JPH0429565Y2 - - Google Patents

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JPH0429565Y2
JPH0429565Y2 JP1465587U JP1465587U JPH0429565Y2 JP H0429565 Y2 JPH0429565 Y2 JP H0429565Y2 JP 1465587 U JP1465587 U JP 1465587U JP 1465587 U JP1465587 U JP 1465587U JP H0429565 Y2 JPH0429565 Y2 JP H0429565Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてパワートランジスター等の発
熱素子を含んだ電装品の防水ケース構造に関する
ものである。
(従来の技術) 従来に於いては、パワートランジスター等の発
熱素子による外装ケース本体外への放熱性を良く
するために、該外装ケース本体自体に多数の通気
孔を穿設せしめる必要があり、その為該通気孔を
介して水分や塵等がケース本体内へ侵入するので
防水性、防塵性とは相反する欠点があつた。又、
このような欠点を解消するために外装ケース本体
外部に発熱素子を附設する如き構成もあるが、こ
の場合該発熱素子自体が外部条件下にさらされる
ため、水分や塵等に対する絶縁性がない等の欠点
もあつた。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、外装ケース本体の防水性、防塵性等を
維持したまま該外装ケース本体内に設置した発熱
素子のケース外部への放熱を効率よく行なわしめ
ることにより各種電装品の品質管理を向上せし
め、その発熱による損傷等を防止すべく成した新
規な外装ケース構造を提供することを技術的課題
とするものである。
(技術的手段) 本考案では上記の技術的課題を解決するために
外装ケース本体の一部を優れた熱伝導性を有する
金属ケース板にて形成すると共に、外装ケース本
体内の基板上に配設した発熱素子に接合せしめた
放熱板を適宜延長して、前記金属ケース板に熱伝
導に基く熱交換可能になる様に接触維持せしめた
もので、具体的には図示の実施例(第1図乃至第
2図)に示す如く下記の構成となる。
第一の実施例(第1図)について。
1は適宜電装品を収納して防水性、防塵性を附
与して成る金属製又は合成樹脂製の外装ケース本
体である。2は前記外装ケース本体1の開口部で
ある。3は外装ケース本体1内の取付柱3Aに螺
着4せしめた電装品としてのプリント回路基板で
ある。5は前記プリント回路基板3に端子5Aを
介して適宜配設せしめたパワートランジスター等
の発熱素子である。6は特に熱伝導性の優れた部
材にて形成した放熱板であり、本実施例に於いて
は前記発熱素子5の端子5Aを適宜折曲せしめ
て、該発熱素子5とプリント回路基板3との間に
サンドイツチ状に前記放熱板6を挟持固定するこ
とにより発熱素子5の発熱を放熱板6へ熱伝導せ
しめて誘導すべく成してある。7は外装ケースと
放熱板とを兼用せしめて成る金属ケース板であ
り、前記外装ケース本体1の開口部2を閉塞密閉
する如くOリング8を介して取付けてある。又、
前記放熱板6の延長部分6Aと前記金属ケース板
7の略〓形状に折曲せしめた折曲部分7Aとは適
宜螺着9にて接合せしめてあり、従つて、該放熱
板6と金属ケース板7とは熱交換可能に接触せし
めた状態となり、発熱素子5からの熱は一部外界
にさらされた金属ケース板7を介して効率良く外
部へ放熱発散せしめられることとなる。
(作用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
パワートランジスター等の発熱素子5に接した
放熱板6は外装ケース本体1にOリング8を介し
て取付けられている処の、放熱板兼外装ケースと
して機能する金属ケース板7と接触している為、
該発熱素子5から発熱する熱はこの経路に沿つて
伝導せしめられる。然る後、外装ケース本体1の
開口部2に於いて、外部に顕出せしめられている
前記金属ケース板7から外部へ熱を効率良く発散
することが出来、発熱素子5の発熱による損傷等
を防止することが出来る。
第二の実施例(第2図)について。
尚、第二の実施例の於いて第一の実施例と実質
的に同一の部分には同一の番号を附してある。
本実施例の特徴は外装ケース本体1全体を完全
密閉一体構造を成す熱伝導の良い金属ケース本1
0と成し、該金属ケース本10内部の一部個所に
前記放熱板6の延長部分6Aを溶接11等によつ
て接合せしめた点にある。而して、外装ケース本
体1全体が放熱板として機能するので外部への熱
の発散が効率良く行い得、同時に完全防水、完全
防塵性を発揮せしめることにより、各種電装品の
品質管理を向上せしめることが出来る。
(効果) 而して、本考案は第一乃至第二の実施例に基き
下記の如き特有の効果を有するものである。
特に、電装品の防水性、防塵性を有する外装ケ
ース本体の一部を内機回路に配設した発熱素子に
対する放熱板として兼用せしめたので外界への発
熱素子からの熱の誘導発散を効率良く行い得ると
共に、防水性、防塵性をも維持発揮せしめること
が出来、発熱に伴う各種電装品の損傷を防止する
ことが出来る等の多大なる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す要部の縦
断側面図である。第2図は本考案の第二の実施例
を示すものである。 1……外装ケース本体、2……開口部、5……
発熱素子、6……放熱板、7……金属ケース板、
10……金属ケース体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 防水性、防塵性を有する外装ケース本体1内
    に収納せしめた発熱素子5に放熱板6を接合せ
    しめると共に、該放熱板6の一部を前記外装ケ
    ース本体1の一部を構成する処の、外装ケース
    と放熱板とを兼用せしめて成る金属ケース板7
    に接合せしめた電装品の防水ケース構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載に於い
    て、外装ケース本体1を金属ケース体10にて
    一体形成せしめると共に、該金属ケース体10
    の内側一部個所に放熱板6の一部を熱溶着せし
    めて成る電装品の防水ケース構造。
JP1465587U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH0429565Y2 (ja)

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JPS63124749U JPS63124749U (ja) 1988-08-15
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