JPH0121314Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121314Y2 JPH0121314Y2 JP16013282U JP16013282U JPH0121314Y2 JP H0121314 Y2 JPH0121314 Y2 JP H0121314Y2 JP 16013282 U JP16013282 U JP 16013282U JP 16013282 U JP16013282 U JP 16013282U JP H0121314 Y2 JPH0121314 Y2 JP H0121314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing device
- temperature
- comparator
- copy paper
- fan
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000013077 target material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複写機等の熱定着装置、特に自動温
度調節器を備えた熱定着装置に関する。
度調節器を備えた熱定着装置に関する。
従来、複写機等の自動温度調節器を備えた熱定
着装置では、複写速度の高速化に伴ない短時間で
定着することが要求される。この時必然的に大き
な熱容量をもつた定着装置が必要となり、これで
電源投入後短時間に設定温度を得ようとすると必
ずオーバーシユートを生じてしまう。電源投入後
のこの熱的オーバーシユートが生じている時点に
は熱的に損傷を受け易い複写紙、特に電子写真製
版機のマスターペーパー等が複写工程を経て定着
装置に到達すると複写紙が損傷するという不具合
を生じる。従来、これを防止するためには、(1)熱
定着装置の熱容量を小さくする、(2)熱定着装置の
熱容量を設定温度に近ずいた時点で低容量に切り
換える、(3)設定温度に近ずくに従い通電時間を短
かくし等価発熱量を減らす比例制御方式、等を用
いる方法が採用されている。しかし、第１の方法
では設定温度に達するまでの時間が長くなり高速
化を疎外する欠点となり、第２の方法では熱源を
複数持ちそれを切り換え制御しなければならず高
価となる、また第３の方法では制御回路が複雑に
なつてしまうと共に比例カーブをうまく設定しな
いと良い効果が得にくい欠点がある。
着装置では、複写速度の高速化に伴ない短時間で
定着することが要求される。この時必然的に大き
な熱容量をもつた定着装置が必要となり、これで
電源投入後短時間に設定温度を得ようとすると必
ずオーバーシユートを生じてしまう。電源投入後
のこの熱的オーバーシユートが生じている時点に
は熱的に損傷を受け易い複写紙、特に電子写真製
版機のマスターペーパー等が複写工程を経て定着
装置に到達すると複写紙が損傷するという不具合
を生じる。従来、これを防止するためには、(1)熱
定着装置の熱容量を小さくする、(2)熱定着装置の
熱容量を設定温度に近ずいた時点で低容量に切り
換える、(3)設定温度に近ずくに従い通電時間を短
かくし等価発熱量を減らす比例制御方式、等を用
いる方法が採用されている。しかし、第１の方法
では設定温度に達するまでの時間が長くなり高速
化を疎外する欠点となり、第２の方法では熱源を
複数持ちそれを切り換え制御しなければならず高
価となる、また第３の方法では制御回路が複雑に
なつてしまうと共に比例カーブをうまく設定しな
いと良い効果が得にくい欠点がある。
本考案は、以上の欠点を除去するために、設定
温度に近ずいた時点を電気的に検出し、定着効果
を上げるために設けられた乾燥フアンを作動させ
て、熱定着装置の等価的な発熱量を減じ、設定温
度に達した時を検出して乾燥フアンを停止して、
熱定着装置の熱的オーバーシユートをなくした熱
定着装置を提供するものである。
温度に近ずいた時点を電気的に検出し、定着効果
を上げるために設けられた乾燥フアンを作動させ
て、熱定着装置の等価的な発熱量を減じ、設定温
度に達した時を検出して乾燥フアンを停止して、
熱定着装置の熱的オーバーシユートをなくした熱
定着装置を提供するものである。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本考案の一実施例の熱定着装置の概
略構成図で、第２図は、本考案の一実施例の熱定
着装置の制御回路図で、第３図は、本考案の熱定
着装置に係る入力電圧特性図で、第４図は、本考
案の熱定着装置に係る温度特性図である。
略構成図で、第２図は、本考案の一実施例の熱定
着装置の制御回路図で、第３図は、本考案の熱定
着装置に係る入力電圧特性図で、第４図は、本考
案の熱定着装置に係る温度特性図である。
第１図において、１は所望の熱源を有するパネ
ルヒータで、このパネルヒータ１上に搬送されて
きた複写紙２を加熱し、複写紙２の現像されたト
ナー像を定着する。
ルヒータで、このパネルヒータ１上に搬送されて
きた複写紙２を加熱し、複写紙２の現像されたト
ナー像を定着する。
この時、パネルヒータ１上に設けられたフアン
３は複写紙２のトナー像を乾燥させる働きをす
る。また、パネルヒータ１の所望の個所に設けら
れた温度検出器４、例えばサーミスタ、ではパネ
ルヒータ１の温度が検出され、第２図に示す制御
回路１２によりパネルヒータ１の温度管理がなさ
れる。
３は複写紙２のトナー像を乾燥させる働きをす
る。また、パネルヒータ１の所望の個所に設けら
れた温度検出器４、例えばサーミスタ、ではパネ
ルヒータ１の温度が検出され、第２図に示す制御
回路１２によりパネルヒータ１の温度管理がなさ
れる。
第２図において、パネルヒータ１が通電される
とパネルヒータ１の温度は第４図のt0〜t1間に示
すように除々に上昇し、これに伴ない温度検出器
４の抵抗値が減少し端子５の電圧は第３図t0〜t1
間に示すように電圧V1に向つて下降していく。
端子５の電圧がコンパレータ６の基準電圧７、こ
こではV1、に等しくなるとコンパレータ６の出
力が反転しフリツプフロツプ８をセツトしフリツ
プフロツプ８の出力に接続されたドライバ９を介
してフアン３を作動させる。T0はこのときのパ
ネルヒータ１の温度である。フアン３が作動する
とパネルヒータ１の温度上昇は第４図t1〜t2に示
すように緩やかな上昇となる。これはフアン３に
よる風がパネルヒータ１に当たることでパネルヒ
ータ１の熱放散が大きくなり等価発熱量が減るた
めである。そして端子５の電圧がさらに下降しコ
ンパレータ１０の基準電圧１１、ここではV2、
に達すると、コンパレータ10が反転しフリツプフ
ロツプ９はリセツトされる。
とパネルヒータ１の温度は第４図のt0〜t1間に示
すように除々に上昇し、これに伴ない温度検出器
４の抵抗値が減少し端子５の電圧は第３図t0〜t1
間に示すように電圧V1に向つて下降していく。
端子５の電圧がコンパレータ６の基準電圧７、こ
こではV1、に等しくなるとコンパレータ６の出
力が反転しフリツプフロツプ８をセツトしフリツ
プフロツプ８の出力に接続されたドライバ９を介
してフアン３を作動させる。T0はこのときのパ
ネルヒータ１の温度である。フアン３が作動する
とパネルヒータ１の温度上昇は第４図t1〜t2に示
すように緩やかな上昇となる。これはフアン３に
よる風がパネルヒータ１に当たることでパネルヒ
ータ１の熱放散が大きくなり等価発熱量が減るた
めである。そして端子５の電圧がさらに下降しコ
ンパレータ１０の基準電圧１１、ここではV2、
に達すると、コンパレータ10が反転しフリツプフ
ロツプ９はリセツトされる。
これによりフアン３の作動は停止し、パネルヒ
ータ１への送風はなくなる。そしてパネルヒータ
１の温度は設定温度Tsで安定する。第４図にお
いて破線は上記したような温度管理をしない場合
のパネルヒータ１の温度特性で設定温度Tsにな
るまでの間に起こる熱的オーバーシユートであ
る。また、フアン３は複写紙２の乾燥用も兼ねて
おり、通常の制御と同様に複写紙２が熱定着装置
を通過する際、図示しない制御回路により駆動さ
れ複写紙２に送風する。
ータ１への送風はなくなる。そしてパネルヒータ
１の温度は設定温度Tsで安定する。第４図にお
いて破線は上記したような温度管理をしない場合
のパネルヒータ１の温度特性で設定温度Tsにな
るまでの間に起こる熱的オーバーシユートであ
る。また、フアン３は複写紙２の乾燥用も兼ねて
おり、通常の制御と同様に複写紙２が熱定着装置
を通過する際、図示しない制御回路により駆動さ
れ複写紙２に送風する。
なお、上記実施例は比例制御方式と併用すると
さらに効果的である。
さらに効果的である。
また、他の実施例として、第２図において入力
端子５の電圧が基準電圧７と等しくなりコンパレ
ータ６が反転する、この反転出力とドライバ９を
介して直接フアン３を駆動してもよい。従つて、
この時コンパレータ１０及びフリツプフロツプ８
は不用となる。この場合、フアン３を複写紙２が
熱定着装置を通過する度に駆動するという従来の
制御をとらなくとも第４図の実線で示すと同様の
温度特性を達成できる。
端子５の電圧が基準電圧７と等しくなりコンパレ
ータ６が反転する、この反転出力とドライバ９を
介して直接フアン３を駆動してもよい。従つて、
この時コンパレータ１０及びフリツプフロツプ８
は不用となる。この場合、フアン３を複写紙２が
熱定着装置を通過する度に駆動するという従来の
制御をとらなくとも第４図の実線で示すと同様の
温度特性を達成できる。
以上説明したように、被定着部材の乾燥に用い
られるフアンを利用して、熱定着装置の熱的オー
バーシユートを軽減またはなくすことができるた
め簡単な構成で高精度の温度管理ができる熱定着
装置を実現できる。特に、湿式電子写真製版機の
熱定着装置に有効である。
られるフアンを利用して、熱定着装置の熱的オー
バーシユートを軽減またはなくすことができるた
め簡単な構成で高精度の温度管理ができる熱定着
装置を実現できる。特に、湿式電子写真製版機の
熱定着装置に有効である。
第１図は、本考案の一実施例の熱定着装置の概
略構成図、第２図は、本考案の一実施例の熱定着
装置の制御回路図、第３図は、本考案の熱定着装
置に係る入力電圧特性図、第４図は、本考案の熱
定着装置に係る温度特性図である。
略構成図、第２図は、本考案の一実施例の熱定着
装置の制御回路図、第３図は、本考案の熱定着装
置に係る入力電圧特性図、第４図は、本考案の熱
定着装置に係る温度特性図である。
Claims (1)
- 所望の熱源を有した複写紙の定着器と、該定着
器の温度を略一定に調節するために前記定着器近
傍に設けられた温度検出器と、前記複写紙が前記
定着器を通過する際前記複写紙の画像面に向けて
送風し前記複写紙を乾燥せしめるためのフアン
と、前記温度検出器の出力電圧と第１の基準電圧
とを比較する第１の比較器と、前記出力電圧と第
２の基準電圧とを比較する第２の比較器と、前記
第１の比較器の出力反転から前記第２の比較器の
出力反転までの間前記フアンを駆動するための駆
動手段とを具備して成り、前記定着器の熱的オー
バーシユートを軽減またはなくしたことを特徴と
する熱定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16013282U JPS5966259U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16013282U JPS5966259U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 熱定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5966259U JPS5966259U (ja) | 1984-05-02 |
| JPH0121314Y2 true JPH0121314Y2 (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=30352297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16013282U Granted JPS5966259U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 熱定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5966259U (ja) |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP16013282U patent/JPS5966259U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5966259U (ja) | 1984-05-02 |
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