JPH0333586Y2 - - Google Patents

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JPH0333586Y2
JPH0333586Y2 JP18329585U JP18329585U JPH0333586Y2 JP H0333586 Y2 JPH0333586 Y2 JP H0333586Y2 JP 18329585 U JP18329585 U JP 18329585U JP 18329585 U JP18329585 U JP 18329585U JP H0333586 Y2 JPH0333586 Y2 JP H0333586Y2
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stopper
lever
cab
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stopper members
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JP18329585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はチルトキヤブのストツパ装置に関す
る。
(従来の技術) 車体フレームにキヤブを前方傾倒(チルト)可
能に搭載した車両では、チルトアツプ時にキヤブ
を前傾状態に保持するため、例えば第5,6図の
ようなストツパ装置を備えたものがある(実開昭
56−124068号公報)。
4は車体フレーム1側に基端を回動自由に結合
したストツパ下側部材、10はキヤブ6側に基端
を回動自由に結合したストツパ上側部材で、これ
らは基端部を互いに重ね合わせてピン11で屈伸
自由に連結される。
ストツパ下側部材4には先端部近くに、両スト
ツパ部材4と10が一直線状に伸びたときにスト
ツパ上側部材10の先端に当接するレバー16が
ピン15によつて回動操作可能に設けられ、この
レバー16には同じく両ストツパ部材4と10が
伸びるとストツパ上側部材10のロツク孔26に
係合して両ストツパ部材4と10をまつすぐな状
態に保持するフツク27が設けられる。25はレ
バー16を初期位置(ロツク位置)に弾性保持す
るスプリング、17はレバー16の回動操作を許
容する長孔を示す。
尚、レバー16はワイヤ20を介して取手19
に連係され、取手19を引つ張ると、両ストツパ
部材4と10を屈曲させるように回動する。
従つて、チルトアツプ時にはキヤブ6の前方傾
倒に伴つて両ストツパ部材4と10とが伸びて一
直線状になるとフツク27がロツク孔26に係合
し、両ストツパ部材4と10をまつすぐな状態に
保持する。
一方、チルトダウン時には、キヤブ6を引き降
ろしながら取手19を引つ張ると、既述のように
レバー16が回動し、フツク27の係合を解除し
ながら両ストツパ部材4と10を屈曲させるた
め、ストツパ部材4と10の屈曲に大きな操作力
を要さずキヤブ6をスムーズに降下させることが
できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このようなストツパ装置にあつて
は、両ストツパ部材4と10はまつすぐに伸びる
手前でそれぞれ自重によつて図中A矢印方向のモ
ーメントを受けるため、ゆつくりとチルトアツプ
したときは両ストツパ部材4と10がまつすぐに
伸び切らず、フツク27がロツク孔26と係合し
にくいという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解決するため、
車体フレームにキヤブを前方傾倒可能に搭載する
と共に、キヤブ側に基端を前後回動自由に結合し
たストツパ上側部材と車体フレーム側に基端を前
後回動自由に結合したストツパ下側部材との先端
部を互いに重ね合わせて屈伸自由に連結し、両ス
トツパ部材を一直線状に伸ばしてキヤブを前傾状
態に固定できるようにしたチルトキヤブのストツ
パ装置において、両ストツパ部材が一直線状に伸
びた状態でストツパ上側部材の先端に係合するフ
ツクを形成したレバーをストツパ下側部材の先端
近くに回動操作可能に設け、このレバーをストツ
パ上側部材の先端と係合する位置に付勢するスプ
リングの他端をストツパ上側部材に担持する一
方、レバーにその解除操作に伴つてストツパ上側
部材を押して両ストツパ部材を屈曲させるカム部
を設けると共に、同じくレバーの解除操作時に両
ストツパ部材が所定角度屈曲するとカム部と係合
して両ストツパ部材の伸び方向への回動を拘束す
る係止手段を設ける。
(作用) 両ストツパ部材はチルトアツプ時にスプリング
により伸び切り方向に付勢されるため、かりにゆ
つくりとチルトアツプした場合でも完全に伸び切
つてロツクされる。
また、チルトダウン時にはカム部はレバーの解
除操作に伴つて両ストツパ部材を屈曲させ係止手
段に結合すると両ストツパ部材の伸び方向への回
動を拘束するため、両ストツパ部材はいつたん屈
曲するとキヤブ荷重により再びロツク位置に戻さ
れることはない。
(実施例) 第1〜3図において、30はキヤブ、31は車
体フレーム、32はキヤブ30側にピン33によ
り回動自由に連結したストツパ上側部材、34は
車体フレーム31側に同じくピン35によつて回
動自由に連結したストツパ下側部材で、両ストツ
パ部材32と34は先端部を互いに重ね合わせ
て、ピン36により屈伸自由に連結される。
37はストツパ下側部材34の先端部付近にピ
ン38により回動操作可能に取り付けたレバー
で、レバー37には両ストツパ部材32と34が
一直線状に伸び切つたときにストツパ上側部材3
2の先端に係合してロツクするフツク39と、レ
バー37のロツク解除操作に伴つてストツパ上側
部材32を押して両ストツパ部材32と34を屈
曲させるカム部40とが設けられる。
レバー37はスプリング41によりロツク位置
に弾性保持され、スプリング41の他端はストツ
パ上側部材32にこれを伸び方向に付勢するよう
に担持される。この場合、スプリング41は両ス
トツパ部材32と34の屈伸のさまたげにななら
ないようにストツパ部材32と34の側方に設け
られる。
一方、ストツパ上側部材32の先端部には、レ
バー37のロツク解除操作時にカム部40が両ス
トツパ部材32と34を所定角度だけ屈曲させた
ときに、これと係合して両ストツパ部材32と3
4の伸び方向への回動を拘束する係止手段として
の穴42が形成される。
なお、43と45はピン孔を示し、この場合エ
ンジンの重整備時などでキヤブ30のチルト角を
さらに拡大できるように、ストツパ下側部材34
の基端部にはピン35をさしかえるためのピン孔
46が設けられる。
従つて、チルトアツプ時にはキヤブ30の前方
傾倒に伴つて両ストツパ部材32と34が伸びて
一直線状になると、ストツパ上側部材32の先端
がフツク39に係合する。このとき、両ストツパ
部材32と34はスプリング41によつて伸び方
向に付勢されるため、かりにゆつくりとチルトア
ツプした場合でも両ストツパ部材32と34の伸
び切り状態でのロツクは確実に図れる。
チルトダウン時にはレバー37をB矢印方向に
回動操作すると、フツク39がストツパ上側部材
32から外れると共に、カム40がストツパ上側
部材32を押して両ストツパ部材32と34を屈
曲させるため、両ストツパ部材32と34の屈曲
に大きな操作力を要さずにキヤブ30をスムーズ
に降下させることができる。この場合、両ストツ
パ部材32と34がいつたん屈曲し、カム部40
が係止穴42に係合すると、両ストツパ部材32
と34の伸び方向への回動は拘束されるため、キ
ヤブ荷重によつて再び両ストツパ部材32と34
がロツク状態に戻されることはない。とくに、エ
ンジンの重整備時などでは、ピン35をピン孔4
6の方にさしかえるため、チルトアツプ状態で
は、キヤブ30のチルト角が大きくなり、その分
両ストツパ部材32と34にかかる引つ張り力も
大きくなるが、両ストツパ部材32と34をいつ
たん屈曲すると既述のようにカム部40が係止穴
42に係合してストツパ部材32と34の伸び方
向への回動を抑えるため、このような場合でのチ
ルトダウン操作も楽に行える。
なお、カム部40の係止手段としては、第4図
のように鉄板またはピンをストツパ上側部材32
に固着して設けた突起47でも良い。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、チツトアツプ
時に両ストツパ部材を伸び切り位置に付勢するス
プリングを設けたので、ゆつくりチルトアツプし
た場合でも両ストツパ部材が完全に伸び切らずに
ロツクしにくくなるようなことはない。
また、チルトダウン時にレバーのロツク解除操
作により両ストツパ部材を屈曲させてカム部を係
止手段と係合させると、ストツパ部材の伸び方向
への回動が拘束されるようにしたので、両ストツ
パ部材はいつたん屈曲するとキヤブ荷重によつて
再び伸び切り位置に戻されることもなく、チルト
ダウン操作が楽り行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す取付状態側面
図、第2図はその斜視図、第3図は同じく要部側
面図、第4図は他の実施例の要部断面図、第5図
は従来装置の取付状態の斜視図、第6図はその要
部斜視図である。 30……キヤブ、31……車体フレーム、32
……ストツパ上側部材、34……ストツパ下側部
材、37……レバー、39……フツク、40……
カム部、41……スプリング、42……係止穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレームにキヤブを前方傾倒可能に搭載す
    ると共に、キヤブ側に基端を前後回動自由に結合
    したストツパ上側部材と車体フレーム側に基端を
    前後回動自由に結合したストツパ下側部材との先
    端部を互いに重ね合わせて屈伸自由に連結し、両
    ストツパ部材を一直線状に伸ばしてキヤブを前傾
    状態に固定できるようにしたチルトキヤブのスト
    ツパ装置において、両ストツパ部材が一直線状に
    伸びた状態でストツパ上側部材の先端に係合する
    フツクを形成したレバーをストツパ下側部材の先
    端近くに回動操作可能に設け、このレバーをスト
    ツパ上側部材の先端と係合する位置に付勢するス
    プリングの他端をストツパ上側部材に担持する一
    方、レバーにその解除操作に伴つてストツパ上側
    部材を押して両ストツパ部材を屈曲させるカム部
    を設けると共に、同じくレバーの解除操作時に両
    ストツパ部材が所定角度屈曲するとカム部と係合
    して両ストツパ部材の伸び方向への回動を拘束す
    る係止手段を設けたことを特徴とするチルトキヤ
    ブのストツパ装置。
JP18329585U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0333586Y2 (ja)

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JP18329585U JPH0333586Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP18329585U JPH0333586Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS6290889U JPS6290889U (ja) 1987-06-10
JPH0333586Y2 true JPH0333586Y2 (ja) 1991-07-16

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