JPH0614206B2 - 画像形成装置の異常検知装置 - Google Patents

画像形成装置の異常検知装置

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JPH0614206B2
JPH0614206B2 JP60256179A JP25617985A JPH0614206B2 JP H0614206 B2 JPH0614206 B2 JP H0614206B2 JP 60256179 A JP60256179 A JP 60256179A JP 25617985 A JP25617985 A JP 25617985A JP H0614206 B2 JPH0614206 B2 JP H0614206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は画像を用紙に定着する定着ローラとその他の
感光体や原稿走査装置を共に駆動する主駆動系を有する
複写機等の画像形成装置において、主駆動系の異常状態
を検知する装置に関する。
<従来技術とその欠点> 電子写真複写機等においては、従来より感光体、原稿走
査装置、定着ローラ等を連動させて駆動するメインモー
タが設けられている。このメインモータを含む主駆動系
に異常が発生しメインモータがロックしたり正規の速度
で回転しなくなった場合、感光体の劣化等、システムに
重大な欠損を招くおそれがあった。
そこで従来は、このような異常状態を検知するために、
メインモータの駆動系内にスリット円板とフォトインタ
ラプタを設け、このスリット円板の回転数が設定された
速度に達しているかどうか判断することによって、主駆
動系の異常を検知している。
このためスリット円板とフォトインタラプタ、およびそ
の制御のための複雑な回路が必要であり、コストアップ
の要因となっていた。
<発明の目的> 本発明は、スリット円板やフォトインタラプタ等の手段
を用いることなく、ウォーミングアップ時に既存の手段
をそのまま利用して簡単な構成により主駆動系の異常を
検知する装置を提供することを目的とする。
<発明の構成及び作用> 本発明による画像形成装置の異常検知装置は、 加熱部を有する加熱ローラ及び該加熱ローラに接して加
圧する加圧ローラからなる定着ローラと、上記加熱ロー
ラの温度を検出する温度検出器と、該温度検出器の検出
信号に応じて上記加熱ローラを所定の温度に保つ温度制
御を行う温度制御手段と、上記定着ローラとともに感光
体を駆動する主駆動系と、を有する画像形成装置におい
て、 画像形成装置の電源投入に基づく上記定着ローラのウォ
ーミングアップ時に、上記温度検出器により、加熱ロー
ラの温度が所定温度に達したことを検知した際に、上記
主駆動系を駆動する駆動制御手段と、 該駆動制御手段による上記主駆動系の駆動開始直後から
一定時間内に、上記温度検出器が前記所定温度より低
い、予め定められた温度以下になったことを検知する温
度変化検知手段と、 該温度変化検知手段が、一定時間内に上記予め定められ
た温度以下になったことを検知しない時に上記主駆動系
の異常を判別する異常検知手段と、 を備えたことを特徴とする。
以上の構成により、電源投入による定着ローラのウォー
ミングアップ時に、加熱ローラが所定温度に達すると、
定着ローラが主駆動系の駆動により回転される。この
時、回転前において定着ローラの加圧ローラは、加熱ロ
ーラと接している部分のみ加熱ローラにて加熱されてい
るが、その他の非接触部分においては加熱されず接触部
に比べて温度がかなり低い。そのため、定着ローラの回
転により加熱ローラの熱が加圧ローラ側に奪われ、加熱
ローラの温度が低下する。この加熱ローラの温度低下に
基く温度変化を検知することによって、主駆動系が正常
に駆動開始されたこと検知できる。一方、主駆動系が正
常に駆動されない場合には、加熱ローラの温度変化が生
じることがないため、定着ローラが回転していないとし
て、この状態では主駆動系が異常であると検知できる。
<実施例> 第2図はこの発明が適用される複写機の定着装置を表す
図である。1は加熱ローラであり、その中心部にヒータ
3が設けられている。このヒータ3の発熱によって加熱
ローラ1の表面温度が所定の温度に加熱される。2は加
圧ローラであり、加熱ローラ1と接線Pにおいて接触し
加熱ローラ1と加圧ローラ2との間を通過する用紙に対
して加熱を行うとともに加圧を行う。これによって用紙
に形成された画像が定着される。
4は加熱ローラ1の表面に接触してその温度を検出する
温度検出器であり、サーミスタ等から構成される。
主駆動系の駆動源であるメインモータが停止していると
き、前記加熱ローラ1と加圧ローラ2がともに停止状態
であるため、加熱ローラ1が所定の温度に達していて
も、加圧ローラ2は接線P付近以外は加熱ローラより低
温になっている。メインモータが回転を開始すると、加
熱ローラ1および加圧ローラ2は回転を開始するが、そ
の直後加熱ローラ1の表面温度は加圧ローラ2の比較的
低温の部分と接触することによって熱が奪われ、その温
度が低下する。このような温度変化を前記温度検出器4
によって検出することができる。
第1図はメインモータおよびヒータの制御による加熱ロ
ーラの表面温度の変化を表す図である。
複写機の電源が投入されると、加熱ローラが所定の温度
に達するまでウォーミングアップが行われる。Taが所
定の温度であり、ヒータの通電が継続されることによっ
て加熱ローラの温度は急激に上昇し、温度がTaを越え
たとき(時刻t1)ヒータの通電が遮断されるととも
に、感光体および原稿走査装置を初期化するためにメイ
ンモータを駆動させる。このメインモータの駆動によっ
て加熱ローラおよび加圧ローラが回転を開始する。前記
したように加熱ローラの表面温度は一旦温度Tb未満ま
で低下するが、その後ヒータの通電によって加熱ローラ
が加熱されるとともに、加圧ローラ全体が加熱ローラと
ほぼ同一の温度に達したとき、再び所定温度Taに達す
る(時刻t2)。
感光体および原稿走査装置の初期化が終了したときメイ
ンモータが停止される(t3)。このことによって加圧
ローラ2の接線P付近以外は再びその温度が低下する。
このためコピーボタン等の操作によってメインモータが
駆動を開始し、定着装置が駆動を開始されると、加熱ロ
ーラの温度が再び低下する(t4→t5)。
このようにして温度検出器の検出信号が予め定められた
温度以下になったことを検知することによって、定着装
置の駆動開始を検知すすることができ、間接的に主駆動
系の駆動開始を検知することができる。
第3図は同複写機の制御部のブロック図を表す。全体の
制御はCPU14のプログラム処理によって行われ、そ
の制御プログラムはROM15に予め記憶されている。
RAM16はそのプログラムの実行に際してワーキング
エリアとして用いられるメモリであり、後述するように
タイマTM1,TM2等もここに構成される。4は前記
温度検出器(サーミスタ)であり、抵抗Rとによって分
圧回路を構成する。7はこの分圧回路の出力電圧と比較
電圧Vr1との比較を行うコンパレータ、8は前記分圧
回路の出力電圧と基準電圧Vr2との比較を行うコンパ
レータである。CPUはI/Oポート13を介してコン
パレータ7と8の出力を読み取る。コンパレータ7は加
熱ローラが定常温度Taを越えたことを検出し、コンパ
レータ8は加熱ローラが温度Tbを下回ったことを検出
する。
モータ制御回路10はCPUの制御にしたがってメイン
モータ9を駆動または停止する。ヒータ制御回路11は
CPUの制御に基いてヒータ3の通電および遮断を行
う。キー入力装置12はコピーボタンを含む各種設定用
入力装置である。表示部17は主駆動系が異常状態とな
ったこと等を表示する。
第4図(A),(B)は前記CPUの処理手順を表すフ
ローチャートである。
まず、複写機の電源が投入されると、第4図(A)に示
すようにメインモータ(MM)をオフしたままヒータ
(HL)をオンし、ウォーミングアップモードに入る。
このモードは第1図に示したt0〜t1に相当する(n
10→n12→n14→n10)。なお、Txは温度検
出器の検出温度を示し、ステップn12の処理は前記コ
ンパレータ7の出力を判別することに相当する。
ウォーミングアップが完了すれば、メインモータをオン
し、タイマTM1をスタートする(n16→n18)。
n20にてメインモータによる駆動系すなわち主駆動系
が異常状態であるかどうかの判別を行う。このルーチン
は第4図(B)に示すサブルーチンとして構成される。
第4図(B)は、本発明による定着ローラを構成する加
熱ローラ1の温度変化を検知することで異常を判別する
異常検知手段に相当するものである。この第4図(B)
に示すように、まずタイマTM2をスタートさせ、その
値が所定時間βに達するまで加熱ローラが温度Tbを下
回ったかどうか判別する。すなわちタイマTM2をスタ
ートさせた後、温度検出器の検出温度が温度Tbを下回
ったときタイマTM2をクリアするとともにメインルー
チンへリターンする(n104→n106→)。
このステップn104がこの発明における温度変化検知
手段に相当する。
タイマTM2が所定時間βに達するまで前記の条件が満
足、つまり所定時間β内に温度検知器によ温度Tb以下
になるのを検知しなかった場合には、主駆動系が異常で
あると判別することになり、第4図(B)による異常検
知手段による異常検知により、第4図(A)のメインル
ーチンにおける異常処理のルーチンへリターンする(n
102→n22→n24。これによって第4図(A)に
示すように表示部に主駆動系が異常状態であることを表
示し、メインモータおよびその他の全負荷をオフし、処
理を終了する。
なお、前記異常状態を検知するサブルーチンにおいて、
タイマTM2がβに達するまで、加熱ローラの温度が定
常温度Ta未満になればヒータをオンし(n110)、
以上となればヒータをオフする(n112)。またその
他の各種制御を行う(114)。
前記サブルーチンから正規にリターンした場合は、感光
体や原稿走査装置の初期化(空転サイクル)に関する各
種制御を時間αの間行う(n26→n28)。その後メ
インモータをオフし、コピーサイクルの開始を待つ。
コピーボタン等が操作された場合、メインモータをオン
するとともに前記ステップn20と同様に異常状態の判
別を行う(n32→n34→n36)。このとき正常で
あれば、コピーサイクル制御によって通常の複写を行う
(n38→n40)。複写終了後メインモータをオフ
し、次のコピーサイクルを待つ(n42→n32)。
以上のようにしてメインモータを駆動開始した直後、温
度検出器の検出した温度変化に基づいて加熱ローラおよ
び加圧ローラが正常に回転を開始したかどうか判別する
ことができる。これによって主駆動系の異常状態を検知
することができる。
<発明の効果> 本発明の画像形成装置の異常検知装置によれば、画像形
成装置の電源投入の立ち上がり、つまりウォーミングア
ップ時に、特別な手段を用いることなく既存の手段をそ
のまま利用しているため、異常検知の回路構成を簡単に
し、これによりコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した複写機におけるメインモー
タとヒータ制御信号および加熱ローラの温度変化を表す
図、第2図は同複写機の定着装置の構成を表す図、第3
図は同複写機の制御部のブロック図、第4図(A),
(B)は前記制御部におけるCPUの処理手順を表すフ
ローチャートである。 1……加熱ローラ、2……加圧ローラ、 3……ヒータ(HL)、 4……温度検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱部を有する加熱ローラ及び該加熱ロー
    ラに接して加圧する加圧ローラからなる定着ローラと、
    上記加熱ローラの温度を検出する温度検出器と、該温度
    検出器の検出信号に応じて上記加熱ローラを所定の温度
    に保つ温度制御を行う温度制御手段と、上記定着ローラ
    とともに感光体を駆動する主駆動系と、を有する画像形
    成装置にいおて、 画像形成装置の電源投入に基づく上記定着ローラのウォ
    ーミングアップ時に、上記温度検出器により、加熱ロー
    ラの温度が所定温度に達したことを検知した際に、上記
    主駆動系を駆動する駆動制御手段と、 該駆動制御手段による上記主駆動系の駆動開始直後から
    一定時間内に、上記温度検出器が前記所定温度より低
    い、予め定められた温度以下になったことを検知する温
    度変化検知手段と、 該温度変化検知手段が、一定時間内に上記予め定められ
    た温度以下になったことを検知しない時に上記主駆動系
    の異常を判別する異常検知手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置の異常検知装
    置。
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JPH0774930B2 (ja) * 1987-10-07 1995-08-09 シャープ株式会社 ヒートローラ異常検出方法
JP5424061B2 (ja) * 2010-12-28 2014-02-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびその定着部の加熱方法

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