JPS6135435A - カメラ - Google Patents
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- JPS6135435A JPS6135435A JP15845784A JP15845784A JPS6135435A JP S6135435 A JPS6135435 A JP S6135435A JP 15845784 A JP15845784 A JP 15845784A JP 15845784 A JP15845784 A JP 15845784A JP S6135435 A JPS6135435 A JP S6135435A
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- gear
- motor
- film
- planetary gear
- driving force
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 27
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 9
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Focusing (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フィルムの巻上、巻戻と撮影レンズの焦点距
離切換あるいは沈胴等に必要なレンズ移動を自動的に行
うことの出来るカメラに関するものである。
離切換あるいは沈胴等に必要なレンズ移動を自動的に行
うことの出来るカメラに関するものである。
小型カメラ特に35n+m フィルム(J]35)を使
用するコンパクト型カメラにおいては、露出や距離合せ
の自動化に加えさらにフィルムの巻上と巻戻をも内蔵し
たモータによって自動的に行うカメラが既に市販されて
いるが最近かかるコンパクト型カメラに対し撮影レンズ
の焦点距離を長短二段階に切換えられるいわゆる二焦点
式レンズを装備したカメラの提案もなされている。
用するコンパクト型カメラにおいては、露出や距離合せ
の自動化に加えさらにフィルムの巻上と巻戻をも内蔵し
たモータによって自動的に行うカメラが既に市販されて
いるが最近かかるコンパクト型カメラに対し撮影レンズ
の焦点距離を長短二段階に切換えられるいわゆる二焦点
式レンズを装備したカメラの提案もなされている。
二焦点式レンズではその焦点距離を切換える場合、コン
バージョンレンズの着脱を行うと同時に焦点をフィルム
面上に保つために、撮影レンズをモータ駆動による二焦
点式レンズを装着したカメラにおいては前述したフィル
ムの巻上、巻戻しの他にレンズ移動の作動を同一のモー
タによって任意に切換えて行うことの出来る駆動機構が
必要となる。
バージョンレンズの着脱を行うと同時に焦点をフィルム
面上に保つために、撮影レンズをモータ駆動による二焦
点式レンズを装着したカメラにおいては前述したフィル
ムの巻上、巻戻しの他にレンズ移動の作動を同一のモー
タによって任意に切換えて行うことの出来る駆動機構が
必要となる。
この駆動機構に関しては幾つかの提案がなされているが
、何れも構造が複雑となってその操作も煩雑化し、また
フィルムの使用終了と同時に自動的に巻戻しを開始させ
る手段を得ることが困難であり全自動カメラの駆動機構
としては未だ完成されたものがない現状である。
、何れも構造が複雑となってその操作も煩雑化し、また
フィルムの使用終了と同時に自動的に巻戻しを開始させ
る手段を得ることが困難であり全自動カメラの駆動機構
としては未だ完成されたものがない現状である。
本発明は従来のカメラの駆動機構における構造の複雑さ
と煩雑な操作性とを改良し、併せてフィルム巻戻しの自
動開始の機能をも実現しようとするものである。
と煩雑な操作性とを改良し、併せてフィルム巻戻しの自
動開始の機能をも実現しようとするものである。
本発明は、第一の遊星歯車機構によりモータの回転方向
に応じてその駆動力をフィルムの巻上機構あるいは巻戻
機構に伝達し、さらに巻戻機構に伝達されるべき駆動力
を第二の遊星歯車機構を操作することにより任意にレン
ズ移動機構に伝達出来るよう構成するもので、それば、
同一のモータによりフィルム巻上または巻戻しと撮影レ
ンズのレンズ移動を行うカメラであって、遊星歯車機構
を用いて前記各動作の切換を選択的に行わせたことを特
徴とするカメラによって達成される。
に応じてその駆動力をフィルムの巻上機構あるいは巻戻
機構に伝達し、さらに巻戻機構に伝達されるべき駆動力
を第二の遊星歯車機構を操作することにより任意にレン
ズ移動機構に伝達出来るよう構成するもので、それば、
同一のモータによりフィルム巻上または巻戻しと撮影レ
ンズのレンズ移動を行うカメラであって、遊星歯車機構
を用いて前記各動作の切換を選択的に行わせたことを特
徴とするカメラによって達成される。
本発明のカメラにおける駆動機構の要部を第1図に示す
。
。
1は本駆動機構のほぼ中央に位置するカム部材であって
、下方が開放された円筒状をなしその下端部には内歯車
2が形成されており、一方その−F面には歯車3が一体
に取付られている。
、下方が開放された円筒状をなしその下端部には内歯車
2が形成されており、一方その−F面には歯車3が一体
に取付られている。
前記カム部材1の外周部1aには、その上段に曲面4a
によって導かれた切欠部4と、中段に斜面5aによって
導かれたカム5とさらに下段には前記カム5と連なる7
ランジ状のカム6が形成されていて、該カム6はその一
部を切欠6aによって中断さ=4− れている。
によって導かれた切欠部4と、中段に斜面5aによって
導かれたカム5とさらに下段には前記カム5と連なる7
ランジ状のカム6が形成されていて、該カム6はその一
部を切欠6aによって中断さ=4− れている。
7はフィルム巻戻し機構(図示せず)に接続する歯車で
その軸7aは、前記カム部材1の軸穴1cを嵌通して該
カム部材1の下方に位置する歯車8の紬8aと一体に接
続していて、前記カム部材1と歯車7.8とは同軸にて
、それぞれ自由に回転可能となっている。
その軸7aは、前記カム部材1の軸穴1cを嵌通して該
カム部材1の下方に位置する歯車8の紬8aと一体に接
続していて、前記カム部材1と歯車7.8とは同軸にて
、それぞれ自由に回転可能となっている。
前記歯車8の下方にはこれも同軸にて自由に回転可能の
歯車9が設けられていて、該歯車9上に軸着された遊星
歯車10aが前記カム部材1の内歯車2と、前記遊星歯
車10aと歯合する遊星歯車10bが前記歯車8と歯合
している。
歯車9が設けられていて、該歯車9上に軸着された遊星
歯車10aが前記カム部材1の内歯車2と、前記遊星歯
車10aと歯合する遊星歯車10bが前記歯車8と歯合
している。
Mは本駆動機構の動力源であるモータでそのシャフト上
に取付けた歯車21は、シャフトに対して遊嵌されたプ
レート22に軸着されている歯車23と歯合するよう構
成されていて、前記モータMの回転方向によって前記歯
車23がいわゆる首振り運動をしてその駆動力を左右何
れかの歯車に伝達するべく切換えられるような遊星歯車
機構から成るクラッチを形成している。
に取付けた歯車21は、シャフトに対して遊嵌されたプ
レート22に軸着されている歯車23と歯合するよう構
成されていて、前記モータMの回転方向によって前記歯
車23がいわゆる首振り運動をしてその駆動力を左右何
れかの歯車に伝達するべく切換えられるような遊星歯車
機構から成るクラッチを形成している。
すなわち24はフィルム巻」二機構(図示せず)に接続
する歯車であり、25.26は前記クラッチが切換えら
れた時モータMの駆動力を前記歯車9に伝達するための
中間歯車群である。
する歯車であり、25.26は前記クラッチが切換えら
れた時モータMの駆動力を前記歯車9に伝達するための
中間歯車群である。
31はレンズ移動機構を駆動する歯車で、該歯車31に
は遊星歯車32が紬32.aによって軸着されさらに該
遊星歯車32にはその刻み線相当位置にビン33を備え
たプレート33aが固着されている。
は遊星歯車32が紬32.aによって軸着されさらに該
遊星歯車32にはその刻み線相当位置にビン33を備え
たプレート33aが固着されている。
また、前記遊星歯車32は、前記歯車31とは別個に固
設された部材(図示せず)に形成された2倍の刻み円径
を有する内歯車34に歯合しているので、前記歯車31
が2分の1回転すると前記遊星歯車32は自転と公転を
行い前記ビン33が矢示A方向に直線状に刻み円直径分
だけ移動して、図示しないレンズ移動機構を駆動して撮
影レンズの焦点距離の切換を行うようになっている。
設された部材(図示せず)に形成された2倍の刻み円径
を有する内歯車34に歯合しているので、前記歯車31
が2分の1回転すると前記遊星歯車32は自転と公転を
行い前記ビン33が矢示A方向に直線状に刻み円直径分
だけ移動して、図示しないレンズ移動機構を駆動して撮
影レンズの焦点距離の切換を行うようになっている。
一方、前述した歯車系列の側方には、本駆動機構におい
て前記モータMの駆動力をフィルム巻戻しあるいはレン
ズ移動機構に切換えるための切換手段としてのストップ
レバー41がそれに備えた支軸42の軸穴42aを支点
として回動自在に設けられているが、該ストップレバー
41は、その同一平面上に支軸62の軸穴62aを支点
として回動自在に設けられた検知手段としての規制レバ
ー61とノ間ニ張架した付勢手段たる引張ばね63によ
って時計方向に付勢されでいて、その他端に設けた第一
の係止手段たるストッパ46が前記カム部材1の切欠部
4に入り込みその反時計方向の回転を規制している。
て前記モータMの駆動力をフィルム巻戻しあるいはレン
ズ移動機構に切換えるための切換手段としてのストップ
レバー41がそれに備えた支軸42の軸穴42aを支点
として回動自在に設けられているが、該ストップレバー
41は、その同一平面上に支軸62の軸穴62aを支点
として回動自在に設けられた検知手段としての規制レバ
ー61とノ間ニ張架した付勢手段たる引張ばね63によ
って時計方向に付勢されでいて、その他端に設けた第一
の係止手段たるストッパ46が前記カム部材1の切欠部
4に入り込みその反時計方向の回転を規制している。
前記ストップレバー41の−L面には第2の係止手段と
してのラチェット51がその軸穴5]aを前記ストップ
レバー41の支軸42に遊嵌して装着されていて、捩り
ばね47によって反時計方向に付勢されているが前記ラ
チェット51の端部52が前記ストップレバー41のス
トッパ46に近い立上り部48に当接して停止している
ため、該ストッパ46が前記カム部材1の切欠部4と係
合しでいる状態では、前記モータMの駆動力を巻戻し機
構からレンズ移動機構に切換えるための切換部材として
の前記ラチェット51の爪53は前述した歯車7の歯先
から離れてい一7= て係合しない位置におかれている。
してのラチェット51がその軸穴5]aを前記ストップ
レバー41の支軸42に遊嵌して装着されていて、捩り
ばね47によって反時計方向に付勢されているが前記ラ
チェット51の端部52が前記ストップレバー41のス
トッパ46に近い立上り部48に当接して停止している
ため、該ストッパ46が前記カム部材1の切欠部4と係
合しでいる状態では、前記モータMの駆動力を巻戻し機
構からレンズ移動機構に切換えるための切換部材として
の前記ラチェット51の爪53は前述した歯車7の歯先
から離れてい一7= て係合しない位置におかれている。
一方、前記規制レバー61は次に記す3つの機能部分か
ら構成されている。
ら構成されている。
すなわち、該規制レバー61と前記ストップレバー41
の間には前述した如く引張ばね63が張架されているが
、前記ストップレバー41のストッパ46が前記カム部
材1の切欠部4に係合している状態では図示の如くその
規制面64が前記ストップレバー41の軸穴42aを中
心とした円弧状の段部49に当接した状態となって前記
規制レバー61の反時計方向の回動は阻止されるように
なっている。従って第一の機能としてその手前側の端部
65が、引張ばね72の作用によって軸穴用aを支点と
して時計方向に付勢されているスイッチ取付板71の回
転を、その側面73を係止することによって阻止してい
るのでスイッチSWI を開の状態に保っている。
の間には前述した如く引張ばね63が張架されているが
、前記ストップレバー41のストッパ46が前記カム部
材1の切欠部4に係合している状態では図示の如くその
規制面64が前記ストップレバー41の軸穴42aを中
心とした円弧状の段部49に当接した状態となって前記
規制レバー61の反時計方向の回動は阻止されるように
なっている。従って第一の機能としてその手前側の端部
65が、引張ばね72の作用によって軸穴用aを支点と
して時計方向に付勢されているスイッチ取付板71の回
転を、その側面73を係止することによって阻止してい
るのでスイッチSWI を開の状態に保っている。
第二の機能としては前記規制レバー61の奥側の端部に
取付られてカメラ外装部より突出した巻戻操作部材たる
7ブ66によって前記規制レバー61を時計方向に回転
することにより前記端部65がスイツチ取付板71を反
時計方向に回動してスイッチ5llllを閉じることを
可能とした機能を有している。
取付られてカメラ外装部より突出した巻戻操作部材たる
7ブ66によって前記規制レバー61を時計方向に回転
することにより前記端部65がスイツチ取付板71を反
時計方向に回動してスイッチ5llllを閉じることを
可能とした機能を有している。
また第三の機能としては、前記ストップレバー41が後
述する部材の作用によって反時計方向に強制的に回動さ
れそのストッパ46が前記カム部材1の外周部1aから
離間した場合、その角度で前記規制レバー61の規制面
64が前記ストップレバー41の段部49から外れて反
時計方向に回動して前記ストップレバー41の時計方向
の復帰を阻止する体勢をとり得るようになっている。
述する部材の作用によって反時計方向に強制的に回動さ
れそのストッパ46が前記カム部材1の外周部1aから
離間した場合、その角度で前記規制レバー61の規制面
64が前記ストップレバー41の段部49から外れて反
時計方向に回動して前記ストップレバー41の時計方向
の復帰を阻止する体勢をとり得るようになっている。
81は前記スイッチ取付板71の同一平面上に配置され
たレンズ移動操作部材としての摺動板で、カメラ外装部
より突出したノブ83を操作することにより引張ばね8
2に抗して斜右上方にスライドが可能であり、かつ支軸
85を支点として回動可能の槓杵86をビン84によっ
て規制しているので該槓杵86を時計方向に回動してそ
の先端部86aによって前記ストップレバー41を反時
計方向に回転させることが出来るようになっている。
たレンズ移動操作部材としての摺動板で、カメラ外装部
より突出したノブ83を操作することにより引張ばね8
2に抗して斜右上方にスライドが可能であり、かつ支軸
85を支点として回動可能の槓杵86をビン84によっ
て規制しているので該槓杵86を時計方向に回動してそ
の先端部86aによって前記ストップレバー41を反時
計方向に回転させることが出来るようになっている。
なお前記摺動板81には前記スイッチ取付板71の当接
部71bを受けるカム81aが設けられていて、前記摺
動板81がノブ83の操作によって斜右上方にスライド
された状態では、前記当接部71bが前記カム81aに
よって係止され前記スイッチ取付板71の時計方向の回
転が一時的に阻止される構造となっている。
部71bを受けるカム81aが設けられていて、前記摺
動板81がノブ83の操作によって斜右上方にスライド
された状態では、前記当接部71bが前記カム81aに
よって係止され前記スイッチ取付板71の時計方向の回
転が一時的に阻止される構造となっている。
次に本駆動装置における作用について説明する。
第1図はフィルム巻戻が終了した状態から新たなフィル
ムの巻上を行うべくモータMが第一方向回転時となった
場合、すなわち前記歯車21が時計方向に回転する状態
にあり、従って前記歯車23はフィルム巻上機構に接続
する前記歯車24と歯合して、モータMの駆動力をフィ
ルム巻上に伝達する状態をしめしている。
ムの巻上を行うべくモータMが第一方向回転時となった
場合、すなわち前記歯車21が時計方向に回転する状態
にあり、従って前記歯車23はフィルム巻上機構に接続
する前記歯車24と歯合して、モータMの駆動力をフィ
ルム巻上に伝達する状態をしめしている。
ここでフィルム巻戻は次の如くして行われる。
1本のフィルムで所定の画面数の撮影を終了し、さらに
フィルム巻上を進めて最終の巻上量が1画面分未満でモ
ータMが停止すると本発明のカメラにおいては制御部に
対して規定のパルス波形が送られずその結果モータMは
第二方向回転すなわち前記歯車21が反時計方向に回転
を始めるようになっている。
フィルム巻上を進めて最終の巻上量が1画面分未満でモ
ータMが停止すると本発明のカメラにおいては制御部に
対して規定のパルス波形が送られずその結果モータMは
第二方向回転すなわち前記歯車21が反時計方向に回転
を始めるようになっている。
従って前記歯車23は中間歯車25と歯合してさらに中
間歯車26を介し前記歯車9を反時計方向に回転させる
。
間歯車26を介し前記歯車9を反時計方向に回転させる
。
この場合、前記カム部材1は、歯車9上の遊星歯車10
aによって共に反時計方向に回転する力を受けるが前記
ストップレバー41のストッパ46によって係止されて
停止しているので、前記遊星歯車10aは公転と同時に
時計方向に自転を開始し、従って歯車8およびフィルム
巻戻機構に接続する歯車7は、遊星歯車10bの反時計
方向の公転と自転との差によって回転されることとなる
。
aによって共に反時計方向に回転する力を受けるが前記
ストップレバー41のストッパ46によって係止されて
停止しているので、前記遊星歯車10aは公転と同時に
時計方向に自転を開始し、従って歯車8およびフィルム
巻戻機構に接続する歯車7は、遊星歯車10bの反時計
方向の公転と自転との差によって回転されることとなる
。
かくしてフィルムは撮影終了と共に自動的に巻戻しが開
始されて再びパトローネ内に格納されいわゆるフィルム
のオートリターンが実現されることとなるが、一方必要
に応じ未撮影の画面を残す段階でも手動によってフィル
ムの巻戻しに切換ることを可能としている。
始されて再びパトローネ内に格納されいわゆるフィルム
のオートリターンが実現されることとなるが、一方必要
に応じ未撮影の画面を残す段階でも手動によってフィル
ムの巻戻しに切換ることを可能としている。
すなわち、前記ノブ66を右方に押圧して前記側−11
= 御レバー61を時計方向に回動し、前記スイッチ取付板
71を反時計方向に回転させてスイッチSH1を閉じる
と、フィルム巻上が行われる状態にあってもモータMを
逆転する回路が形成され前述したオートリターンの場合
と同様の作動によって前記歯車7を駆動してフィルムの
巻戻しを行うことも出来るようになっている。
= 御レバー61を時計方向に回動し、前記スイッチ取付板
71を反時計方向に回転させてスイッチSH1を閉じる
と、フィルム巻上が行われる状態にあってもモータMを
逆転する回路が形成され前述したオートリターンの場合
と同様の作動によって前記歯車7を駆動してフィルムの
巻戻しを行うことも出来るようになっている。
また、レンズ移動機構の駆動に当っては、前記摺動板8
1をノブ83によって斜右上方にスライドさせると、前
記積杆86が時計方向に回動してその先端部86aが前
記ストップレバー41の切換ビン43を右方に押圧して
該ストップレバー41を反時計方向に回転させる。
1をノブ83によって斜右上方にスライドさせると、前
記積杆86が時計方向に回動してその先端部86aが前
記ストップレバー41の切換ビン43を右方に押圧して
該ストップレバー41を反時計方向に回転させる。
その結果、先ず前記ストップレバー41においては、そ
のストッパ46が前記カム部材1の外周部1aより離間
して該カム部材1との係止関係を解除する。
のストッパ46が前記カム部材1の外周部1aより離間
して該カム部材1との係止関係を解除する。
それと同時にラチェット51が前記ストップレバー41
の立上り部48による当接を解除されるので捩りばね4
7の作用によって反時計方向に追従しその爪53が前記
歯車7の歯面に保合あるいは係合する体勢をとるように
なる。
の立上り部48による当接を解除されるので捩りばね4
7の作用によって反時計方向に追従しその爪53が前記
歯車7の歯面に保合あるいは係合する体勢をとるように
なる。
次いで前記規制レバー61においては、その規制面64
が前記ストップレバー41の段部49より外れるので引
張ばね63の作用によって反時計方向に回動し、その端
部65が右方に退避するので前記スイッチ取付板71が
引張ばね72の作用によって時計方向に回転しようとす
る。
が前記ストップレバー41の段部49より外れるので引
張ばね63の作用によって反時計方向に回動し、その端
部65が右方に退避するので前記スイッチ取付板71が
引張ばね72の作用によって時計方向に回転しようとす
る。
しかしながら、前記摺動板81が斜右上方にスライドさ
れた状態にあっては、前記スイッチ取付板71の当接部
71bが前記摺動板81のカム81aに阻止される位置
にあるため前記スイッチ取付板71は回転せず従ってス
イッチSWIは未だ開の状態に置かれたままとなってい
る。
れた状態にあっては、前記スイッチ取付板71の当接部
71bが前記摺動板81のカム81aに阻止される位置
にあるため前記スイッチ取付板71は回転せず従ってス
イッチSWIは未だ開の状態に置かれたままとなってい
る。
次に前記ノブ83を解放すると前記摺動板81および前
記積杆86が図示位置に復帰しようとするが、それに先
行して既に前記ストップレバー41がその段部49から
外れた前記規制レバー61の規制面64によってその復
帰が阻止された状態に置かれてあり、また規制レバ−6
1自体もストップレバー41との係今によって図示位置
への復帰が出来ない状態となっている。
記積杆86が図示位置に復帰しようとするが、それに先
行して既に前記ストップレバー41がその段部49から
外れた前記規制レバー61の規制面64によってその復
帰が阻止された状態に置かれてあり、また規制レバ−6
1自体もストップレバー41との係今によって図示位置
への復帰が出来ない状態となっている。
従って、前記摺動板81が復帰し終ると前記スイッチ取
付板71が時計方向に回転してスイッチS−1を閉じモ
ータMを逆転する回路が形成されモータMの駆動力が中
間歯車25.26を介して前記歯車9に伝達される。
付板71が時計方向に回転してスイッチS−1を閉じモ
ータMを逆転する回路が形成されモータMの駆動力が中
間歯車25.26を介して前記歯車9に伝達される。
この場合フィルム巻戻機構に接続する前記歯車7は既に
前記ラチェット51によって係止されているので歯車9
上の遊星歯車10aの公転と自転との差によって前記カ
ム部材1は反時計方向に回転するよう設定させている。
前記ラチェット51によって係止されているので歯車9
上の遊星歯車10aの公転と自転との差によって前記カ
ム部材1は反時計方向に回転するよう設定させている。
前記カム部材1が回転を始めると下段の前記カム6が、
前記スイッチSWI と並列に接続されたスイッチSH
2を作用して閉じ、次いで中段の斜面5aが前記規制レ
バー61の規制ビン67を押上げ該規制レバー61を時
計方向に僅か回動せしめるのでその規制面64が前記ス
トップレバー41の段部49に再び接する状態となる。
前記スイッチSWI と並列に接続されたスイッチSH
2を作用して閉じ、次いで中段の斜面5aが前記規制レ
バー61の規制ビン67を押上げ該規制レバー61を時
計方向に僅か回動せしめるのでその規制面64が前記ス
トップレバー41の段部49に再び接する状態となる。
そのため前記ストップレバー41は引張ばね63の作用
によって時計方向に回動するが、その時点にで既に前記
カム部材1は回転が進められているので前記ストップレ
バー41のストッパ46は、前記カム部材1の外周部1
a上に位置し、該カム部材1の切欠部4に再び係合する
ことがない。
によって時計方向に回動するが、その時点にで既に前記
カム部材1は回転が進められているので前記ストップレ
バー41のストッパ46は、前記カム部材1の外周部1
a上に位置し、該カム部材1の切欠部4に再び係合する
ことがない。
また前記規制レバー61の復帰によって前記スイッチ取
付板71も復帰しスイッチ5llllが再び開の状態と
なるが前記スイッチ5ll12が前記カム6によって閉
じられた状態が続けられているのでモータMの駆動力は
継続して前記カム部材1に伝達される。
付板71も復帰しスイッチ5llllが再び開の状態と
なるが前記スイッチ5ll12が前記カム6によって閉
じられた状態が続けられているのでモータMの駆動力は
継続して前記カム部材1に伝達される。
かくしてモータMによって駆動された前記カム部材1が
ほぼ1回転に達すると前記スイッチ5ll12が前記カ
ム6の切欠6aに落ち込んで開となリモータMの駆動が
停止されるが、前記カム部材1の1回転する間に歯車3
が中間歯車35を介して歯車31を2分の1回転し、前
述した如く遊星歯車32が公転と自転を行って該遊星歯
車32に設けたビン33を矢示A方向に直線的に移動し
、それによってレンズ移動機構を駆動するようになって
いる。
ほぼ1回転に達すると前記スイッチ5ll12が前記カ
ム6の切欠6aに落ち込んで開となリモータMの駆動が
停止されるが、前記カム部材1の1回転する間に歯車3
が中間歯車35を介して歯車31を2分の1回転し、前
述した如く遊星歯車32が公転と自転を行って該遊星歯
車32に設けたビン33を矢示A方向に直線的に移動し
、それによってレンズ移動機構を駆動するようになって
いる。
この場合、前記ストップレバー41のストッパ46は、
前記カム部材1の曲面4aに達せずその外周部lat二
摺接した位置で停止するよう前記スイッチSH2の作用
タイミングが設定され、それによって前記型53による
前記歯車7の係止状態が保たれたままとなっている。
前記カム部材1の曲面4aに達せずその外周部lat二
摺接した位置で停止するよう前記スイッチSH2の作用
タイミングが設定され、それによって前記型53による
前記歯車7の係止状態が保たれたままとなっている。
すなわち撮影レンズの焦点距離が切換えられたことにな
るがこれを再び元の焦点距離に戻すには、再度前記ノブ
83を操作して同様の作動を反復すれば良い。
るがこれを再び元の焦点距離に戻すには、再度前記ノブ
83を操作して同様の作動を反復すれば良い。
なお、前記カム部材1がスイッチ5llI2を開いて停
止する際、慣性等によってその停止位置が若干前後する
ことが避けられずさらに再びフィルム巻戻を行うに際し
て前記ストップレバー41のストッパ46が前記カム部
材1の切欠部4に係合する迄、該カム部材1が回転を起
こし、レンズ移動機構に無用の作動を与えることになる
が、その何れのケースも前記ピン33の作動量に余裕を
もたせかつレンズ移動部材に対して弾性部材を介して動
力が伝達されるよう構成することにより支障のな一ルン
ズ移動を行うことが可能である。
止する際、慣性等によってその停止位置が若干前後する
ことが避けられずさらに再びフィルム巻戻を行うに際し
て前記ストップレバー41のストッパ46が前記カム部
材1の切欠部4に係合する迄、該カム部材1が回転を起
こし、レンズ移動機構に無用の作動を与えることになる
が、その何れのケースも前記ピン33の作動量に余裕を
もたせかつレンズ移動部材に対して弾性部材を介して動
力が伝達されるよう構成することにより支障のな一ルン
ズ移動を行うことが可能である。
以上の説明に明らかな如く本発明のカメラにおいてはモ
ータの正逆転の切換と該モータによって駆動される遊星
歯車機構における動力伝達経路の切換とによって、フィ
ルムの巻上、巻戻とレンズ移動の駆動力を同一のモータ
から得ることを可能としたものであって、その構造はそ
れに近い機能をもつ従来のカメラに比し頗る簡潔、合理
化されていて小型カメラの設計、製作上極めて有用なも
のと云うことが出来る。
ータの正逆転の切換と該モータによって駆動される遊星
歯車機構における動力伝達経路の切換とによって、フィ
ルムの巻上、巻戻とレンズ移動の駆動力を同一のモータ
から得ることを可能としたものであって、その構造はそ
れに近い機能をもつ従来のカメラに比し頗る簡潔、合理
化されていて小型カメラの設計、製作上極めて有用なも
のと云うことが出来る。
なお第1図におけるフィルム巻戻機構あるいはレンズ移
動機構に対するモータMの駆動力切換機構をフィルム巻
上機構側に移し、モータMの第1方向回転時にフィルム
巻上あるいはレンズ移動の何れかを行い、第2方向回転
時にはフィルム巻戻のみを行うよう構成することも可能
で、カメラ設計上にも自由度が大きく有利である。それ
は歯車7に巻上機構を、歯車24に巻戻機構をそれぞれ
連結することにより実現でトる。
動機構に対するモータMの駆動力切換機構をフィルム巻
上機構側に移し、モータMの第1方向回転時にフィルム
巻上あるいはレンズ移動の何れかを行い、第2方向回転
時にはフィルム巻戻のみを行うよう構成することも可能
で、カメラ設計上にも自由度が大きく有利である。それ
は歯車7に巻上機構を、歯車24に巻戻機構をそれぞれ
連結することにより実現でトる。
第2図は本発明による第2の実施例を示したもので、モ
ータMの歯車120は中間歯車26を介して前記歯車9
に直結しがっ一方該歯車9と同軸一体の前記歯車7には
、前述した遊星歯車機構から成るクラッチすなわち第1
図における前記歯車21.23.24.25およびプレ
ート22と全く同一の機能を有する歯車121.123
.124.125およびプレート122が配設されてい
る。歯車121がモータMによって正逆転される前記歯
車7と歯合しているのでモータMの回転方向を切換える
ことによりその駆動力は歯車124によってフィルム巻
上機構に、あるいは歯車125によってフィルム巻戻し
機構へと伝達されるようになっている。
ータMの歯車120は中間歯車26を介して前記歯車9
に直結しがっ一方該歯車9と同軸一体の前記歯車7には
、前述した遊星歯車機構から成るクラッチすなわち第1
図における前記歯車21.23.24.25およびプレ
ート22と全く同一の機能を有する歯車121.123
.124.125およびプレート122が配設されてい
る。歯車121がモータMによって正逆転される前記歯
車7と歯合しているのでモータMの回転方向を切換える
ことによりその駆動力は歯車124によってフィルム巻
上機構に、あるいは歯車125によってフィルム巻戻し
機構へと伝達されるようになっている。
なおこの場合、前記カム部材1が逆回転されるのを防止
するため例えば中間歯車35に対し弾性部材等によって
係止方向に付勢された逆転止メ130が設けられる。
するため例えば中間歯車35に対し弾性部材等によって
係止方向に付勢された逆転止メ130が設けられる。
本発明は、小型カメラにおけるフィルムの巻上、巻戻し
、レンズ移動の自動化を極めて簡単な装置によって合理
的に実現したもので、それによりフィルム巻戻しの自動
開始も可能となって初心者にとっても頗る使い易い全自
動カメラが提供されることとなった。
、レンズ移動の自動化を極めて簡単な装置によって合理
的に実現したもので、それによりフィルム巻戻しの自動
開始も可能となって初心者にとっても頗る使い易い全自
動カメラが提供されることとなった。
第1、第2図は本発明によるカメラの駆動機構を示した
斜視図。 1・・・カム部材 2,34・・・内歯車3・
・・(カム部材用)歯車 4・・・切欠部5.6・・・
カム 7・・・(巻戻用)歯車10a、10
b、23.32− 遊星歯車41・・・ストップレバー
43・・・切換ピン46・・・ストッパ
49・・・段部51・・・ラチェット 53・・
・爪61・・・規制レバー 64・・・規制面6
5・・・端部 66.83・・・ノブ67
・・・規制ピン 71・・・スイッチ取付板8
1・・・摺動板 86・・・積杆M・・・モ
ータ SWI、5llI2・・・スイッチ代
理人 弁理士 野 1)義 親 手続補正書 昭和60年2月 1日 1、事件の表示 昭和59年特許願第158457号 2、発明の名称 カ メ ラ 3.1!11正をする者 連絡先 〒191 56補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、「発明の詳細な説明
」の欄、及び図面。 6、補正の内容 (1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙1の通り訂正
する。 (2)明細書の「発明の詳細な説明」の一部を下記の通
り訂正する。 (a)明細書第4頁の1行から第5頁8行目まで「その
光軸方向に移動・・・・・・によって達成される。」を
添付せる別紙2の通り訂正する。 (b)明細書第7頁第5行目から第16行目まで「31
はレンズ移動機構・・・・・・行うようになっている。 」を次の通り訂正する。 [30はレンズを駆動する遊星歯I11機構を示したも
ので、31は該遊星歯車機構30に動力を伝達する歯車
でありその上には刻み線相当位置にビン33を備えた遊
星歯車32を回動自在に軸着し、一方で該遊星歯車32
はその2倍の刻み円径をもちカメラ本体に固定して取り
付けられた内歯車34とも歯合している。従って前記歯
車31がカメラ本体からの動力によって2分の1回転さ
れると、前記遊星歯車32が前記内歯車34に対して公
転して半周し同時に自らも半回転の自転を行うので前記
ビン33に矢示A方向に対して前記内歯車34の刻み円
径に相当する距離の直進運動を与えるようになっている
。 その結果前記ビン33に接続するレンズ鏡胴が光軸方向
に移動して焦点距離の切替が行なわれることとなる。」 (e)明細書第11頁第19行目「規定のパルス波形」
とあるのを、「スプロケット回転量に同期した規定のパ
ルス波形」と訂正する。 (3)図面の第1図を別紙の通り補正する。 (4)図面の第2図を別紙の通り補正する。 別紙1 2、特許請求の範囲 (1) 同一のモータの をフィルム ゛ように
したことを特徴とするカメラ。 (2) 前記モータの第1方向回転時にフィルムの巻
上を行い、第2方向回転時にフィルムの巻戻しまたはレ
ンズ移動を行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のカメラ。 ←0− 前記遊星歯車機構は第1及び第2の係止手段を
有し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆
動力をフィルム巻戻し機構に伝達し、第2係止手段を作
動させた状態で前記モータの駆動力をレンズ移動機構に
伝達させたことを特徴とする特許請求の範囲第り項記載
のカメラ。 C→−フィルムの巻上及び巻戻しの切換を行うためのク
ラッチが、前記モータの回転方向に基づいてその駆動力
を選択的にフィルムの巻上機構及び巻戻しfi構の何れ
かに伝達することの出来る遊星歯車機構からなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第り項の何れが
1項に記載のカメラ。 0り一 前記モータの第1方向回転時にフィルム巻上ま
たはレンズ移動を行い、第2方向回転時にフィルム巻戻
しを行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第5項記載のカメラ。 0工 前記遊星歯車機構が第1及び第2の係止手段を有
し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆動
力をフィルム巻戻機構(又は巻上機構)に伝達し、第2
係止手段を作動させた状態で前記モータの駆動力をレン
ズ移動機構に伝える第1の遊星歯車機構と、フィルム巻
上及び巻戻しの切換を行うためのクラッチが、前記モー
タの回転方向に基づいてその駆動力を選択的にフィルム
巻上機構及び巻戻し機構の何れかに伝達する第2の遊星
歯車機構を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のカメラ。 別紙2 その光軸方向に移動させる動作を必要とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 可変焦点カメラあるいは、不使用時にレンズを後退させ
ておき、撮影時にレンズを突出させるようにした沈胴式
カメラなど、レンズを光軸方向に移動させるカメラにお
いては、この動作をモータで行わせようとすると従来の
機構に加えて、レンズ移動機構が付設されることになり
、カメラが大型になり、携帯、撮影等に不便になるとい
う欠点があった。 本発明はこの欠点を解決したもので、レンズ移動機構を
コンパクトにまとめることによってカメラ全体を小型化
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この目的は同一のモータの駆動力をフィルム移送機構と
撮影レンズの光軸方向への移動を行わせるレンズ移動機
構に切換機構を介して選択的に伝達するようにしたこと
を特徴とするカメラによって達成される。
斜視図。 1・・・カム部材 2,34・・・内歯車3・
・・(カム部材用)歯車 4・・・切欠部5.6・・・
カム 7・・・(巻戻用)歯車10a、10
b、23.32− 遊星歯車41・・・ストップレバー
43・・・切換ピン46・・・ストッパ
49・・・段部51・・・ラチェット 53・・
・爪61・・・規制レバー 64・・・規制面6
5・・・端部 66.83・・・ノブ67
・・・規制ピン 71・・・スイッチ取付板8
1・・・摺動板 86・・・積杆M・・・モ
ータ SWI、5llI2・・・スイッチ代
理人 弁理士 野 1)義 親 手続補正書 昭和60年2月 1日 1、事件の表示 昭和59年特許願第158457号 2、発明の名称 カ メ ラ 3.1!11正をする者 連絡先 〒191 56補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、「発明の詳細な説明
」の欄、及び図面。 6、補正の内容 (1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙1の通り訂正
する。 (2)明細書の「発明の詳細な説明」の一部を下記の通
り訂正する。 (a)明細書第4頁の1行から第5頁8行目まで「その
光軸方向に移動・・・・・・によって達成される。」を
添付せる別紙2の通り訂正する。 (b)明細書第7頁第5行目から第16行目まで「31
はレンズ移動機構・・・・・・行うようになっている。 」を次の通り訂正する。 [30はレンズを駆動する遊星歯I11機構を示したも
ので、31は該遊星歯車機構30に動力を伝達する歯車
でありその上には刻み線相当位置にビン33を備えた遊
星歯車32を回動自在に軸着し、一方で該遊星歯車32
はその2倍の刻み円径をもちカメラ本体に固定して取り
付けられた内歯車34とも歯合している。従って前記歯
車31がカメラ本体からの動力によって2分の1回転さ
れると、前記遊星歯車32が前記内歯車34に対して公
転して半周し同時に自らも半回転の自転を行うので前記
ビン33に矢示A方向に対して前記内歯車34の刻み円
径に相当する距離の直進運動を与えるようになっている
。 その結果前記ビン33に接続するレンズ鏡胴が光軸方向
に移動して焦点距離の切替が行なわれることとなる。」 (e)明細書第11頁第19行目「規定のパルス波形」
とあるのを、「スプロケット回転量に同期した規定のパ
ルス波形」と訂正する。 (3)図面の第1図を別紙の通り補正する。 (4)図面の第2図を別紙の通り補正する。 別紙1 2、特許請求の範囲 (1) 同一のモータの をフィルム ゛ように
したことを特徴とするカメラ。 (2) 前記モータの第1方向回転時にフィルムの巻
上を行い、第2方向回転時にフィルムの巻戻しまたはレ
ンズ移動を行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のカメラ。 ←0− 前記遊星歯車機構は第1及び第2の係止手段を
有し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆
動力をフィルム巻戻し機構に伝達し、第2係止手段を作
動させた状態で前記モータの駆動力をレンズ移動機構に
伝達させたことを特徴とする特許請求の範囲第り項記載
のカメラ。 C→−フィルムの巻上及び巻戻しの切換を行うためのク
ラッチが、前記モータの回転方向に基づいてその駆動力
を選択的にフィルムの巻上機構及び巻戻しfi構の何れ
かに伝達することの出来る遊星歯車機構からなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第り項の何れが
1項に記載のカメラ。 0り一 前記モータの第1方向回転時にフィルム巻上ま
たはレンズ移動を行い、第2方向回転時にフィルム巻戻
しを行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第5項記載のカメラ。 0工 前記遊星歯車機構が第1及び第2の係止手段を有
し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆動
力をフィルム巻戻機構(又は巻上機構)に伝達し、第2
係止手段を作動させた状態で前記モータの駆動力をレン
ズ移動機構に伝える第1の遊星歯車機構と、フィルム巻
上及び巻戻しの切換を行うためのクラッチが、前記モー
タの回転方向に基づいてその駆動力を選択的にフィルム
巻上機構及び巻戻し機構の何れかに伝達する第2の遊星
歯車機構を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のカメラ。 別紙2 その光軸方向に移動させる動作を必要とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 可変焦点カメラあるいは、不使用時にレンズを後退させ
ておき、撮影時にレンズを突出させるようにした沈胴式
カメラなど、レンズを光軸方向に移動させるカメラにお
いては、この動作をモータで行わせようとすると従来の
機構に加えて、レンズ移動機構が付設されることになり
、カメラが大型になり、携帯、撮影等に不便になるとい
う欠点があった。 本発明はこの欠点を解決したもので、レンズ移動機構を
コンパクトにまとめることによってカメラ全体を小型化
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この目的は同一のモータの駆動力をフィルム移送機構と
撮影レンズの光軸方向への移動を行わせるレンズ移動機
構に切換機構を介して選択的に伝達するようにしたこと
を特徴とするカメラによって達成される。
Claims (6)
- (1)同一のモータによりフィルム巻上または巻戻しと
撮影レンズのレンズ移動を行うカメラであって、遊星歯
車機構を用いて前記各動作の切換を選択的に行わせたこ
とを特徴とするカメラ。 - (2)前記モータの第1方向回転時にフィルムの巻上を
行い、第2方向回転時にフィルムの巻戻しまたはレンズ
移動を行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のカメラ。 - (3)前記遊星歯車機構は第1および第2の係止手段を
有し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆
動力をフィルム巻戻し機構に伝達し、第2係止手段を作
動させた状態で前記モータの駆動力をレンズ移動機構に
伝達させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項記載のカメラ。 - (4)フイルムの巻上および巻戻しの切換を行うための
クラッチが、前記モータの回転方向に基づいてその駆動
力を選択的にフィルムの巻上機構および巻戻し機構の何
れかに伝達することの出来る遊星歯車機構から成ること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れ
か1項に記載のカメラ。 - (5)前記モータの第1方向回転時にフィルム巻上また
はレンズ移動を行い、第2方向回転時にフィルム巻戻し
を行わせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第4項記載のカメラ。 - (6)前記遊星歯車機構が第1および第2の係止手段を
有し、第1係止手段を作動させた状態で前記モータの駆
動力をフィルム巻戻機構(又は巻上機構)に伝達し、第
2係止手段を作動させた状態で前記モータの駆動力をレ
ンズ移動機構に伝える第1の遊星歯車機構と、フィルム
巻上および巻戻しの切換を行うためのクラッチが、前記
モータの回転方向に基づいてその駆動力を選択的にフィ
ルム巻上機構及び巻戻し機構の何れかに伝達する第2の
遊星歯車機構を有することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のカメラ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15845784A JPS6135435A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | カメラ |
| DE19853526688 DE3526688A1 (de) | 1984-07-27 | 1985-07-25 | Kamera |
| US06/759,641 US4619510A (en) | 1984-07-27 | 1985-07-26 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15845784A JPS6135435A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | カメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135435A true JPS6135435A (ja) | 1986-02-19 |
| JPH0359409B2 JPH0359409B2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=15672164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15845784A Granted JPS6135435A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135435A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01172583A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-07 | Waaato:Kk | 水中におけるライニング工法 |
| US4952955A (en) * | 1986-12-24 | 1990-08-28 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Focal length switch-over camera |
| US4958179A (en) * | 1987-12-25 | 1990-09-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Camera with changeable focal length |
| JP2014231646A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 日東電工株式会社 | 防食シート製造方法及び防食シート製造設備 |
| JP2015121315A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-07-02 | アイシン精機株式会社 | 負荷感応型減速装置 |
| JP2016050607A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | アイシン精機株式会社 | 負荷感応型減速装置 |
| EP4080277B1 (en) * | 2019-12-19 | 2025-11-26 | Nidec Copal Corporation | Camera apparatus |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15845784A patent/JPS6135435A/ja active Granted
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4952955A (en) * | 1986-12-24 | 1990-08-28 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Focal length switch-over camera |
| JPH01172583A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-07 | Waaato:Kk | 水中におけるライニング工法 |
| US4958179A (en) * | 1987-12-25 | 1990-09-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Camera with changeable focal length |
| JP2014231646A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 日東電工株式会社 | 防食シート製造方法及び防食シート製造設備 |
| JP2015121315A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-07-02 | アイシン精機株式会社 | 負荷感応型減速装置 |
| JP2016050607A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | アイシン精機株式会社 | 負荷感応型減速装置 |
| EP4080277B1 (en) * | 2019-12-19 | 2025-11-26 | Nidec Copal Corporation | Camera apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0359409B2 (ja) | 1991-09-10 |
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