JPS5834798Y2 - 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構 - Google Patents

密閉筐体におけるプリント板の冷却機構

Info

Publication number
JPS5834798Y2
JPS5834798Y2 JP15760678U JP15760678U JPS5834798Y2 JP S5834798 Y2 JPS5834798 Y2 JP S5834798Y2 JP 15760678 U JP15760678 U JP 15760678U JP 15760678 U JP15760678 U JP 15760678U JP S5834798 Y2 JPS5834798 Y2 JP S5834798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed board
board
printed
cooling mechanism
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15760678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5574099U (ja
Inventor
博 三瓶
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP15760678U priority Critical patent/JPS5834798Y2/ja
Publication of JPS5574099U publication Critical patent/JPS5574099U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5834798Y2 publication Critical patent/JPS5834798Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案の電子機器等の密閉筐体に実装されているプリン
ト板の冷却機構に関し、特にプリント板に搭載された発
熱回路部品の冷却機構に関するもめである。
電子機器等において、多数のプリント板が実装されてお
り、そのプリント板には多数の電子回路部品が搭載され
、しかもその電子回路部品の内には発熱する部品が多い
即ち、IC1抵抗等は熱を発生し、また、それらは熱に
は大変弱いという問題がある。
ところが、一般に電子機器、例えば、卓上プリンタ装置
等の冷却においては、第1図に示すような構造の自然冷
却が行なわれている。
即ち、第1図において、1はプリント板、2はバックパ
ネル、3は電源、4はメカ部、5は操作パネル、6は筐
体、7はコネクタ、8は電子回路部品である。
この構造ではプリント板1に搭載された電子回路部品の
発熱により、プリント板周囲の温度は上昇する。
一方、筐体6は大気(低温部)に接しているので、筐体
6内部では筐体に接しているところの温度が下がる。
その結果、筐体6内部が冷却され、そしてプリント板が
冷却される方式である。
しかし、最近は装置の設置スペース等より小型化が要請
されている。
その結果、装置内でのプリント板の格納スペースが少な
くなり、従って放熱面積も少く冷却効率を悪くシ、従来
の冷却方式では冷却不十分となっている。
このため、外気を積極的に取っ付れてファン等によりプ
リント板を強制冷却するものが広く用いられている。
しかしながら、今までの卓上プリンタは環境の比較的よ
い場合に置かれていたが、最近電算機による工場管理が
行われるようになり、例えば、工場内に卓上プリンタが
設置され、工程管理および作業指示等が行われるように
なってきた。
このため卓上プリンタは亜硫酸ガスあるいは鉄粉を含ん
だ空気のある工場の環境の悪いところで使われることが
多く、そのため装置を密閉する必要ができた。
このため、筐体を密閉することで強制冷却が困難となっ
ており、冷却が不十分であった。
本考案の目的は、以上の問題点を改善した密閉筐体にお
けるプリント板の冷却機構を提供するにある。
本考案の特徴はプリント板取付用板にプリント板半田付
面を露出させるくり抜き窓を設け、該くり抜き窓にプリ
ント板を取付け、その周囲をシール材で密閉することに
あり、外気でプリント板を直接冷却することができる。
さらに、本考案の一実施態様ではファンを取付は空気を
流通することで、より冷却効果をあげるものである。
また、本考案の他の実施態様では、プリント板取付用板
を中空状にして、中空部に半田付面を露出させ、プリン
ト板半田付面を直接外気で冷却するようにした。
以下、図面により本考案を一実施例に基づき説明する。
第2図イ9口は本考案の基となる冷却機構説明図を示す
先づ、小型化のためにプリント板を横に配置し、密閉筐
体で最もよい冷却構造を第2図イ2口のように考えた。
それは筐体外壁6に中空状の枠板9を取付け、シール材
であるグロメット11を用いて第2図口のようにして筐
体内部を密閉した。
グロメットの使用により枠板9は外壁6と容易に取外し
できる。
そして中空状にした枠板9の上部の空間にプリント板1
のディップ半田付面Bを下側にして、プリント板1を配
置した。
こうすることにより、中空状の枠板9の中空部に外気を
通過させ、これを大気により冷却し、プリント板1周辺
の熱をその枠板9に放熱させようとした。
しかし、プリント板1の熱伝動が非常に小さいし、プリ
ント板と枠板9間に熱伝導の小さい空気層も存在するの
で、プリント板1の配置構造から充分なる冷却効果が得
られなかった。
また、中空状にした板9の材料は熱伝導のよい銅または
アルミを使用する必要があり、かなり高価になった。
このため、本考案は更に第3図イ9口に示すよう改良し
た。
第3図イ9口は本考案の一実施例要部断面図、上面図を
示す。
即ち、第3図イ9口に示すように、第2図の中空状の枠
板9にプリント板1の半田付面Bが、その中空部に露出
して取付けられるように、くり抜き窓17を設けて、プ
リント板1を取付ける。
そして、プリント板1周囲にシール材12を用いて密閉
した。
ここで用いる中空にした枠板は銅でなく、鉄等の材料で
よい。
以上の構造にすることにより、プリント板に搭載された
発熱部品、即しICl3のリード、抵抗14のリードを
ヒートシンクと考え、プリント板1の半田付面Bを直接
外部(中空部の空気)で冷却することができる。
また、プリント板は普通ディップハンダされているので
、実装面Aと半田面Bの間では空気の移動はない。
従って、プリント板周囲をシール材12で密閉すること
により、装置の気密を保つことができる。
第4図は本考案の他の実施例、断面図を示し、第4図の
実施例では、更にファン15を筐体外壁16に設け、中
空状の枠板9内の空気を排気することにより、ICl3
のリード、抵抗14のリードを第3図イに示すような空
気の流れで、より一層の冷却効果が得られるように考慮
されている。
第5図は本考案のその他の実施例断面図を示し、第5図
の実施例では中空状の枠板を設けずに、プリント板1の
半田付面Bを露出して取付けられるように、平板18を
内部筐体6に設け、平板18にくり抜き窓17を設けて
、プリント板1を取付けた。
そして、プリント板1周囲をシール材12で密閉し、そ
の平板18を筐体底部に設けた構造とすることにより、
上述した内容と同じように回路部品のリードをヒートシ
ンクと考えて直接大気で冷却する。
以上、実施例により説明したが、本考案によればプリン
ト板取付用板を中空状にし、その板の両短を筐体の外壁
に取付け、その中空円空気を外気に接せしめ、その取付
用板にプリント板テ゛イツプの半田付面を露出して取付
けられるように、くり抜き窓を設け、かつ、プリント板
周囲を密閉することにより、筐体内部を外気に触れさせ
ることなく外気で直接冷却するようにした。
さらに筐体内にファンを取付け、中空内の空気を排気す
ることにより、より冷却効果があがる。
また、プリント板取付板を平板とし、筐体底部に設ける
ことにより、プリント板半田付面を露出させ直接外気で
冷却することで、同じような効果が得られる。
また、中空状の板にプリント板を直接取り付けられるこ
とにより、該板材は銅でなく鉄でよいので安価にできる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の卓上プリンタ装置の概略断面図、第2図
は本考案の基となるプリント板の冷却説明の断面図であ
り、第2図イは冷却機構の断面図、第2図口は中空板の
取付斜視図、第3図イ9口は本考案によるプリント板の
取付は説明図、第3図イは断面図、第3図口は平面図、
第4図は本考案による1つの実施例の断面図、第5図は
本考案による別の実施例の断面図を示す。 図中、1はプリント板、2はバックパネル、3は電源、
4はメカ部、5は操作パネル、6は筐体、7はコネクタ
、8は回路部品、9は中空状の枠板、11はゲロメット
、12はシール材、18はIC114は抵抗、15はフ
ァン、16は外壁、17は窓、18は平板、Aは実装面
、Bは半田付面。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電子部品を搭載したプリント板を内部に実装した
    密閉筐体において、プリント板取付用板にプリント板半
    田付面を露出させるくり抜き窓を設け、該くり抜き窓に
    前記プリント板を取付け、その周囲をシール材で密閉し
    、該プリント半田付面を密閉筐体外に露出するようにし
    たことを特徴とする密閉筐体におけるプリント板の冷却
    機構。
  2. (2)前記密閉筐体外にファンを取付け、前記密閉筐体
    外の空気を流通することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の密閉筐体におけるプリント板の冷却
    機構。
  3. (3)前記プリント板取付用板を中空状にし、該中空部
    に該半田付面を露出せしめ、該中空部を通る空気により
    冷却されることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項の密閉筐体におけるプリント板の冷却機構。
JP15760678U 1978-11-16 1978-11-16 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構 Expired JPS5834798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15760678U JPS5834798Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15760678U JPS5834798Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5574099U JPS5574099U (ja) 1980-05-21
JPS5834798Y2 true JPS5834798Y2 (ja) 1983-08-04

Family

ID=29148677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15760678U Expired JPS5834798Y2 (ja) 1978-11-16 1978-11-16 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5834798Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516396B2 (ja) * 2004-10-04 2010-08-04 パイオニア株式会社 電子装置
WO2014162780A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 本田技研工業株式会社 冷却構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5574099U (ja) 1980-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001168560A (ja) 電子回路ユニット
JPS58199730A (ja) ガラス物品成形装置のための環境に対し保護された電子制御装置
JP3471673B2 (ja) 通信機器の放熱構造
JPS5834798Y2 (ja) 密閉筐体におけるプリント板の冷却機構
JPH08204072A (ja) 電子部品の冷却装置
CN212660439U (zh) 密闭式机箱
JPH10173371A (ja) 電子機器の筐体構造
JP2004140015A (ja) 通信機器の実装構造とその放熱方法
JP2002057481A (ja) 電子機器放熱構造
WO2016058396A1 (zh) 通信系统及其通信设备
JPH11307968A (ja) 電子制御装置の放熱構造
JP2002010624A (ja) 電源装置
JP3411512B2 (ja) 電子機器
JPS633198Y2 (ja)
JP2005251916A (ja) 電子機器筐体の冷却構造
JPH11145664A (ja) 配電盤用冷却装置
JPH04188796A (ja) 制御装置
CN206452652U (zh) 控制器装置
KR20010011098A (ko) 세탁기용 인쇄회로기판의 방열구조
JP4072338B2 (ja) 無線ユニット
JPH04170096A (ja) 密閉キャビネットの放熱構造
JP2556436Y2 (ja) 電子機器用筐体
JPH10135672A (ja) 電子機器の熱流制御筐体
JPH11329561A (ja) コネクタを用いた放熱構造
CN117715359A (zh) 电源冷却结构