発光される螢光体20がガラス容器9の裏面に塗布さ
れ、またメタルバック層(図示せず)が附加されて構成
されている。螢光体20は電子ビーム流制御電極5の1
つのスリット14に対して、すなわち、水平方向に区分
された各1本の電子ビームに対してR,G、Bの3色の
螢光体が1対づつ設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布されている。第4図中でスクリーン21に記
入した破線は複数本の線陰極2のそれぞれに対応して表
示される垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の
電子ビーム流制御電極5のそれぞれに対応して表示され
る水平方向での区分を示す。
分の320組の映像信号が同時に加えられ、1ライン分
の映像が一時に表示される。水平集束電極6dは電子ビ
ーム流制御電極5のスlJノド14と相対向する垂直方
向に長い複数本(320本)のスリン)・16を有する
導電板17で構成され、水平方向に区分されたそれぞれ
の絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向に集束して細
かい電子ビームにする。水平偏向電極アは上記ス’)
ノド16のそれぞれの中間の位inに垂直方向にして複
数本配置された導電板18で構成されており、そrlぞ
れの間に水平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の1d
子ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン21
上てR,G、Bの各螢光体を項次照・、:して発光させ
るようにする。その偏向範囲は、この実施例では各電子
ビーム毎に1絵素分の幅である。電子ビーム加速電極8
は垂直偏向電極4と同様の位置に水平方向にして設けら
れた複数本の導電線19で構成されており、電子ビーム
を充分なエネルギーでスクリーン21に衝突させるよう
に加速する。スクリーン21は電子ビームの照射によっ
て発光される螢光体20がガラス容器9の裏面に塗布さ
れ、またメタルバック層(図示せず)が附加されて構成
されている。螢光体20は電子ビーム流制御電極5の1
つのスリット14に対して、すなわち、水平方向に区分
された各1本の電子ビームに対してR,G、Bの3色の
螢光体が1対づつ設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布されている。第4図中でスクリーン21に記
入した破線は複数本の線陰極2のそれぞれに対応して表
示される垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の
電子ビーム流制御電極5のそれぞれに対応して表示され
る水平方向での区分を示す。
これら両者で仕切られた1つの区画には、第6図に拡大
して示すように、水平方向では1絵素分のR,G、Bの
螢光体20があり、垂直方向では16ライン分の幅を有
している。なお図中Aは垂直方向の1区分であり、Bは
水平方向の1区分である。
して示すように、水平方向では1絵素分のR,G、Bの
螢光体20があり、垂直方向では16ライン分の幅を有
している。なお図中Aは垂直方向の1区分であり、Bは
水平方向の1区分である。
1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1胴、垂
直方向が16間である。なお、第5図においては、わか
り易くするために水平方向の長さが垂直方向に対して非
常に大きく引き伸ばして描かれている点に注意されたい
。また、この実施例では1本の電子ビーム流制御電極5
すなわち1本の電子ビームに対してR,G、Hの螢光体
20が1絵素分の1対のみ設けられているが、2絵素以
上設けられていてももちろんよく、その場合には電子ビ
ーム流制御電極6には2つ以上の絵素のためのR,G、
B映像信号が順次加えられ、それと同期して水平偏向が
なされる。以上が画像表示装置の概略の原理である。次
に上記装置の製造方法について第6図で説明する。前記
の背面電極1から水平偏向電極7までは結合スペーサ2
3によって所定の間隔ならびに電極面内方向に位置決め
された状態で相互に固定された後、ガラス容器内に収納
されて画像表示装置は完成される。ここで電極間の電極
面内方向の位置決めは1 、2.3a、3b。
直方向が16間である。なお、第5図においては、わか
り易くするために水平方向の長さが垂直方向に対して非
常に大きく引き伸ばして描かれている点に注意されたい
。また、この実施例では1本の電子ビーム流制御電極5
すなわち1本の電子ビームに対してR,G、Hの螢光体
20が1絵素分の1対のみ設けられているが、2絵素以
上設けられていてももちろんよく、その場合には電子ビ
ーム流制御電極6には2つ以上の絵素のためのR,G、
B映像信号が順次加えられ、それと同期して水平偏向が
なされる。以上が画像表示装置の概略の原理である。次
に上記装置の製造方法について第6図で説明する。前記
の背面電極1から水平偏向電極7までは結合スペーサ2
3によって所定の間隔ならびに電極面内方向に位置決め
された状態で相互に固定された後、ガラス容器内に収納
されて画像表示装置は完成される。ここで電極間の電極
面内方向の位置決めは1 、2.3a、3b。
4.5,6.7の各電極及び電子ビーム源保持手段、加
速電極保持手段(共に図示せず)に精度良く穿孔された
位置決め穴24と位置決め穴24を共通に貫通する位置
決めピン26によって行なわれる。各電極を固定する場
合、製造工程の関係から、上記電子ビーム流制御電極か
ら水平偏向電極までをいくつかのユニットに分け、その
ユニットを固定した後、ユニット同志を固定する方法が
採用されている。これは電子ビーム流制御電極ユニット
及び水平偏向電極ユニットは電気的な電極を構成する為
、十の電荷をかける部分と−の電荷をかける部分とに分
割しなければならない為である。
速電極保持手段(共に図示せず)に精度良く穿孔された
位置決め穴24と位置決め穴24を共通に貫通する位置
決めピン26によって行なわれる。各電極を固定する場
合、製造工程の関係から、上記電子ビーム流制御電極か
ら水平偏向電極までをいくつかのユニットに分け、その
ユニットを固定した後、ユニット同志を固定する方法が
採用されている。これは電子ビーム流制御電極ユニット
及び水平偏向電極ユニットは電気的な電極を構成する為
、十の電荷をかける部分と−の電荷をかける部分とに分
割しなければならない為である。
しかしながらこれらのパターンはスリット幅が極小であ
ることと板厚が極薄である為、分割した状態での焼成固
定は困難であるからである。そこで電子ビーム流制御電
極及び水平偏向電極は焼成固定してユニットにした後、
レーザ等の方法により電極パターンを分割しているのが
通常である。従来の垂直偏向電極は第7図或いは第8図
に示すように背面電極1、陰極2及び垂直偏向電極4、
更には電子ビーム流制御電極5から水平偏向電極7まで
が焼成合体されたユニットAが所定の間隔ならびに電極
面内方向に位置決めされた状態で相互に固定枠26に精
度良く穿孔された位置決め穴と位置決め穴を共通に貫通
する位置決めピンによって行なわれる(図示せず)。更
に電子ビーム加速電極8は電子ビーム加速電極枠27に
固定され支えピン28を介して前述の固定枠26の位置
決めピンによって固定され組立てられる。第8図で固定
枠26に垂直偏向電極4を組立てた時の平面図を示して
いる。
ることと板厚が極薄である為、分割した状態での焼成固
定は困難であるからである。そこで電子ビーム流制御電
極及び水平偏向電極は焼成固定してユニットにした後、
レーザ等の方法により電極パターンを分割しているのが
通常である。従来の垂直偏向電極は第7図或いは第8図
に示すように背面電極1、陰極2及び垂直偏向電極4、
更には電子ビーム流制御電極5から水平偏向電極7まで
が焼成合体されたユニットAが所定の間隔ならびに電極
面内方向に位置決めされた状態で相互に固定枠26に精
度良く穿孔された位置決め穴と位置決め穴を共通に貫通
する位置決めピンによって行なわれる(図示せず)。更
に電子ビーム加速電極8は電子ビーム加速電極枠27に
固定され支えピン28を介して前述の固定枠26の位置
決めピンによって固定され組立てられる。第8図で固定
枠26に垂直偏向電極4を組立てた時の平面図を示して
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、垂直偏向電極4は
絶縁基板(例えばガラス等)で製作されている為、製造
工程上、電極の平面度(ソリ)を10μm或いはそれ以
下に押さえるのは非常に困難であシ、又固定枠26に垂
直偏向電極4を挿入して精度を保持するには固定枠2e
の精度(左右の溝の平行度、直角度、平面度等)を充分
に確保しなくてはならなくなり枠の加工が非常に困難で
あると共に精度確保の為の加工工数2組立工数に極めて
多くの時間がかかることになる。又、垂直偏向電極の平
面度(ソリ)の精度を確保して固定枠26に挿入してお
いても垂直偏向電極は垂直集束電極3と電子ビーム流制
御電極5で挾持される為、ソリ29が発生することにな
る。このソリ29の発生が画像として横線、或いは色ム
ラとなって表われるという問題点を有していた。
絶縁基板(例えばガラス等)で製作されている為、製造
工程上、電極の平面度(ソリ)を10μm或いはそれ以
下に押さえるのは非常に困難であシ、又固定枠26に垂
直偏向電極4を挿入して精度を保持するには固定枠2e
の精度(左右の溝の平行度、直角度、平面度等)を充分
に確保しなくてはならなくなり枠の加工が非常に困難で
あると共に精度確保の為の加工工数2組立工数に極めて
多くの時間がかかることになる。又、垂直偏向電極の平
面度(ソリ)の精度を確保して固定枠26に挿入してお
いても垂直偏向電極は垂直集束電極3と電子ビーム流制
御電極5で挾持される為、ソリ29が発生することにな
る。このソリ29の発生が画像として横線、或いは色ム
ラとなって表われるという問題点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑み、垂直偏向電極のソリを矯正し
て固定した構造の画像表示装置であり、安価で信頼性が
高いと共に画像として横線、或いは色ムラを解消した画
像表示装置を提供するものである。
て固定した構造の画像表示装置であり、安価で信頼性が
高いと共に画像として横線、或いは色ムラを解消した画
像表示装置を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために本発明の画像表示装置の製
造方法は、垂直偏向電極と垂直集束電極との間に、断面
が略コ字型の金属を挿入弁して垂直偏向電極を位置決め
後、前記金属と垂直集束電極を接合固定したという構成
を備えたものである。
造方法は、垂直偏向電極と垂直集束電極との間に、断面
が略コ字型の金属を挿入弁して垂直偏向電極を位置決め
後、前記金属と垂直集束電極を接合固定したという構成
を備えたものである。
作 用
本発明は上記した構成によって垂直偏向電極と垂直集束
電極の間に断面が略コ字型の金属を挿入弁している為、
垂直偏向電極を固定枠に挿入した時にソリが発生しても
ソリを矯正してまっすぐにした状態で予め垂直偏向電極
に挿入された前記、略コ字型の金属と垂直集束電極とを
溶接して固定したことにより、画像として横線或いは色
ムラのない非常に美しい画像表示装置が得られることに
なる。
電極の間に断面が略コ字型の金属を挿入弁している為、
垂直偏向電極を固定枠に挿入した時にソリが発生しても
ソリを矯正してまっすぐにした状態で予め垂直偏向電極
に挿入された前記、略コ字型の金属と垂直集束電極とを
溶接して固定したことにより、画像として横線或いは色
ムラのない非常に美しい画像表示装置が得られることに
なる。
実施例
以下本発明の一実施例の画像表示装置について、図面を
参照しながら説明する。第1図で絶縁基板で (例えばガラス)V製作されている垂直偏向電極30は
4つのコーナー31.32,33.34を段加工を施こ
している。更に垂直偏向電極30はITOlAu等の蒸
着膜35.36を構成して電極とする。
参照しながら説明する。第1図で絶縁基板で (例えばガラス)V製作されている垂直偏向電極30は
4つのコーナー31.32,33.34を段加工を施こ
している。更に垂直偏向電極30はITOlAu等の蒸
着膜35.36を構成して電極とする。
第2図で示すように固定枠37を基準ベースを設けた治
具(図示せず)にセットし、この固定枠37に前記、垂
直偏向電極30を挿入し高さ方向の位置決めを行なう。
具(図示せず)にセットし、この固定枠37に前記、垂
直偏向電極30を挿入し高さ方向の位置決めを行なう。
図中では11本のみ示している。
挿入された垂直偏向電極30の上に第3図で示すように
断面が略コ字型の金属39を挿入する、この際、前記金
属39は垂直偏向電極3oの断加工31.34の深さよ
り短く製作されている。この挿入された垂直偏向電極3
0の上に垂直集束電極38を位置決め載置する。この時
、固定枠37と垂直集束電極38の位置決めは位置決め
孔を共通に貫通する位置決めビン(図示せず)によって
行なわれる。前記、垂直集束電極38は垂直偏向電極の
1本づつの各々と当接する部分でし、かも垂直偏向電極
30の全長に対[7て、少なくとも3ケ所、垂直偏向電
極3oの厚みよりも大きな孔を設けている。この複数の
孔を通して垂直偏向電極30の左端部、右端部及び中央
部の平行度を測定する。
断面が略コ字型の金属39を挿入する、この際、前記金
属39は垂直偏向電極3oの断加工31.34の深さよ
り短く製作されている。この挿入された垂直偏向電極3
0の上に垂直集束電極38を位置決め載置する。この時
、固定枠37と垂直集束電極38の位置決めは位置決め
孔を共通に貫通する位置決めビン(図示せず)によって
行なわれる。前記、垂直集束電極38は垂直偏向電極の
1本づつの各々と当接する部分でし、かも垂直偏向電極
30の全長に対[7て、少なくとも3ケ所、垂直偏向電
極3oの厚みよりも大きな孔を設けている。この複数の
孔を通して垂直偏向電極30の左端部、右端部及び中央
部の平行度を測定する。
この時、垂直偏向電極30の平行度が狂っている場合に
は前述した冶具の中央部分に抜き孔を設けた基準ベース
9111から調整治具によって垂直偏向電極30を矯正
して平行度を合わせる(真っすぐにする)と共にその位
置に保持される。この保持された状態で前記、垂直集束
電極38に設けた3ケ所の孔とは別の位置におる略コ字
型の金属39と垂直集束電極38とを溶接により固定す
る。垂直偏向電極30は1本づつ、順次調整して固定さ
れることになり、全ての垂直偏向電極30は矯正された
ことになる。溶接箇所は前記、略コ字型の金属39の挿
入個数に応じて溶接すればよいが垂直偏向電極の中央部
1ケ所に略コ字型の金属を挿入し、その部分のみ溶接を
行なってもよい。
は前述した冶具の中央部分に抜き孔を設けた基準ベース
9111から調整治具によって垂直偏向電極30を矯正
して平行度を合わせる(真っすぐにする)と共にその位
置に保持される。この保持された状態で前記、垂直集束
電極38に設けた3ケ所の孔とは別の位置におる略コ字
型の金属39と垂直集束電極38とを溶接により固定す
る。垂直偏向電極30は1本づつ、順次調整して固定さ
れることになり、全ての垂直偏向電極30は矯正された
ことになる。溶接箇所は前記、略コ字型の金属39の挿
入個数に応じて溶接すればよいが垂直偏向電極の中央部
1ケ所に略コ字型の金属を挿入し、その部分のみ溶接を
行なってもよい。
発明の効果
以上のように本発明は垂直偏向電極と垂直集束電極との
間に断面が略コ字型の金属を挿入弁した後、垂直偏向電
極のソリを矯正l−で保持後、垂直像として横線或いは
色ムラのない非常に美しい画像表示装置が得られること
になる。
間に断面が略コ字型の金属を挿入弁した後、垂直偏向電
極のソリを矯正l−で保持後、垂直像として横線或いは
色ムラのない非常に美しい画像表示装置が得られること
になる。
第1図は本発明の一実施例における垂直偏向電極の斜視
図、第2図は垂直偏向電極の上に載置した垂直集束電極
を示す斜視図、第3図は同断面図、第4図は画像表示装
置に用いられる画像表示素子の分解斜視図、第5図は同
スクリーンの拡大平面図、第6図は従来の電極製造方法
を示す画像表示素子の分解斜視図、第7図は電極製造の
断面図、第8図は固定枠に垂直偏向電極を挿入した状態
の平面図である。 1・・・・・背面電極、21・・・・・・スクリーン、
9,22・・・・・・ガラス容器、4,3o・・・・・
・垂直偏向電極、3a、3b、3B・・・・・・垂直集
束電極、39・・・・・・断面が略コ字型の金属。
図、第2図は垂直偏向電極の上に載置した垂直集束電極
を示す斜視図、第3図は同断面図、第4図は画像表示装
置に用いられる画像表示素子の分解斜視図、第5図は同
スクリーンの拡大平面図、第6図は従来の電極製造方法
を示す画像表示素子の分解斜視図、第7図は電極製造の
断面図、第8図は固定枠に垂直偏向電極を挿入した状態
の平面図である。 1・・・・・背面電極、21・・・・・・スクリーン、
9,22・・・・・・ガラス容器、4,3o・・・・・
・垂直偏向電極、3a、3b、3B・・・・・・垂直集
束電極、39・・・・・・断面が略コ字型の金属。
Claims (1)
- 背面電極とスクリーンの間に電極を複数個設け、背面電
極、複数の電極、スクリーン等の構成部品を容器内に挿
入後、前記容器を封着した画像表示装置の前記複数の電
極中、垂直偏向電極と垂直集束電極との間に断面が略コ
字型の金属を介して垂直偏向電極を位置決め後、前記金
属と垂直集束電極を接合固定したことを特徴とする画像
表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18690985A JPS6247929A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 画像表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18690985A JPS6247929A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 画像表示装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247929A true JPS6247929A (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=16196805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18690985A Pending JPS6247929A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | 画像表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247929A (ja) |
-
1985
- 1985-08-26 JP JP18690985A patent/JPS6247929A/ja active Pending
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