JPS6160479B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は改良に係るカード供給装置に関し、
ソレノイドとリンク機構とにより最下位の記録カ
ードと接触され、離れるように運動する定速回転
高摩擦フイード・ローラを使用して、積重ねられ
た記録カードの最下位のカードを片寄位置に給送
するための片寄送り装置に関する。

この種の記録カード給送の際に要求される問題
は、送り装置がその原位置に帰る間、片寄り位置
に送り出されたカードは、更に給送のために固定
位置に維持されることが保証されなければならな
いということである。従来のこの種の送り装置
は、第２の送りローラと圧接ローラとの組合せを
使用し、記録カードをそのスタツク（積重ね）か
ら引出した後で、第１の送りローラがそのカード
を離している間中、そのカードを狭んで支持する
ようにしている。この種のカード送り装置の例と
しては米国特許第3642271号、第3693967号に見る
ことができる。この型式の構造は高価であつて複
雑な駆動列を必要とし、更に、常に調整しなけれ
ばならない送りローラ間の厳密な整列を必要とす
る。

従つて、この発明の目的はカード・スタツクか
ら１枚の記録カードを片寄位置に送出し、送り装
置が原位置に復帰する間、そのカードを片寄位置
に保持する新規なカード送り装置を提供すること
である。

更に、この発明の目的は単一の送りローラを使
用して記録カードをカードのスタツクから片寄位
置に給送し、送りローラがその原位置に復帰して
いる間、その片寄位置にカードを保持するように
したカード送り装置を提供することである。

更に、この発明の目的は、簡単な構造で前述の
機能を達成でき、更に、低価格であるカード送り
装置を提供することである。

次に、この発明を理解するために構成を簡単に
述べる。

前述の目的を達成するために、摩擦駆動ローラ
が使用され、それはカード処理装置のホツパに装
填されたカード・スタツクの最下位記録カードに
隣接して位置付けされている。摩擦駆動ローラは
定常駆動ドライブ・ローラと接触し、接触しなが
らドライブ・ローラの外周のまわりを移動するよ
うに取付けられている。アクチユエータ部材は摩
擦ローラをホツパの最下位カードと接触するよう
該ローラをドライブ・ローラの回りに回転させる
よう動作し、カードをホツパの調整のどを通して
停止面と当接する片寄位置に駆動させるよう動作
する。アタチユエータ部材の解放により、摩擦ロ
ーラは、定常駆動ドライブ・ローラの回転により
カード上に摩擦力を維持する方向に回転されなが
ら、原位置に復帰される。その摩擦力はカードを
停止面に対して維持するように作用する。

次に、この発明の実施例を詳細に説明する。こ
こに使用する図面の同一参照番号は同一の部品を
表わす。第１図において、斜視図で表わされたカ
ード・ホツパ２０はデータ処理システムで使用さ
れる記録カード３０（第２図、または第３図）ま
たは同様なカードを装填することができる容器を
形成する後面板２２、側面板２４，２６、前面板
２８を有する。スタツクの最下位カード３０を明
確にするために、第２図、第３図は断面図で表わ
してある。底面板３２は各板２２―２８のそれぞ
れに固定され、前面板２８と隣り合うように浮揚
部３４が設けられている。底面板３２には直線溝
３６が設けられ、ホツパ２０の後面板２２と前面
板２８との間に延びている。

第２図、第３図で明らかなように、細溝または
のど部３８が後面板２２の下端と底面板３２との
間に形成され、１枚のカード３０がスタツクから
引き出されるには十分な厚さと幅と有し、２枚の
カードが引き出されるには十分でない厚さに作ら
れる。代表的なのど厚は約９ミル（0.009イン
チ、または0.2286ミリメートル）であり、約７ミ
ル（0.007インチ、または0.1778ミリメートル）
厚の代表的な平板カードの厚さよりわずかに大き
い。

ホツパの底面板３２は片寄台を形成すするに十
分な長さだけホツパ２０の側部へ延びており、ホ
ツパ２０から引き出されたカード３０の停止面を
形成する立上り端部４０で終端される。後面板２
２はＬ型下端部４１を有し、底面板３２との間に
のど部３８を形成し、その間を通して後述するよ
うにカード３０が給送される。

ホツパ２０の底面板３２に隣り合い、レバー・
アーム４４の１端に回転可能に取付けられている
摩擦駆動ローラ、または摩擦輪４２から成る摩擦
ドライブ・アセンブリが設けられている。アーム
４４の他端には、この装置に取付けられているソ
レノイド４８のアーマチユア４６の１端が回転可
能に取付けられている。アーム４４はモータ５２
（第１図）の駆動軸５０のまわりに該軸５０とは
別個に回転するよう、軸５０の１端に回転可能に
取付けられている。駆動軸５０はアーム４４の幾
何学的構造から摩擦駆動ローラ４２と接触し、モ
ータ５２の回転に従い、ローラ４２を回転する駆
動輪又はドライブ・ローラ５４が固定されてい
る。

第１図で明らかなように、摩擦駆動ローラ４２
は、作動されたときに、溝を通して移動され、ホ
ツパ２０の最下位の記録カード３０と接触するよ
う溝３６に隣接して位置付けされている。第２図
で更に明らかなように、ホツパ２０に装填された
カード・スタツクの最下位カード３０はその１端
が底面板３２の浮揚部３４の上に位置付けされ、
他端がのど部３８と隣り合うように位置付けされ
て下方向に向けられている。このような構成は最
下位カードをスタツクから分離するに容易であ
り、最下位カード３０の１端をのど部３８に隣接
して位置付けし、のど部３８を通してカード３０
を片寄位置に給送するに容易となるものである。

送り動作を行なうときは、モータ５２は定速回
転され、第２図、第３図の矢印で表わされている
反時計方向にドライブ・ローラ５４を回転させ
る。ドライブ・ローラ５４が反時計方向へ回転す
ると、それに対応して摩擦駆動ローラ４２が時計
方向に回転される。ソレノイド４８が付勢される
と、アーマチユア４６が下方向に移動され、アー
ム４４は軸５０のまわりを時計方向に回動され、
回転する摩擦駆動ローラ４２をホツパ２０の最下
位カード３０に対して接触するように移動させ
る。カード３０のスタツクの重さが最下位カード
３０とローラ４２との間に摩擦力を提供し、ロー
ラ４２が最下位カード３２をのど部３８を通して
底面板３２の立上り端部４０に当接するまで駆動
できるようにする（第３図）。カード３０が摩擦
駆動ローラ４２によりのど部３８を通して駆動さ
れたときに、カードの後端は底面板３２の浮揚部
３４から離れ、底面と面接触する。スタツクの重
さは次のカード３０を底面板３２の浮揚部３４に
その１端が乗るように移動する。この構造はスタ
ツクからの最下位カード３０の給送を容易にし、
片寄位置に取り出されたカード３０とスタツクの
次の最下位カード３０との間の干渉を最少にす
る。

ソレノイド４８の付勢が解除したときに、ドラ
イブ・ローラ５４の回転により、摩擦駆動ローラ
４２は該ローラ４５のまわりを反時計方向に回転
され、第３図に示した位置から第２図に示した原
位置へ復帰される。この復帰動作中、ローラ４２
はその原位置へドライブ・ローラ５４のまわりを
反時計方向に回転すると同時に、ローラ４２自体
はドライブ・ローラ５４によつて時計方向に回転
されているので、片寄位置にあるカード３０は該
カード３０とローラ４２との間に生じる摩擦力に
よつて底面板３２の立上り端部４０に対して確実
に保持される。

スタツクが空になつたときに、最下位カード３
０に必要な力を連続供給するために、荷重部材２
６がカード・スタツクの上に乗せられ、スタツク
の最終カードが片寄位置へ移動できるようにす
る。

第１図で明らかなように、片寄位置を構成する
底面板３２の１部には溝３６と同様な溝５８が溝
３６と直角方向に設けられている。底面板３２の
下面に隣接してドライブ・ローラ６０が溝５８の
中に位置付けされ、ドライブ・モータ６４の軸６
２に固定されている。板３２の上面に隣接して位
置付けされ、アーム４４に取り付けられている摩
擦駆動ローラ４２と同様な方法で、レバー・アー
ム６８の１端に、ドライブ・ローラ６０と共同す
るよう、圧力ローラ６６が回転可能に取付けられ
ている。レバー・アーム６８はホツパ２０付近の
装置内に取付けられた軸７０に回転可能に固定さ
れている。レバー・アーム６８の他端はソレノイ
ド７４のアーマチユア７２の１端に回動可能に固
定されている。

以上のような構成により、カード３０が摩擦駆
動ローラ４２により底面板３２の立上り端部４０
に対して位置付けされた後で、ローラ４２はその
原位置に戻され、ソレノイド７４がアーマチユア
７２を吸引するよう付勢される。その動作はレバ
ー・アーム６８を回動して圧力ローラ６６を片寄
位置にあるカード３０に対して当接させ、カード
３０をドライブ・ローラ６０と接触させる。その
結果、カード３０は底面板３２に沿つて、ホツパ
２０からの移動方向とは直角方向に駆動される。
この運動はカード３０を更に処理するために処理
台に位置付けすることになる。カード３０の片寄
位置から処理台への移動は片寄位置から処理台へ
延びている底面板３２の立上り端部４０、７６
（第１図）によつて案内される。その構造は処理
台への移動中に生じるドライブ・ローラ６０によ
るカードのスキユーを防止する。

以上説明したことからわかるように、この発明
の範囲内で以上説明した実施例を更に変更実施す
ることは可能であり、又、以上述べた実施例とと
もにこの発明の目的を達成することができること
は明白なことである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に従つて構成され、摩擦駆動
アセンブリとオフセツト・ドライブ・アセンブリ
との詳細を表わすために、カード・ホツパの１部
を切欠いたカード・送り装置の斜視図；第２図は
原位置にある摩擦ローラを表わした第１図の２―
２線断面図；第３図は記録カードを停止面に対し
て接触させるよう駆動する作動位置にある摩擦駆
動ローラを表わした第１図の２―２線断面図であ
る。 ２０……カード・ホツパ、３０……記録カー
ド、３２……底面板、３４……浮揚部、４０……
立上り端部（迫持台部）、４２……摩擦輪（送出
ローラ）、４４……レバー・アーム（支持部材）
４８……ソレノイド、５０……モータ、５４……
駆動（ドライブ）ローラ、５６……荷重部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ (a) 駆動装置と； (b) カード供給位置のカードに隣接して設けら
   れ、前記駆動装置と接触し、該駆動装置で作動
   される送出装置と； (c) 作動されたときに、前記カード供給位置内の
   カードと接触して移動させるように前記送出装
   置を支持し、前記接触中のカードを前記供給位
   置から遠隔位置へ給送している該送出装置の係
   合動作中、該送出装置を前記駆動装置で動作す
   るように支持した支持装置と； (d) 前記支持装置と協働し、可能化されたとき
   に、前記送出装置を前記カード接触位置へ移動
   させように前記支持装置を作動させ、無能化さ
   れたときに、前記支持装置が前記送出装置をカ
   ード非接触位置に移動させるようにし、前記送
   出装置が該支持装置によつて該非接触位置へ向
   かつて移動させられているとき、該送出装置が
   前記カードを前記遠隔位置へ保持するように前
   記カードと係合するようになつている作動装置
   とから成り、記録カードをカード供給位置から
   遠隔位置へ供送するためのカード送り装置。 ２ 前記カード送り装置は、更に、前記遠隔位置
   に前記カードを当接させる停止装置を有し、該遠
   隔位置で前記カードの移動を停止させ、前記送出
   装置が前記支持装置によつて非接触位置へ向かつ
   て移動されているとき、該送出装置が前記カード
   を前記停止装置に対して押つけるように作用する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のカ
   ード送り装置。 ３ 前記カード送り装置は、更に、前記カード供
   給位置内のカードを前記送出装置の方へ押付ける
   装置を有し、それによつて前記送出装置は前記カ
   ードを押付ける装置に対抗して該カードを前記遠
   隔位置へ移動するようにした特許請求の範囲第１
   項記載のカード送り装置。 ４ 前記カード供給装置は、 (a) １端に浮揚部を有する支持面を含み、前記カ
   ードを斜角位置に支持して前記送出装置と係合
   させるようにしたカード・スタツクを支持する
   ホツパと； (b) 前記ホツパの該支持面の他端に隣り合う部分
   におかれた間隙とを含み、前記カード・スタツ
   クの最下位カードの１端が前記間隙に近づく角
   度に方向づけられ、前記送出装置により係合さ
   れたときに該間隙を通して移動するように構成
   された特許請求の範囲第１項記載のカード送り
   装置。 ５ 前記駆動装置は固定ドライブ・ローラと前記
   ドライブ・ローラを定速回転する装置とを含み、
   前記支持装置は前記ドライブ・ローラの回転軸と
   同軸線上に回転可能に取付けられ、該支持装置の
   １端には前記ドライブ・ローラと接触する前記送
   出装置を支持し、前記作動装置の動作で回転され
   て前記送出装置を前記ドライブ・ローラの周囲を
   回動させ、それによつて該送出装置を前記カード
   供給装置のカードと接触させて該カードを前記停
   止位置に対面する静止位置に送出するようにした
   特許請求の範囲第２項記載のカード送り装置。 (6) 前記送出装置は前記ドライブ・ローラにより
   定速回転される送出ローラを含み、その回転方向
   は前記カード供給位置のカードを前記遠隔位置の
   前記停止装置と当接するように送出する方向であ
   り、前記カード送出方向に回転する前記送出ロー
   ラは、前記作動装置の無能化により前記ドライ
   ブ・ローラの周囲に沿つて非接触位置に向かつて
   移動されるときに、前記カードを前記停止装置に
   向けて押付けるように構成されたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第５項記載のカード送り装置。 ７ (a) 駆動装置と； (b) カード・スタツクの最下位カードと隣り合う
   位置に置かれ、前記駆動装置と接触して回転す
   る被駆動装置と； (c) 作動中は前記カード・スタツクの前記最下位
   カードとの接触位置に移動され、前記駆動装置
   と接触して前記駆動装置により回転され、前記
   最下位カードを前記停止装置に対して当接する
   ように送出する該被駆動装置を支持する支持装
   置と； (d) 可能化されたときに、前記支持装置を作動さ
   せて前記被駆動装置をカード係合位置に移動さ
   せ、無能化されたときに、前記回転する被駆動
   装置を前記支持装置により非接触位置に移動さ
   せるようにし、該非接触位置へ向かつて前記被
   駆動装置が移動されているとき、前記回転する
   被駆動装置により前記最下位カードを前記停止
   装置に対して押付けるように作用する前記支持
   装置と協働する作動装置 とから成り、記録カード・スタツクから停止装
   置と当接するよう送出するカード送り装置。 ８ 前記送り装置は、更に、 (a) 支持面をもち、前記カード・スタツクを支持
   するホツパと； (b) 前記支持面の１端と隣り合うホツパの間隙
   と； (c) 前記間隙の反対側にあり、前記カードを斜位
   置に支持するようにした前記支持面の１部であ
   る浮揚部 とを含み、前記最下位カードの１端は常に前記
   間隙と隣接して位置付けされ、前記被駆動装置
   で接触されたときに前記間隙を通して移動され
   るようにした特許請求の範囲第７項記載のカー
   ド送り装置。 ９ 前記支持面は前記ホツパのカード隣接位置か
   ら延長し、立上り端部で終端して前記ホツパから
   の最下位カードの移動を停止させ、更に、前記支
   持面の延長部内に第２の送出装置が設けられ、前
   記最下位カードを前記支持面の端部で圧接して送
   出するように構成した特許請求の範囲第８項記載
   のカード送り装置。 １０ 前記駆動装置は固定ドライブ・ローラと前
   記ドライブ・ローラを定速回転する装置とを含
   み、前記支持装置は前記ドライブ・ローラの回転
   軸と同軸線上に回転可能に取付けられ、該支持装
   置の１端には前記ドライブ・ローラと接触する前
   記送出装置を支持し、前記作動装置の動作で回転
   されて前記送出装置を前記ドライブ・ローラの周
   囲を回動させ、それによつて該送出装置を前記カ
   ード供給位置の最下位カードと接触させるように
   構成した特許請求の範囲第７項記載のカード送り
   装置。 １１ 前記被駆動装置は前記ドライブ・ローラに
   よつて定速回転される摩擦送出輪から成り、前記
   カード送り装置はスタツクのカードを下方に押つ
   ける装置を含み、それによつて前記摩擦送出輪が
   前記最下位ガードと接触するように移動したとき
   に、前記最下位カードを送出して前記停止装置へ
   当接させ、前記作動装置の無能化により前記摩擦
   送出輪が前記支持装置により非接触位置へ向かつ
   て復帰動作しているとき、前記最下位カードを前
   記停止装置に対して当接するように押つけるよう
   構成した特許請求の範囲第１０項記載のカード送
   り装置。 １２ (a) 回転する駆動輪と； (b) 前記駆動輪の軸に回転可能に取付けられた支
   持部材と； (c) 前記支持部材に回転可能に取つけられ、前記
   駆動輪と接触することにより回転し、スタツク
   の最下位カードと隣り合うよう位置付けされた
   送出輪と； (d) 動作時に前記支持部材を作動位置に回動する
   ように該支持部材に接続された作動部材であつ
   て、それによつて前記回転する送出輪が前記駆
   動輪の周囲を回動され、前記最下位カードと摩
   擦接触してカードを固定位置へ送出し、前記作
   動装置の無能化に従い、前記回転する送出輪は
   前記支持部材によつて該駆動輪の周囲を非接触
   位置へ回動され、前記非接触位置へ向かつて移
   動しているとき前記最下位カードを前記固定位
   置の方へ押つけるように構成された該作動部材 とを含み、カード・スタツクから固定位置へカ
   ードを送出するカード送り装置。 １３ 前記送り装置は、更に、前記送出輪による
   前記カードの運動を停止するために前記固定位置
   に設けられた停止部材を含み、前記支持部材によ
   り前記非接触位置へ向かつて該送出輪が復帰動作
   しているとき、該送出輪によつて該カードを前記
   停止部材に対して押つけるように構成した特許請
   求の範囲第１２項記載のカード送り装置。 １４ 前記カード送り装置は、更に、前記送出輪
   との接触方向に前記スタツクの最下位カードを押
   つける装置を含み、該送出輪は前記押付装置に対
   向して動作し、前記カードを前記停止部材に当接
   するように移動させ、前記支持部材による該送出
   輪の前記非接触位置への移動中、前記停止部材に
   対して該カードを押つけるように構成した特許請
   求の範囲第１３項記載のカード送り装置。 １５ (a) 前面板と後面板とを有し、カード・ス
   タツクを受入れるためのホツパと； (b) 前記スタツクされたカードを支持するために
   前記後面板の１端に固定され、該後面板の下に
   は間隙が設けられて該カードを通過するのど部
   を形成し、更に、前記のど部を通過して延長す
   るように構成された第１の支持部材と； (c) 前記のど部と隣接する前記第１の支持部材上
   に設けられた迫持台装置と； (d) 前記第１の支持部材の溝と； (e) 前記第１の支持部材の溝と隣接して設けられ
   た送出輪と； (f) 前記送出輪と隣接して配置された回転駆動輪
   と； (g) 前記駆動輪の軸上に回転可能に取付けられ、
   前記送出輪を前記駆動輪と接触させて回転する
   ように支持する第２の支持部材と； (h) 前記第２の支持部材を回転可能に接続する作
   動部材であつて、動作時に、前記送出輪を前記
   カード非接触位置から前記第１の支持部材の溝
   を通して前記スタツクの最下位カードと接触す
   る方向に移動させ、前記カードを前記のど部を
   通して前記迫持台装置と当接するよう送出さ
   せ、前記作動部材が無能化したときに、前記回
   転する送出輪が前記第２の支持部材により該非
   接触位置に向かつて復帰しているとき、前記カ
   ードを該迫持台装置に対し継続して当接するよ
   うに構成した前記作動部材 とから成るカード送り装置。 １６ 前記第２の支持部材は前記送出輪を前記駆
   動輪と接触する位置に回転可能に支持する１端を
   有するレバーから成り、前記レバーは前記駆動輪
   の軸上に回転可能に取付けられ、前記作動部材の
   動作により前記回転する送出輪を前記駆動輪の周
   囲に回動させて前記スタツクの最下位カードと接
   触する位置まで移動させ、それによつて、前記駆
   動輪により回転される送出輪が前記カードを前記
   迫持台装置と接触させるべく送出するように構成
   して特許請求の範囲第１５項記載のカード送り装
   置。 １７ 前記カード送り装置は、更に、前記カー
   ド・スタツク上に位置付けされた荷重装置を含
   み、前記カードを前記送出輪の方へ押付け、それ
   によつて、該送出輪は前記作動装置が動作したと
   きに前記スタツクの最下位カードと摩擦接触さ
   れ、前記カードを前記迫持台装置と当接させるべ
   く送出するように構成した特許請求の範囲第１５
   項記載のカード送り装置。 １８ 前記迫持台装置は前記第１の支持装置の立
   上り端部から成り、前記送出輪が非接触位置へ向
   かつて移動しているとき、該送出輪の送り動作に
   従い前記カードを保持するように構成された特許
   請求の範囲第１５項記載のカード送り装置。 １９ 前記第１の支持部材は前記のど部に隣り合
   う前記スタツクの最下位カードの１端を斜めに位
   置付けするための浮揚部を有し、前記送出輪が前
   記のど部を通して前記最下位カードを前記迫持台
   装置に対面する位置に送出できるように構成され
   た特許請求の範囲第１５項記載のカード送り装
   置。