JPH0522276U - トラツクのキヤブロツク装置 - Google Patents

トラツクのキヤブロツク装置

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JPH0522276U
JPH0522276U JP7194791U JP7194791U JPH0522276U JP H0522276 U JPH0522276 U JP H0522276U JP 7194791 U JP7194791 U JP 7194791U JP 7194791 U JP7194791 U JP 7194791U JP H0522276 U JPH0522276 U JP H0522276U
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JP
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anchor
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JP7194791U
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義昭 南部
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日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アンカフックの横移動を制限するストッパの
構造を簡単化する。 【構成】 アンカフック6のロックピン18に対向する
側の形状を、アンロック時にキャブ側キャブマウントブ
ラケット10底面の開口縁部10a,10bに当接する
直線状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャブロックハンドルを操作してキャブ側に設けたロックプレート のロックピンをフレーム側に弾性支持したアンカフックに係合させてキャブをフ レーム側にロックするトラックのキャブロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる装置は、種々知られている(例えば実開昭62−40081号公報、本 出願人による実開昭58−64570号公報及び実開平2−11781号公報) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記前者の提案においては、チルトリアロック装置においてロック機構に設け られ、アンカフックの係合部の裏側に延びてアンカフックの横移動を制限するス トッパを設け、アンカフックがキャブマウントブラケットの正規位置まで挿入さ れていないときは、ロックピンがアンカフック先端に当接し、キャブロックハン ドルが正規ロック位置に回動しないようにしている。しかし、ロック機構に別体 のストッパを設けているので、構造が複雑である。
【0004】 本考案は、アンカフックの横移動を制限するストッパの構造を簡単化したトラ ックのキャブロック装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、キャブロックハンドルを操作してキャブ側に設けたロックプ レートのロックピンをフレーム側に弾性支持したアンカフックに係合させてキャ ブをフレーム側にロックするトラックのキャブロック装置において、前記アンカ フックの前記アンカピンに対向する側の形状を、該アンカピンがアンカフックの 先端付近に当接するアンロック状態において、キャブ側のキャブマウントブラケ ット底面の開口縁部に当接する直線状に形成している。
【0006】
【作用】
上記のように構成されたトラックのキャブロック装置においては、アンカフッ クがキャブマウントの正規位置に挿入されないで、ロックピンがアンカフックの 先端付近に当接しているアンロック状態では、キャブマウントブラケットの開口 縁部がアンカフックの直線状部に当接し、それ以上キャブロックハンドルを回動 できないようにして安全を図る。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1において、左側を例に説明すると、フレーム1の側面には、リヤキャブマ ウントブラケット2が立設され、そのブラケット2には、フローティングブラケ ット3がマウントラバー4とショックアブソーバ5とにより弾性支持されている 。そして、このブラケット3には、アンカフック6が立設されている。
【0009】 他方、キャブの底部には、フローティングブラケット3のショルダラバー7、 7に着座するキャブマウントブラケット10が突設されている。また、キャブに 設けられたベース11には、キャブロックハンドル12の上部が回転自在に支持 され、そのハンドル12の上端には、操作ロッド19の一端が枢着されている。 また、チルトロックブラケット21には、シャフト13により回動アーム14が 回動自在に支持され、そのアーム14に設けたシャフト15には、前記操作ロッ ド19の他端が枢着されている。そして、この回動アーム14に設けられた連結 ピン16には、ロックプレート17の上部が回動自在に支持されており、そのロ ックプレート17の下端には、ロックピン18が突設されている。そして、右側 はキャブロックハンドル12及び操作ロッド19を除いて左側と同様に構成され 、その左側のシャフトに対応する図示しないシャフトは、左側のシャフト15と ロックリンク20により連結されている。
【0010】 他方、キャブマウントブラケット10の下面には、アンカフック6を受け入れ る左右の開口縁部10a、10bが形成され、アンカフック6のロックピン18 に対向する側は、垂直な直線状縁部6aが形成されている。これら開口縁部10 a、10bは図2に示すように、キャブを下ろした際にキャブマウントブラケッ ト10及びアンカフック6のセンタが一致してキャブが完全に降りる状態となっ てなっていれば、アンカフック6を両縁部10a、10bの中央に受け入れる。 しかし、図3に示すように、例えば左側のショルダラバー7が脱落してキャブが 左側にずれて、キャブが完全に降りないうちにロック操作をして、アンカピン1 8がアンカフック6の先端付近に当接する状態になっていると、右側の開口縁部 20bがアンカフック6の直線状縁部6aを係止するようになっている。
【0011】 次に作用について説明する。ロック時は、キャブロックハンドル12を反時計 方向に回動する。すると、操作ロツド19が左行し、回動アーム14をシャフト 13回りに反時計方向に回動させる。これにより連結ピン16がシャフト13回 りに反時計方向に回動しロックレバー17を引き上げ、同時に図示しないばねが ロックレバー17を連結ピン16回りに反時計方向に回動することにより図2に 示すように、ロックピン18をアンカフック6に係合させ、キャブをフレーム1 側にロックする。この際、図3に示すように、左側のショルダラバー7が脱落し たりなどしてキャブが左側にずれていて、アンカピン18がアンカフック6の先 端付近に当接しているアンロック状態において、キャブロックハンドルを更に押 し下げようとすると、前述の通り右側の開口縁部20bはアンカフック6の直線 状縁部6aを係止し、この状態以上にキャブロックハンドル12を回動できない ようにして安全を図る。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、キャブが横方向にずれた アンロック時に、キャブロックハンドルを回動できないようにして安全を図るこ とができる。
【0013】 また、アンカフックの横移動を制限するストッパの構造を簡単化することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の左側を示す後面図。
【図2】正規ロック状態を説明する後面図。
【図3】非正規アンロック状態を説明する後面図。
【符号の説明】
1・・・フレーム 2・・・キャブマウントブラケット 3・・・フローティングブラケット 4・・・マウントラバー 6・・・アンカフック 6a・・・直線状縁部 7・・・ショルダラバー 10・・・キャブマウントブラケット 10a、10b・・・開口縁部 11・・・ベース 12・・・キャブロックハンドル 13・・・シャフト 14・・・回動アーム 15・・・シャフト 16・・・連結ピン 17・・・ロックプレート 18・・・ロックピン 19・・・操作ロッド 20・・・ロックリンク 21・・・チルトロックブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブロックハンドルを操作してキャブ
    側に設けたロックプレートのロックピンをフレーム側に
    弾性支持したアンカフックに係合させてキャブをフレー
    ム側にロックするトラックのキャブロック装置におい
    て、前記アンカフックの前記アンカピンに対向する側の
    形状を、該アンカピンがアンカフックの先端付近に当接
    するアンロック状態において、キャブ側のキャブマウン
    トブラケット底面の開口縁部に当接する直線状に形成し
    たことを特徴とするトラックのキャブロック装置。
JP7194791U 1991-09-09 1991-09-09 トラックのキャブロック装置 Expired - Lifetime JP2544899Y2 (ja)

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JPH0522276U true JPH0522276U (ja) 1993-03-23
JP2544899Y2 JP2544899Y2 (ja) 1997-08-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223371A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Isuzu Motors Ltd 車両のキャブロック構造
US9663152B2 (en) 2014-11-05 2017-05-30 Hyundai Motor Company Structure for mounting front cabin in truck

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JP2544899Y2 (ja) 1997-08-20

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