JPH0442929Y2 - - Google Patents

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JPH0442929Y2
JPH0442929Y2 JP13444086U JP13444086U JPH0442929Y2 JP H0442929 Y2 JPH0442929 Y2 JP H0442929Y2 JP 13444086 U JP13444086 U JP 13444086U JP 13444086 U JP13444086 U JP 13444086U JP H0442929 Y2 JPH0442929 Y2 JP H0442929Y2
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air cooling
heat sink
heat
natural air
adapter
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体部品で発生した熱を放出する
筒型形状の放熱部を多数備えた強制空冷用ヒート
シンクと、上記放熱部の熱を外部に放出する自然
空冷用ヒートシンクとからなる半導体部品の放熱
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体部品の放熱装置は、例え
ば第2図及び第3図に示すように、強制空冷用ヒ
ートシンク20と自然空冷用ヒートシンク21と
からなり、このうち強制空冷用ヒートシンク20
は、プリント基板22に搭載された半導体部品と
してのフラツトIC23の上部に取付けてある。
一方、自然空冷用ヒートシンク21は、コ字型形
状をしたヒートシンク本体21aと、開口側両端
部に設けたL字型の取付部21b,21bを一体
成形してなる。この自然空冷用ヒートシンク21
の取付部21b,21bは、ネジ24でプリント
基板22にネジ止めされ、これによりヒートシン
ク本体21aの上部裏面を強制空冷用ヒートシン
ク20の筒型形状をした放熱部20aに圧接させ
てある。そして、このような構成から、フラツト
ICで発生した熱を放熱部20aから自然空冷用
ヒートシンク21に伝導させて、この自然空冷用
シートシンク21から外部に熱を放出するように
していた。
〔解決すべき問題点〕
しかしながら、上記従来技術では、強制空冷用
ヒートシンク20の放熱部20aのうちの上面だ
けが自然空冷用ヒートシンク21に接触する構成
となつているため、熱伝導率が悪くなることか
ら、放熱効果が悪くなるという問題点があつた。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みなされ
たものであり、熱伝導率を良くして放熱効果を向
上させることができる半導体部品の放熱装置を提
供することを目的とする。
〔問題点の解決手段〕
このため本考案では、半導体部品で発生した熱
を放出する筒型形状の放熱部を多数備えた強制空
冷用ヒートシンクと、上記放熱部の熱を外部に放
出する自然空冷用ヒートシンクとからなる半導体
部品の放熱装置において、上記放熱部と嵌合可能
な多数の穴を有するアダプタを、上記強制空冷用
ヒートシンクと上記自然空冷用ヒートシンクとの
間に介在させるという構成を採用し、これによつ
て上記目的を達成しようとするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。
本実施例の半導体部品の放熱装置は、強制空冷
用ヒートシンク1と、自然空冷用ヒートシンク2
と、これら強制空冷用ヒートシンク1と自然空冷
用ヒートシンク2の間に介在させたアダプタ3と
からなる。
強制空冷用ヒートシンク1は、取付台1aと放
熱部1b,1bとからなり、このうち取付台1a
はプリント基板4に搭載された半導体部品として
のフラツトIC5の上部に取付けてある。この取
付台1aは、フラツトIC5のIC本体5aより小
さい形状をしており、これによりIC本体5aの
上部のうち取付台1aの周縁に、上記自然空冷用
ヒートシンク2を取付けるための載置部5を形成
してある。一方、放熱部1b,1bは、取付台1
aの上面に多数設けてあり、フラツトIC5で発
生した熱を放出するもので、夫々筒型形状をして
いる。
上記自然空冷用ヒートシンク2は、上記アダプ
タ3を収容する凹部2aと、この凹部2aと外部
の間を連通する半円形状の切欠き部2b,2bを
有し、取付台1aの周縁に形成した載置部5bに
取付けてある。このように、自然空冷用ヒートシ
ンク2がフラツトIC5の範囲内に収まることか
ら、従来のようにフラツトIC23の外に突出す
る場合に比べて取付面積が小さくて済み、電子部
品の実装密度を高くすることができるようになつ
ている。また、凹部2aは、その内壁がアダプタ
3と接触し得る大きさに形成してある。
上記アダプタ3は、下面に強制空冷用ヒートシ
ンク1の放熱部1bと嵌合可能な多数の穴3a
と、自然空冷用ヒートシンク2の切欠き部2bと
対応する位置にネジ孔3b,3bを有している。
上記穴3aは、放熱部1bの外面を全て覆うこと
ができる長さを有しており、シリコングリスを充
填してある。
即ち、本実施例の半導体部品の放熱装置は、上
記穴3aを放熱部1bに嵌合してアダプタ3を強
制空冷用ヒートシンク1に取付け、ついで自然空
冷用ヒートシンク2を取付けて凹部2a内にアダ
プタ3を収容してなる。そして、自然空冷用ヒー
トシンク2の切欠き部2bを介しアダプタ3のネ
ジ孔3bにネジ6を螺合して自然空冷用ヒートシ
ンク2をアダプタ3に固定すると共に、L字形金
具7とネジ8により自然空冷用ヒートシンク2を
プリント基板4に固定してある。もつとも、この
L字形金具7とネジ8を用いなくても、充分な固
定ができるようになつている。
以上のように本実施例によれば、強制空冷用ヒ
ートシンク1の放熱部1bがアダプタ3の穴3a
に嵌合することから、放熱部1bの全面からアダ
プタ3に熱が伝わり、更にこのアダプタ3を介し
て自然空冷用ヒートシンク2に熱が伝わつて外部
に放出されることとなる。
なお、上記自然空冷用ヒートシンク2とアダプ
タ3は、一体成形したものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、放熱部と嵌合可能な多
数の穴を有するアダプタを、強制空冷用ヒートシ
ンクと自然空冷用ヒートシンクとの間に介在させ
たので、放熱部の上面と側面からアダプタに熱が
伝わり、更にこのアダプタを介して自然空冷用ヒ
ートシンクに熱が伝わつて外部に放出されること
から、従来のように放熱部の上面だけから熱を伝
導させた場合に比し、熱伝導率が良くなり、放熱
効果を向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は従来例の正面図、第3図は第2図の分解
斜視図である。 1……強制空冷用ヒートシンク、1b……放熱
部、2……自然空冷用ヒートシンク、3……アダ
プタ、3a……穴、5……フラツトIC、5a…
…IC本体、5b……載置部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半導体部品で発生した熱を放出する筒型形状の
    放熱部を多数備えた強制空冷用ヒートシンクと、
    上記放熱部の熱を外部に放出する自然空冷用ヒー
    トシンクとからなる半導体部品の放熱装置におい
    て、 上記放熱部と嵌合可能な多数の穴を有するアダ
    プタを、上記強制空冷用ヒートシンクと上記自然
    空冷用ヒートシンクとの間に介在させたことを特
    徴とする半導体部品の放熱装置。
JP13444086U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0442929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13444086U JPH0442929Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13444086U JPH0442929Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6339949U JPS6339949U (ja) 1988-03-15
JPH0442929Y2 true JPH0442929Y2 (ja) 1992-10-12

Family

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JP13444086U Expired JPH0442929Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JPS6339949U (ja) 1988-03-15

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