JPS5941182Y2 - テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置 - Google Patents

テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置

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Publication number
JPS5941182Y2
JPS5941182Y2 JP11702179U JP11702179U JPS5941182Y2 JP S5941182 Y2 JPS5941182 Y2 JP S5941182Y2 JP 11702179 U JP11702179 U JP 11702179U JP 11702179 U JP11702179 U JP 11702179U JP S5941182 Y2 JPS5941182 Y2 JP S5941182Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
cabin
operating handle
chassis frame
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11702179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5635474U (ja
Inventor
清美 平紙
謙治 田島
Original Assignee
マツダ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP11702179U priority Critical patent/JPS5941182Y2/ja
Publication of JPS5635474U publication Critical patent/JPS5635474U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キャブオーバ型車のティルト機構、とくに操
作ハンドルの誤操作防止装置に関する。
従来より、キャブオーバ型車では、必要に応じてキャビ
ンを前傾させることができるいわゆるティルト機構が採
用されているが、走行中にキャビンのロックが解除され
たり、アンロックのまま走行したりした場合には、極め
て危険であるため、種々の安全装置が施されている (
実開昭53−91115号公報参照)。
しかしながら、ティルトキャブ機構の安全性という面で
は、未だ完全とは言い難い問題がある。
例えば、ティルトキャブ機構において、シャシ−フレー
ム側にキャビンをロック、アンロックする操作ハンドル
は、ティルトアップ時においても、ロック方向への操作
が可能であり、とくに操作ハンドルをロック位置にロッ
クするロックノブをキャビン内に設けたものであっては
、ティルトアップ時に、操作ハンドルをロックした状態
のまま、ティルトダウンすると、ロック機構がロック位
置に保持されたまま、シャシ−フレーム側の係止部に突
き当り、極端な場合には、ロック機構全体が破損すると
いった問題がある。
本考案は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、
キャビンのティルトアップ時には、操作ハンドルをアン
ロック位置に係止保持して、操作ハンドルを誤まってロ
ック方向に操作しえないようにしたティルトキャブ機構
の誤操作防止装置を提供することを基本的な目的として
いる。
以下、図示の実施例について、本考案をより具体的に説
明する。
第1図において、1はティルトキャビンの底部フレーム
、2はシャシ−フレームで、両フレーム1.2は、シャ
シ−フレーム2に固定したブラケット3によって支持し
た支持台座4上に、キャビン底部フレーム1から下向き
に突設したキャブマウントブラケット5を受は合った状
態で、支持台座4の中央に設けたストライカ6をキャビ
ン底部フレーム1側に設けたロック機構7の第1フツク
8を係合させることにより、相互にロックされる。
一方、10はキャビン側の側部フレーム11とキャブマ
ウントブラケット5間に固定した支持プレート12のほ
ぼ中間において軸13の廻りに、実線で示すロック位置
イと仮想線で示すアンロック位置日間において揺動操作
しうるようにしたロック機構7の操作ハンドル、15は
一端が、操作ハンドル10のレバ一部10aの自由端に
、ピン16によって連結された操作ロンドで、該操作ロ
ッド15の他端には前記第1フツク8の基端お・よび第
1フツク8をそのロック位置にお・いてロックが外れな
いように保持する保持プレート9の一端を枢着している
この保持プレート9は、キャブマウントブラケット5間
に渡した支持プレート17に回転軸18によりヒンジ支
持されている。
なお、19は、いま一方のロック機構(具体的に図示せ
ず。
)に操作ハンドル10の動きを伝達するための連結ロン
ドである。
また、第1図において、21は操作ハンドル10と同様
、支持プレート12に軸22により揺動自在に保持され
、軸22を巻回して支持プレート12との間に掛は合さ
れたワイヤーバネ23により、常時、図の反時針廻りの
フック方向に付勢されたセイフテイフツクで、第1フツ
ク8に加えてシャシ−フレーム2側の支持台座4にフッ
ク部21aを係合する。
本案では、第2図に示すように、上記操作ハンドル10
のピン16を適当に長く設定してこれを引掛部とする一
方、操作ハンドル10のアンロック位置口において、該
引掛部をロックする係止部としてのフック24をセイフ
テイフツク21の軸22側先端に一体に設け、ティルト
キャビンのティルトアップ時、セイフテイフツク21の
フック24によって、操作ハンドル10をアンロック状
態にロックするようにしている。
また、26は操作ハンドル10のピン16を、操作ハン
ドル10のロック位置イにおいてロックすることができ
る、キャビン室内から操作可能な室内ロックノブである
いま、上記の構成において、キャビンのロックを解除し
て、キャビンをティルトさせる場合にはまず、室内ロッ
クノブ26を仮想線で示すように、引いて操作ハンドル
10のロック位置イでのロックを外し、操作ハンドル1
0をロック位置イからアンロック位置口まで大きく揺動
操作する。
この操作ハンドル10の揺動操作による操作ロッド15
の変位で、保持プレート9は第17ツク8の保持を解除
し、次いで第1フツク8はストライカ6から外れ、ロッ
ク機構7によるストライカ6の係止は解除される。
そのうえで、セイフテイフツク21によるシャシ−フレ
ーム2側とのロックを、該セイフテイフツク21を図の
実線位置から時計回りに回動させることによって解除す
ると、キャビンは、シャシ−フレーム2に対して完全に
フリーとなる。
この状態でキャビンをティルトアップすると、セイフテ
イフツク21はワイヤーバネ23のバネ力により図の実
線位置(すなわちロック位置)反時針廻りに揺動し、セ
イフテイフツク21に設けた係止部としてのフック24
は、アンロック位置口にある操作ハンドル10のピン1
6に係合して、操作ハンドル10をアンロック位置口に
ロックする。
その結果、ティルトアップ時には、操作ハンドル10を
アンロック位置口から不用意に操作されるおそれがなく
、ティルトダウン時にも、操作ハンドル10を・アンロ
ック状態にロックしたまま、キャビンをティルトダウン
することができる。
キャビンをティルトダウンした状態で、キャビンのロッ
クを行なう場合には、まず、セイフテイフツク21を軸
22の廻りにワイヤーバネ23のバネ力に抗して時針廻
り方向に揺動させて、フック24による操作ハンドル1
0のピン16の係止を解除する。
この状態で、今度は操作ハンドル10をそのアンロック
位置口からロック位置イまでロック方向に操作すると、
第1図に実線で示すように、操作ハンドル10に連動す
る操作ロッド15の作動でロック機構7が作動され、第
17ツク8によってストライカ6を係止するとともに、
保持プレート9によって第1フツク8をその係止位置に
保持する。
と同時に、セイフテイフツク21はワイヤーバネ23の
バネ力により、再び図の反時針廻りに揺動し、フック部
21aにより、キャビン側をシャシ−フレーム2側に係
止する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、ティルトキ
ャブ機構のロック機構の操作ハンドルを、キャビンのテ
ィルトアップ時に、アンロック位置にロックする誤操作
防止装置を、操作ハンドルに設けた引掛部と、セイフテ
イフツクに設けた係合部とによって構成したものである
本考案によれば、キャビンのティルトアップ時に、シャ
シ−フレーム側に係合すべく付勢されたセイフテイフツ
クによって操作ハンドルをそのままアンロック位置にロ
ックすることができるので、ティルトアップ時に、操作
ハンドルを誤操作する危険を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るティルトキャブ機構の要部正面図
、第2図は操作ハンドルの引掛部を示す要部平面図であ
る。 1・・・・・・キャビン側フレーム、2・・・・・・シ
ャシ−フレーム、10・・・・・・操作ハンドル、16
・・・・・・引掛部としてのピン、21・・・・・・セ
イフテイフツク、24・・・・・・係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ティルトキャブのロック機構の操作ハンドルに設けられ
    た引掛部と、シャシ−フレームに係合する方向に付勢さ
    れティルトアップ時には上記シャシ−フレームに係合さ
    れた位置からさらに回動可能なセイフテイフックと、こ
    のセイフテイッフックに設けられ、ティルトアップ時に
    、該セイフテイフックが回動するのに伴い解除位置にあ
    る操作ハンドルの引掛部に係合される係合部とからなり
    、ティルトアップ時の操作ハンドルのロック位置への操
    作を阻止するようにしたことを特徴とするティルトキャ
    ブ機構の誤操作防止装置。
JP11702179U 1979-08-25 1979-08-25 テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置 Expired JPS5941182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11702179U JPS5941182Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11702179U JPS5941182Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5635474U JPS5635474U (ja) 1981-04-06
JPS5941182Y2 true JPS5941182Y2 (ja) 1984-11-26

Family

ID=29349234

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11702179U Expired JPS5941182Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 テイルトキヤブ機構の誤操作防止装置

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JPS5635474U (ja) 1981-04-06

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