JPS6136717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136717Y2 JPS6136717Y2 JP5859979U JP5859979U JPS6136717Y2 JP S6136717 Y2 JPS6136717 Y2 JP S6136717Y2 JP 5859979 U JP5859979 U JP 5859979U JP 5859979 U JP5859979 U JP 5859979U JP S6136717 Y2 JPS6136717 Y2 JP S6136717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door body
- veneer
- fitting grooves
- back side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はフラツシユ戸等の扉に関するもので
ある。
ある。
従来の扉を第１図を用いて説明する。すなわ
ち、従来の扉１は、一般に蝶番２によつて一方の
開口枠３に枢結されるものであり、気密性を高め
るために、扉１の開放側端面１ａは他方の開口枠
４の開口内周面４ａに近設配置される。ところ
が、蝶番２の回転軸部２ａは開口枠３の前面３ａ
より前方に配置されるため、扉１を開成したとき
に、たとえ端面１ａの表面側コーナ部１ｂが開口
枠４の開口内周面４ａに当接しなくても、その裏
面側コーナ部１ｃが開口内周面４ａに当接して扉
１の開成を妨げる。そこで、気密性を維持した状
態で扉１ご開閉できるようにするために、第２図
に示すように、扉１の開放側端面１a′を扉裏面側
へ内向き傾設して、その表面側コーナ部１b′の回
転軌跡Ａよりも、裏面側コーナ部１c′の回転軌跡
Ｂを内側にすることが行なわれている。この場
合、扉１が第１図および第２図に示すように無垢
材のときは、その端面１a′を傾斜成形するのは容
易である。しかしながら、フラツシユ戸などの化
粧単板貼り扉においては、傾斜面をもたせた木端
貼り単板の加圧接着をすることが困難であるとい
う問題を有していた。
ち、従来の扉１は、一般に蝶番２によつて一方の
開口枠３に枢結されるものであり、気密性を高め
るために、扉１の開放側端面１ａは他方の開口枠
４の開口内周面４ａに近設配置される。ところ
が、蝶番２の回転軸部２ａは開口枠３の前面３ａ
より前方に配置されるため、扉１を開成したとき
に、たとえ端面１ａの表面側コーナ部１ｂが開口
枠４の開口内周面４ａに当接しなくても、その裏
面側コーナ部１ｃが開口内周面４ａに当接して扉
１の開成を妨げる。そこで、気密性を維持した状
態で扉１ご開閉できるようにするために、第２図
に示すように、扉１の開放側端面１a′を扉裏面側
へ内向き傾設して、その表面側コーナ部１b′の回
転軌跡Ａよりも、裏面側コーナ部１c′の回転軌跡
Ｂを内側にすることが行なわれている。この場
合、扉１が第１図および第２図に示すように無垢
材のときは、その端面１a′を傾斜成形するのは容
易である。しかしながら、フラツシユ戸などの化
粧単板貼り扉においては、傾斜面をもたせた木端
貼り単板の加圧接着をすることが困難であるとい
う問題を有していた。
したがつて、この考案の目的は、木端貼り板を
用いて扉開放側端面を扉裏面側へ向け容易に内向
き傾斜成形することができる扉を提供することで
ある。
用いて扉開放側端面を扉裏面側へ向け容易に内向
き傾斜成形することができる扉を提供することで
ある。
この考案の一実施例を第３図ないし第５図を用
いて説明する。すなわち、この扉５は、扉本体６
における表裏面の開放側端縁近傍の相対応する位
置に縦方向に延びる一対の嵌着用溝７を形成し、
両化粧板８をそれぞれ扉本体６の表裏面に扉本体
６の開放側端縁を残して貼着し、第４図に示す木
端貼り用として使う単板９をその裏面に設けた４
本のＶ字状切込溝１０において内方に折曲するこ
とにより、第３図に示すように変形リツプ溝形状
にして扉本体６の開放側端面６ａに冠着するもの
である。この場合、単板９は、両リツプ片９ａ、
９ｂをそれぞれ扉本体６の嵌着用溝７に嵌着し、
両フランジ片９ｄ、９ｃをそれぞれ扉本体６の表
裏面開放側端縁に接着して、ウエブ片９ｅを扉本
体６の裏面側へ向け内向き傾斜させる。このウエ
ブ片９ｅの傾設は、フランジ片９ｃの長さをフラ
ンジ片９ｄの長さよりも小さくとることにより行
なつている。なお、単板９の扉本体６への取付け
は、第５図に示すように、両化粧板８をその裏面
に接着剤を塗布して扉本体６の表裏面にそれぞれ
配設し、単板９のウエブ片９ｅを除く内面にも接
着剤を塗布して両ウエブ片９ａ、９ｂをそれぞれ
扉本体６の嵌着用溝７内に嵌入し、その状態でこ
れらを水平面１１上に載置して単板９のフランジ
片９ｃおよび上部に位置する側の化粧板８の端縁
をプレス１２で上方から加圧することにより、単
板９および両化粧板８を扉本体６に同時に接着す
る。
いて説明する。すなわち、この扉５は、扉本体６
における表裏面の開放側端縁近傍の相対応する位
置に縦方向に延びる一対の嵌着用溝７を形成し、
両化粧板８をそれぞれ扉本体６の表裏面に扉本体
６の開放側端縁を残して貼着し、第４図に示す木
端貼り用として使う単板９をその裏面に設けた４
本のＶ字状切込溝１０において内方に折曲するこ
とにより、第３図に示すように変形リツプ溝形状
にして扉本体６の開放側端面６ａに冠着するもの
である。この場合、単板９は、両リツプ片９ａ、
９ｂをそれぞれ扉本体６の嵌着用溝７に嵌着し、
両フランジ片９ｄ、９ｃをそれぞれ扉本体６の表
裏面開放側端縁に接着して、ウエブ片９ｅを扉本
体６の裏面側へ向け内向き傾斜させる。このウエ
ブ片９ｅの傾設は、フランジ片９ｃの長さをフラ
ンジ片９ｄの長さよりも小さくとることにより行
なつている。なお、単板９の扉本体６への取付け
は、第５図に示すように、両化粧板８をその裏面
に接着剤を塗布して扉本体６の表裏面にそれぞれ
配設し、単板９のウエブ片９ｅを除く内面にも接
着剤を塗布して両ウエブ片９ａ、９ｂをそれぞれ
扉本体６の嵌着用溝７内に嵌入し、その状態でこ
れらを水平面１１上に載置して単板９のフランジ
片９ｃおよび上部に位置する側の化粧板８の端縁
をプレス１２で上方から加圧することにより、単
板９および両化粧板８を扉本体６に同時に接着す
る。
尚、本考案では〓木端貼り板″とは扉の木端部
分に表面化粧兼用で装着する板である。
分に表面化粧兼用で装着する板である。
このように両嵌着用溝７をもつ扉本体６と、変
形リツプ溝形状の単板９を用いたため、単板９の
両リツプ片９ａ、９ｂを両嵌着用溝７にそれぞれ
嵌着させるだけで、扉５の開放側端面を扉裏面側
へ向けて容易に内向き傾斜成形することができ
る。また、単板９のウエブ片９ｅを扉本体６の裏
面側へ内向き傾斜させているため、扉５の丁番の
回転軸部を開口枠３（第１図）の前方に突出配置
しても、扉５を閉成したときに扉５の開放側端部
と開口枠４との隙間を小さくして気密性および外
観美を高めることができ、同時に、扉５が開口枠
４に当たらないようにして開閉操作することがで
きる。しかも、単板９の両リツプ片９ａ、９ｂを
両嵌着用溝７にそれぞれ嵌着しているため、単板
９の取付けを精度良く行なえるとともに、その取
付強度を高めることができる。また、化粧板８お
よび単板９をプレス１２により同時に扉本体６に
加圧接着できるため、施工工数も少なくできる。
さらに、水平面１１上に載置した状態で化粧板８
を扉本体６に接着できるため、接着力を強くでき
るとともに、単板９と化粧板８の接着部における
段差の発生を防止することもできる。
形リツプ溝形状の単板９を用いたため、単板９の
両リツプ片９ａ、９ｂを両嵌着用溝７にそれぞれ
嵌着させるだけで、扉５の開放側端面を扉裏面側
へ向けて容易に内向き傾斜成形することができ
る。また、単板９のウエブ片９ｅを扉本体６の裏
面側へ内向き傾斜させているため、扉５の丁番の
回転軸部を開口枠３（第１図）の前方に突出配置
しても、扉５を閉成したときに扉５の開放側端部
と開口枠４との隙間を小さくして気密性および外
観美を高めることができ、同時に、扉５が開口枠
４に当たらないようにして開閉操作することがで
きる。しかも、単板９の両リツプ片９ａ、９ｂを
両嵌着用溝７にそれぞれ嵌着しているため、単板
９の取付けを精度良く行なえるとともに、その取
付強度を高めることができる。また、化粧板８お
よび単板９をプレス１２により同時に扉本体６に
加圧接着できるため、施工工数も少なくできる。
さらに、水平面１１上に載置した状態で化粧板８
を扉本体６に接着できるため、接着力を強くでき
るとともに、単板９と化粧板８の接着部における
段差の発生を防止することもできる。
以上のように、この考案の扉によれば、木端貼
り板を用いて扉開放側端面を扉裏面側へ向け容易
に内向き傾斜成形することができ、しかも木端貼
り板の取付精度並びに取付強度ともに優れるとい
う効果が得られる。
り板を用いて扉開放側端面を扉裏面側へ向け容易
に内向き傾斜成形することができ、しかも木端貼
り板の取付精度並びに取付強度ともに優れるとい
う効果が得られる。
第１図および第２図はそれぞれ従来の扉の動作
を説明するための断面図、第３図はこの考案の一
実施例の斜視図、第４図はその実施例に用いる単
板の斜視図、第５図はその施工説明図である。 ５……扉、６……扉本体、７……嵌着用溝、９
……単板、９ａ，９ｂ……リツプ片９ｃ，９ｄ…
…フランジ片、１０……切込溝。
を説明するための断面図、第３図はこの考案の一
実施例の斜視図、第４図はその実施例に用いる単
板の斜視図、第５図はその施工説明図である。 ５……扉、６……扉本体、７……嵌着用溝、９
……単板、９ａ，９ｂ……リツプ片９ｃ，９ｄ…
…フランジ片、１０……切込溝。
Claims (1)
- 表面側へ開成する扉であつて、表裏面の開放側
端縁近傍の相対応する位置に縦方向に延びる一対
の嵌着用溝をそれぞれ形成した扉本体と、自己の
裏面に設けた４本の切込溝によりフランジ高さの
異なる変形リツプ溝形状に屈曲形成されウエブ部
を扉本体裏面側へ内向き傾斜させた状態で両リツ
プ部を前記両嵌着用溝にそれぞれ嵌着した木端貼
り板とを備えた扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5859979U JPS6136717Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5859979U JPS6136717Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55157595U JPS55157595U (ja) | 1980-11-12 |
| JPS6136717Y2 true JPS6136717Y2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=29292625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5859979U Expired JPS6136717Y2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136717Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008050866A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | ドア枠とその施工方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075347A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Wood One:Kk | ドア縁材の取付構造 |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5859979U patent/JPS6136717Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008050866A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | ドア枠とその施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55157595U (ja) | 1980-11-12 |
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