JPS6139917Y2 - - Google Patents

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JPS6139917Y2
JPS6139917Y2 JP1982162849U JP16284982U JPS6139917Y2 JP S6139917 Y2 JPS6139917 Y2 JP S6139917Y2 JP 1982162849 U JP1982162849 U JP 1982162849U JP 16284982 U JP16284982 U JP 16284982U JP S6139917 Y2 JPS6139917 Y2 JP S6139917Y2
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JP
Japan
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saddle
bolt
electrically insulating
type water
nut
Prior art date
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JP1982162849U
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JPS5967694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は上水道分岐に用いられるサドル型分水
栓の改良に関する。
周知のように、サドル型分水栓は、第1図示の
ように、ボルト1及びナツト2で水道本管Aに締
付けられるサドル3及び押えサドル4を備え、同
サドル3の上部には分岐通路5,6を形成した母
材7が固定される。そして、前記母材7中には一
部を外部へ露出されたスピンドル8によつて回動
されるボール弁9が内蔵してあり、このボール弁
9の回動位置に応じて水道本管Aと分岐通路5,
6を選択的に連結させる構造とされる。
ところで、このような構造のサドル型分水栓に
おいては、通常の場合、サドル3及び押えサドル
4は鋳鉄で、ボルト1及びナツト2はステンレス
スチールで構成されるので、両者の間に電解腐食
が起こる可能性がある。このため、従来では、サ
ドル3及び押えサドル4のボルト穴10に、つば
をもつた電気絶縁筒11,12を位置し、サドル
とボルト・ナツトとの間を絶縁している。しかし
ながら、実際の配管作業の場合、電気絶縁筒1
1,12を用いるには、まずボルト1に電気的絶
縁筒12を落込んだ後、ボルト1をボルト穴10
に通し、電気絶縁筒11をボルト1に通した上
で、ナツト2を取付けるといつたやつかいな作業
が要求されることになる。このため、作業員は電
気的絶縁筒11,12を取落して煩らわしさを感
ずるため、電気的絶縁筒11,12を用いずに工
業を終了してしまい、後から重大事故を起こす可
能性あつた。なお、第1図の符号1aはボルト1
の頭部を、符号12aは電気絶縁筒12の延長部
を、符号13は回転止め突起を示す。
本考案は、以上に述べたような電食防止用のサ
ドル型分水栓の問題に鑑み、製造原価を割高とせ
ずに確実に電解腐食を防止できる構造を提案する
ものである。
以下、第2図及び第3図について本考案の実施
例の詳細を説明する。
第2図は第1図に相当した破断正面図であり、
第1図と同一構造部分については同一符号を付し
て示してある。
本考案はボルト1が挿入されるボルト穴10
A,10B及び電気絶縁筒11A,12Aの構造
にあり、サドル3及び押えサドル4に形成される
ボルト穴11A,12Aは対向方向に口径を拡大
したテーパ穴としてある。そして、電気絶縁性の
合成樹脂で成形する電気絶縁筒11A,12Aの
胴部11b,12bには、第3図示のように複数
のすり割14が形成され、これらのすり割14に
よつて胴部11b,12bに可とう性が与えら
れ、それらの先端寄りの外周面に係止爪15を一
体成形される。また、本考案によれば、ボルト1
の頭部1aを受ける電気絶縁筒12Aのつば12
Cには直角に折立つた一対の絶縁片12d,12
eが一体成形され、同つば12cには剛性のある
金属板で作つた座金16が着座される。この座金
16は前記絶縁片12d,12eの内面に当てが
われる一対の折片16a,16bを折曲加工した
ものである。なお、限定はしないけれども、配管
作業を容易にするには、絶縁片12d,12cの
内面に抜止爪17を形成して座金16を電気絶縁
筒12Aに保持させる構造とするがよい。
前記実施例は、以上のような構造であるから、
配管作業に先立つて電気的絶縁筒11A,12A
をサドル3及び押えサドル4に予め組付けておく
ことができる。即ち、このような予備組立によつ
てボルト1をボルト穴10A,10Bに通すだけ
で作業を逐行できるから、電気的絶縁筒を故意に
忘れて電解腐食が起こるのを防止できる。また、
ボルト・ナツトの締付時にあつては、ボルト頭部
1aの角が折片16a,16bの表面に当たる
が、これらの折片16a,16bは剛性があるの
で、局部的に変形することなく、締付トルクはこ
れらの折片16a,16bから絶縁片12d,1
2eに分散されるので、絶縁片12d,12eが
破壊して電食防止効果がなくなることもない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、ボルト穴をテーパ孔とし、電気絶縁筒の胴部
にすり割を入れて係止爪を形成したので、製造原
価を割高とすることなく、サドル及び押えサドル
に電気絶縁筒を予め組付けておくことができ、し
たがつて、作業員は手間をかけることなく、ボル
ト締めを行なえ、電気絶縁筒の付け忘れによる電
解腐食を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサドル型分水栓の一部破断正面
図、第2図は本考案のサドル型分水栓の第1図相
当正面図、第3図は同分水栓要部の分解斜視図で
ある。 1……ボルト、2……ナツト、3……サドル、
4……押えサドル、10A,10B……ボルト
穴、11A,12A……電気絶縁筒、14……す
り割、15……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水道本体を挟んで対向されるサドルと押えサド
    ルの間をボルトナツトにより締付け、同ボルト・
    ナツトと両サドルの間に電気絶縁筒を介装してな
    るサドル型分水栓において、前記ボルトが挿入さ
    れる両サドルのボルト穴を対向方向に口径を拡大
    したテーパ穴とし、前記電気絶縁筒の胴部にすり
    割を入れて同胴部に係止爪を形成し、前記テーパ
    穴に係止させたことを特徴とするサドル型分水
    栓。
JP16284982U 1982-10-27 1982-10-27 サドル型分水栓 Granted JPS5967694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16284982U JPS5967694U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 サドル型分水栓

Applications Claiming Priority (1)

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JP16284982U JPS5967694U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 サドル型分水栓

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Publication Number Publication Date
JPS5967694U JPS5967694U (ja) 1984-05-08
JPS6139917Y2 true JPS6139917Y2 (ja) 1986-11-14

Family

ID=30357493

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JP16284982U Granted JPS5967694U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 サドル型分水栓

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6182112B2 (ja) * 2014-06-12 2017-08-16 前澤給装工業株式会社 サドル付分水栓とこれに用いる絶縁スリーブ

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US2956605A (en) * 1953-03-05 1960-10-18 Illinois Tool Works Plastic screw receiving insert having a circular body and a polygonal head
JPS6139917U (ja) * 1984-08-14 1986-03-13 日新電機株式会社 変流器

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JPS621386Y2 (ja) * 1980-01-24 1987-01-13

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JPS6139917U (ja) * 1984-08-14 1986-03-13 日新電機株式会社 変流器

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JPS5967694U (ja) 1984-05-08

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