JPS6145831B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145831B2 JPS6145831B2 JP53148318A JP14831878A JPS6145831B2 JP S6145831 B2 JPS6145831 B2 JP S6145831B2 JP 53148318 A JP53148318 A JP 53148318A JP 14831878 A JP14831878 A JP 14831878A JP S6145831 B2 JPS6145831 B2 JP S6145831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- roller
- warm
- heating element
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複写機における定着部発熱体制御装
置。
置。
従来、複写機のローラを使用した定着部ではロ
ーラーの表面温度又は内面温度を検知しローラー
の表面温度を一定に保つようにローラーの加熱を
行う発熱体を制御していた。しかし、このような
方法ではローラーの表面温度を一定に保とうとし
ても種々の条件下ではローラーの熱伝達の遅れに
より正確に制御することができなかつた。つま
り、定着のウオームアツプ直後、リピートコピー
動作の初期は定着不足のコピーが出る場合が多か
つた。例えば第1図に示すように定着ローラー1
及び加工ローラー2を使用した定着部において、
温度検出部3により定着ローラー1の表面温度を
検知して発熱体4を制御し定着ローラー1の表面
温度を設定温度TOに保つ場合温度検出部3の温
度TSと定着ローラー1の表面温度TRとの関係は
第2図の様になり定着部のウオームアツプ直後に
は定着ローラー1の表面温度TRがいつたん定着
可能温度以下に落ち込んでから徐々に上がる。こ
の理由としてはウオームアツプ時には定着部のロ
ーラー以外の部品が冷たい状態にあり、又これら
の部品はある熱容量をもつている。従つてウオー
ムアツプ終了時には温度検知部3の感度はみかけ
上にぶくなつており、定着ローラー1の表面温度
も高くなる。ここでリピートコピー動作を開始し
たとすると、定着ローラー1の表面温度TRは第
2図の様に下がつていくが、温度検知部3は温ま
りすぎていて熱容量が大きいのでなかなか設定レ
ベルTOまで下がらない。従つて定着ローラー1
の表面温度は定着不良領域まで落ちてしまうこと
もあり定着不良となることがあつた。定着ローラ
ー1の表面温度の落込み最下点が定着可能温度と
なるようにするために設定温度TOを高くするこ
とも考えられるが、これはオフセツト、紙詰り等
の余裕度がなくなることになり好ましくない。
ーラーの表面温度又は内面温度を検知しローラー
の表面温度を一定に保つようにローラーの加熱を
行う発熱体を制御していた。しかし、このような
方法ではローラーの表面温度を一定に保とうとし
ても種々の条件下ではローラーの熱伝達の遅れに
より正確に制御することができなかつた。つま
り、定着のウオームアツプ直後、リピートコピー
動作の初期は定着不足のコピーが出る場合が多か
つた。例えば第1図に示すように定着ローラー1
及び加工ローラー2を使用した定着部において、
温度検出部3により定着ローラー1の表面温度を
検知して発熱体4を制御し定着ローラー1の表面
温度を設定温度TOに保つ場合温度検出部3の温
度TSと定着ローラー1の表面温度TRとの関係は
第2図の様になり定着部のウオームアツプ直後に
は定着ローラー1の表面温度TRがいつたん定着
可能温度以下に落ち込んでから徐々に上がる。こ
の理由としてはウオームアツプ時には定着部のロ
ーラー以外の部品が冷たい状態にあり、又これら
の部品はある熱容量をもつている。従つてウオー
ムアツプ終了時には温度検知部3の感度はみかけ
上にぶくなつており、定着ローラー1の表面温度
も高くなる。ここでリピートコピー動作を開始し
たとすると、定着ローラー1の表面温度TRは第
2図の様に下がつていくが、温度検知部3は温ま
りすぎていて熱容量が大きいのでなかなか設定レ
ベルTOまで下がらない。従つて定着ローラー1
の表面温度は定着不良領域まで落ちてしまうこと
もあり定着不良となることがあつた。定着ローラ
ー1の表面温度の落込み最下点が定着可能温度と
なるようにするために設定温度TOを高くするこ
とも考えられるが、これはオフセツト、紙詰り等
の余裕度がなくなることになり好ましくない。
本発明は上記欠点を改善し、定着性を向上させ
ることができる定着部熱体制御装置を提供するこ
とを目的とする。
ることができる定着部熱体制御装置を提供するこ
とを目的とする。
以下図面を参照しながら本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
本発明は複写機におけるヒートローラー式定着
部において、ローラーの温度を検知して発熱体を
制御することによりローラーの温度を一定に保
ち、その制御特性が不安定となる一定の条件下で
は、(1)定着部のウオームアツプ直後、(2)リピート
コピー動作の初期発熱体を強制的に点灯させて定
着性を向上させるものである。
部において、ローラーの温度を検知して発熱体を
制御することによりローラーの温度を一定に保
ち、その制御特性が不安定となる一定の条件下で
は、(1)定着部のウオームアツプ直後、(2)リピート
コピー動作の初期発熱体を強制的に点灯させて定
着性を向上させるものである。
本発明の実施例は上記第1図の定着部におい
て、第3図に示すように温度検知部3の感度がに
ぶいウオームアツプ直後には発熱体4を強制的に
点灯し、周囲温度が上昇して温度検知部3の感度
がよくなる時点まで定着ローラー1を強制的に温
める。従つてウオームアツプ終了後に直ちにコピ
ー動作が開始されても定着ローラー1の表面温度
の落込みが少くなりコピーが定着不良となること
はなくなる。
て、第3図に示すように温度検知部3の感度がに
ぶいウオームアツプ直後には発熱体4を強制的に
点灯し、周囲温度が上昇して温度検知部3の感度
がよくなる時点まで定着ローラー1を強制的に温
める。従つてウオームアツプ終了後に直ちにコピ
ー動作が開始されても定着ローラー1の表面温度
の落込みが少くなりコピーが定着不良となること
はなくなる。
第4図にはこの実施例の回路構成を示す。ロー
ラー温度制御部5は温度検知部3を含む公知のも
ので、例えば定着ローラー1の表面温度を温度検
知部3により検知してその出力を設定値と比較す
る。このローラー温度制御部5の出力信号はオア
回路6を介してヒーター点灯回路7へ送られ発熱
体4が点滅制御されて定着ローラー1の表面温度
が設定温度に保たれる。一方、リピートコピー検
出部8は当該複写機のリピートコピー動作を検出
し、又ウオームアツプ終了検知部9は定着部のウ
オームアツプ終了を検知する。タイマー部10は
ウオームアツプ終了検知部9の出力信号によりセ
ツトされてウオームアツプ終了からある時間の経
過まで出力信号を出す。このタイヤー部10、リ
ピートコピー検出部8の出力信号はアンド回路1
1に加えられ、その出力信号がオア回路6を介し
てヒーター点灯回路7に加えられる。従つてウオ
ームアツプ終了後のある一定時間内にリートコピ
ー動作が開始されると、発熱体4が強制的に点灯
される。
ラー温度制御部5は温度検知部3を含む公知のも
ので、例えば定着ローラー1の表面温度を温度検
知部3により検知してその出力を設定値と比較す
る。このローラー温度制御部5の出力信号はオア
回路6を介してヒーター点灯回路7へ送られ発熱
体4が点滅制御されて定着ローラー1の表面温度
が設定温度に保たれる。一方、リピートコピー検
出部8は当該複写機のリピートコピー動作を検出
し、又ウオームアツプ終了検知部9は定着部のウ
オームアツプ終了を検知する。タイマー部10は
ウオームアツプ終了検知部9の出力信号によりセ
ツトされてウオームアツプ終了からある時間の経
過まで出力信号を出す。このタイヤー部10、リ
ピートコピー検出部8の出力信号はアンド回路1
1に加えられ、その出力信号がオア回路6を介し
てヒーター点灯回路7に加えられる。従つてウオ
ームアツプ終了後のある一定時間内にリートコピ
ー動作が開始されると、発熱体4が強制的に点灯
される。
以上のように本発明によれば定着部のウオーム
アツプ終了直後におけるリピートコピー動作の初
期には発熱体を強制的に点灯させるので、ウオー
ムアツプ終了後直ちにコピー動作が開始されても
定着ローラー表面温度の落込みが少くなつてコピ
ーの定着不良がなくなり定着性を大幅に向上させ
ることができる。
アツプ終了直後におけるリピートコピー動作の初
期には発熱体を強制的に点灯させるので、ウオー
ムアツプ終了後直ちにコピー動作が開始されても
定着ローラー表面温度の落込みが少くなつてコピ
ーの定着不良がなくなり定着性を大幅に向上させ
ることができる。
第1図は定着部の一例を示す概略的側面図、第
2図は従来の発熱体制御方法の特性図、第3図は
本発明の実施例の特性図、第4図は本発明の実施
例を示すブロツク図である。 5…ローラー温度制御部、6…オア回路、7…
ヒーター点灯回路、8…リピートコピー検出部、
9…ウオームアツプ終了検知部、10…タイマー
部、11…アンド回路。
2図は従来の発熱体制御方法の特性図、第3図は
本発明の実施例の特性図、第4図は本発明の実施
例を示すブロツク図である。 5…ローラー温度制御部、6…オア回路、7…
ヒーター点灯回路、8…リピートコピー検出部、
9…ウオームアツプ終了検知部、10…タイマー
部、11…アンド回路。
Claims (1)
- 1 定着ローラー及びこれを加熱する発熱体を有
する定着部を備えた複写機において、上記定着ロ
ーラーの表面温度を検知して設定値と比較するロ
ーラー温度制御手段と、上記定着部のウオームア
ツプ終了を検知するウオームアツプ終了検知手段
と、このウオームアツプ終了検知手段の検知信号
によりウオームアツプ終了から一定時間が経過す
るまで信号を生ずるタイヤー手段と、当該複写機
のリピートコピー動作を検出するリピートコピー
検出手段と、このリピートコピー検出手段の検出
信号と上記タイマー手段の信号とのアンドをとる
手段と、この手段からの信号と上記ローラー温度
制御手段の出力信号とのオアをとつてその結果に
より上記発熱体を点灯させる手段とを備えた定着
部発熱体制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831878A JPS5574573A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Control method of heating element in fixing part |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831878A JPS5574573A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Control method of heating element in fixing part |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5574573A JPS5574573A (en) | 1980-06-05 |
JPS6145831B2 true JPS6145831B2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=15450098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14831878A Granted JPS5574573A (en) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Control method of heating element in fixing part |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5574573A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603686A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-10 | Ricoh Co Ltd | 定着温度制御方法 |
JPS6392980A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-23 | Sharp Corp | 加熱定着装置の温度制御方法 |
JP2722251B2 (ja) * | 1989-05-31 | 1998-03-04 | 理化工業 株式会社 | 押出機の温度調節完了検出装置 |
JP2009086461A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144775A (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-16 | Hitachi Ltd | Saabomootaseigyokairo |
JPS5183530A (en) * | 1975-01-20 | 1976-07-22 | Fuji Xerox Co Ltd | Fukushakini okeru teichakusochino ondoseigyohoho |
JPS5382420A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-20 | Canon Inc | Heating device |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP14831878A patent/JPS5574573A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144775A (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-16 | Hitachi Ltd | Saabomootaseigyokairo |
JPS5183530A (en) * | 1975-01-20 | 1976-07-22 | Fuji Xerox Co Ltd | Fukushakini okeru teichakusochino ondoseigyohoho |
JPS5382420A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-20 | Canon Inc | Heating device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5574573A (en) | 1980-06-05 |
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