JPS6144477Y2 - - Google Patents

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JPS6144477Y2
JPS6144477Y2 JP8498178U JP8498178U JPS6144477Y2 JP S6144477 Y2 JPS6144477 Y2 JP S6144477Y2 JP 8498178 U JP8498178 U JP 8498178U JP 8498178 U JP8498178 U JP 8498178U JP S6144477 Y2 JPS6144477 Y2 JP S6144477Y2
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JP
Japan
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shield case
cabinet
packing
shield
divided structure
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Expired
Application number
JP8498178U
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English (en)
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JPS552135U (ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電源回路や発振回路などの回路部分
を他の回路部分に対して電磁的に遮蔽するための
シールド装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 一般に、シールド装置は第1図に示すように熱
伝導性のよいキヤビネツト1にビス2A,2Bに
て固定したケース本体3と、このケース本体3に
パツキング4を介してビス5A,5Bにて固定し
たケース蓋体6とで構成されており、上記ケース
本体3内に取付けたプリント基板7にコンデンサ
8、抵抗9、トランジスタ10等の回路部品を実
装すると共に、上記プリント基板7に取付けたト
ランジスタ10を上記ケース本体3の内面に密着
して取付けた放熱器11に取付け、また上記プリ
ント基板7に取付けたリード線12を上記ケース
本体3に設けた透孔13より導出するようにして
いた。
しかしながら、上記構成においては、パツキン
グ4が導電性のゴム又はプラスチツクで構成され
ているため、電気抵抗が高く、このため十分なシ
ールド効果が発揮できないという欠点がある。
また放熱については、ケース本体3がビス2
A,2Bによつてキヤビネツト1に固定されてい
るから、トランジスタ10で発生した熱が、放熱
器11及びケース本体3の一部を介してキヤビネ
ツト1に伝わり、ここからも放散される。このた
めある程度良好な放熱効果を期待することができ
る。ところが、パツキング4が熱伝導性の悪いゴ
ムやプラスチツク材料で構成されているため、ト
ランジスタ10の熱をケース本体3の上面を覆つ
ているケース蓋体6に伝えることができず、この
ためケース蓋体6の放熱作用を有効に利用するこ
とができないという欠点がある。その結果、放熱
器11自体を大型化しなければならず、ひいては
ケース本体3自体も大型化することになる。
考案の目的 本考案はこのような従来の欠点を解決し、十分
なシールド効果と、十分な放熱効果が得られるよ
うにしたシールド装置を提供するものである。
考案の構成 本考案は、第1のシールドケース分割構成体を
熱伝導性がよくかつ導電性のある材料からなるキ
ヤビネツトの一部で構成し、上記第1のシールド
ケース分割構成体を、金属発泡体よりなるパツキ
ングを介して、熱伝導性がよくかつ導電性のある
材料からなる第2のシールドケース分割構成体で
覆い、上記第2のシールドケース分割構成体の内
面に放熱器を介して発熱部品を取付け、上記第2
のシールドケース分割構成体を上記パツキングを
介して上記キヤビネツトにビスで締付け固定した
ものである。このようにすれば、金属発泡体より
なるパツキングの良導電性によつて十分なシール
ド効果を得ることができ、また金属発泡体よりな
るパツキング及び第1のシールドケース分割構成
体であるキヤビネツトのそれぞれが高い熱伝導性
をもつため、第2のシールドケース分割構成体の
内面に取付けた発熱部品からの熱も、上記パツキ
ング及びキヤビネツトを通して効率よく放熱する
ことができる。
実施例の説明 第2図は本考案のシールド装置の一実施例を示
すものである。
第2図において、14は熱伝導性がよくかつ導
電性のある材料からなるキヤビネツトであり、そ
の一部に枠状の取付用のボス(第2図ではその2
箇所の断面14A,14Bを示している)が設け
られている。この実施例では、この枠状のボス1
4A,14Bと、その内側にあるキヤビネツト部
分14Cとで第1のシールドケース分割構成体を
構成している。15は熱伝導性がよくかつ導電性
のある材料で構成された第2のシールドケース分
割構成体であり、上記キヤビネツト14に設けた
枠状のボス14A,14Bと対向する部分に枠状
のフランジ部(第2図ではその2箇所の断面15
A,15Bを示している)が設けられ、このフラ
ンジ部15A,15Bにはビス挿入用の孔が設け
られている。15Cは第2のシールドケース分割
構成体15の側面の一部に設けられたリード線導
出用の孔である。16は金属発泡体よりなるパツ
キングであり、上記枠体のボス14A,14B、
及び枠状のフランジ部15A,15Bの形状と合
致するような枠状に形成されている。17A,1
7Bはビスであり、フランジ部15A,15B、
パツキング16を貫通してボス14A,14Bの
ビス孔に締付けられている。18は第2のシール
ドケース分割構成体15の内部に取付けられたプ
リント基板、19,20,21,22はプリント
基板18に取付けられたコンデンサ、抵抗、トラ
ンジスタ、リード線、23は第2のシールドケー
ス分割構成体15の内面に密着して取付けられた
放熱器である。そして、上記トランジスタ21は
放熱器23の表面に密着して取付けられている。
このようにすれば、パツキング16が導電性の
よい金属発泡体で構成されているため、パツキン
グ16部分における電磁遮蔽効果も、従来のゴム
やプラスチツクのパツキングに比べて著しく良好
になり、シールド装置全体のシールド効果がよく
なる。
またトランジスタ21で発生した熱が、放熱器
23、第2のシールドケース分割構成体15を介
して熱伝導性のよい金属発泡体からなるパツキン
グ16に伝わり、更にこのパツキング16を介し
てキヤビネツト14に伝わる。このためトランジ
スタ21の熱を第2のシールドケース分割構成体
15のみならず、広い面積を有するキヤビネツト
14を利用して放熱することができる。このため
放熱器23を小型化し、シールド装置全体を小型
化することができる。
更に、キヤビネツト14の一部をそのままシー
ルドケース分割構成体として使用しているため、
部品点数が少なくてすみ、組立も容易になる。
考案の効果 本考案は、パツキングを導電性のよい金属発泡
体で構成しているから、パツキング部分での電磁
遮蔽効果を高め、この部分からのノイズ漏れ等を
大幅に低減することができる。また金属発泡体か
らなるパツキングは十分な熱伝導性をもつから、
第2のシールドケース分割構成体を通して伝達さ
れた発熱部品の熱を効率よく第1のシールドケー
ス分割構成体に伝達することができ、しかも第1
のシールドケース分割構成体がキヤビネツトその
もので構成されており、このキヤビネツトが十分
広い面積をもつから、このキヤビネツトを利用し
て発熱部品の熱を効率よく放散することができ
る。したがつてシールド装置そのものを小型化す
ることが可能になる。また、キヤビネツトの一部
をシールドケースの一部として使用するため、部
品点数も少なくなり、組立も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシールド装置の断面図、第2図
は本考案の一実施例のシールド装置の断面図であ
る。 14……キヤビネツト(第1のシールドケース
分割構成体)、14A,14B……ボス、15…
…第2のシールドケース分割構成体、15A,1
5B……フランジ部、16……金属発泡体からな
るパツキング、17A,17B……ビス、18…
…プリント基板、21……トランジスタ、23…
…放熱器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のシールドケース分割構成体を熱伝導性が
    よくかつ導電性のある材料からなるキヤビネツト
    の一部で構成し、上記第1のシールドケース分割
    構成体を、金属発泡体よりなるパツキングを介し
    て、熱伝導性がよくかつ導電性のある材料からな
    る第2のシールドケース分割構成体で覆い、上記
    第2のシールドケース分割構成体の内面に放熱器
    を介した発熱部品を取付け、上記第2のシールド
    ケース分割構成体を上記パツキングを介して上記
    キヤビネツトにビスで締付け固定したシールド装
    置。
JP8498178U 1978-06-20 1978-06-20 Expired JPS6144477Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8498178U JPS6144477Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8498178U JPS6144477Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS552135U JPS552135U (ja) 1980-01-09
JPS6144477Y2 true JPS6144477Y2 (ja) 1986-12-15

Family

ID=29008181

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JP8498178U Expired JPS6144477Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20

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JPS552135U (ja) 1980-01-09

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