JPS6133661A - 医療用器具 - Google Patents
医療用器具Info
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- JPS6133661A JPS6133661A JP1762184A JP1762184A JPS6133661A JP S6133661 A JPS6133661 A JP S6133661A JP 1762184 A JP1762184 A JP 1762184A JP 1762184 A JP1762184 A JP 1762184A JP S6133661 A JPS6133661 A JP S6133661A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- medical device
- blood
- stabilizer
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L33/00—Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
- A61L33/06—Use of macromolecular materials
- A61L33/064—Use of macromolecular materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L33/00—Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
- A61L33/0005—Use of materials characterised by their function or physical properties
- A61L33/0052—Plasticizers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L33/00—Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
- A61L33/0005—Use of materials characterised by their function or physical properties
- A61L33/0058—Stabilizers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
- C08K5/12—Esters; Ether-esters of cyclic polycarboxylic acids
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
!9発明の背景
技 術 分 野
本発明は、新規な医療用器具に関するものである。詳し
く述べると、可塑剤溶出量が著しく小さく、かつ気体透
過性に優れた医療用器具に関するものである。
く述べると、可塑剤溶出量が著しく小さく、かつ気体透
過性に優れた医療用器具に関するものである。
先行技術
周知のように、血液は自己防御作用を有しており、血液
が血管内壁以外の異界面に接すると、異界面への血小板
の粘着、凝集および血漿のゲル化、すなわちアイプリン
架橋体の形成が起こる。従来の血液パックは、血液中の
血小板が血液パックの基材であるプラスチック界面へ凝
集し、採血後6時間後には血小板凝集能が採血時の約6
0%に低下し、さらに24時間後には約40%にまで低
下する。一方、現在の血小板製剤の有効利用の点から、
より長時間の血液の保存が可能なプラスチックからなる
保存容器、いわゆる血液適合性を有するプラスチックか
らなる保存容器、あるいはその他の医療用具の開発が望
まれている。
が血管内壁以外の異界面に接すると、異界面への血小板
の粘着、凝集および血漿のゲル化、すなわちアイプリン
架橋体の形成が起こる。従来の血液パックは、血液中の
血小板が血液パックの基材であるプラスチック界面へ凝
集し、採血後6時間後には血小板凝集能が採血時の約6
0%に低下し、さらに24時間後には約40%にまで低
下する。一方、現在の血小板製剤の有効利用の点から、
より長時間の血液の保存が可能なプラスチックからなる
保存容器、いわゆる血液適合性を有するプラスチックか
らなる保存容器、あるいはその他の医療用具の開発が望
まれている。
このようなプラスチック製容器またはその他の医療用具
として、現在、その加工性、柔軟性、透明性、低水蒸気
透過性、耐熱性等の良好さの故に、軟質塩化ビニル樹脂
製のものが広く使用されている。これらの軟質塩化ビニ
ル樹脂は、可塑剤としてジ−2−エチルへキシル7タレ
ート(以下、DOPという。)等のフタル酸エステルが
30〜60%含まれている。しかしながら、フタル酸エ
ステルは移行性が大きいので、前記軟質塩化ビニル樹脂
で、例えば血液保存容器を作った場合、該フタル酸エス
テルが血漿中に溶出することが知られている。このため
、濃縮血小板を含む血漿にフタル酸エステルが溶は出す
と、血小板の機能である凝集能の低下をもたらすという
報告がなされている〔日本輸血学会誌1ヱ、282(1
982))。
として、現在、その加工性、柔軟性、透明性、低水蒸気
透過性、耐熱性等の良好さの故に、軟質塩化ビニル樹脂
製のものが広く使用されている。これらの軟質塩化ビニ
ル樹脂は、可塑剤としてジ−2−エチルへキシル7タレ
ート(以下、DOPという。)等のフタル酸エステルが
30〜60%含まれている。しかしながら、フタル酸エ
ステルは移行性が大きいので、前記軟質塩化ビニル樹脂
で、例えば血液保存容器を作った場合、該フタル酸エス
テルが血漿中に溶出することが知られている。このため
、濃縮血小板を含む血漿にフタル酸エステルが溶は出す
と、血小板の機能である凝集能の低下をもたらすという
報告がなされている〔日本輸血学会誌1ヱ、282(1
982))。
また、前記フタル酸エステル系可塑剤を含有する軟質塩
化ビニル樹脂は、気体透過性が不充分であり、これを用
いた血液パックの血小板保存性を示す有効期間は通常6
時間という短時間でしかない。
化ビニル樹脂は、気体透過性が不充分であり、これを用
いた血液パックの血小板保存性を示す有効期間は通常6
時間という短時間でしかない。
(日本赤十字社・赤十字血液センターの業務標準による
。)気体透過性が高い場合には、血球や血小板の保存性
の点で優れることが知られている。
。)気体透過性が高い場合には、血球や血小板の保存性
の点で優れることが知られている。
((1) Platelet Concentrate
s 5tored at 22℃Need Oxygs
n“; Jonai Wm1lvik 、 01of
Ak@rblom;Vox、 Sang、 45.30
5−311 (1983)、(2) 「容器のガス透過
性が保存血のガス分圧と機能に及ぼす影響について」上
平、他;第31回日本輸血学会総会抄録集、Plol(
1983))。このため、DOP等の可塑剤の配合量を
多くすれば気体透過性は向上するが、該配合量を多くす
れば逆に実用的な機械的強度が失なわれてしまう。また
、前記可塑剤の配合量を多くすれば、該可塑剤の血漿中
への溶出が高くなり、このため血小板の保存性は非常に
低くなる。
s 5tored at 22℃Need Oxygs
n“; Jonai Wm1lvik 、 01of
Ak@rblom;Vox、 Sang、 45.30
5−311 (1983)、(2) 「容器のガス透過
性が保存血のガス分圧と機能に及ぼす影響について」上
平、他;第31回日本輸血学会総会抄録集、Plol(
1983))。このため、DOP等の可塑剤の配合量を
多くすれば気体透過性は向上するが、該配合量を多くす
れば逆に実用的な機械的強度が失なわれてしまう。また
、前記可塑剤の配合量を多くすれば、該可塑剤の血漿中
への溶出が高くなり、このため血小板の保存性は非常に
低くなる。
一方、血小板保存性を高めるために、)IJ−2−エチ
ルへキシルトリメリテー)(TOTM)を可塑剤として
配合することも提案されている(米国特許第4.280
.497号)。しかしながらTOTMは極めて高価であ
るばかりでなく、可塑化効率およびガス透過性が極めて
低いという欠点があった。
ルへキシルトリメリテー)(TOTM)を可塑剤として
配合することも提案されている(米国特許第4.280
.497号)。しかしながらTOTMは極めて高価であ
るばかりでなく、可塑化効率およびガス透過性が極めて
低いという欠点があった。
例えば血液バックをシートから成形した際に、一般に水
分の透過を抑える為に必要とされるシートの、厚さ30
0〜400μ餌において血球や血小板等の長期保存を可
能とする気体透過性、すなわち2.5 X 10”ml
−wr/m”・day ・atm (30℃)以上、好
ましくは5. OX I Q”d・sss/m” da
y・atm (30℃)以上を得ることは困難である。
分の透過を抑える為に必要とされるシートの、厚さ30
0〜400μ餌において血球や血小板等の長期保存を可
能とする気体透過性、すなわち2.5 X 10”ml
−wr/m”・day ・atm (30℃)以上、好
ましくは5. OX I Q”d・sss/m” da
y・atm (30℃)以上を得ることは困難である。
一方、非移行性の可塑剤としては、ポリエステル系可塑
剤が用いられている。このポリエステル系可塑剤は、一
般に脂肪酸エステルが主たるものであるため、耐水性、
耐加水分解性等においてはフェニル基を骨格とするフタ
ル酸エステルよりも劣っていることはよく知られている
。また一般に、高分子量であるため、気体透過性は小さ
いものである。
剤が用いられている。このポリエステル系可塑剤は、一
般に脂肪酸エステルが主たるものであるため、耐水性、
耐加水分解性等においてはフェニル基を骨格とするフタ
ル酸エステルよりも劣っていることはよく知られている
。また一般に、高分子量であるため、気体透過性は小さ
いものである。
他方、気体透過性が比較的良好な血液パック用材料とし
て、10−40重量%のポリプルピレンと、40〜85
重量%の熱可塑性エラストマーとのブレンドよりなる樹
脂組成物が知られているが(特開昭55−60464号
)、このようなポリオレフィン系樹脂は接着性が悪いた
めに、二次加工の際、高周波融着が困難であり、成形加
工法が限定される。また、軟質ポリ塩化ビニルを用いた
場合のような柔軟性に欠ける。
て、10−40重量%のポリプルピレンと、40〜85
重量%の熱可塑性エラストマーとのブレンドよりなる樹
脂組成物が知られているが(特開昭55−60464号
)、このようなポリオレフィン系樹脂は接着性が悪いた
めに、二次加工の際、高周波融着が困難であり、成形加
工法が限定される。また、軟質ポリ塩化ビニルを用いた
場合のような柔軟性に欠ける。
■0発明の目的
したがって本発明の目的は、新規な医療用器具を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、可塑剤の溶出が著
しく小さく、かつ気体透過性に優れた医療用器具を提供
することにある。
ることにある。本発明の他の目的は、可塑剤の溶出が著
しく小さく、かつ気体透過性に優れた医療用器具を提供
することにある。
これらの諸口的は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して一般式■ (ただし式中mおよびnはそれぞれ8〜14でかつ(m
+n)/2 は9〜14である。)を有するフタル酸
ジ−n−アルキルエステル10〜80重量部および安定
剤1〜18重量部を絡合してなる樹脂組成物で作られた
成形物である医療用器具である。
して一般式■ (ただし式中mおよびnはそれぞれ8〜14でかつ(m
+n)/2 は9〜14である。)を有するフタル酸
ジ−n−アルキルエステル10〜80重量部および安定
剤1〜18重量部を絡合してなる樹脂組成物で作られた
成形物である医療用器具である。
また、本発明は、直鎖アルキル基の炭素原子数が9、〜
12である医療用器具である。さらに、本発明は、フタ
ル酸ジ−n−アルキルエステルがジ−n−デシルフタレ
ートである医療用器具である。
12である医療用器具である。さらに、本発明は、フタ
ル酸ジ−n−アルキルエステルがジ−n−デシルフタレ
ートである医療用器具である。
また、本発明は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て一般式■を有するフタル酸ジ−n−アルキルエステル
が10〜70重量部および安定剤が2〜15重量部配合
されてなる医療用器具である。
て一般式■を有するフタル酸ジ−n−アルキルエステル
が10〜70重量部および安定剤が2〜15重量部配合
されてなる医療用器具である。
さらに本発明は、安定剤がエポキシ化植物油およびカル
シウム−亜鉛系安定剤を主成分とするものである医療用
器具である。また本発明の医療用器具は、血液パックで
ある。また本発明は、成形物がフタル酸ジ−n−アルキ
ルの溶出量が少ない医療用器具である。さらに本発明は
、成形物の気体透過性が2゜5 X 103d・m/m
”−day・atm (30℃)以上である医療用容器
である。
シウム−亜鉛系安定剤を主成分とするものである医療用
器具である。また本発明の医療用器具は、血液パックで
ある。また本発明は、成形物がフタル酸ジ−n−アルキ
ルの溶出量が少ない医療用器具である。さらに本発明は
、成形物の気体透過性が2゜5 X 103d・m/m
”−day・atm (30℃)以上である医療用容器
である。
本発明による医療用器具樹脂組成物に使用される塩化ビ
ニル系樹脂としては、塩化ビニルの単独重合体の他に、
ポリ塩化ビニリデンや塩化ビニルを70重′Ik%以上
、好ましくは85重量%以上含有する他の共重合し得る
単量体との共重合体が好ましく、その平均重合度は70
0〜to o o、好ましくはI000〜2400であ
る。また、塩化ビニルに対する共単量体としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、酢酸ビニル、臭化
ビニル、フッ化ビニル、スチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルピリジン、アクリル酸、アルキルアクリレート(例
えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソ
プロピルアクリレート、韮−ブチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート等)、メタクリル酸、アル
キルメタクリレート(例えば、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレ
ート等)、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等が
ある。
ニル系樹脂としては、塩化ビニルの単独重合体の他に、
ポリ塩化ビニリデンや塩化ビニルを70重′Ik%以上
、好ましくは85重量%以上含有する他の共重合し得る
単量体との共重合体が好ましく、その平均重合度は70
0〜to o o、好ましくはI000〜2400であ
る。また、塩化ビニルに対する共単量体としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、酢酸ビニル、臭化
ビニル、フッ化ビニル、スチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルピリジン、アクリル酸、アルキルアクリレート(例
えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソ
プロピルアクリレート、韮−ブチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート等)、メタクリル酸、アル
キルメタクリレート(例えば、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレ
ート等)、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等が
ある。
また、塩化ビニル樹脂には、スチレン−アクリ四ニトリ
ル共重合体、スチレン−メタクリルニトリル共重合体を
配合することもできる。
ル共重合体、スチレン−メタクリルニトリル共重合体を
配合することもできる。
可塑剤として使用されるフタル酸ジ−n−アルキルエス
テルは、−・般式Iで示されるもので、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して10〜80重量部、好ましくは
40〜70重量部、さらに好ましくは50〜60重量部
使用される。一般式■におけるmおよびhはそれぞれ8
〜14で好ましくは9〜12、最も好ましくは10でか
っ(m+n)/2は9〜14である。すなわち炭素原子
数7以下では可塑剤の溶出量が高くなり、一方炭素原子
数15以上では可塑化効率が低いので、充分な柔軟性を
得るには過量の配合量を必要とし、塩化ビニル系樹脂と
の相溶性の点で劣り、また蒸気透過性も増加する。また
本発明者らは驚くべきことに、前記アルキル基は分枝が
あるものは充分なガス透過性を与えないということを確
認し、直鎖状アルキル基の場合に限り高い気体透過性が
あることを見出したものである。
テルは、−・般式Iで示されるもので、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して10〜80重量部、好ましくは
40〜70重量部、さらに好ましくは50〜60重量部
使用される。一般式■におけるmおよびhはそれぞれ8
〜14で好ましくは9〜12、最も好ましくは10でか
っ(m+n)/2は9〜14である。すなわち炭素原子
数7以下では可塑剤の溶出量が高くなり、一方炭素原子
数15以上では可塑化効率が低いので、充分な柔軟性を
得るには過量の配合量を必要とし、塩化ビニル系樹脂と
の相溶性の点で劣り、また蒸気透過性も増加する。また
本発明者らは驚くべきことに、前記アルキル基は分枝が
あるものは充分なガス透過性を与えないということを確
認し、直鎖状アルキル基の場合に限り高い気体透過性が
あることを見出したものである。
前記一般式■を有するフタル酸−ジ−n−アルキルエス
テルとしては、例えばジ−n−ノニルツクレート、ジ−
n−デシルフタレート、ジ−n−ウンデシルフタレート
、ジ−n−ドデシルフタレート、ジ−n−)リゾシルフ
タレート、h−オクチル−n−デシルフタレート、n−
デシル−n−トリデシルフタレート等およびこれらの混
合物がある。
テルとしては、例えばジ−n−ノニルツクレート、ジ−
n−デシルフタレート、ジ−n−ウンデシルフタレート
、ジ−n−ドデシルフタレート、ジ−n−)リゾシルフ
タレート、h−オクチル−n−デシルフタレート、n−
デシル−n−トリデシルフタレート等およびこれらの混
合物がある。
また、安定剤としては、エポキシ化合物、例えハエホキ
シ化大豆油、エポキシ化アマニ油等+7)!ボキシ化植
物油、ジ−2−エチルへキシルエポキシへキサヒトo7
タレート、ビニルシクリヘキセンジオキサイド、44−
エポキシー6−メチルシクロヘキジルメチルー44−エ
ポキシ−6−メチルシクロヘキサンカーボネート、ジシ
ク田ペンタジェンジオキサイド等のシクロヘキセンオキ
サイド誘導体やカルシウム、亜鉛、バリウム、マグネシ
ウム、錫等とステアリン酸、ラウリン酸、リシノール酸
、ナフテン醗、2−エチルへ中ツイン酬等との金属せつ
けん類、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛、ラウリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸錫等あるいは前記エポキシ化合物と金属せつけん類
との混合物が配合させる。また、この他に、ジデシルフ
ェニルホスファイト等の亜リン酸エステル、ステアロイ
ルベンゾメタンとバルミトイルベンゾイルメタンとの混
合物のような有機系安定剤がある。
シ化大豆油、エポキシ化アマニ油等+7)!ボキシ化植
物油、ジ−2−エチルへキシルエポキシへキサヒトo7
タレート、ビニルシクリヘキセンジオキサイド、44−
エポキシー6−メチルシクロヘキジルメチルー44−エ
ポキシ−6−メチルシクロヘキサンカーボネート、ジシ
ク田ペンタジェンジオキサイド等のシクロヘキセンオキ
サイド誘導体やカルシウム、亜鉛、バリウム、マグネシ
ウム、錫等とステアリン酸、ラウリン酸、リシノール酸
、ナフテン醗、2−エチルへ中ツイン酬等との金属せつ
けん類、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛、ラウリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸錫等あるいは前記エポキシ化合物と金属せつけん類
との混合物が配合させる。また、この他に、ジデシルフ
ェニルホスファイト等の亜リン酸エステル、ステアロイ
ルベンゾメタンとバルミトイルベンゾイルメタンとの混
合物のような有機系安定剤がある。
その量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して通常
1〜18重量部、好ましくは2〜15重量部である。前
記安定剤は、それぞれ単独でも使用可能であるが、前記
エポキシ化合物と金属せつけん類、亜リン酸エステルま
たは有機系安定剤と併用することが好ましい。前記エポ
キシ化合物は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
通常1〜15重量部、好ましくは5〜10重量部であり
、エポキシ化大豆油が最も好ましい。また金属せつけん
類、亜リン酸エステルまたは有機安定剤は、塩化ビニル
系樹脂100重量部に対してα01〜8重量部、好まし
くは0.05〜5重量部であり、Ca−Znn金金属つ
けんが最も好ましい。
1〜18重量部、好ましくは2〜15重量部である。前
記安定剤は、それぞれ単独でも使用可能であるが、前記
エポキシ化合物と金属せつけん類、亜リン酸エステルま
たは有機系安定剤と併用することが好ましい。前記エポ
キシ化合物は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
通常1〜15重量部、好ましくは5〜10重量部であり
、エポキシ化大豆油が最も好ましい。また金属せつけん
類、亜リン酸エステルまたは有機安定剤は、塩化ビニル
系樹脂100重量部に対してα01〜8重量部、好まし
くは0.05〜5重量部であり、Ca−Znn金金属つ
けんが最も好ましい。
つぎに、図面を参照しながら、本発明の医療用器具の一
例として、採血パックを製造した場合について説明する
。すなわち、図面は血液パックを示すもので、複数個の
ビールタブ付き排出口1および排出口2を備えた本発明
の樹脂組成物製の採血パック2は、その周縁部と高周波
加熱あるいはその他の加熱手段により融着されており、
該採血パックの内部空間5に連通ずる本発明の樹脂組成
物製の採血チューブ6が連結されている。この採血パッ
クの内部空間には、抗凝固剤としてACD−A液(例え
ば、水溶液10〇−中にクエン酸す)リウム200 f
、クエン酸α80?およびブドウ糖2.20 f含有)
、CPD液(例えば、水溶液100d中にクエン酸o、
327f、クエン酸ナトリウム2.63ft、リン酸二
水素ナトリウム0.2512、デギス)o−ス2.52
F含有>9が収納されている。また、前記採血チュー
ブ6の先端には、採血針7が取付けられている。この採
血針にはキャップ8が取付けられる。
例として、採血パックを製造した場合について説明する
。すなわち、図面は血液パックを示すもので、複数個の
ビールタブ付き排出口1および排出口2を備えた本発明
の樹脂組成物製の採血パック2は、その周縁部と高周波
加熱あるいはその他の加熱手段により融着されており、
該採血パックの内部空間5に連通ずる本発明の樹脂組成
物製の採血チューブ6が連結されている。この採血パッ
クの内部空間には、抗凝固剤としてACD−A液(例え
ば、水溶液10〇−中にクエン酸す)リウム200 f
、クエン酸α80?およびブドウ糖2.20 f含有)
、CPD液(例えば、水溶液100d中にクエン酸o、
327f、クエン酸ナトリウム2.63ft、リン酸二
水素ナトリウム0.2512、デギス)o−ス2.52
F含有>9が収納されている。また、前記採血チュー
ブ6の先端には、採血針7が取付けられている。この採
血針にはキャップ8が取付けられる。
また、前記採血パック3の他に子バツグを連結する場合
には、ビールタブ付き排出口9を備えた本発明の樹脂組
成物製と同様に周縁部10を融着され、かつその内部空
間11に連通ずる本発明の樹脂組成物製の連結チューブ
12を備えた第1の子バツグ13が分岐管14を介して
採血パック3の連結用排出口2に、先端の連結針15に
より連結された連結チ二−ブ16と連結される。また、
ビールタブ付き排出口17を備えかつ周縁部18を高周
波シールされ、その内部空間19に連通ずる本発明の樹
脂組成物製の連結チューブ21を備えた子バツグ22の
前記連結チューブ21が分岐管14を介して連結チュー
ブ12.16と連結される。
には、ビールタブ付き排出口9を備えた本発明の樹脂組
成物製と同様に周縁部10を融着され、かつその内部空
間11に連通ずる本発明の樹脂組成物製の連結チューブ
12を備えた第1の子バツグ13が分岐管14を介して
採血パック3の連結用排出口2に、先端の連結針15に
より連結された連結チ二−ブ16と連結される。また、
ビールタブ付き排出口17を備えかつ周縁部18を高周
波シールされ、その内部空間19に連通ずる本発明の樹
脂組成物製の連結チューブ21を備えた子バツグ22の
前記連結チューブ21が分岐管14を介して連結チュー
ブ12.16と連結される。
以上は、血液パックを例にとって説明したが、その他の
血液保存容器、輸血システム用容器、血液回路用容器、
輸液入りパック等あるいはカテーテルや透析用チューブ
等−の各種医用チューブや人工腎臓、人工肺、人工肝臓
等の人工臓器、呼吸回路用チューブ等の呼吸回路装置関
連器具等についても同様に使用できる。呼吸回路用チュ
ーブ内をベンチレーター側から加温された気体が通過す
る際に、該チューブを本発明の樹脂組成物により成形す
ることにより、従来の樹脂組成物を用いた場合のように
前記通過気体中へ可塑剤が気化して体内へ入り込むとい
った危険を防止することができる。本発明の医療用器具
としての用途は特に血液パックおよびこれに接続された
チューブに用いた場合に効果が顕著であるが、要は体液
・薬液等の液体や気体といった流体が該医療用器具に注
入、排出若しくは保存されたり接触したりするものであ
る場合、好適であり、本発明の目的に合致するものであ
れば特に限定されるものではない。
血液保存容器、輸血システム用容器、血液回路用容器、
輸液入りパック等あるいはカテーテルや透析用チューブ
等−の各種医用チューブや人工腎臓、人工肺、人工肝臓
等の人工臓器、呼吸回路用チューブ等の呼吸回路装置関
連器具等についても同様に使用できる。呼吸回路用チュ
ーブ内をベンチレーター側から加温された気体が通過す
る際に、該チューブを本発明の樹脂組成物により成形す
ることにより、従来の樹脂組成物を用いた場合のように
前記通過気体中へ可塑剤が気化して体内へ入り込むとい
った危険を防止することができる。本発明の医療用器具
としての用途は特に血液パックおよびこれに接続された
チューブに用いた場合に効果が顕著であるが、要は体液
・薬液等の液体や気体といった流体が該医療用器具に注
入、排出若しくは保存されたり接触したりするものであ
る場合、好適であり、本発明の目的に合致するものであ
れば特に限定されるものではない。
つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜4および比較例1〜7
ポリ塩化ビニル(平均重合度1,300)100重量部
に対して第1表に示す可塑剤および安定剤を、同表に示
す割合で混合し、常法すなわち押出成形によって約α4
鴎厚のシートを得た。該シートを所定の形状に裁断した
のち2枚を重ね合わせ、内表面積が約s o cm”に
なるように高周波シールによって試験用の血液パックを
製造した。このパックを融封したのち高圧蒸気滅菌を施
したところ、実施例1〜4のものについては顕著な変形
はみられなかった。
に対して第1表に示す可塑剤および安定剤を、同表に示
す割合で混合し、常法すなわち押出成形によって約α4
鴎厚のシートを得た。該シートを所定の形状に裁断した
のち2枚を重ね合わせ、内表面積が約s o cm”に
なるように高周波シールによって試験用の血液パックを
製造した。このパックを融封したのち高圧蒸気滅菌を施
したところ、実施例1〜4のものについては顕著な変形
はみられなかった。
このパックを各3個用意し、CPD加入血1j5−ず4
つ無菌的に分注し、封じ、37℃のオーブン内で24時
間静置した。その後血漿を取出し、高速液体クロマトグ
ラフによって血漿中の可塑剤の人血漿への溶出量を測定
し、その平均値をとったところ第1表のとおりであった
。また、同様な方法で牛血漿への可塑剤の溶出量も測定
した。さらに、種々の物性を測定したところ、第1表の
とおりであった。
つ無菌的に分注し、封じ、37℃のオーブン内で24時
間静置した。その後血漿を取出し、高速液体クロマトグ
ラフによって血漿中の可塑剤の人血漿への溶出量を測定
し、その平均値をとったところ第1表のとおりであった
。また、同様な方法で牛血漿への可塑剤の溶出量も測定
した。さらに、種々の物性を測定したところ、第1表の
とおりであった。
第
可塑剤の量(phr) s 2
52エポキシ化大豆油(phr )
8 8Ca−Zn系安定剤(phr)
o、1o、1人血漿への溶出量(μf/wt)
238 0.3牛血漿への溶出量(μf/ra
t) 1415初期弾性率(#/m2)(於23
℃) α80 ’L54100%モジュラス(k
g/z2X於23℃) 92 110引張
強度(kg/閉2)(於23℃) 219 2
24溶出物試験 ΔpHQ、70 [L53 Δ[MnO4α40 &93 紫外me収(220nm) α057 α63
(241nm) 0.020 α07溶血毒
性試験 −−細胞毒性試験
−−co2透過性*
too α85水蒸気透過性 チー DnOP ニジ−n−オクチルフタレートDnDP ニ
ジ−n−デシルフタレートα 1 α 1
0.1 α 1a 5
α 5 α 59 α 81 I50
Q、6571 84 9
5 ’87α 45 α 00
G、96 108α 33
α03 I10 t 475
Q、060 Q、040 Q、184
0.31630.033 α 023
α 077 α 155’lI− ’L61 166 t45
122ト 可塑剤の種類 A TI
TM可塑剤の量(phr)
s 2 52エポキシ化大豆油(phr)
8 8Ca−Zn系安定剤(
phr) 0.1 α1人血漿へ
の溶出量(μf/me) 8 2
牛血漿への溶出量(μt /me ) s
o〜19初期弾性率(kg/u”)(於23℃
) 1as 4.15100%モジュラス(
ki/l−☆(於23℃) 98 1
28引張強度(kg/crn2)(於23℃)
177 215溶出物試験 △pH0,850,63 △KMnO40,611t 5 紫外線吸収(220n m ) 0.099
> t O(241nm) α041 0
.180溶血毒性試験 −−細胞
毒性試験 −−CO2透過性
t 70 0.86水蒸気透過
性 120 t00混合物で
あって、アルキル基存在比がn−デシル:n−ドブ比較
例7 実施例3 実施例4 52 52 50+30 α 1 α 10.1 <1 <1 <1(DLP)、1(DnD
P)< 1 < 1 <1 (DLP)、
1 (DnDP)2、4 6 2. 7
6 I 0 61 9 6 1
.9 2 1 7 61 2 9
0、5 3 α 24t 58
α 55 0.380.197
0.040 α 0470、 1
0 1 α 024 α 028α
94 1B2 1701 0
3 1 1 1 1、 2
97タレートおよびジ−n−ドデシルフタレートのシ
ル=6:4のもの。
52エポキシ化大豆油(phr )
8 8Ca−Zn系安定剤(phr)
o、1o、1人血漿への溶出量(μf/wt)
238 0.3牛血漿への溶出量(μf/ra
t) 1415初期弾性率(#/m2)(於23
℃) α80 ’L54100%モジュラス(k
g/z2X於23℃) 92 110引張
強度(kg/閉2)(於23℃) 219 2
24溶出物試験 ΔpHQ、70 [L53 Δ[MnO4α40 &93 紫外me収(220nm) α057 α63
(241nm) 0.020 α07溶血毒
性試験 −−細胞毒性試験
−−co2透過性*
too α85水蒸気透過性 チー DnOP ニジ−n−オクチルフタレートDnDP ニ
ジ−n−デシルフタレートα 1 α 1
0.1 α 1a 5
α 5 α 59 α 81 I50
Q、6571 84 9
5 ’87α 45 α 00
G、96 108α 33
α03 I10 t 475
Q、060 Q、040 Q、184
0.31630.033 α 023
α 077 α 155’lI− ’L61 166 t45
122ト 可塑剤の種類 A TI
TM可塑剤の量(phr)
s 2 52エポキシ化大豆油(phr)
8 8Ca−Zn系安定剤(
phr) 0.1 α1人血漿へ
の溶出量(μf/me) 8 2
牛血漿への溶出量(μt /me ) s
o〜19初期弾性率(kg/u”)(於23℃
) 1as 4.15100%モジュラス(
ki/l−☆(於23℃) 98 1
28引張強度(kg/crn2)(於23℃)
177 215溶出物試験 △pH0,850,63 △KMnO40,611t 5 紫外線吸収(220n m ) 0.099
> t O(241nm) α041 0
.180溶血毒性試験 −−細胞
毒性試験 −−CO2透過性
t 70 0.86水蒸気透過
性 120 t00混合物で
あって、アルキル基存在比がn−デシル:n−ドブ比較
例7 実施例3 実施例4 52 52 50+30 α 1 α 10.1 <1 <1 <1(DLP)、1(DnD
P)< 1 < 1 <1 (DLP)、
1 (DnDP)2、4 6 2. 7
6 I 0 61 9 6 1
.9 2 1 7 61 2 9
0、5 3 α 24t 58
α 55 0.380.197
0.040 α 0470、 1
0 1 α 024 α 028α
94 1B2 1701 0
3 1 1 1 1、 2
97タレートおよびジ−n−ドデシルフタレートのシ
ル=6:4のもの。
なお、同表における試験は、つぎの方法により行なった
。
。
△PHN△KMnO4および紫外線吸収試験日本薬局方
第10版解説書[輸液用プラスチック容器試験法J R
−302〜318の方法による。
第10版解説書[輸液用プラスチック容器試験法J R
−302〜318の方法による。
溶血毒性試験
日本薬局方第10版解説書「輸液用プラスチック容器試
験法」B−305(1)「溶血性試験」に基づいて測定
(−:陰性、+:陽性) 細胞毒性試験 試料細片12を、日水製薬株式会社の抽出媒体(MEM
)培地5艷に入れ、121℃で20分間抽出したのち、
抽出培地で希釈して細胞(HsLa−83)を投与し、
翌日および翌々日に各培地を顕微鏡で観察し、ブランク
と比較しながら細胞の変形や剥離、生育阻害の有害をみ
る。2日目の状態で毒性の判定をする(−:良く生育し
ブランクと同等、+:変形や障害がみられる。)。
験法」B−305(1)「溶血性試験」に基づいて測定
(−:陰性、+:陽性) 細胞毒性試験 試料細片12を、日水製薬株式会社の抽出媒体(MEM
)培地5艷に入れ、121℃で20分間抽出したのち、
抽出培地で希釈して細胞(HsLa−83)を投与し、
翌日および翌々日に各培地を顕微鏡で観察し、ブランク
と比較しながら細胞の変形や剥離、生育阻害の有害をみ
る。2日目の状態で毒性の判定をする(−:良く生育し
ブランクと同等、+:変形や障害がみられる。)。
炭酸ガス透過性試験
リッジ−(Lysiy)社製ガス透過性測定装@(L−
1o、o )を用い、30℃で測定した。
1o、o )を用い、30℃で測定した。
水蒸気透過性試験
リッジ−社製水蒸気透過性測定装置(L−80)を用い
、相対湿度差90%で測定した。
、相対湿度差90%で測定した。
実施例5および比較例8
実施例1および比較例1で得られた医用樹脂組成物を用
いて同様な方法で作成した血液パックを高圧蒸気滅菌し
たのち、該パックに、血小板数約100万/m+3にな
るように調製し°た血小板濃縮液6−を無菌的に分注し
、室温で震とう保存を行なった。
いて同様な方法で作成した血液パックを高圧蒸気滅菌し
たのち、該パックに、血小板数約100万/m+3にな
るように調製し°た血小板濃縮液6−を無菌的に分注し
、室温で震とう保存を行なった。
分注前および分注後24時および72時間の血小板濃縮
液について、血小板数、血小板低浸透圧抵抗性(以下、
%H8Rという。)、血小板凝集能、pH5Poo2お
よびP。2の5項目を測定したところ、第2表のとおり
であった。
液について、血小板数、血小板低浸透圧抵抗性(以下、
%H8Rという。)、血小板凝集能、pH5Poo2お
よびP。2の5項目を測定したところ、第2表のとおり
であった。
第2表
分注前 1α7X105
実施例5 実施例1 分注24時間後 1αlX1
06分注72時間後 jr:L1X105 比較例8 比較例1 分注24時間後 9.9×
105分注72時間後 B、5X10’ 1)単位(個/謔2) 2)および3)単位(mmHg ) 炭酸ガス透過係数実施例5 17XIQaゴ・鱈/脩2
・day・atw比較例8 2.2Xt O” ml−
wm/m”・day・atrZlf 55 12
0 78. 837.47 16 141
62 32Zj7 8 148
45 377.38 22 131
55 236.70 18 140
16 251(炭酸ガス透J量97 X 1
0’ mg/m”・da)r・atm )1(炭酸ガス
透過量5.8X10’ m/m2・day−atm )
なお、第2表における各項目の試験方法は、つぎのとお
りである。
06分注72時間後 jr:L1X105 比較例8 比較例1 分注24時間後 9.9×
105分注72時間後 B、5X10’ 1)単位(個/謔2) 2)および3)単位(mmHg ) 炭酸ガス透過係数実施例5 17XIQaゴ・鱈/脩2
・day・atw比較例8 2.2Xt O” ml−
wm/m”・day・atrZlf 55 12
0 78. 837.47 16 141
62 32Zj7 8 148
45 377.38 22 131
55 236.70 18 140
16 251(炭酸ガス透J量97 X 1
0’ mg/m”・da)r・atm )1(炭酸ガス
透過量5.8X10’ m/m2・day−atm )
なお、第2表における各項目の試験方法は、つぎのとお
りである。
血小板数
自動血球数算定装置E LT −8(Orthe−In
strument社)使用。
strument社)使用。
pH1Poo2およびP。2
最初のサンプルはCPD全血を遠心した直後の多血小板
血漿から、また24時間および72時間はパック内の血
小板濃縮液を攪拌混和して開封した直後にインシュリン
用シリンジを用いて約α5−採取し、針先にゴム栓を刺
して密封する。直ちに氷水中に入れ、測定までの間保存
する。測定にはラジオメーター社血液ガス分析装置BK
3−MK2、PHM73を使用した。
血漿から、また24時間および72時間はパック内の血
小板濃縮液を攪拌混和して開封した直後にインシュリン
用シリンジを用いて約α5−採取し、針先にゴム栓を刺
して密封する。直ちに氷水中に入れ、測定までの間保存
する。測定にはラジオメーター社血液ガス分析装置BK
3−MK2、PHM73を使用した。
血小板低浸透圧抵抗試験
血小板数を30 X 10’/ss3とした多血小板血
漿を用い、ヴアレリ(Valeri )等の方法に準じ
、波長61Qnmにおいて浸透圧を等張から273の低
張にさらしたときの10分間の変化をみた。測定には株
式会社島津製作所製の自己分光光度計UV−300を使
用した。
漿を用い、ヴアレリ(Valeri )等の方法に準じ
、波長61Qnmにおいて浸透圧を等張から273の低
張にさらしたときの10分間の変化をみた。測定には株
式会社島津製作所製の自己分光光度計UV−300を使
用した。
血小板凝集能試験
血小板数を30 X I Q4/m3とした多血小板血
漿を用い、最終濃度10’−5MのADPを凝集惹起物
質として行なった。測定には、京都第一科学社製の自動
血小板凝集能測定装置アグリフーダPA−3210を用
い、11000rp、37℃で行なった。
漿を用い、最終濃度10’−5MのADPを凝集惹起物
質として行なった。測定には、京都第一科学社製の自動
血小板凝集能測定装置アグリフーダPA−3210を用
い、11000rp、37℃で行なった。
■1発明の具体的効果
以上述べたように、本発明による医療用器具は、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対する一般式■を有するフタ
ル酸ジ−n−アルキルエステA110〜80重量部およ
び安定剤1〜18重量部を配合してなる樹脂組成物で作
られた成形物であるから、可塑剤の溶出量が著しく低い
にもかかわらず、可塑化効率が高く、従来のDOPと同
様の配合で所望する柔軟性等の物性が得られ、種々の医
療用器具として用いられて安全かつ好適であり、しかも
ガス透過性が高いので、血液パック用材料として使用さ
れた場合に、鹿球の保存性が著しく高くなる。また、従
来のDOP可塑化塩化ビニル樹脂と同様の加工方法(成
形、高周波シール、接着、滅菌等)が可能である。さら
に、耐寒性が優れているので、血液等の凍結保存容器や
血液パックとして好適である。
ニル系樹脂100重量部に対する一般式■を有するフタ
ル酸ジ−n−アルキルエステA110〜80重量部およ
び安定剤1〜18重量部を配合してなる樹脂組成物で作
られた成形物であるから、可塑剤の溶出量が著しく低い
にもかかわらず、可塑化効率が高く、従来のDOPと同
様の配合で所望する柔軟性等の物性が得られ、種々の医
療用器具として用いられて安全かつ好適であり、しかも
ガス透過性が高いので、血液パック用材料として使用さ
れた場合に、鹿球の保存性が著しく高くなる。また、従
来のDOP可塑化塩化ビニル樹脂と同様の加工方法(成
形、高周波シール、接着、滅菌等)が可能である。さら
に、耐寒性が優れているので、血液等の凍結保存容器や
血液パックとして好適である。
図面は、本発明による医療用容器の一例を示す正面図で
ある。 3・・・血液パック、13.22・・・−子バツグ、6
.16.21・・・チューブ。
ある。 3・・・血液パック、13.22・・・−子バツグ、6
.16.21・・・チューブ。
Claims (8)
- (1)塩化ビニル系樹脂100重量部に対して一般式
I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中、mおよびnはそれぞれ8〜14でかつ
(m+n)/2は9〜14である。)を有するフタル酸
ジ−n−アルキルエステル10〜80重量部および安定
剤1〜18重量部を配合してなる樹脂組成物で作られた
成形物である医療用器具。 - (2)mおよびnが9〜12である特許請求の範囲第1
項に記載の医療用器具。 - (3)フタル酸ジ−n−アルキルエステルがジ−n−デ
シルフタレートである特許請求の範囲1項に記載の医療
用器具。 - (4)塩化ビニル系樹脂100重量部に対して一般式
I を有するフタル酸ジ−n−アルキルエステルが40〜
70重量部および安定剤が2〜15重量部配合されてな
る特許請求の範囲第1項に記載の医療用器具。 - (5)安定剤はエポキシ化植物油およびカルシウム−亜
鉛系安定剤を主成分とするものである特許請求の範囲第
1項に記載の医療用器具。 - (6)成形物が血液パックである特許請求の範囲第1項
ないし第5項のいずれか一つに記載の医療用器具。 - (7)成形物がジ−n−アルキルエステルの溶出量が少
ない特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一つ
に記載の医療用器具。 - (8)成形物の気体透過性が、2.5×10^3ml・
mm/m^2・day・atm(30℃)以上である特
許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか一つに記載
の医療用器具。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762184A JPS6133661A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 医療用器具 |
US06/695,052 US4657542A (en) | 1984-02-02 | 1985-01-25 | Medical instrument used for storage of blood |
EP85101011A EP0152835B1 (en) | 1984-02-02 | 1985-01-31 | Medical instrument |
DE8585101011T DE3569670D1 (en) | 1984-02-02 | 1985-01-31 | Medical instrument |
DK045885A DK161361C (da) | 1984-02-02 | 1985-02-01 | Medicinsk genstand af polyvinylchlorid, isaer blodpose |
BE0/214438A BE901633A (fr) | 1984-02-02 | 1985-02-01 | Appareil medical. |
CA000473428A CA1261522A (en) | 1984-02-02 | 1985-02-01 | Co.sub.2 - permeable pvc medical article |
GB08502787A GB2155021B (en) | 1984-02-02 | 1985-02-04 | Flexible plasticized vinyl chloride resin composition and medical articles formed therefrom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1762184A JPS6133661A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 医療用器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133661A true JPS6133661A (ja) | 1986-02-17 |
JPH0136384B2 JPH0136384B2 (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=11948938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1762184A Granted JPS6133661A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 医療用器具 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4657542A (ja) |
EP (1) | EP0152835B1 (ja) |
JP (1) | JPS6133661A (ja) |
BE (1) | BE901633A (ja) |
CA (1) | CA1261522A (ja) |
DE (1) | DE3569670D1 (ja) |
DK (1) | DK161361C (ja) |
GB (1) | GB2155021B (ja) |
Cited By (9)
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JPH02152455A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-12 | Terumo Corp | 血小板保存用容器 |
JPH03112561A (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-14 | Terumo Corp | マルチプル血液バッグ |
JPH07323073A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Terumo Corp | 血小板バッグおよびバッグ連結体 |
JPH0824329A (ja) * | 1994-07-13 | 1996-01-30 | Asahi Denka Kogyo Kk | 医療用塩素含有樹脂組成物 |
JPH08117316A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | Nippon Sekijiyuujishiya | 血液成分保存容器および容器連結体 |
JPH09215727A (ja) * | 1995-12-04 | 1997-08-19 | Jms Co Ltd | 医療用容器 |
JPH10176089A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Jms Co Ltd | 医療用容器 |
WO2016152466A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | テルモ株式会社 | 医療用成形品、医療用成形品の押出成形方法、および医療用成形品の押出成形装置 |
JP2019042390A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液成分の収納容器、シート、及び血液成分の収納容器の製造方法 |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4839233A (en) * | 1987-04-10 | 1989-06-13 | Huls America, Inc. | Medical grade film and method of sterilizing the same and sterilized medical grade film |
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