JPH021415Y2 - - Google Patents

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JPH021415Y2
JPH021415Y2 JP1983027441U JP2744183U JPH021415Y2 JP H021415 Y2 JPH021415 Y2 JP H021415Y2 JP 1983027441 U JP1983027441 U JP 1983027441U JP 2744183 U JP2744183 U JP 2744183U JP H021415 Y2 JPH021415 Y2 JP H021415Y2
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JP
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shaft
lever
spacer
shaft portion
mounting
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JP1983027441U
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JPS59132862U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、係合部を有するレバーがシヤフトに
軸支されて成り、開閉体若しくは該開閉体の取付
部のいずれか一方に取り付けられ、前記開閉体を
その閉状態又は開状態で前記係合部が他方に設け
られた被係合部と係合することによりロツクする
ロツク装置に関し、例えば自動車のトランクリツ
ドのロツク装置として用いられるものである。
従来のロツク装置としては、例えば第1図、第
2図に示すようなものがある。
すなわち、係合部1を有するレバー10は、ベ
ース部11に固着されたシヤフト12に回動可能
に軸支されている。前記レバー10は、前記係合
部1が被係合部であるストライカ13に係合する
位置とストライカ13から離脱した位置との間で
回動可能であり、スプリング14により前記係合
位置側に付勢されている。
しかしながら、このような従来のロツク装置で
は、前記ベース部11そのものは、レバー10や
シヤフト12等が取付けられ、一組のロツク装置
として取りまとめる基板としての機能を有するの
みで、このようなロツク装置が車両等の取付部に
取り付けられた後ではベース部11は無用のもの
であり、それゆえ車両等の軽量化のためには障害
となり、ひいてはコストダウンの妨げとなるとい
う問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
成されたもので、ベース部を無くし、レバーとシ
ヤフトとを一組のロツク装置として組付けること
により上記問題点を解決することを目的としてい
る。
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 係合部を有するレバーがシヤフトに軸支されて
成り、開閉体もしくは該開閉体の取付部のいずれ
か一方に取り付けられ、前記開閉体をその閉状態
または開状態で前記係合部が他方に設けられた被
係合部と係合することによりロツクするロツク装
置において、 前記レバーを抜け止めするよう前記シヤフトに
嵌合するスペーサを設け、 前記シヤフトに、レバーを軸支する軸部と、該
軸部の先端側の外周に張り出すよう形成され、レ
バーの片面が当接するフランジ部と、該軸部に接
続しかつ該軸部より小径で、前記スペーサが嵌合
する止め軸部と、該止め軸部より中心方向に陥入
して形成された抜け止め溝と、該止め軸部より小
径で前記取付部に嵌挿し、締結ナツトが螺合する
雄ねじを有する連結部とを設け、 前記スペーサの軸方向の厚さを前記止め軸部の
軸方向の長さと略同一にし、該スペーサに、前記
シヤフトの止め軸部に丁度嵌合する軸穴部と、該
軸穴部が前記止め軸部に嵌合して前記レバーと前
記取付部との間に挟持されるように位置すると
き、前記抜け止め溝に噛合するよう内径方向に突
出する突起部とを形成したことを特徴とするロツ
ク装置に存する。
ロツク装置はシヤフトにレバーを軸支させた状
態にして単独の部品として扱われ、次のようにし
て組み立てられる。
すなわち、シヤフトの軸部にレバーを嵌合させ
ると、レバーの片面はフランジ部に当接する。次
いでスペーサの軸穴部をシヤフトの止め軸部に嵌
合させると、スペーサ突起部がシヤフトの抜け止
め溝に噛合し、スペーサが抜けなくなる。
スペーサはレバーを押えているので、レバーと
シヤフトとは離脱しないように組み合わされ、構
成部材が離脱することのない単一の部品となる。
ロツク装置を取付部に組み付けるには、連結部
を取付部に嵌挿し、取付軸部の雄ねじに締結ナツ
トを螺合し、止め軸部の端面と締結ナツトとの間
に取付部を挾持して固定する。
締結ナツトを締め付けても、取付部は止め軸部
の端に圧接し、スペーサは止め軸部の軸方向の長
さと略同一でレバーと取付部との間に挾持される
よう位置し、レバーに締結荷重がかかることがな
い。
レバーはスペーサとシヤフトの軸部のフランジ
部との間に安定して位置し、円滑に揺動動作す
る。
以下、第3図〜第11図に基づき本考案の一実
施例を説明する。
第3図、第4図に示すように、ロツク装置2
は、レバー3と、シヤフト4と、スペーサ5とか
ら構成されている。
第5図〜第7図に示すように、前記シヤフト4
は、レバー3を嵌合させて軸支する軸部44と、
該軸部44の先端側の外周に張り出すよう形成さ
れ、レバー3の片面が当接するフランジ部43
と、軸部44に接続しかつ該軸部44より小径
で、スペーサ5が嵌合する止め軸部45aと、該
止め軸部45aより中心方向に陥入して形成され
た抜け止め溝45と、止め軸部45aより小径で
取付部9に嵌挿し、締結ナツト93が螺合する雄
ねじ部47を有する連結部46とを設けて成る。
前記シヤフト4のレバー用嵌合軸部44には、
フツク状の係合部31を有するレバー3が前記嵌
合軸部44を中心に回動可能に遊嵌されており、
レバー3と前記シヤフト4との間にはばばね部材
6が張設されている。該ばね部材6は、その一端
6aが前記ばね掛け用溝41にカシメられて引掛
けられており、その他端6bはレバー3の側部3
aに掛けられている。従つて、前記レバー3は、
その係合部31が第11図に示すように被係合部
であるストライカ7と係合する方向(第3図反時
計方向)にばね部材6によつて付勢されている。
さらに、前記レバー3には、勢記付勢力に抗し
てレバー3を時計方向に回動させることにより係
合部31をストライカ7から離脱させるための操
作部材8が連結孔32の箇所で連結されている。
第4図及び第10図に示すように、前記シヤフ
ト4にはシヤフト4の止め軸部45aの軸方向の
長さと略同一の厚さのスペーサー5が嵌入されて
おり、該スペーサー5と前記フランジ部43とで
前記レバー3を挾持している。前記スペーサー5
には、第9図に示すようにスリツト51が形成さ
れているので、スペーサー5をシヤフト4にスム
ーズに嵌入することができる。
第8図、第10図に示すように、前記スペーサ
ー5にはリング状突起部52が、シヤフト4の止
め軸部45aに丁度嵌合する軸穴部53から、抜
け止め溝45に噛合するよう内径方向に突出して
形成されており、前記フランジ部43とスペーサ
ー5とでレバー3を挾持する位置までスペーサー
5が嵌入された際に、前記リング状突起部52が
前記抜け止め溝45に噛合するように構成されて
いる。
このように構成されたロツク装置においては、
第3図、第4図及び第10図に示すように、前記
シヤフト4のレバー用嵌合軸部44に遊嵌された
レバー3を前記フランジ部43とスペーサー5と
で挾持すると共に、スペーサー5がシヤフト4か
ら抜けないように前記抜け止め溝45にリング状
突起部52が噛合しているので、レバー3とシヤ
フト4とが一組のロツク装置として組付けられて
おり、運搬中においてロツク装置がバラバラにな
ることはない。
第11図は、上記ロツク装置2が、例えば車両
等の取付部9に取付けられた状態を示している。
すなわち、シヤフト4の連結部46を取付部9
の取付孔91に廻り止めされた状態で嵌合し、取
付部9の壁面92を前記スペーサー5の側面5a
およびシヤフト4の止め軸部45aの端面に当接
し、ナツト93によつて前記ロツク装置2を取付
部9に締め付け、固定する。スペーサ5は、シヤ
フト4の止め軸部45aの軸方向の長さと略同一
でレバー3と取付部9との間に挾持されるように
位置し、レバー3に締結荷重がかかることがな
い。
レバー3はスペーサ5とシヤフト4の軸部44
のフランジ部43との間に安定して位置し、円滑
に揺動動作可能である。
前記ロツク装置2は、取付部9に取付けられた
状態において、レバー3がばね部材6の付勢力に
より取付部9に設けられた制限部材94に当接し
た基準位置にある。該基準位置にある前記係合部
31と、前記取付部9に開閉可能に装着された開
閉体(例えば自動車のトランクリツド)に設けら
れたストライカ7とが係合することにより、前記
ロツク装置2は前記開閉体を例えばその閉状態で
ロツクする。
なお上記実施例においては、シヤフトにフラン
ジ部を形成しているが、Eリングをシヤフトに嵌
合させて、該Eリングをフランジ部としてもよ
い。
さらにまた、上記実施例においては、前記リン
グ状突起部は連続した形状に形成されているが、
リング状突起部を数ケ所で分断された形状のもの
としてもよい。
本考案に係るロツク装置によれば、シヤフトの
軸部に遊嵌されたレバーをシヤフトの軸部外周に
設けられたフランジ部とシヤフトに嵌入されたス
ペーサーとで挾持した状態で、スペーサーのリン
グ状突起部がシヤフトの抜け止め溝に噛合するの
で、レバーとシヤフトとを一組のロツク装置とし
て組付けることができる。
従つて、本考案に係るロツク装置によれば、レ
バーやシヤフト等を取付け、取りまとめるベース
部を必要としないので、軽量化及びコストダウン
をはかることができる。
さらに、本考案によれば、ロツク装置が取付部
に取付けられる際、ナツト等による締め付け力が
スペーサーを介してレバーに均等に伝えられると
ともに、過度な締結力がレバーに加わることがな
く、レバーは円滑に揺動動作し、しかもレバーが
フレることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のロツク装置を示して
おり、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図
〜第10図は本考案の一実施例を示しており、第
3図は正面図、第4図は側面図、第5図は主要部
品を示す正面図、第6図は第5図のA−A矢視
図、第7図は第5図のB−B断面図、第8図は主
要部品を示す断面図、第9図は第8図のC−C矢
視図、第10図は組付け状態を示す拡大断面図、
第11図は本考案の一実施例の取付状態を示す説
明図である。 3……レバー、4……シヤフト、5……スペー
サー、9……取付部、31……係合部、43……
フランジ部、45……抜け止め溝、52……リン
グ状突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 係合部を有するレバーがシヤフトに軸支されて
    成り、開閉体もしくは該開閉体の取付部のいずれ
    か一方に取り付けられ、前記開閉体をその閉状態
    または開状態で前記係合部が他方に設けられた被
    係合部と係合することによりロツクするロツク装
    置において、 前記レバーを抜け止めするよう前記シヤフトに
    嵌合するスペーサを設け、 前記シヤフトに、レバーを軸支する軸部と、該
    軸部の先端側の外周に張り出すよう形成され、レ
    バーの片面が当接するフランジ部と、該軸部に接
    続しかつ該軸部より小径で、前記スペーサが嵌合
    する止め軸部と、該止め軸部より中心方向に陥入
    して形成された抜け止め溝と、該止め軸部より小
    径で前記取付部に嵌挿し、締結ナツトが螺合する
    雄ねじを有する連結部とを設け、 前記スペーサの軸方向の厚さを前記止め軸部の
    軸方向の長さと略同一にし、該スペーサに、前記
    シヤフトの止め軸部に丁度嵌合する軸穴部と、該
    軸穴部が前記止め軸部に嵌合して前記レバーと前
    記取付部との間に挟持されるよう位置するとき、
    前記抜け止め溝に噛合するよう内径方向に突出す
    る突起部とを形成したことを特徴とするロツク装
    置。
JP1983027441U 1983-02-25 1983-02-25 ロツク装置 Granted JPS59132862U (ja)

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JP1983027441U JPS59132862U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1983027441U JPS59132862U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 ロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS59132862U JPS59132862U (ja) 1984-09-05
JPH021415Y2 true JPH021415Y2 (ja) 1990-01-12

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ID=30158326

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JP1983027441U Granted JPS59132862U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 ロツク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101596572B1 (ko) * 2014-03-26 2016-02-23 평화정공 주식회사 자동차용 래치장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58757U (ja) * 1981-06-24 1983-01-06 株式会社 オ−エ スポンジたわし

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JPS58757U (ja) * 1981-06-24 1983-01-06 株式会社 オ−エ スポンジたわし

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JPS59132862U (ja) 1984-09-05

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