JPS61292143A - ハロゲン化銀写真要素 - Google Patents

ハロゲン化銀写真要素

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真要素に関する。本発明は、さ
らに詳しく述べると、新規なピラゾロ(3,2−C)−
3−s−トリアゾール色素形成性カップラーを含んでい
るハロゲン化銀写真要素に関する。
〔従来の技術〕
色素像を形成するために有用な写真材料は公知であり、
そして商業的に用いられている。マゼンタ色素像の形成
のため、ピラゾロンカップラーが屡々用いられている。
もう1つの部類に属するマゼンタ色素形成性カップラー
はピラゾロ〔3,2−C)−S−s−トリアゾールであ
る。このようなカップラーは、例えば、英国特許第1.
247.493号、同第1,252,418号及び同第
L39B、979号に記載されている。
カラーカップラーとして使用するために提案されている
、一般的なタイプに属するピラゾロ〔3゜2−c)−3
−トリアゾール化合物は、次のような一般式によって表
わすことができる:(1) a’ (1) b 上式において、 R,およびR4は、所望の溶解度と拡散抵抗をカップラ
ーに付与するため、そしてまた、カップラーを使用して
発色現像を行なうことによって得られる色素を画像に付
与するために選らばれた置換基であり、そして、 R1及めHRIIは、発色現像の間にカップラーと酸化
された発色現像剤とが良心した場合にカップ手エリング
位1ffi(7−位)から離脱する部分である。ピラゾ
ロトリアゾールカップラーは、通常、ベイリー(Bai
ley)の方法(J、C9S、Perkin  l、2
047 (1977))によって製造されている。すな
わち、この方法によると、次式の化合物: N  □  N H をアルデヒドと縮合させてヒドラゾンを得、そしてこの
ヒドラゾンを酸化環化によって所望のピラゾロトリアゾ
ールに変えることができる。この方法の場合、前記式(
1)a及び(1)b中のR1がメチル基である生成物を
得ることができる。これらのカップラーを製造するため
に提案されているもう1つの方法は、Re5earch
 Disclosure %Item 12443.1
974年8月に記載されている。この方法は、s−)リ
アゾロ(3,4−b)(1,3゜4〕チアジンからの硫
黄の熱的な排除と、これと同時的に行なわれる環の収縮
とをヘースとしている。この方法によれば、種々の置換
基RMを6−位で得ることができる。この文献の例5に
は、7− tert、−ブチル−3−メチル−IH−ピ
ラゾロ(3,2−C)−8−トリアゾールの合成につい
ての記載がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ピラゾロ(3,2−C)−5−トリアゾール色素形成性
カップラーから形成された画像色素を有するハロゲン化
銀写真要素の場合、かかる要素の光安定性が露光及び処
理の後において所望とするほど良好ではなかった。この
ような欠点は、上記のような色素形成性カップラーをあ
るクラスの色素像安定剤と組み合わせて使用した場合に
とりわけ顕著であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述のような問題点を、ハロゲン化銀写真乳
剤層と新規なピラゾロ(3,2−C)−s−s−トリア
ゾール色素形成性カップラーとを含むハロゲン化銀写真
要素を提供することによって解決するものである。本発
明の新規な色素形成性カップラーは、次式によって表わ
される化合物である:               
   以下余白R4 ^11 ←ヒ式において、 R,は非置換のアリール基又は置換のアリール基であり
、 R2は任意に置換されている第3アルキル基であり、 R3は水素又はカップリング−オフ基であり、そして R4 してこのようなカップラーから発色現像を介して得られ
る画像色素はいずれも新規な化合物である。
これらのカップラーを合成するための新しい方法もまた
発明された。ここで用いられる7−ジアツビラゾロトリ
アゾール化合物は新規である。
本発明のカップラーからの画像色素は、例えば英国特許
出願筒2,004,078八号に記載されているタイプ
の置換ベンゼン画像安定剤から選らばれた多数のある部
類の化合物を使用して光に対する安定性をさらに増大す
ることができる。
前記式(III) a及び(m)bにおいて、式中のR
1は好ましくはフェニル基又はナフチル基である。フェ
ニル基及びナフチル基は、非置換であるかもしくは、好
ましくは、カップラーの性質やそのカップラーから形成
される画像色素に対して有利に影響を及ぼす基で置換さ
れている。有用な置換基の例は、アルキル基、例えば1
〜20個の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、デ
シル基及びエイコシル基;ハロゲン、例えばクロロ、ブ
ロモ及びフルオロ;そして写真カップラー上で有用であ
ることが知られているバラスト基である。
とりわけ有用なR,基は、フェニル基であって、そのフ
ェニル基の2−位、4−位及び6−位のうちの最低2つ
の位置においてアルキル基、例えばメチル基又はエチル
基を含有しているようなものである。後記するように、
R1は、バラスト部分を有していてもよく、さもなけれ
ば第2のピラゾロトリアゾール核を有していてもよい(
後者の場合、R8をもって対称のビスビラヅロトリアゾ
ールを完成していてもよい)。有用なR1の例を列式中
、Zは、写真の分野において公知であるバラスト基であ
る。
第3アルキル基R2は、好ましくは、4〜20個の炭素
原子を含有し、そして非置換であるかもしくはハロゲン
、例えば塩素、臭素又は弗素、アルコキシ基、例えばメ
トキシ基及びエトキシ基、又はニトロ基のような単純な
置換基を含有している。
を用な第3アルキル基の例は、t−ブチル基、t−ペン
チル基、そしてt−オクチル基である。
R3ば、好ましくは、水素、ハロゲン、カルボキシル基
、アルキルチオ基、アリールチオ基又はアリールオキシ
基であり、但し、離脱基として記載されるような任意の
カップリング−オフ基を使用することができる。カップ
リング−オフ基は、例えば英国特許第1,334,51
5号に記載されるような公知な手法に従って、カップラ
ーの7−位に導入することができる。離脱基のその他の
例は、スルホン基、アシルオキシ基、アミノ基、アリー
ルチオ基、7リールー又は複素環−アゾ基(有色カップ
ラーを掃供可能)、そして写真の分野において公知な放
出可能な写真学的に有用な基(PUG)、例えば現像開
始剤放出(D I R)基、及び複素環式基、例えばヘ
ンシトリアゾリル基である。
R4は、好ましくは、例えばハロゲン原子、アルキル基
、アルコキシ基、ヒドロキシル基及びニトロ基、そして
スルホン酸、カルボン酸及びエステル基のようなW換基
を任意に含有している了り−ル基又は複素環式基である
。R4は、また、メチン色素を完成する原子であっても
よい。R2に関して、あるいはR,、R3又はR4中に
含ませるものに関して好ましい複素環式基は、酸素、硫
黄、セレン及び窒素原子から選らばれた1個もしくはそ
れ以上の原子を含有する5員もしくは6日の複素環を有
することができる。これらの環は、任意であるけれども
、5員もしくは6員の1個もしくはそれ以上の炭素環又
は複素環と融合していてもよい。
本発明の新規な合成方法の場合、式(IY)の2−アシ
ル−3,3−ビス(メチルチオ)アクリロニトリル: RzCOC(CN) −C(SCHs)z      
 (N)(式中、R2は、カップラーの6−位において
必要な第3アルキル基である)を出発物質として使用す
る。この出発物質は、二硫化度素を式:R*C0CHz
CNの化合物と反応させて式: R,C0C(CN)=
C−(SIN) tの化合物を与え、そしてこの化合物
を沃化メチルで処理することによって得ることができる
置換されたアクリロニトリル(IV)は、それをt−プ
チルカルバゼート(V)と反応させる場合、次式(Vl
)の中間体を与える。
CI+3 ■ CFI3 この中間体(Vl)をヒドラジン水和物と反応させると
、次式(■)により表わされる置換ピラシーこの生成物
を例えば塩酸のような濃い酸で処理すると、3 (5)
−ヒドラジノピラゾール(■)が生成する。この生成物
から、ピラゾロ(3,2−c)−s−)す7ゾールを公
知な手法によって調製することができる。上記した反応
工程を図でもって順を追って説明すると、次の通りであ
る:以下余白 (■) 3−アリールピラゾロ(3,1−C)−s−s−トリア
ゾールを中間体(■)から得るために適当な手法は、そ
の中間体を芳香族アルデヒド(ArCH6)(■)又は
酸クロライド(ArCOCIり (X )と反応させ、
引き続いて閉環を実施することを包含している。閉環反
応は、不活性な溶媒中で、酢酸もしくは塩化ホスホリル
中で臭素及び酢酸ナトリウムを使用して実施することが
できる。これらの反応は次の通りである: N (■)       (■) シアノ基は、得られたカルボン酸をその調製場所で加水
分解及び脱カルボキシル化することによって、例えば化
合物(XT)を80%硫酸中で加熱することによって、
その化合物の7−位から取り除くことができる。もしも
離脱基をその位置に置いておくことが望ましいならば、
その基を公知な手法に従って導入することができる。こ
の場合、もしも必要であるならば、処理中に例えば了セ
チル化を行なうことによって、l−窒素原子を封鎖して
お(ことができる。再び、もしも任意に追加の置換基の
1種もしくはそれ以上を3−了り−ル置換基中に導入し
、よって、カップラー分子の溶解性又は分散性を変える
ことが望ましいならば、1−窒素原子を封鎖しておくこ
とが可能である。
よく知られているように、バラスト基は、カンブラー中
の所望の結合個所のところにアミノ基を提供し、そして
このアミノ基をカルボニルハライド−置換のバラスト分
子と反応させることによって容易に結合させることがで
きる。この方法によれば、例えば次式のもののようなバ
ラスト基を提供することができるニ ーNHCo  R& 上式において、R4はそれぞれアルキル基を表わし、R
7はそれぞれ1個もしくはそれ以上の置換基、例、えば
アルキル、アリール及び置換されたアリールを表わ1、
そしてR8はアルキレン基を表わす。これら種々のR基
において、基中の炭素原子の数は所望りする溶解度及び
嵩を与える方向で選択することができる。次式により表
わされるもの(式中のR9及びR11は前記定義に同し
である)を含むその他のタイプのバラスト基もまた使用
することができる: バラスト基を導入するための手法は、上記した種類、そ
してその他の種類のバラスト基のすべてについて、有機
化合物の合成分野及び写真の分野において説明がなされ
ている。−例をあげると、カラーカップラーに係る特許
文献のいくつかが麺且紅嫌11遣19基re 、 5e
ction■にあげられている。本発明のカップラーで
は、R1及びR2のいずれか一方あるいは両方が1個も
しくはそれ以上のバラスト基を有していてもよい。
新規なピラゾロ−(3、2−c) −s −トリアゾー
ルカップラーの例を特に記載すると、次のよ(I9) うな化合物である。なお、以下に記載する実施例での参
照の便宜のため、これらの化合物には番号が付与されて
いる。
I      H I    HHC)13      N0t2HHCH
3バラストA 3Ct)i          C1,バラストA4 
   H1jr3    (CHz)qcFfz   
CH35HHC113バラストB G       CL   HCH8バラスト07  
  HCsH+、(n)  CL     CaH+t
(n)バラストA バラストB       Buはブチル基である本発明
のカップラーが、カップラーが写真の分野において用い
られているような手法で、そしてそのような目的で使用
することができる。
カップラーは、好ましくは、ハロゲン化銀乳剤中に混入
し、そして、写真要素を形成するため、写真の分野にお
いて公知な手法を使用して支持体上に乳剤を塗布する。
カップラーは、任意であるけれども、写真要素内でハロ
ゲン化銀に隣接させて混入することもでき、また、この
ような場合、現像の間、カップラーと酸化された発色現
像剤とが反応的に組み合わさるであろう。したがって、
“・・・と組み合わさる”なる語は、それを本願明細書
において用いた場合、カップラーが最低1層のハロゲン
化銀乳剤層中かもしくはそれに隣接する位置にあり、ま
た、その際、処理中、カップラーが酸化後の発色現像剤
との反応的結合を開始するであろうということを意味す
る。
本発明による写真要素は、単色要素あるいは好ましくは
多色要素であることができる。多色要素は、スペクトル
の3領域のそれぞれに対して感度を有している画像色素
形成単位を含有することができる。これらの単位は、そ
れぞれ、スペクトルの所定の領域に対して感度を有する
単一の乳剤層、あるいは多層の乳剤層からなることがで
きる。要素の□層は、画像形成単位の層も含めて、この
技術分野において公知ないろいろな順序で配列すること
ができる。別のフォーマットに従えば、スペクトルの3
原色領域のそれぞれに対して感度を有する乳剤を単一の
セグメント化層として配置することができる。
典型的な多色写真要素は、支持体と、その支持体によっ
て支承された、少なくとも1つのシアン色素形成性カッ
プラーが組合わさっている少なくとも1つの赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層からなるシアン色素像形成単位、本発明
による少なくとも1つのマゼンタ色素形成性カップラー
が組み合わさっている少なくとも1つの緑感性ハロゲン
化銀乳剤層からなるマゼンタ色素像形成単位、そして少
なくとも1つの黄色素形成性カップラーが組み合わさっ
た組み合わさっている少なくとも1つの青感性ハロゲン
化銀乳剤層からなる黄色素像形成単位とを含んでいる。
この要素は、追加の層、例えばフィルタ一層、中間層、
オーバーコート層、下塗り層、その他を含有することが
できる。
本発明の乳剤及び要素において使用するのに適当な材料
を検討するのに当っては、本願明細書内で開示内容が引
用されているB郵並匹り財臭力猜肛虹。
1978年12月、Item 17643、発行所: 
IndustrialOpportunities L
td、Hoo+ewell  Havant、Flam
pshire、   −PO91HF、LIJ、、を参
照することができる。なお、以下・この刊行物を“Re
5earch Disclosure”として記載する
本発明の要素において用いられるハロゲン化銀乳剤は、
ネガ作用あるいはポジ作用のいずれかであることができ
る。適当な乳剤及びそれらの調製は、Re5earch
 Disclosure 、 5ection I及び
■、そしてそこに引用の刊行物に記載されている。本発
明の要素の乳剤層及びその他の層のための適当なビヒク
ルは、Re5earch Disclosure 、 
5ection■、そしてそこに引用の刊行物に記載さ
れている。
本発明の要素は、本発明のカップラーに加えて、Re5
earch Disclosure 、 5ectio
n■、 paragraphD、E、F、及びG、そし
てそこに引用の刊行物に記載されているような追加のカ
ップラーを有することができる。これらのカップラーは
、Re5earch Disclosure 、 5e
ction W、 paragraphClそしてそこ
に引用の刊行物に記載されているように要素及び乳剤中
に混入することができる。
本発明の写真要素あるいはその個々の層は、増白剤(R
esearch Disclosure、 5ecti
on V参照)1カプリ防止剤及び安定剤(Resea
rch Disclosure。
5ection VI参照)、汚染防止剤及び画像色素
安定剤(Research Disclosure、 
5ection Vl、 paragraphr及びJ
参照)、光吸収及び散乱物質(ResearchDis
closure、 5ection Vl参照)、硬膜
剤(ResearchDisclosure、 5ec
tion X I参照)、可塑剤及び滑剤(Resea
rch DisclosureXSection X 
II参照)、帯電防止剤(Research Disc
losure、 5ection X [1参照)、艶
巷消し剤(Research l1isclosure
5ection X Vl参照)、そして現像調節剤(
ResearchDisclosure、 5ecti
on X X 1参照)を含有することができる。
好ましい発色現像剤はp−フェニレンジアミンである。
特に好ましいものは、4−アミノ−N。
N−ジエチルアニリン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル
−N、N−ジエチルアニリン塩酸塩、4−アミノ−3−
メチル−N−エチル−N−β−(メタンスルホンアミド
)エチルアニリンサルフェート水和物、4−アミノ−3
−メチル−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニ
リンサルフェート、4−アミノ−3−β−(メタンスル
ホンアミド)エチル−N、N−ジエチルアニリン塩酸塩
、そして4−アミノ−N−エチル−N(2−メトキシエ
チル)−m−トルイジン−p−)ルエンスルホン酸であ
る。
ネガ作用のハロゲン化銀を用いた場合、この処理工程で
はネガ像が導びかれる。ポジ像(あるいは反転像)を得
るためには、この工程に先行して非発色現像剤による現
像を行なうことができる。
このようにすると、露光後のハロゲン化銀を現像し得る
というものの、色素は形成されない。次いで、要素を均
一にカブらせて未露光のハロゲン化銀を現像可能にし、
引き続いて発色現像剤を用いて現像を実施する。別法に
よれば、直接ポジ型乳剤を使用してポジ像を得ることが
できる。
現像の後、銀及びハロゲン化銀を除去するために漂白、
定着又は漂白一定着の常用工程を実施し、さらに洗浄及
び乾燥の工程を行なう。
新規なカップラーは、感光性のハロゲン化銀写真材料中
に任意の常用の手法によって混入することができる。ま
た、ここで使用する手法ば、関係カップラーの有する溶
解性及び耐拡散性に依存して選択することができる。カ
ップラーの混入方法について記載しである参照文献は、
例えば、Re5earch Disclosureの5
ectior X IVに列挙されている。カップラー
と不揮発性有機化合物(通常、“オイルフォーマ−”又
は“カップラー溶剤”と呼ばれる)の混合物をアニオン
系表面活性剤の助けを借りて分散させることは公知な方
法であり、また、この方法が多くの場合に適当である。
新規なカップラーのうちで、希薄な水性アルカリ中に分
散可能であるものを、p−フェニレンジアミン発色現像
剤を含有する発色現像溶液中で使用することができる。
本発明のカップラーと通常のp−フェニレンジアミン発
色現像剤の酸化生成物との反応によって得られる新規な
色素は、−例えば旦り倶旦旺肚蜆しく27) Processin  Chemistr 、  L、
  F、  A、  Mason 。
Focal Press 、  London、  2
nd Edition(1975)  PP229−2
35 、 そしてModern Pb彰旦旺a hic
 Processin 。
Grant  Haist  、  Wiley  、
  New  Work(1979)、   Volu
me2 、 pp 463−8に記載されているように
一メチル基を6−位に有する従来公知なピラゾロトリア
ゾールカップラーから得られるものよりもより良好な光
安定性を有している。それにもかかわらず、かかる色素
の光安定性をさらに高めることが有利である。写真像色
素安定剤として捷案されているいろいろな多イブの化合
物のなかで、アルコキシベンゼン色素像安定剤、例えば
1,2.4.5−テトラアルコキシベンゼン(それぞれ
のアルコキシ基のアルキル部分は1〜20個の炭素原子
を有する)がとりわけ有効である。アルコキシ基中では
、分岐鎖のアルキル基が存在可能である。これらの色素
像安定剤は、例えば英国特許出願第2,004,078
八号に記載されるベンゼン誘導体のなかに包含されるも
のである。選らばれた安定剤化合物は、便宜には、カッ
プラー分散液の調製に先がけてカップラーと混合するこ
とによって感光性写真材料中に混入される。通常、カッ
プラー0モル量の0.2〜2.0倍のモル量の安定剤が
適当である。
本発明による色素の形成は、上記したようなカップラー
を例えばp−フェニレンジアミン発色現像剤のような発
色現像剤の酸化形(DOX)と反応させることによって
実施することができる。有用なp−フェニレンジアミン
発色現像剤の例は、次のような一般式によって表わすこ
とができる:Z2 (XIV) 上式において、 R2゜及びRZlは、それぞれ、アルキル基又は置換さ
れたアルキル基であり、そして Roは、水素であるかもしくは1個もしくはそれ以上の
単純な置換基、例えば、アルキル基、アルコキシ基又は
例えばカルボキシル基、スルホン酸基、アルカンスルホ
ンアミド基及びヒドロキシ基のような基で置換されたア
ルキル基である。かかる発色現像剤は、一般的に、例え
ば塩酸塩又は硫酸塩のような塩類の形で入手可能である
。本発明による色素は、例えば、次式によって表わすこ
とができる: N−(DOX) 上式におい′て、 R1及びRgは前記定義に同じであり、そして(DOX
)は酸化された写真発色現像剤から誘導された部分であ
る。例えば、本発明のカップラー(すわなち、式(II
I) a又は(III) bの化合物)を前記式(XI
V)のp−フェニレンジアミン現像剤の酸化生成物と反
応させた場合、次式により表N ― 1    −トーRag (XV) 上式において、R,、R,、R1゜、R21及びR2□
は前記定義に同じである。
本発明の色素の例は下記の第2表に記載の通りである。
これらの色素はl:c113.1cD3、・・・のよう
に表示され、そして前記第1表のカップラー1〜7と公
知な発色現像剤CD 73の酸化生成物との反応によっ
て得ることができる。後者は次式によって表わされる: (31)・ CD1 1:cD3            −1CD3   
          5523:CD3       
      5514:CD3           
 5455:CD3           5446F
CD3             5511:C035
46 [実施例〕 以下に記載する例によって本発明を説明する。
■−1 (a)  カップラー塗膜の調製 カップラー(1,28ミリモル)及び等重量のれ一ブチ
ルフタレートを酢酸エチル(1g)に溶解し、そして得
られた溶液を40℃の10%水性ゼラチン(20g)に
添加した。少量の表面活性側(ジイソプロピルナフタレ
ンスルホン酸、ナトリウム塩)を添加し、そして混合物
を超音波プローブを使用して分散させた。最後に、水を
加えることによって、重量を25gとした。
【一部の場合についてであるが、カップラーの溶解のた
めにシクロヘキサノン(0,5g)の添加が必要であっ
た。〕 塗布溶融物を、それぞれの分散液に71.8gの標準的
な塩臭化銀写真乳剤(1,4%Ag、5.6%ゼラチン
)を添加することによって調製した。
適当な量のゼラチン硬膜剤(ビスビニルスルホニルメチ
ルエーテル、IIVSME)と展着剤とを塗布の直前に
添加した。全量で100mJの溶融物容量が得られた。
溶融物を透明な支持体上に被覆量54mj! −m−2
で塗布し、そして得られた塗膜を周囲条件下に乾燥させ
た。次いで、保護用のゼラチン上塗りを同一の手法で適
用したところ、下記のような構成の塗膜が得られた。
塗膜の被覆量は下表の通りであった: 戒−−分      メ1鼻皇量 ハロゲン化銀     5000μmolカップラー 
      691μmol  =xgカップラー溶剤
    xg ゼラチン       3.24g 硬ll!荊        0.026g上塗り中のゼ
ラチン  1.07g (b)  添加された安定剤を有する塗膜の調製別の、
カップラーにプラスして安定剤を含有する塗膜を調製し
た。これらの塗膜の調製は、等モル量のカップラー及び
安定剤を酢酸エチル/n−ブチルフタレート溶液に添加
した違いを除いて前記(a)項に記載の手法に従って実
施した。
(c)  塗膜の評価 上記のようにして調製した供試カップラーに露光を施し
た。この露光は、写真現像後、最大吸収の波長(λma
x)の時に約1.0の透過濃度を有する試料片が得られ
るようにして、実施した。
写真現像を常用の発色現像剤及び漂白一定着溶液を用い
て実施したところ、それぞれの力・ノブラーから対応の
CD−3力ンプリング色素が生成した。色素の分光濃度
を市販の分光光度計を使用して測定した。
次いで、試験片を高強度の螢光光源(“Osram”−
商標−“カラーマツチング管)に光束レベル13 Kl
uxで露光した。適当な時間の経過後、試験片を取り出
し、そして吸収スペクトルを上記と同様にして再び測定
した。λmaXにおける濃度の低下をそれぞれの試料の
色素の褪色の尺度として使用した。
(d)  対応の6−メチル−及び6−t−プチルーピ
ラゾロトリアゾールカソブラーからの色素の安定性の比
較 下記の第3表は、ピラゾロトリアゾール核の6−位に存
在する置換基のみが相違する対のピラゾロトリアゾール
カソブラーから誘導された色素についての測定褪色量を
まとめたものである。本発明のカップラー(Na2〜6
)は前記第1表に記載の通りである。対応する比較カッ
プラー(6−位で、t−ブチル基の代−りにメチル基を
有する)は20〜6cとして表示しである。
2 C1,24300−0,41 21,14300−0,07 3C1,07300−0,63 1,18300−0,21 5c     t05   240  −0.555 
    1.13   240  −0.14尉−1(
比較例) (a)  カップラー7からの色素の安定性に対する4
−メチル−2,2−ジメチル−7−を−オクチル−6−
クロマノール(Sl)の効果前記例1に記載の手法に従
ってカップラー7の塗膜を、等モル量のクロマノール化
合物(Sl)を含むものと含まないものとについて、調
製した。画像色素についての光安定性の測定を前記例1
の(c)項に記載のようにして実施した。結果(下表参
照)から、色素の安定性は、クロマノールの存在下にお
いて著しく低下したことが判った。
カップラー7  +51       1.16   
    331    − 0.18以下余白 (b)  カップラー7からの色素の安定性番こ対する
1、4−ジメトキシ−2,5−ジデシルオキシベンゼン
(S2)の効果 前記(a)項の実験を、クロマノール(Sl)の代りに
テトラアルコキシベンゼン安定剤(S2)を使用して繰
り返した。この例の場合、カップラーから製造された色
素の安定性は下表に示されるように添加剤を存在させる
ことによって増加したことが判明した。
カフブラー7  +s2       1.19   
    331    − 0.07カップラー4から
の色素の安定性に対する192.3.4−テトラブトキ
シベンゼン(S3)の効果 前記例2(a)の実験を、カップラー7の代りにカップ
ラー4をかつクロマノール添加剤の代りに標記化合物(
S3)を、それぞれ使用して繰り返した。
結果(下表参照)から、S3を存在させた場合にはカッ
プラー4からの色素の褪色速度が低下せしめられるとい
うことが立証された。
カップラー4  +s3        t15   
    2B2    − 0.08創−土 カップラ−4からの色素の安定性に対するl。
4−ジメトキシ−2,5−ビス(2−エチルへキシルオ
キシ)ベンゼン(S4)の効果前記例3の実験を、1,
2,3.4−テトラブトキシベンゼン(S3)の代りに
標記化合物(S4)を使用して繰り返した。前記例2(
b)及び例3の場合と同様、添加剤を存在させた場合に
は色素の安定化が観察された。結果を下表に示す。
以下余白 17プ9−4  +54      1.02    
   450    − 0.10別−」− カップラー1の調製 以下の記載において、ローマ数字は先に記載した一般式
を指している。
(a)  t−ブチル N’−(3−t−ブチル−4−
ジアツピラゾール−5−イル)カルバゼート(■、Rz
=t  Bu) ビスメチルチオ化合物(■、Rt=t  Bu)(13
,74g、 60ミリモル)、t−プチルヵルバゼート
(7,92g、 60ミリモル)及びメタノール(60
0rrl )の混合物を室温で5時間にわたって撹拌し
た。撹拌後、メタノール(60ml)とヒドラジン永和
物(6ml!、120 ミリモル)を添加し、そ、して
混合物を還流下に2時間にわたって加熱した。溶剤を除
去し、そしてシロップ杖物をエーテル(300mlりと
水(60mlりに区画した。有機抽出液を水(60rr
l )で洗浄し、乾燥し、そして溶剤を除去した。得ら
れた油状物をクロロホルムから再結晶したところ、1:
l生成物:クロロホルム付加物、16.3g (68%
)、として生成物が得られた。融点:151〜153℃
(軟化点132℃)。
実測値:C,42,1;■、 5.4;N、 17.6
゜Cl4H2□C1! 3NsO□の理論値:C,42
,2,L 5.5.N、 17.6(h)3−1−ブチ
ル−4−シアノピラゾール−5−イルヒドラジニウム塩
酸塩(■、R2=t−Bu) 前記(a)からの化合物(■、R2=t−Bu、CI(
(J 3付加物>  (3,5g、8.8ミリモル)、
メタノール(12m6 )及びi0MHc4  (1,
5ml、15ミリキル)を還流下に30分間にわたって
加熱した。溶剤を除去し、T HFを添加し、そして溶
剤を再び除去した。残渣をエーテル(50rrl)と磨
砕したところ、固体が得られた。さく41) らに、この固体を集めて乾燥したところ、生成物1.9
 g (100%)が得られた。融点:245〜246
℃(分解)。
実測値FC,44,O,H,6,4;Cj! 、 16
.8.N、 32.0CsIIlaCINsの理論値: C: 44.5:H,6,5;(J 16.5iN、 
32.5%(c)3−t−ブチル−4−シアノ−5−(
2゜4.6−)リフチル−ニトロトロペン7”7デン)
ヒドラジノコピラゾール(X、R。
=t−Bu、、Ar−2.4.6  トリメチル−3−
ニトロフェニル) 前記(b)からのピラゾール(■、Rz=t−Bu)(
69,9g、 0.325 ?リモル)、2,4.6−
ドリメチルー3−ニトロペンズフルデヒF (63,1
g、0.325ミリモル)及びトリメチルアミン(32
,5g)を還流エタノール(325mJ )中で2時間
にわたって加熱した。溶液を冷却し、そして、撹拌しな
がら、水(650mJ )をゆっくりと添加した。得ら
れた固体を集め、20%エタノ−ル(650mm! )
で洗浄し、そして次にエーテル(1250mj! )と
ともに磨砕した。生成物81.8g(71%)が白色固
体、融点:221〜222℃、として得られた。
実測値: C,60,8,H,6,2,N、 23.5
C1aHz*Nb0tの理論値: C,61,Q、H,6,2,N、 23.7%(d)6
〜t−ブチル−7−ジアツー3−(2゜4.6−)I7
メチルー3−ニトロフェニル)−IH−ピラゾロ(3,
2−C)−s−1−リアゾール(X l、 Rg=t−
Bu 5Ar=2゜4.6−)ツメチル−3−ニトロフ
ェニル)酢酸(240mlり中の臭素(28,0g、0
.175 ミリモル)を、前記(c)からのヒドラゾン
(40,3g、0.114モル)を酢酸(390rrl
 )及び酢酸ナトリウム(38g、0.464モル)中
に溶解した撹拌溶液に室温で滴加した。添加が完了した
後、反応混合物を84〜86℃の蒸気浴−トで1時間に
わたって加熱した。酢酸(375mlりを減圧下に除去
し、そして反応混合物を水中に注加した。生成した固体
を集め、水でよ(洗浄し、そして50℃で48時間にわ
たって乾燥した。生成物35.5g (88%)、融点
:265〜266℃、が得られた。
実測値:C,60,9,H,5,7;N、 23.8C
L@HE。N60□の理論値 c、 61.2;n、 5.9:N、  23.8%(
e)6−t−ブチル−3−(2,4,6−ドリメチルー
3−ニトロフェニル)−1H−ピラゾロ−(3,2−C
)−!I−トリアゾール(Il a s Rt= t 
 Bu % R3=H1R、= 2 。
4 、6− トIJメチルー3−ニトロフェニル):カ
ップラー1 前記(d)からのニトリル(30g、85モル)を75
%硫M(480rr#! )中に入れて、120〜12
4℃で25分間にわたって加熱及び撹拌し、そして次に
140℃で95分間にわたって加熱及び撹拌した。冷却
した溶液を1滴ずつ氷(1200g)に添加し、そして
混合物のPI(値をそれに50%水酸化ナトリウムを添
加することによってpH=7に調節した。固体を集め、
水で入念に洗浄し、そして50℃で24時間にわたって
乾燥した。
水和物の形の生成物22.2g (76%)、融点=2
49〜250℃、が得られた。
実測値FC,59,3,11,6,2;N、 20.5
゜C+JzlNsOzOの理論イ直: C,59,1,)I、 6.6.N、  20.3%■
」 カップラー2の調製 (a)1−アセチル−6−t−ブチル−3−(2゜4.
6−ドリメチルー3−ニトロフェニル)−T H−ピラ
ゾロ(3,2−c)−s−トリアゾール T HF (80mJ )中の塩化アセチル(12g。
154 ミリモル)を、カップラー1  (22,5g
 。
65.2ミリモル)をピリジン(llOmβ)中に溶解
した撹拌溶液に、15℃未満の温度を保持しながら1滴
ずつ添加した。反応混合物をさらに2時間にわたって撹
拌し、そして次に氷水(2000mlり及びメタノール
(200mJ )にゆっくりと添加した。30分後、固
体を集め、水で洗浄し、そして乾燥した。生成物24.
1 g (100%)、融点:169〜171℃、が得
られた。
実測値:C,61,0;L 6.4iN、 1B、2゜
C,*HgJsOiの理論値: C,61,6,H,6,5;Fl、 18.9%(b)
1−アセチル−6−t−ブチル−3−(3−アミノ−2
,4,6−ドリメチルフエニル1lf(−ピラゾロC3
,2−c)−s−トリアゾール Fで洗浄後、この触媒を前記(a)項の生成物(16,
6g 、 44.9ミリモル)、THF(160mJ 
)中、に添加した。得られた混合物を水素雰囲気中で常
圧で4時間にわたって振り混ぜ、そして次に濾過した。
触媒をT)IFで洗浄し、そして濾液を蒸発させたとこ
ろ、固体(14,1g )が得られた。この物質を乾燥
した脱活シリカゲルカラム(塩化メチレン中の1%酢酸
エチルで溶離)上でクロマトグラフィーにかけたところ
、部分的に水和した生成物、融点:206〜207℃、
12.7 g(83%)が得られた。
実測値:C+ 66.4;H,7,5;N+ 19.9
. C+JtsNsO。
0.25 Loの理論値: C,66,4;11.7.4;N、  20.0%(c
)  N −(3−(6−1−ブチル−T H−ピラゾ
ロ(3,2−cl−s−トリアゾール−3−イル)−2
,4,6−1−リメチルフェニル”)−2−(4−n−
ブタンスルホンアミドフェノキシ) n−テトラデカン
アミド:カップラー2 THF(35mj! )中の2(4−n−ブチルスルホ
ンアミドフェノキシ)−n−ドデカノイルクロリド(1
6,6g、 35ミリモル)を、前記(b)項の生成物
(11,9g、 35ミリモル)及び重炭酸ナトリウム
(4,2g)′のTHF(95mlり中の懸濁液に添加
した。22時間後、水(175mJ! )中のTtlF
(45m&+ )及び水酸化カリウム(7,9g、14
0 ミリモル)をさらに添加し、そしてさらに80分間
にわたって撹拌を継続した。3Hn(J(100m# 
)を添加し、そしてTHFを減圧下に蒸発により除去し
た。ジクロロメタン(250mj!’)を添加し、有機
抽出液を分離し、飽和Na(J!(2X150 ml 
)で洗浄し、乾燥し、そして蒸発させた。生成物23.
7g (92%)、融点:117〜120℃、が得られ
た。
実測値:C+ 64.7;L 8.3.N、 10.9
:S、 4.4;Ca1H6zMbOaS。
11/2 )110の理論値: C,64−7;Fl+ 8.5.N、 Il、0.S、
 4.2%以下余白 例−−L カップラー3の調製 (a)  I−アセチル−6−t−ブチル−7−クロロ
−3−(2,4,6−)ツメチル−3=ニトロフエニル
)−1H−ピラゾロ(3゜2−C)−8−s−トリアゾ
ール 酢n (30mlり中のスルフリルクロリド(8,76
g 、64.9ミリモル)を前記例6の(a)項の生成
物(24g、69.9ミリモル)を酢酸(300rrl
 )中に溶解した溶液に室温で、撹拌しながら、添加し
た。10分後、溶液をゆっくりと水(900mm! )
中に注加し、固体を集め、水(750mj! )で洗浄
し、そして50℃で16時間にわたって乾燥した。生成
物24.7g (94%)、融点=188〜191℃、
が得られた。
実測値:C,56,4,H,5,4:N、 17.5P
、Il 、8.5.C+JztCINsOの理論値:c
、 56.5Hn、 5.2;N、 17.3; ce
 、 8.8%以下余白 (b)1−アセチル−6−t−ブチル−7−クロロ−(
3−アミノ−2,4,6−ドリメチルフエニル)−1H
−ピラゾロC3,2−c)−s−s−トリアゾール(6 f)本例の(a)項の生成物(24,3g 、 60.
1ミリモル)を前記例6の(b)項に記載の条件下で還
元した。クロマトグラフィー後、部分的に水和した生成
物、融点:211〜213℃、15.5g (77%)
が得られた。
実測値+C,60,3;■、 6.3.N、 1.5(
J 、9.9 CtJz*CJNsOの理論値:C,6
0,3,il、 6.5;N、 1B、5;(J! 、
9.4%(c)  カップラー3 この物質(72%)、融点=132〜134℃を、カッ
プラー2に関して記載の手法(前記例6、(c)項を参
照)を使用して、前記(b)項の生成物から調製した。
1;(1−、ii4B 実測値FC,61,8;■、 ?、7.lJ、  10
.2;CI!、 6.2゜S、4.2 C41H&IC
lN6043:11/2 ugoの理論値: C,61,8iH,8,0;N+ IO,6,(J 、
 4.5.S、 4.0%貫−■ カンブラー4の調製 (a)3−t−ブチル−4−シアノ−5−(4−n−デ
シル−2,3,5,6−チトラメチルベンジリデン)−
ヒドラジノコビラゾール トリエチルアミン(30mj! 、 210 ミリモル
)を3−t−ブチル−4−シアノビラジロールー5−ヒ
ドラジニウムクロリド(45g、210 ミリモル)と
4−n−デシル−2,3,5,6−チトラメチルベンズ
アルデヒドのエタノール(400mlり中の混合物に添
加した。この混合物を還流下に4時間にわたって加熱し
、冷却し、そして水(2000ml)中に滴下した。固
体を集め、洗浄し、そして乾燥した。次の工程で使用す
るのに十分な純度をもった生成物(90〜100%)が
得られた。
(b)6−t−ブチル−7−ジアツー3−(4−n−デ
シル−2,3,5,6−チトラメチるフェニル)−1H
−ピラゾロ(3,2−c)−s−s−トリアゾール 酢酸(lOOmIり中の臭素(28gS175ミリモル
)を、前記(a)項からのヒドラゾン(175ミリモル
)と酢酸ナトリウム(57,4g 、 700 ミリモ
ル)の酢酸(450rrl )中の懸濁液に、40〜5
0℃の温度で撹拌しながら1滴ずつ添加した。添加が完
了したところで(10分間)、混合物を80〜90”C
で1時間にわたって加熱し、冷却し、そして水(3,5
4)中に滴下した。固体を集め、よ(洗浄し、乾燥し、
そしてn−デカンから結晶化した。生成物(70〜90
%)、融点8190〜192℃が得られた。
実測値:C,?4.1il(、9,2:N、 14.9
C宜9H4JSの理論値: C,75,5,fl、 9.3:N、 15.2%(c
)6−t−ブチル−3−(4−n−デシル−2,3,5
,6−チトラメチルフエニル)−IH−ピラゾロ(3,
2−C) −5−s−トリアゾール:カンプラー4 前記(b)項からのニトリル(20g)を75%硫酸(
濃H,SO4(270g)から)及び氷(90g)に1
40〜150℃で撹拌しながら1回で添加した。
15〜20分の経過後、さらに氷(1000g)を添加
した。デカンテーション後、粘着性の固体をメタノール
(200mff)に溶解し、そして熱湯(5ml)を添
加した。冷却後、沈殿を集め、90%メタノール(2X
50mj! 、)で洗浄し、そして乾燥した。生成物(
85〜90%)、融点:194〜195℃が得られた。
実測値:C,76,9:H,10,4,N、 12.8
%CgaH4Jnの理論値: C,77、l;H+ 10.1iN、 12.8%〔発
明の効果〕 上記したように置換もしくは非置換の第3アルキル基を
3−位に有しかつ置換もしくは非置換のアリール基を6
−位に有するピラゾロ(3,2−c)−s−トリ了ゾー
ル色素形成性カップラーを含有している本発明のハロゲ
ン化銀写真要素では、露光及び処理後、とりわけアルコ
キシベンゼン色素像安定剤と組み合わせて使用する場合
に、改良された光安定性を有する色素像を提供すること
ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハロゲン化銀写真乳剤層とピラゾロ〔3,2−c〕
    −s−トリアゾール色素形成性カップラーとを含み、ま
    た、その際、前記色素形成性カップラーが次式の化合物
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式において、 R_1は非置換のアリール基又は置換のアリール基であ
    り、 R_2は任意に置換されている第3アルキル基であり、 R_3は水素又はカップリング−オフ基であり、そして ▲数式、化学式、表等があります▼はカップリング−オ
    フ基である)である、ハロゲン化銀写真要素。
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