JPS6127339Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127339Y2 JPS6127339Y2 JP1981159593U JP15959381U JPS6127339Y2 JP S6127339 Y2 JPS6127339 Y2 JP S6127339Y2 JP 1981159593 U JP1981159593 U JP 1981159593U JP 15959381 U JP15959381 U JP 15959381U JP S6127339 Y2 JPS6127339 Y2 JP S6127339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- hook
- fixed
- lock
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テイルトキヤブ自動車のキヤブロツ
ク装置に関する。
ク装置に関する。
従来のキヤブロツク装置では、例えば実公昭56
−20302号公報に見られるように、フツクに係合
するるロツクピンをロツクレバーで円運動させて
これをフツクに係脱させるようにしていた。とこ
ろが、このようなロツクピンを円運動させてフツ
クに係脱させるようにした場合は、フツクの係合
溝の深さを大きくしてロツクピンの係合深さを大
きくすると、その係脱運動を行なわせ難くなるの
で止むを得ずロツクピンの係合深さを小さくして
係脱運動を円滑に保持させる必要があつた。この
ために、例えば、キヤブと車体との間に相対運動
が発生すると、ロツクレバーがロツク位置に保持
されてしまうにも拘らずロツクピンがフツクから
外れてしまうおそれがあつた。
−20302号公報に見られるように、フツクに係合
するるロツクピンをロツクレバーで円運動させて
これをフツクに係脱させるようにしていた。とこ
ろが、このようなロツクピンを円運動させてフツ
クに係脱させるようにした場合は、フツクの係合
溝の深さを大きくしてロツクピンの係合深さを大
きくすると、その係脱運動を行なわせ難くなるの
で止むを得ずロツクピンの係合深さを小さくして
係脱運動を円滑に保持させる必要があつた。この
ために、例えば、キヤブと車体との間に相対運動
が発生すると、ロツクレバーがロツク位置に保持
されてしまうにも拘らずロツクピンがフツクから
外れてしまうおそれがあつた。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ロ
ツクピンの挙動を2段階にして係脱運動と締付運
動とを独立させることにより、ロツクピンの係脱
性を損なうことなくその係合深さを充分に大きく
してフツクとロツクピンとの係合安定性を向上で
きるようにした信頼性の高いキヤブロツク装置を
提供するものである。
ツクピンの挙動を2段階にして係脱運動と締付運
動とを独立させることにより、ロツクピンの係脱
性を損なうことなくその係合深さを充分に大きく
してフツクとロツクピンとの係合安定性を向上で
きるようにした信頼性の高いキヤブロツク装置を
提供するものである。
以下に本考案を図示された一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
車体の強度部材であるフレーム1の外側面に固
定したブラケツト2にはリンクロツド3を介して
ロツクレバー4で回動操作されるリンクプレート
5を固定軸6で枢着している。7はロツクレバー
4の支軸である。
定したブラケツト2にはリンクロツド3を介して
ロツクレバー4で回動操作されるリンクプレート
5を固定軸6で枢着している。7はロツクレバー
4の支軸である。
一方、車体に傾倒回動自在に搭載したキヤブ8
の下面に、ブラケツト9及びラバー10を介して
フツク11を取り付けている。そして、このフツ
ク11に係合するロツクピン12を上端に固定し
たカムプレート13の下端と前記リンクプレート
5の下端とを前記固定軸6と平行な支軸14を介
して枢着している。
の下面に、ブラケツト9及びラバー10を介して
フツク11を取り付けている。そして、このフツ
ク11に係合するロツクピン12を上端に固定し
たカムプレート13の下端と前記リンクプレート
5の下端とを前記固定軸6と平行な支軸14を介
して枢着している。
又、前記固定軸6より車体中央側下方、つまり
フツク11の開口方向に固植したガイド軸15と
前記カムプレート13の中間部、とを屈折リンク
16を介して枢支連結している。この屈折リンク
16はガイド軸側部材17とカムプレート側部材
18とを連接ピン19を介して枢着してなり、こ
の連接部を上方に突出させる如く屈折保持させて
いる。そしてて、前記ガイド軸側部材17に当接
係合する係合ピン20を該部材17の回動方向前
方に固設して左右一対のロツク機構を構成し、両
機構のリンクプレート5をロツド21を介して連
動させている。尚前記カムプレート13は図示し
ないバネ手段により係合方向に回動付勢されてい
る。
フツク11の開口方向に固植したガイド軸15と
前記カムプレート13の中間部、とを屈折リンク
16を介して枢支連結している。この屈折リンク
16はガイド軸側部材17とカムプレート側部材
18とを連接ピン19を介して枢着してなり、こ
の連接部を上方に突出させる如く屈折保持させて
いる。そしてて、前記ガイド軸側部材17に当接
係合する係合ピン20を該部材17の回動方向前
方に固設して左右一対のロツク機構を構成し、両
機構のリンクプレート5をロツド21を介して連
動させている。尚前記カムプレート13は図示し
ないバネ手段により係合方向に回動付勢されてい
る。
上記の構成において、キヤブ8が常態位置にロ
ツクされている時は、第1図に示すようにキヤブ
ロツクレバー4が下端のロツク位置に保持され、
ロツクピン12がフツク11に係合保持されてい
る。尚、このとき、屈折リンク16のガイド軸側
部材17と係合ピン20との間には隙間が確保さ
れている。
ツクされている時は、第1図に示すようにキヤブ
ロツクレバー4が下端のロツク位置に保持され、
ロツクピン12がフツク11に係合保持されてい
る。尚、このとき、屈折リンク16のガイド軸側
部材17と係合ピン20との間には隙間が確保さ
れている。
キヤブ8をテイルトアツプさせる時は、支軸7
を中心としてロツクレバー4を上方のリリース位
置へと持ち上げ回動させる。
を中心としてロツクレバー4を上方のリリース位
置へと持ち上げ回動させる。
すると、リンクロツド3を介してリンクプレー
ト5が固定軸6を中心にして反時計廻りの方向に
回動するので、該プレート5とカムプレート13
とを枢支する支軸14がガイド軸15に向つて接
近揺動しつつ上方に移動する。従つて、カムプレ
ート13が上端のロツクピン12とフツク11と
の当接部を中心として反時計廻りの方向に揺動し
つつ上昇するので、フツク11の固定力が弱くな
り、やがてはフツク11からロツクピン12が浮
き上る。尚、このとき、屈折リンク16がガイド
軸15を中心として時計廻りの方向に回動するこ
とは詳述するまでもない。
ト5が固定軸6を中心にして反時計廻りの方向に
回動するので、該プレート5とカムプレート13
とを枢支する支軸14がガイド軸15に向つて接
近揺動しつつ上方に移動する。従つて、カムプレ
ート13が上端のロツクピン12とフツク11と
の当接部を中心として反時計廻りの方向に揺動し
つつ上昇するので、フツク11の固定力が弱くな
り、やがてはフツク11からロツクピン12が浮
き上る。尚、このとき、屈折リンク16がガイド
軸15を中心として時計廻りの方向に回動するこ
とは詳述するまでもない。
上記のようにしてロツクピン12がフツク11
の開口部の高さ位置まで押し上げられると、これ
に同期して屈折リンク16のガイド軸側部材17
が第4図に示すように係合ピン20に当接する。
従つて、リンクプレート5がなおも反時計廻りの
方向に回動操作されて支軸14が上昇するにとも
なつて、カムプレート側部材18が連接ピン19
を中心として時計廻りの方向に回動するので、カ
ムプレート13がフツク11の開口方向に大きく
揺動し、ロツクレバー4がリリース位置に達した
時に第5図に示すようにロツクピン12がフツク
11から完全に離脱する。このために、キヤブロ
ツクが解除され、キヤブをテイルトさせることが
できる。
の開口部の高さ位置まで押し上げられると、これ
に同期して屈折リンク16のガイド軸側部材17
が第4図に示すように係合ピン20に当接する。
従つて、リンクプレート5がなおも反時計廻りの
方向に回動操作されて支軸14が上昇するにとも
なつて、カムプレート側部材18が連接ピン19
を中心として時計廻りの方向に回動するので、カ
ムプレート13がフツク11の開口方向に大きく
揺動し、ロツクレバー4がリリース位置に達した
時に第5図に示すようにロツクピン12がフツク
11から完全に離脱する。このために、キヤブロ
ツクが解除され、キヤブをテイルトさせることが
できる。
キヤブ8を常態位置に固定する時は、傾倒位置
にあるキヤブ8を常態位置までテイルトダウンさ
せる。そして、リリース位置にあるロツクレバー
4をロツク位置に向つて揺動操作すると、前記と
は逆にカムプレート13が大きく揺動してロツク
ピン12をフツク11に突入係合させた後に下降
し、ロツクレバー4がロツク位置に達した時にロ
ツクピン12がフツク11を所定の応力で押え付
け固定する。
にあるキヤブ8を常態位置までテイルトダウンさ
せる。そして、リリース位置にあるロツクレバー
4をロツク位置に向つて揺動操作すると、前記と
は逆にカムプレート13が大きく揺動してロツク
ピン12をフツク11に突入係合させた後に下降
し、ロツクレバー4がロツク位置に達した時にロ
ツクピン12がフツク11を所定の応力で押え付
け固定する。
尚、上記ロツクレバー4がリリース位置及びロ
ツク位置にそれぞれ係止されることはもちろんで
あり、必要に応じてサブフツク等を設けてキヤブ
をロツクピンの係脱位置に係止できるようにして
も良い。又、実施例では左右両端にロツク装置を
設けてこれをロツドで連動させているが、中央の
一箇所のみにロツク機構を設けても良い。
ツク位置にそれぞれ係止されることはもちろんで
あり、必要に応じてサブフツク等を設けてキヤブ
をロツクピンの係脱位置に係止できるようにして
も良い。又、実施例では左右両端にロツク装置を
設けてこれをロツドで連動させているが、中央の
一箇所のみにロツク機構を設けても良い。
以上説明したように本考案によれば、フツクに
係合するロツクピンを備えたカムプレートと車体
側のブラケツトとをリンクプレートを介して枢着
し、前記カムプレートとブラケツトとを屈折リン
クを介して枢支連結すると共に、屈折リンクの挙
動を規制する係合軸を設けるという簡単な構成で
あるにも拘らずカムプレートのカムプレートの挙
動を2段階にしてロツクピンの固定運動と係脱運
動とを独自に行なわせるようにしたものであるか
ら、ロツクピンとフツクとの係合安定性を損なう
ことなくロツクピンの係脱性を確保できる。従つ
て、キヤブロツク装置の信頼性を向上でき、該装
置で固定されるキヤブの安全性を向上させること
ができる。
係合するロツクピンを備えたカムプレートと車体
側のブラケツトとをリンクプレートを介して枢着
し、前記カムプレートとブラケツトとを屈折リン
クを介して枢支連結すると共に、屈折リンクの挙
動を規制する係合軸を設けるという簡単な構成で
あるにも拘らずカムプレートのカムプレートの挙
動を2段階にしてロツクピンの固定運動と係脱運
動とを独自に行なわせるようにしたものであるか
ら、ロツクピンとフツクとの係合安定性を損なう
ことなくロツクピンの係脱性を確保できる。従つ
て、キヤブロツク装置の信頼性を向上でき、該装
置で固定されるキヤブの安全性を向上させること
ができる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図はキヤブ
ロツク装置全体の正面図、第2図は第1図のA矢
視図、第3図ないし第5図はロツクピンを備えた
カムプレートの挙動を説明する要部の正面図であ
る。 1…フレーム、2…ブラケツト、3…リンクロ
ツド、4…ロツクレバー、5…リンクプレート、
6…固定軸、8…キヤブ、11…フツク、12…
ロツクピン、13…カムプレート、14…支軸、
15…ガイド軸、16…屈折リンク、17…ガイ
ド軸側部材、18…カムプレート側部材、19…
連接ピン、20…係合ピン。
ロツク装置全体の正面図、第2図は第1図のA矢
視図、第3図ないし第5図はロツクピンを備えた
カムプレートの挙動を説明する要部の正面図であ
る。 1…フレーム、2…ブラケツト、3…リンクロ
ツド、4…ロツクレバー、5…リンクプレート、
6…固定軸、8…キヤブ、11…フツク、12…
ロツクピン、13…カムプレート、14…支軸、
15…ガイド軸、16…屈折リンク、17…ガイ
ド軸側部材、18…カムプレート側部材、19…
連接ピン、20…係合ピン。
Claims (1)
- 車体にキヤブを傾倒回動自在に搭載したテイル
トキヤブ自動車において、操作手段で回動操作さ
れるリンクプレートと車体側のブラケツトとを固
定軸に介して枢着し、キヤブ側に取り付けたフツ
クと係合するロツクピンを上端に固定したカムプ
レートの下端とリンクプレートとを前記固定軸と
平行な支軸に介して枢着し、固定軸よりフツクの
開口方向側下方に固植したガイド軸と前記カムプ
レートの中間部とを連接部を上方に向つて突出さ
せるよう屈折させた屈折リンクを介して枢支連結
すると共に、該屈折リンクのガイド軸側部材に当
接係合する係合ピンを該部材の回動方向前方に固
設したことを特徴とするテイルトキヤブ自動車の
キヤブロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981159593U JPS5864579U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | テイルトキヤブ自動車のキヤブロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981159593U JPS5864579U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | テイルトキヤブ自動車のキヤブロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864579U JPS5864579U (ja) | 1983-04-30 |
JPS6127339Y2 true JPS6127339Y2 (ja) | 1986-08-14 |
Family
ID=29952045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981159593U Granted JPS5864579U (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | テイルトキヤブ自動車のキヤブロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5864579U (ja) |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP1981159593U patent/JPS5864579U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5864579U (ja) | 1983-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4871182A (en) | Fifth wheel unlocking and safety latch device | |
JPS6127339Y2 (ja) | ||
JPH0218786Y2 (ja) | ||
JPH0362587B2 (ja) | ||
JPH0513672Y2 (ja) | ||
JPH0522276U (ja) | トラツクのキヤブロツク装置 | |
JPS6113419Y2 (ja) | ||
JPS5822864Y2 (ja) | テイルトキヤブのロツク操作装置 | |
JPH019748Y2 (ja) | ||
JPH0134947Y2 (ja) | ||
JPS6320565Y2 (ja) | ||
JPH08198147A (ja) | キャブロック装置 | |
JP2509795Y2 (ja) | キャブロック装置 | |
JPH0629167Y2 (ja) | ティルトキャブ自動車のキャブロック装置 | |
JPS585673Y2 (ja) | キヤブロツク装置におけるロツクレバ−のストツパ | |
JPS587508B2 (ja) | テイルトキヤブのロツク装置 | |
JPS6313982Y2 (ja) | ||
JPH0141661Y2 (ja) | ||
JPS639495Y2 (ja) | ||
JP2965082B2 (ja) | ティルト・キャブ・ロック装置 | |
JPS6029992Y2 (ja) | ミシンア−ムの支持装置 | |
JPS5918944Y2 (ja) | テイルトキヤブ自動車のキヤブロツク装置 | |
JPS626944Y2 (ja) | ||
JPH0528153Y2 (ja) | ||
JPH0221969Y2 (ja) |