JPS61124025A - 平面型表示装置の製造方法 - Google Patents
平面型表示装置の製造方法Info
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- JPS61124025A JPS61124025A JP24490484A JP24490484A JPS61124025A JP S61124025 A JPS61124025 A JP S61124025A JP 24490484 A JP24490484 A JP 24490484A JP 24490484 A JP24490484 A JP 24490484A JP S61124025 A JPS61124025 A JP S61124025A
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- JP
- Japan
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- electrode
- electron beam
- stamper
- holes
- burning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/18—Assembling together the component parts of electrode systems
- H01J9/185—Assembling together the component parts of electrode systems of flat panel display devices, e.g. by using spacers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一映像機器における平面型表示装置の製造方法
に関するものである。
に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジ目ン受像機を製作することは不可能であった。
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面に比して奥行きが非常に長く、薄形の
テレビジ目ン受像機を製作することは不可能であった。
また平板状の表示素子として最近KL表示素子、プラズ
マ表示装置。
マ表示装置。
液晶表示素子等が開発されているが、いずれも輝度、コ
ントラスト、カラー表示の色再現性等の性能の面で不充
分であシ、実用化されるに至っていない。そこで、電子
ビームを用いてカラーテレビジョン画像を平板状の表示
装置により表示することのできる装置を達成することを
目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを垂直方向に
偏向して複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複
数の区分に分割して各区分毎にR,G、B等の螢光体を
順次発光させるようにし、そのR,G。
ントラスト、カラー表示の色再現性等の性能の面で不充
分であシ、実用化されるに至っていない。そこで、電子
ビームを用いてカラーテレビジョン画像を平板状の表示
装置により表示することのできる装置を達成することを
目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分
に分割してそれぞれの区分毎に電子ビームを垂直方向に
偏向して複数のラインを表示し、さらに、水平方向に複
数の区分に分割して各区分毎にR,G、B等の螢光体を
順次発光させるようにし、そのR,G。
B等の螢光体への電子ビームの照射量をカラー映像信号
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである。
によって制御するようにして、全体としてテレビジョン
画像を表示するものである。
従来の画像表示素子は第1図にその具体構成を示すよう
に、後方から前方に向かって順に背面電極1、電子ビー
ム源としての線陰極2、垂直集束電極3,3′、垂直偏
向電極4、電子ビーム流制御電樺5、水平集束電極6、
水平偏向電極7、電子ビーム加速電極8及びガラス容器
9,22が配置されて構成されており、上記ガラス容器
内に構成部品を収納し真空とする。電子ビーム源として
の線陰極2は水平方向に線状に分布する電子ビームを発
生するように水平方向に張架されており、かかる線陰極
2が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここでは2イ
〜2二の4本のみ示している)設けられている。この実
施例では15本設けられているものとし、2イ〜2ヨと
する。これらの線陰極2はたとえば10〜2oμφのタ
ングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構成
されている。そして、後述するように、上方の線陰極2
イから順に一定時間づつ電子ビームを放出するように制
御される。
に、後方から前方に向かって順に背面電極1、電子ビー
ム源としての線陰極2、垂直集束電極3,3′、垂直偏
向電極4、電子ビーム流制御電樺5、水平集束電極6、
水平偏向電極7、電子ビーム加速電極8及びガラス容器
9,22が配置されて構成されており、上記ガラス容器
内に構成部品を収納し真空とする。電子ビーム源として
の線陰極2は水平方向に線状に分布する電子ビームを発
生するように水平方向に張架されており、かかる線陰極
2が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(ここでは2イ
〜2二の4本のみ示している)設けられている。この実
施例では15本設けられているものとし、2イ〜2ヨと
する。これらの線陰極2はたとえば10〜2oμφのタ
ングステン線の表面に酸化物陰極材料が塗着されて構成
されている。そして、後述するように、上方の線陰極2
イから順に一定時間づつ電子ビームを放出するように制
御される。
背面電極1は、後述の垂直集束電極3との間で電位勾配
を作り出し、前述の一定時間電子ビームを放出すべく制
御される線陰極2以外の他の線陰極2からの電子ビーム
の発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向
だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガ
ラスパルプの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜に
よって形成されていてもよい。また、これら背面電極1
と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット1Qを有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子ビーム
をそのスリット10を通して取り出し、かつ垂直方向に
集束させる。
を作り出し、前述の一定時間電子ビームを放出すべく制
御される線陰極2以外の他の線陰極2からの電子ビーム
の発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向
だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極1はガ
ラスパルプの後壁の内面に耐着された導電材料の塗膜に
よって形成されていてもよい。また、これら背面電極1
と線陰極2とのかわりに、面状の電子ビーム放出陰極を
用いてもよい。垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそ
れぞれと対向する水平方向に長いスリット1Qを有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子ビーム
をそのスリット10を通して取り出し、かつ垂直方向に
集束させる。
スリット1oは途中に適宜の間隔で桟が設けられていて
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個数べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3′も同様のものである。垂直偏向電極4は上
記スIJ 、 ) 10のそれぞれの中間の位置に水平
方向にして複数個配置されており、それぞれ、絶縁基板
12の上面と下面とに導電体13 、13’が設けられ
たもので構成されている。そして、相対向する導電体1
3゜13′の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビー
ムを垂直方向に偏向する。
もよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとんど接
する程度の間隔)で多数個数べて設けられた貫通孔の列
で実質的にスリットとして構成されていてもよい。垂直
集束電極3′も同様のものである。垂直偏向電極4は上
記スIJ 、 ) 10のそれぞれの中間の位置に水平
方向にして複数個配置されており、それぞれ、絶縁基板
12の上面と下面とに導電体13 、13’が設けられ
たもので構成されている。そして、相対向する導電体1
3゜13′の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビー
ムを垂直方向に偏向する。
この構成例では、一対の導電体13 、13’によって
1本の線陰極2からの電子ビームを垂直方向に16ライ
ン分の位置に偏向する。そして、16個の垂直偏向電極
4によって16対の線陰極2のそれぞれに対応する15
対の導電体対が構成され、結局、スクリーン9上に24
0本の水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
1本の線陰極2からの電子ビームを垂直方向に16ライ
ン分の位置に偏向する。そして、16個の垂直偏向電極
4によって16対の線陰極2のそれぞれに対応する15
対の導電体対が構成され、結局、スクリーン9上に24
0本の水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長いスリット
14を有する導電板16で構成されておシ、所定間隔を
介して水平方向に複数個並設されている。この構成例で
は320本の制御電極用導電板154〜16nが設けら
れている(図では10本のみ示している)。この制御電
極5は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分ず
つに区分して取り出し、かつその通過量をそれぞれの絵
素を表示するための映像信号に従って制御する。
14を有する導電板16で構成されておシ、所定間隔を
介して水平方向に複数個並設されている。この構成例で
は320本の制御電極用導電板154〜16nが設けら
れている(図では10本のみ示している)。この制御電
極5は、それぞれが電子ビームを水平方向に1絵素分ず
つに区分して取り出し、かつその通過量をそれぞれの絵
素を表示するための映像信号に従って制御する。
従って、制御電極6を32020本設ば水平1ライン分
当り320絵素を表示することができる。
当り320絵素を表示することができる。
又映像をカラーで表示するために、各絵素はR2O,B
の3色の螢光体で表示することとし、各制御電極6には
そのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる。又32
0本の制御電極6には1′yイン分の320組の映像信
号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時に表示さ
れる。水平集束電極6は制御電極5のスリット14と相
対向する垂直方向に長い複数本(320本)のスリット
16を有する導電板17で構成され、水平方向に区分さ
れたそれぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向
に集束して細い電子ビームにする。水平偏向電極7は上
記スリット16のそれぞれの中間の位置に垂直方向にし
て複数本配置された導電板18で構成されており、それ
ぞれの間に水平偏向用電圧が印加されて、各鯰素毎の電
子ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン9上
でRlG、Bの各螢光体を順次照射して発光させるよう
にする。その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム
毎に1絵素分の幅である。加速電極8は垂直偏向電極4
と同様の位置に水平方向にして設けられた複数個の導電
板19で構成されており、電子ビームを充分なエネルギ
ーでスクリーン9に衝突させるように加速する。
の3色の螢光体で表示することとし、各制御電極6には
そのR,G、Bの各映像信号が順次加えられる。又32
0本の制御電極6には1′yイン分の320組の映像信
号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時に表示さ
れる。水平集束電極6は制御電極5のスリット14と相
対向する垂直方向に長い複数本(320本)のスリット
16を有する導電板17で構成され、水平方向に区分さ
れたそれぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方向
に集束して細い電子ビームにする。水平偏向電極7は上
記スリット16のそれぞれの中間の位置に垂直方向にし
て複数本配置された導電板18で構成されており、それ
ぞれの間に水平偏向用電圧が印加されて、各鯰素毎の電
子ビームをそれぞれ水平方向に偏向し、スクリーン9上
でRlG、Bの各螢光体を順次照射して発光させるよう
にする。その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム
毎に1絵素分の幅である。加速電極8は垂直偏向電極4
と同様の位置に水平方向にして設けられた複数個の導電
板19で構成されており、電子ビームを充分なエネルギ
ーでスクリーン9に衝突させるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によって発光される螢
光体2oがガラス容器21の裏面に塗布され、またメタ
ルバック層(図示せず)が符加されて構成されている。
光体2oがガラス容器21の裏面に塗布され、またメタ
ルバック層(図示せず)が符加されて構成されている。
螢光体2oは制御電極5の1つのヌリノト14に対して
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、RIG、Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
、すなわち、水平方向に区分された各1本の電子ビーム
に対して、RIG、Bの3色の螢光体が1対づつ設けら
れており、垂直方向にストライプ状に塗布されている。
第1図中でスクリーン9に記入した破線は複数本の線陰
極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区分
を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに対
応して表示される水平方向での区分を示す。これら両者
で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示すよ
うに、水平方向では1絵素分のR,G、Bの螢光体20
があり、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向での区分
を示し、2点鎖線は複数本の制御電極6のそれぞれに対
応して表示される水平方向での区分を示す。これら両者
で仕切られた1つの区画には、第2図に拡大して示すよ
うに、水平方向では1絵素分のR,G、Bの螢光体20
があり、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1mm、
垂直方向が16fimである。
垂直方向が16fimである。
なお、第1図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極6すなわち1本の
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体20が1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上設けられてい
てももちろんよく、その場合には制御電極5には2つ以
上の絵素のためのR2G、B映像信号が順次加えられ、
それと同期して水平偏向がなされる。
電子ビームに対してR,G、Bの螢光体20が1絵素分
の1対のみ設けられているが、2絵素以上設けられてい
てももちろんよく、その場合には制御電極5には2つ以
上の絵素のためのR2G、B映像信号が順次加えられ、
それと同期して水平偏向がなされる。
前記各電極の焼成固定は、第3図に示す様に、焼成治具
23に設けられた位置決めビン24を各電極25の位置
決め孔に挿入し、各電極25の間に表面にガラス製接着
剤を塗布したスペーサ26を挿入し、スタンパ−27に
て矢印2方向より加圧。
23に設けられた位置決めビン24を各電極25の位置
決め孔に挿入し、各電極25の間に表面にガラス製接着
剤を塗布したスペーサ26を挿入し、スタンパ−27に
て矢印2方向より加圧。
し、スペーサ26の表面に塗布されたガラス製接着剤の
溶融・再結晶温度まで加熱することにより行なう。28
は焼成治具23およびスタンパ−27を保護するための
シートである。
溶融・再結晶温度まで加熱することにより行なう。28
は焼成治具23およびスタンパ−27を保護するための
シートである。
しかしながらこの様な焼成固定方法においては、焼成治
具23及びスタンパ−27の温度が均一とならず、スペ
ーサ26の表面に塗布されたガラス製接着剤が均一に熔
融せず、焼成固定後の電極ブロックに矢印2方向の厚み
ムラが生じたり、焼成固定後に各電極に生じる残留応力
が不均一であるため各電極の相互位置ズレが生じていた
。この様な厚みムラがあったり、電極相互位置ズレが生
じた電極ブロックを使用した場合、垂直方向に複数個区
分した画面の境界線が明確になったり、色ムラが発生す
るという画像表示装置として大きな欠点を有していた。
具23及びスタンパ−27の温度が均一とならず、スペ
ーサ26の表面に塗布されたガラス製接着剤が均一に熔
融せず、焼成固定後の電極ブロックに矢印2方向の厚み
ムラが生じたり、焼成固定後に各電極に生じる残留応力
が不均一であるため各電極の相互位置ズレが生じていた
。この様な厚みムラがあったり、電極相互位置ズレが生
じた電極ブロックを使用した場合、垂直方向に複数個区
分した画面の境界線が明確になったり、色ムラが発生す
るという画像表示装置として大きな欠点を有していた。
発明の目的
本発明は上記欠点に鑑み、各電極とスペーサを平板に貫
通孔を設けた焼成治具及びスタンパ−で焼成固定するこ
とにより、電極ブロックの厚みムラや相互位置ズレをな
くし、信頼性の高い画像表示装置の製造方法を提供する
ものである。
通孔を設けた焼成治具及びスタンパ−で焼成固定するこ
とにより、電極ブロックの厚みムラや相互位置ズレをな
くし、信頼性の高い画像表示装置の製造方法を提供する
ものである。
発明の構成
本発明は背面電極、電子ビーム源としての線陰極、垂直
集束電極、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペー
サおよびスクリーン板を備え、これらを扁平なガラヌバ
ルプの真空内部に収納した平面型表示装置の製造方法で
あって、前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定
する場合、平板に貫通孔を設けた焼成冶具及びスタンパ
−にて加圧しつつ加熱するため、焼成治具及びスタンパ
−の温度不均一に起因する電極ブロック厚みムラや各電
極の相互位置ズレがなく、美しい画面が得られるという
効果を有する。
集束電極、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペー
サおよびスクリーン板を備え、これらを扁平なガラヌバ
ルプの真空内部に収納した平面型表示装置の製造方法で
あって、前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平
集束電極、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定
する場合、平板に貫通孔を設けた焼成冶具及びスタンパ
−にて加圧しつつ加熱するため、焼成治具及びスタンパ
−の温度不均一に起因する電極ブロック厚みムラや各電
極の相互位置ズレがなく、美しい画面が得られるという
効果を有する。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第4図は本発明の一実施例における焼成治具
を示すものである。第4図において、29は焼成治具で
ある。30は焼成冶具に−定の間隔をおいて設けられた
貫通孔である。31は各電極であり、各電極31の間に
はスペーサ32が挿入されている。各電極31とスペー
サの相互位置は、焼成治具29に垂直に立てられた位置
決めピン33に各電極31とスペーサを挿入することに
よ′り行なう。34はスタンパ−で一定の間隔をおいて
貫通孔36が設けられている。焼成固定時において各電
極31及びスペーサ32はスタンパ−34によシ矢印2
方向から加圧され、雰囲気炉でスペーサ32の表面に塗
布されているガラス製接着剤の溶融再結晶温度まで加熱
される。
説明する。第4図は本発明の一実施例における焼成治具
を示すものである。第4図において、29は焼成治具で
ある。30は焼成冶具に−定の間隔をおいて設けられた
貫通孔である。31は各電極であり、各電極31の間に
はスペーサ32が挿入されている。各電極31とスペー
サの相互位置は、焼成治具29に垂直に立てられた位置
決めピン33に各電極31とスペーサを挿入することに
よ′り行なう。34はスタンパ−で一定の間隔をおいて
貫通孔36が設けられている。焼成固定時において各電
極31及びスペーサ32はスタンパ−34によシ矢印2
方向から加圧され、雰囲気炉でスペーサ32の表面に塗
布されているガラス製接着剤の溶融再結晶温度まで加熱
される。
この際、焼成治具29及びスタンパ−34には一定間隔
をおいて貫通孔3o及び36が設けられているため各電
極31及びスペーサ32は雰囲気に近い温度で均一に加
熱され、このためスペーサ32の表面に塗布されたガラ
ス製接着剤がほぼ同時に全面にわたり溶融し再結晶化し
接合が完了する。本実施例においては、5US304製
で300×300X20の板材にφ10の貫通孔を設け
、貫通孔部の体積と平板部の体積が1:1の場合、1:
2の場合の2種類について実験をし、1:1の場合焼成
時の電極部分における温度バラツキが30″C以内、1
:2の場合が36°C以内となり、貫通孔のない従来の
温度バラツキ60’Cに比べて均一に加熱されることが
できた。
をおいて貫通孔3o及び36が設けられているため各電
極31及びスペーサ32は雰囲気に近い温度で均一に加
熱され、このためスペーサ32の表面に塗布されたガラ
ス製接着剤がほぼ同時に全面にわたり溶融し再結晶化し
接合が完了する。本実施例においては、5US304製
で300×300X20の板材にφ10の貫通孔を設け
、貫通孔部の体積と平板部の体積が1:1の場合、1:
2の場合の2種類について実験をし、1:1の場合焼成
時の電極部分における温度バラツキが30″C以内、1
:2の場合が36°C以内となり、貫通孔のない従来の
温度バラツキ60’Cに比べて均一に加熱されることが
できた。
なお、本−実施例においては貫通孔として加工が容易な
丸孔としたが貫通孔であればよく形状は問わない。
丸孔としたが貫通孔であればよく形状は問わない。
発明の効果
以上の様に本発明は各電極及びスペーサの焼成固定を平
板に貫通孔を設けた焼成治具及びスタンパ−にて行なう
ため、均一に加熱され、電極プロツタの厚みムラが従来
の80μmより60μmとなシ、各電極の相互位置ズレ
が従来の50μmよυ20 p mとなり、電子ビーム
のランディング精度が向上がはかれ、画質の向上に大き
く寄与することができる。
板に貫通孔を設けた焼成治具及びスタンパ−にて行なう
ため、均一に加熱され、電極プロツタの厚みムラが従来
の80μmより60μmとなシ、各電極の相互位置ズレ
が従来の50μmよυ20 p mとなり、電子ビーム
のランディング精度が向上がはかれ、画質の向上に大き
く寄与することができる。
第1図は従来の画像表示装置に用いられる画像表示素子
の基本構成を示す分解斜視図、第2図はスクリーンの説
明図、第3図は従来の電極ブロック焼成固定方法を示す
断面図、第4図は本発明の一実施例における焼成固定方
法を示す断面図である。 29・・・・・焼成治具、30.35・・・・・・貫通
孔、31・・・・・各電極、32・・・・・・スペーサ
、34・・・・・・スタンパ−0 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第2
図 13図 第 41!1
の基本構成を示す分解斜視図、第2図はスクリーンの説
明図、第3図は従来の電極ブロック焼成固定方法を示す
断面図、第4図は本発明の一実施例における焼成固定方
法を示す断面図である。 29・・・・・焼成治具、30.35・・・・・・貫通
孔、31・・・・・各電極、32・・・・・・スペーサ
、34・・・・・・スタンパ−0 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第2
図 13図 第 41!1
Claims (1)
- 背面電極、電子ビーム源としての線陰極、垂直集束電極
、垂直偏向電極、電子ビーム流制御電極、水平集束電極
、水平偏向電極、電子ビーム加速電極、スペーサおよび
スクリーン板を備え、これらを扁平なガラスバルブの真
空内部に収納した平面型表示装置の製造方法であって、
前記垂直集束電極電子ビーム流制御電極、水平集束電極
、水平偏向電極間にスペーサを挿入し焼成固定する場合
に平板に複数個の貫通孔を設けた焼成治具及びスタンパ
ーにて加圧しつつ加熱する平面型表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24490484A JPS61124025A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 平面型表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24490484A JPS61124025A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 平面型表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124025A true JPS61124025A (ja) | 1986-06-11 |
JPH0533489B2 JPH0533489B2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=17125693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24490484A Granted JPS61124025A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 平面型表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124025A (ja) |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP24490484A patent/JPS61124025A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533489B2 (ja) | 1993-05-19 |
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