JPH0327898Y2 - - Google Patents

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JPH0327898Y2
JPH0327898Y2 JP1984123584U JP12358484U JPH0327898Y2 JP H0327898 Y2 JPH0327898 Y2 JP H0327898Y2 JP 1984123584 U JP1984123584 U JP 1984123584U JP 12358484 U JP12358484 U JP 12358484U JP H0327898 Y2 JPH0327898 Y2 JP H0327898Y2
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hook
column
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steering column
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/183Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable adjustable between in-use and out-of-use positions, e.g. to improve access

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フオークリフトにおけるテイルト式
ステアリング装置に係り、詳しくはステアリング
コラムをワンタツチ操作によつて休止位置と運転
位置とへ傾動することの可能なステアリング装置
に関する。
(従来の技術) 一般に小型フオークリフトの場合には、第7図
に示すようにエンジンフード27の前面とステア
リングホイール1との間隔を大きくとることがで
きにくく、エンジンフード27の解放時にその前
面がステアリングホイール1と干渉することから
前面部分を一体構造とし得ず、そのためフード前
面部分をフレーム側に固定されたトーボード31
で囲つているのが普通である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記干渉問題はステアリング機構をテイルト式
とすることによつて解決し得るが、従来のフオー
クリフトにおける一般的なテイルト式は体格に適
応する位置を得るためのものであるから、ワンタ
ツチ操作ができずその操作が面倒である場合が多
かつた。
そこで本考案は、以上の問題を解決するため
に、エンジンフードの開放に際し、ステアリング
コラムを運転位置から休止位置へワンタツチ操作
で前傾できる手段を設けることを、その解決すべ
き技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案に係るフオ
ークリフトにおけるテイルト式ステアリング装置
は、フロントプロテクタに前後傾可能に取付けら
れ、かつ、スプリングにより常に前傾方向に付勢
されたステアリングコラムに、その傾動方向に沿
う方向の長孔を有したコラムサポートを設け、こ
のコラムサポートの長孔に挿通された傾き角調整
用のアジヤストボルトを該コラムサポートに対し
アジヤストナツトにより解放可能に結合するとと
もに、前記フロントプロテクタに回動操作可能に
設けられ、先端が鉤状に形成されたコラムロツク
用のフツクを前記アジヤストボルトに係脱可能と
なし、フツクをアジヤストボルトに係止した状態
ではコラムサポートを運転位置に保持し、離脱し
たときはコラムサポートを前記スプリングにより
休止位置へ前傾させる構成となし、さらに前記フ
ツクをロツク用スプリングにより常にアジヤスト
ボルトに対する係止方向に付勢するとともに、前
記フロントプロテクタ側には、ロツク用スプリン
グにより回動されるフツクを前記アジヤストボル
トに対する正規の係止位置に待機保持させるため
のフツク最大回動位置規制用のストツパを、該フ
ツクに対して所定間隔を置いて当接可能に対向設
置したものである。
(作用) 従つて、エンジンフードの開放に際して、コラ
ムロツク用のフツクを回動してアジヤストボルト
から離脱することによりそのロツクを解除する
と、それまで運転位置に保持されていたステアリ
ングコラムはスプリングの作用によつて休止位置
へ前傾される。その結果、エンジンフードはステ
アリングコラムと干渉することなく開放される。
また、ステアリングコラムをスプリングに抗して
後傾すれば、アジヤストボルトがフツクに係合し
てステアリングコラムが運転位置に保持されるこ
とになり、そしてこの状態では、アジヤストナツ
トを緩めることによりアジヤストボルトとコラム
サポートとの結合を解放すれば、該コラムサポー
トはその長孔の範囲内でアジヤストボルトに対し
て自由となるので、この状態でステアリングコラ
ムの傾きを無段階で調整することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。図中1はステアリングホイール、2は
ステアリングコラム、3はフロントプロテクタ4
の下部に固着されたギヤボツクスである。5はス
テアリングコラム2内を貫通するとともに、途中
に自在継手6を含むステアリングシヤフトであ
り、自在継手6よりも下部側はステアリングコラ
ム2から露出されるとともに、ギヤボツクス3の
ギヤ(図示しない)と連結されている。
7はフロントプロテクタ4に固着された平面ほ
ぼコ字形をなすステアリングブラケツトであり、
その左右の側板7aが上方に延出されるととも
に、その側板7aの後端下部には前記ステアリン
グコラム2の下端部の左右両側面に前記自在継手
6の回動中心と同心的に突設されたピン8が回動
可能に支持されている。すなわち、ステアリング
コラム2はピン8を中心にして前後傾可能に支持
されており、常にはステアリングブラケツト7と
ステアリングコラム2との間に張架されたスプリ
ング9によつて前傾方向に付勢されるとともに、
休止位置としての最大前傾位置はステアリングブ
ラケツト7に設けたストツパ10によつて規制さ
れている。ステアリングコラム2の中程には平面
ほぼコ字形をなすコラムサポート11がそのフラ
ンジ部を前方へ突出した状態で固着されており、
該コラムサポート11の左右のフランジ部にはス
テアリングコラム2の傾動支点であるピン8を中
心とする円弧状の長孔21が形成されている。
コラムサポート11の長孔12にはステアリン
グコラム2の傾き角を調整するための逆ネジ付き
のアジヤストボルト13が挿通されており、該ア
ジヤストボルト13はコラムサポート11のフラ
ンジ部間にスペーサ14を介在した状態で左右の
ネジ部に螺合したアジヤストナツト15を締付け
ることによりコラムサポート11に結合されてい
る。なお、アジヤストボルト13の結合及びその
解放は該アジヤストボルト13の一端に設けたレ
バー16を回動操作することによつてなされる。
そして、アジヤストボルト13はコラムロツク用
のフツク17によつて常には運転位置に保持され
る。すなわち、ほぼく字状に形成された左右一対
のフツク17はその屈曲部をピン18によつて前
記ステアリングブラケツト7の側板7aの上端部
に回動可能に取付けられており、その先端に形成
されたフツク部17aがアジヤストナツト15に
離脱可能に係止することによりアジヤストボルト
13を運転位置に保持している。なお、左右のフ
ツク17は他端部において解除レバー19付きの
ピン20によつて相互に連結されるとともに、該
ピン20とステアリングコラム2との間に張架さ
れたロツクスプリング21によつて常にアジヤス
トボルト13を係止する方向に付勢されており、
その係止方向の最大回動位置は、フツク17に対
して所定間隔を置いて対向設置された前記ストツ
パ10によつて規制されている。
また、フツク17の屈曲部付近には突起17b
が設けられるとともに、該突起17bがフードロ
ツク用のロツクレバー22とワイヤーケーブル2
3によつて連結されており、そして該ロツクレバ
ー22の解除操作に連動してフツク17がアジヤ
ストボルト13から離脱されるようになつてい
る。ロツクレバー22は床板24の一部を切起し
て形成したブラケツト25にピン26により回動
可能に取付けられるとともに、上端にはエンジン
フード27の前端下部に設けられたロツクピン2
8と係脱可能な爪部22aを有し、ほぼ中央部に
は操作取手22bを有し、さらに下部には床板2
4を貫通して垂下するワイヤーケーブル23との
連結片22cを有している。なお、29はロツク
レバー22をロツク位置に保持するためのストツ
パである。
本実施例は上述のように構成したものであり、
以下その作用を説明する。通常時、すなわちエン
ジンフード27がロツクレバー22によつて閉鎖
位置にロツクされているときには、第4図に示す
ように左右のフツク17がアジヤストボルト13
のアジヤストナツト15に係合し、ステアリング
コラム2を運転位置に保持している。従つて、こ
の状態において、レバー16を回動操作すること
によりアジヤストナツト15を緩めれば、アジヤ
ストボルト13とコラムサポート11との結合が
解放されるので、この状態でステアリングコラム
2の傾き角をコラムサポート11の長孔12の範
囲内で所望に調整することができる。
また、ステアリングコラム2がアジヤストボル
ト13と結合されて運転位置に保持されている第
4図の状態において、エンジンフード27を開放
すべく、第1図に示すロツクレバー22を図示矢
印方向へ回動させてその爪部22aをロツクピン
28から離脱すると、ワイヤーケーブル23を介
してコラムロツク用のフツク17が第5図に示す
ようにロツクスプリング21に抗して図示上方へ
回動されてアジヤストナツト15から離脱するた
め、ロツクを解除されたステアリングコラム2は
スプリング9によつてストツパ10に当接する休
止位置まで前傾される。従つて、この状態ではエ
ンジンフード27の前面とステアリングホイール
1との間隔が広がるため、第6図に仮想線で示す
ようにエンジンフード27をその支持点である蝶
番30を回動中心にして開放したときのステアリ
ングホイールとの干渉が防止される。なお、エン
ジンフードの開放後、ロツクレバー22の操作力
を除去すると、ロツクスプリング21の引張力に
よつてフツク17は第5図に仮想線で示す如くス
トツパ10と当接する最大回動位置まで回動さ
れ、そのフツク部17aの先端がアジヤストボル
ト13の移動軌跡線上、つまり該アジヤストボル
ト13に対する正規の係止位置に待機保持され
る。
従つて、エンジンフード27の閉鎖時には、該
エンジンフード27のロツクピン28にロツクレ
バー22を係止する一方、ステアリングコラム2
をスプリング9に抗して後傾すれば、アジヤスト
ナツト15がフツク17の先端部に当接するとと
もに、これをロツクスプリング21に抗して押し
上げながら移動し、そしてフツク先端を通過する
と同時にフツク部17aがアジヤストナツト15
に係止する。すなわち、ステアリングコラム2は
前傾前の運転位置へ復帰保持される。
上記の説明は、エンジンフード27の開放動作
とステアリングコラム2の休止位置への前傾とが
連動する場合であるが、フツク17に設けた解除
レバー19によつて該フツク17によるアジヤス
トボルト13のロツクを解除操作したときは、エ
ンジンフード27の開放操作と無関係にステアリ
ングコラム2を休止位置へ前傾することが可能で
ある。
なお、本実施例におけるコラムロツク用のフツ
ク17とフードロツク用のロツクレバー22との
連結手段はワイヤーケーブル23に代えてリンク
とすることが可能であり、場合によつてはリミツ
トスイツチと電磁石との併用によつても実施可能
である。また、コラムロツク用のフツク17はア
ジヤストボルト13に係脱する構成であつても差
支えない。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案はエンジンフードの
開放に際し、フツクによるアジヤストボルトのロ
ツクを解除するためのワンタツチ操作を行なうこ
とによりステアリングコラムを運転位置から休止
位置へ前傾できるので、操作上の煩雑さを招くこ
となくエンジンフード前面とステアリングホイー
ルとの干渉問題を解決し得るものである。その結
果、エンジンフードの前面を一体構造にできるの
で、該エンジンフードの強度が増大して内側のリ
ブを減少でき、またエンジンルームの密閉性の向
上による騒音の低減化が図られるとともに、従来
のトーボードの廃止によつてサービス性が向上さ
れる。
しかも本考案は、従来のテイルト式ステアリン
グ装置に用いられている傾き角調整機構としての
コラムサポートとアジヤストボルトにコラムロツ
ク用のフツクを追加することによつてステアリン
グコラムを運転位置と休止位置とへ傾動できるよ
うにしたものであり、従つて構造が簡単で、か
つ、コストが安価になるとともに、既存のステア
リング装置に容易に適用し得るものであり、さら
にはステアリングコラムの通常の傾き角調整は無
段階で行なうことができる等の種々の利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切断側面
図、第2図は一部切断正面図、第3図は平断面
図、第4図及び第5図はステアリングコラムの動
作説明図、第6図はエンジンフードとステアリン
グホイールとの相対位置を示す説明図、第7図は
従来例を示す説明図である。 1……ステアリングホイール、2……ステアリ
ングコラム、4……フロントプロテクタ、7……
ステアリングブラケツト、11……コラムサポー
ト、13……アジヤストボルト、15……アジヤ
ストナツト、17……コラムロツク用のフツク、
22……フード用のロツクレバー、23……ワイ
ヤーケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントプロテクタに前後傾可能に取付けら
    れ、かつ、スプリングにより常に前傾方向に付勢
    されたステアリングコラムに、その傾動方向に沿
    う方向の長孔を有したコラムサポートを設け、こ
    のコラムサポートの長孔に挿通された傾き角調整
    用のアジヤストボルトを該コラムサポートに対し
    アジヤストナツトにより解放可能に結合するとと
    もに、前記フロントプロテクタに回動操作可能に
    設けられ、先端が鉤状に形成されたコラムロツク
    用のフツクを前記アジヤストボルトに係脱可能と
    なし、フツクをアジヤストボルトに係止した状態
    ではコラムサポートを運転位置に保持し、離脱し
    たときはコラムサポートを前記スプリングにより
    休止位置へ前傾させる構成となし、さらに前記フ
    ツクをロツク用スプリングにより常にアジヤスト
    ボルトに対する係止方向に付勢するとともに、前
    記フロントプロテクタ側には、ロツク用スプリン
    グにより回動されるフツクを前記アジヤストボル
    トに対する正規の係止位置に待機保持させるため
    のフツク最大回動位置規制用のストツパを、該フ
    ツクに対して所定間隔を置いて当接可能に対向設
    置したフオークリフトにおけるテイルト式ステア
    リング装置。
JP1984123584U 1984-08-11 1984-08-11 フオ−クリフトにおけるテイルト式ステアリング装置 Granted JPS6138271U (ja)

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JP1984123584U JPS6138271U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 フオ−クリフトにおけるテイルト式ステアリング装置
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JPS6138271U JPS6138271U (ja) 1986-03-10
JPH0327898Y2 true JPH0327898Y2 (ja) 1991-06-17

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DE (1) DE3528404A1 (ja)
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