JPH08116195A - 回路ユニットのシールド装置 - Google Patents

回路ユニットのシールド装置

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JPH08116195A
JPH08116195A JP24895794A JP24895794A JPH08116195A JP H08116195 A JPH08116195 A JP H08116195A JP 24895794 A JP24895794 A JP 24895794A JP 24895794 A JP24895794 A JP 24895794A JP H08116195 A JPH08116195 A JP H08116195A
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JP
Japan
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heat
shield case
circuit board
printed circuit
shield
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JP24895794A
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English (en)
Inventor
Susumu Saito
進 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリント基板における発熱部品から発する熱を
シールドケースに効率よく伝導させ、シールドケース外
に効果的に放熱できる回路ユニットのシールド装置を提
供する。 【構成】プリント基板1の面に対向するシールドケース
蓋3bに金属製ばね板6部を設け、金属製ばね板6部の
内側に導熱金属板9を結合し、前記導熱金属板9を発熱
部品2に圧接させた回路ユニットのシールド装置の構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器等のプリント基
板と、これに組み込まれた回路部品よりなる回路ユニッ
トの放熱機能を有するシールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の回路ユニットは、他の回
路間の電磁的、電気信号的妨害を防止するためシールド
ケースを付設している。図5および図6はその一例を示
し、プリント基板22には回路素子23が実装され、こ
れら全体をシールドケース24で囲んだ構成としてい
る。なお、シールドケース24はシールドケース本体2
4aとシールドケース蓋体24bよりなっている。
【0003】ところで前記回路素子23がICパッケー
ジなど、すなわち発熱部品よりなる場合、発熱部品より
出る熱を逃がす必要があり、そのために図示のようにシ
ールドケース蓋24bに放熱孔25を設け、また、発熱
部品にヒートシンク26を付設する等の手段がとられて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシールド装
置は、熱伝導率の低い空気を媒体として放熱することか
ら、シールドケース24内に熱がこもり易く、一方、プ
リント基板22には数多くの回路部品が実装されてお
り、かつ、シールドケースとの空隙は狭いため、空気を
効率よく対流させることは期待できない。したがって熱
放散量には限界があって、シールドケース24内の温度
が安全域を越え易いという問題があった。
【0005】本発明は前記従来の問題に留意し、発熱部
品から発する熱をシールドケースに効率よく伝導させ、
かつ、シールドケース外に効果的に放散できる回路ユニ
ットのシールド装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の回路ユニットのシールド装置は、発熱部品を実
装したプリント基板と、前記発熱部品およびプリント基
板を囲むシールドケースよりなり、シールドケースはプ
リント基板の面に対向する蓋を有し、このシールドケー
スの蓋に金属製ばね板部を一体または取り付け、前記金
属製ばね板部に導熱金属板を取り付け、この導熱金属板
を発熱部品に圧接した構成とする。
【0007】
【作用】上記構成において、発熱部品の熱は導熱金属板
を介して金属製ばね板部、シールドケースの蓋に伝熱さ
れ比較的に面積の広いシールドケースの蓋、シールドケ
ース本体より外部に放熱される。そして前記の金属製ば
ね板部は、そのばね力によって導熱金属板を発熱部品に
圧接させるので、熱伝導が確実に行なわれることにな
る。
【0008】
【実施例】以下に図1および図2に参照して、本発明の
一実施例の回路ユニットのシールド装置を説明する。
【0009】図1および第2において1は発熱部品2を
実装したプリント基板、3は前記発熱部品2およびプリ
ント基板1を囲むシールドケースである。前記シールド
ケース3は、角枠状のシールドケース本体3aと、これ
に嵌合するシールドケース蓋3bよりなっている。前記
シールドケース蓋3bにおける発熱部品2と対応する部
分には比較的に大きな開口4を形成し、他の部分には径
の小さい放熱孔5を形成している。
【0010】前記シールドケース蓋3bの開口4の縁に
は金属製ばね板6の外縁を結合子7によって取りつけて
いる。この金属製ばね板6は、その面部に湾曲部をも
ち、また、中央部が平坦で、プリント基板1方向に付勢
力が働いている。そして前記金属製ばね板6の中央の内
面には結合子8によって導熱金属板9をとりつけてあ
り、この導熱金属板9は発熱部品2の背面に適当な接触
圧をもって接触している。前記シールドケース蓋3bの
中央部には孔10を設けてあり、またプリント基板1の
前記孔10に対応する位置にも孔11を設けている。そ
して先端に段部12をもつ間隔保持用取付棒13を前記
孔10,11に通し、先端のねじ部14にナット15を
螺合させて金属製ばね板6とプリント基板1の間隔を保
持している。
【0011】なお、金属製ばね板6には押圧調整用スリ
ット16を設けてあり、また外側の中央部にはヒートシ
ンク17を付設している。上記構成において、発熱部品
2が発する熱は先ず導熱金属板9に伝わり、この導熱金
属板9から金属製ばね板6、そしてシールドケース蓋3
bに伝わり、比較的に面積の大きいシールドケース蓋3
bの外表面より大気中に放熱される。また、シールドケ
ース3内の熱をもつ空気は、シールドケース蓋3bの放
熱孔5ならびに金属製ばね板6の押圧調整用スリット1
6を通って放出される。
【0012】また、金属製ばね板6に伝わった熱は、ヒ
ートシンク17によって放熱助成される。したがって発
熱部品2の熱は効果的に放熱され、シールドケース3内
の温度が危険域になることはない。
【0013】ここで金属製ばね板6は、これに結合した
導熱金属板9をばね力によって発熱部品2に密接させ
る。したがって、前記発熱部品2の熱は効果的に導熱金
属板9に伝えられる。また、金属製ばね板6は押圧調整
用スリット16を有しているので、そのばね押圧力は調
整され、導熱金属板9が過大な力をもって発熱部品2に
圧接することがなく、したがって発熱部品2は十分に保
護される。
【0014】また、シールドケース蓋3bとプリント基
板1は間隔保持用取付棒13によって一定間隔をもつよ
うになっており、シールドケース蓋3bに結合した金属
製ばね板6を過大に作用させることはない。
【0015】図3および図4は本発明の他の実施例の回
路ユニットのシールド装置を示している。この実施例の
特徴は、プリント基板1の両面に発熱部品2を実装した
ものにおいて、前記両面の発熱部品2を覆う2つのシー
ルドケース蓋3bを備えたことにある。なお、前記シー
ルドケース蓋3b、金属製ばね板6および導熱金属板9
の構成ならびに作用は、前述の実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。ただし、一方のシールドケー
ス蓋3bは金属製ばね板を一体化している。
【0016】前記2つのシールドケース蓋3bをプリン
ト基板1の両面側に配した構成にともない、間隔保持用
取付棒の構成は前述の実施例と異ったものとなってい
る。すなわち2つのシールドケース蓋3bのそれぞれの
中央部の孔10より挿入する2本の間隔保持用取付棒1
3a,13bを備え、またプリント基板1の中央部に係
合孔18を形成している。そして、一方の間隔保持用取
付棒13aの先端には、前記プリント基板1の厚みより
小さい長さで、前記係合孔18に嵌まり合う径小部19
を形成するとともに、先端面に雄ねじ部20を形成して
いる。また、他方の間隔保持用取付棒13bの先端には
前記雄ねじ部20に螺合する雄ねじ部21を突設してい
る。なお、この雄ねじ部21の長さは前記雄ねじ部20
の深さより短かくしている。
【0017】この構成において、間隔保持用取付棒13
a,13bをそれぞれ2つのシールドケース蓋3bの中
央部の孔10より内方に挿入し、一方の間隔保持用取付
棒13aの径小部19をプリント基板1の中央部の係止
孔18に嵌合させる。そしてその雄ねじ部20に他方の
間隔保持用取付棒13bの先端の雄ねじ部21を螺合さ
せ、プリント基板1を2つの間隔保持用取付棒13a,
13bで挟み、2つのシールドケース蓋3bをプリント
基板1に対して間隔を保って保持する。この2つのシー
ルドケース蓋3bとプリント基板1との間隔は、雄ねじ
部20に対する雄ねじ部21の螺合深さを調整すること
により調節できる。したがってシールドケース蓋3bの
内方の導電金属板9の発熱部品2への接触圧を調節でき
ることになる。
【0018】この実施例のシールド装置も、前述の実施
例と同様にシールド機能をもつとともに、発熱部品2の
熱を効果的に放熱する。
【0019】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明の回路ユニットのシールド装置は、電磁波の不要
輻射等の妨害防止本来の機能を損うことなく、ICパッ
ケージ等の発熱部品から発生する熱を効率よくシールド
ケースに伝導させることが可能となり、比較的に広い表
面積をもつシールドケースそのものが放熱機能材となっ
て効率よく熱放散させることができる。その結果、フィ
ン等の使用等、放熱のための部材や加工等を必要としな
く、回路ユニットの大きさも大幅に小型化できる。ま
た、発熱部品に接触する導熱金属板の接触圧を調整でき
るので、前記発熱部品が損傷しない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路ユニットのシールド装
置の断面図
【図2】同回路ユニットのシールド装置の要部の平面図
【図3】本発明の他の実施例の回路ユニットのシールド
装置の断面図
【図4】同回路ユニットのシールド装置の要部の断面図
【図5】従来の回路ユニットのシールド装置の断面図
【図6】同回路ユニットのシールド装置の要部の平面図
【符号の説明】
1 プリント基板 2 発熱部品 3 シールドケース 3a シールドケース本体 3b シールドケース蓋 4 開口 5 放熱孔 6 金属製ばね板 7 結合子 8 結合子 9 導熱金属板 10 孔 11 孔 12 段部 13 間隔保持用取付棒 14 ねじ部 15 ナット 16 押圧調整用スリット 17 ヒートシンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部品を実装したプリント基板と、前
    記発熱部品およびプリント基板を囲むシールドケースよ
    りなり、前記プリント基板の面に対向するシールドケー
    スの蓋に金属製ばね板部を設けるとともにその内側に導
    熱金属板を取り付け、前記導熱金属板を発熱部品に圧接
    したことを特徴とする回路ユニットのシールド装置。
  2. 【請求項2】 金属製ばね板部はばね力を調整する押圧
    調整用スリットを有することを特徴とする請求項1記載
    の回路ユニットのシールド装置。
  3. 【請求項3】 金属製ばね板部は、シールドケースの蓋
    の開口部に結合子によって取付けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の回路ユニットのシールド装置。
  4. 【請求項4】 シールドケースの蓋は、間隔保持用取付
    棒によってプリント基板との間隔を調整自在に保持され
    たことを特徴とする請求項1記載の回路ユニットのシー
    ルド装置。
  5. 【請求項5】 両面に発熱部品を実装したプリント基板
    と、前記プリント基板の両面にそれぞれ対向する2つの
    蓋をもつシールドケースよりなり、前記シールドケース
    の蓋に金属製ばね板部を設けるとともに、その内側に前
    記発熱部品に圧接する導熱金属板を取りつけ、前記2つ
    のシールドケースの蓋の中央部に個々に挿通した2つの
    間隔保持用取付棒を設け、一方の間隔保持用取付棒の先
    端の雄ねじ部に他方の間隔保持用取付棒の先端の雄ねじ
    部を螺合させたことを特徴とする回路ユニットのシール
    ド装置。
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