JPH0714099Y2 - アウトリガーのガタ防止装置 - Google Patents

アウトリガーのガタ防止装置

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JPH0714099Y2
JPH0714099Y2 JP4817789U JP4817789U JPH0714099Y2 JP H0714099 Y2 JPH0714099 Y2 JP H0714099Y2 JP 4817789 U JP4817789 U JP 4817789U JP 4817789 U JP4817789 U JP 4817789U JP H0714099 Y2 JPH0714099 Y2 JP H0714099Y2
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JP
Japan
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box
outrigger
spring
plate
outer box
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4817789U
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JPH02141561U (ja
Inventor
富実雄 菊地
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はクレーン車のアウトリガー装置に関するもの
で、特に、アウトリガー装置の格納走行時におけるガタ
を防止する装置に関するもである。
(従来の技術) 一般に、アウトリガー装置は、第1図に示すように、ア
ウターボックス1内にインナーボックス2が抜差自在に
嵌挿され、インナーボックス2の外端に縦アウトリガー
ボックス3が取付けられた構造を有し、インナーボック
ス2をアウターボックス1内に格納した格納位置又はイ
ンナーボックス2をアウターボックス1から引出した引
出し位置に保持するためのピン装置31を備えている。こ
のピン装置31は、例えば第1図に示すように、インナー
ボックス2側に設けた係合ピン32とアウターボックス1
側に設けた複数個のピン係合孔33よりなり、係合ピン32
をこれらのピン係合孔33に挿入することによりインナー
ボックス2をアウターボックス1内に格納した格納位置
(第1図実線位置)又はインナーボックス2をアウター
ボックス1より引出した引出し位置(第1図鎖線位置)
に保持する。なお、この例における係合ピン32の係合離
脱操作は、インナーボックスの外端部の縦アウトリガー
ボックス3に設けた操作レバー34によりプッシュプルケ
ーブル35を介して行うよう構成されている。
(考案が解決しようとする課題) 従来のアウトリガー装置のインナーボックス2をアウタ
ーボックス1に抜差自在に嵌挿した構造は本来若干のガ
タを有し、また、インナーボックス2を格納位置および
引出し位置で掛止するためピン装置31が設けられている
が、係合ピン32の掛合を容易にするため係合ピン32の外
径に比べてピン係合孔33の内径を相当大きくしており、
このため係合ピン32をピン係合孔33内に挿入した係合状
態において、インナーボックス2とアウターボックス1
間には依然としてガタがあり、したがって、アウターボ
ックス1内にインナーボックス2を格納して車両が走行
する際に、アウターボックス1内でインナーボックス2
が振動してぶっかり、騒音が発生するという問題があ
る。
このような問題に対する対策として、例えば、第6図に
示すようなガタ防止装置が従来提案されている。しか
し、このガタ防止装置は第6図に示すように、レバー23
を回すことにより調整ボルト22の先端に取付けたプレー
ト21でインナーボックス2をアウターボックス1に押し
つけ、これによりガタを無くしている。しかしながらこ
のようなガタ防止手段では、プレート21がアウターボッ
クス1の内部にあるため破損時の修理が大変であり、工
場で製造する時にしか取付けることができず、操作が面
倒であり、インナーボックスの側面にキズが付きやす
く、ネジ式のためサビが発生すると操作力が重くなる等
の問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ガタ防止装置をアウターボックスとインナー
ボックスの外側面間に取付ける構造とし、ガタの発生を
確実に防止してガタによる騒音の発生をなくし得るばか
りでなく、破損時の修理が容易で、鎖錠操作が容易で、
工場以外でも容易に取付け得るよう構成しようとするも
のである。
本考案の目的とする所は、アウトリガーのアウタボック
ス1内に抜差自在に嵌挿されたインナーボックス2の外
端に固着された縦アウトリガーボックス3の外側板4を
インナーボックス2の格納位置でアウターボックス1の
外側板5の掛止爪片11にスプリング締付式止め金具6の
掛合ピン10を掛合させ、両者間を止め金具6に設けたス
プリング9によって開閉自在に緊締連結することを特徴
とするアウトリガーのガタ防止装置を提供するにある。
本考案の更に他の目的とする所は、アウトリガーのアウ
ターボックス1内に抜差自在に嵌挿されたインナーボッ
クス2の外端に固着された縦アウトリガーボックス3の
外側板4をインナーボックス2の格納位置でアウターボ
ックス1の外側板5の掛止爪片11にスプリング締付式止
め金具6の引掛部材17の遊端に設けた掛合ピン10を掛合
させ、前記引掛部材17とスプリング9により拘束した引
掛部材16の他端を締付片8に枢着し、該締付片8の他端
を前記外側板4に固着した固定片7の遊端の耳片12に係
合し、前記スプリング9により縦アウタボックス3の外
側板4とアウタボックス1の外側板5との間を開閉自在
に緊締連結することを特徴とするアウトリガーのガタ防
止装置を提供するにある。
スプリング締付式止め家具6としては第2〜5図に示す
ようなスプリング締付式止め金具6を用い、緊締連結す
べき外側板4,5の一方、好ましくは縦アウトリガーボッ
クス3の外側板4に固定片7を固定し、この固定片7に
締結片8をその一端8aで耳片12に支持させて回動自在に
連結し、この締結片8にスプリング9を介して掛合ピン
10を連結し、この掛合ピン10と掛合し得る掛止爪片11を
他方の外側板5に固定するようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、アウトリガーのインナーボックス2の
格納位置で、縦アウトリガーボックス3の外側板4をア
ウターボックス2の外側板5に止め金具6によって緊締
連結する構成としたことにより、簡単な操作で緊締連結
することができ、止め金具6としてスプリング式のもの
を用いることによりガタをスプリングの伸びにより吸収
させ、インナーボックスとアウターボックスとのガタを
確実になくすることができる。
また、本考案によれば止め金具をアウターボックスおよ
び縦アウトリガーボックスの外側板上に取付ける構造で
あるので工場以外の所でも容易に取付けができ、また、
破損時の修理が容易にでき、目視による確認が容易にで
きる。
(実施例) 本考案の1実施例を第1〜5図に示しており、図面に示
す例ではアウトリガーのアウターボックス1内に抜差自
在のインナーボックス2の外端に固着した縦アウトリガ
ーボックス3の外側板4の適当個所に止め金具6の固定
片7を固定し、この固定片7の先端に設けた耳片12に締
結片8の一端8aに設けた耳孔13を掛合させて回動自在に
連結する。締結片8の他端には操作用レバー14を設ける
と共に、締結片8にピン15を設け、このピン15に第1引
掛部材16の一端を枢着し、この第1引掛部材16に第2引
掛部材17を重ね合わせ、第1引掛部材16の遊端とこれと
は反対側に位置する第2引掛部材17の一端とに掛合突耳
18,19をそれぞれ設け、これらの掛合突耳18,19間にコイ
ルスプリング9を介挿して第1および第2引掛部材16,1
7とコイルスプリング9によりスプリング力に抗して弾
性的に伸長し得る引掛部材アッセンブリ20を構成する。
この引掛部材アッセンブリ20の第2引掛部材17の他端に
掛合ピン10を設け、この掛合ピン10を掛止し得る掛止爪
片11をアウターボックス1の外側板5の適当個所に固定
する。
これにより、アウトリガー装置の格納時において、止め
金具6の掛合ピン10を掛止爪片11に引掛けて締結片8の
レバー14を縦アウトリガーボックス3に向けスプリング
9のスプリング力に抗して押し付けて締結片8を耳片12
の周りに時計回りに回動させることにより引掛部材アッ
センブリ20が伸長し、これにより締結部材8と掛止爪片
11との間に引き合う力が働いて締結され、アウトリガー
装置のガタがスプリング9の伸びにより吸収される。
(考案の効果) 本考案によれば、簡単な操作で確実にインナーボックス
2とアウターボックス1のガタを無くすことができ、ア
ウターボックス1および縦アウトリガーボックス3の外
側に取付けるため工場以外の所でも容易に取付けがで
き、アウターボックス1および縦アウトリガーボックス
3の外側にあるため破損時の修理が容易にでき、また、
目視による確認が容易でる。
本考案におけるガタ防止装置は、掛合締結によるガタ防
止であるため、従来のピン装置31が有しているインナー
ボックス2をアウターボックス1内に格納してその位置
に保持するという機能をも有し、仮にピン装置31が作動
不良等により係合していない場合でも、アウトリガー装
置を完全に格納状態に保持できるので、2重の安全を確
保できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアウトリガーのガタ防止装置の1
実施例を示す概略図、 第2図は第1図に示すアウトリガーのアウターボックス
と縦アウトリガーボックスとを止め金具により緊締連結
した状態を示す拡大部分図、 第3図は第2図のIII−III線上で見た止め金具の平面
図、 第4図は第2図に示す止め金具を外した状態を示す側面
図、 第5図は第4図のV−V線上で見た止め金具の平面図、 第6図は従来のガタ防止手段を示す断面図である。 1……アウターボックス 2……インナーボックス 3……縦アウトリガーボックス 4……縦アウトリガーボックス外側板 5……アウターボックス外側板 6……止め金具 7……固定片 8……締付片 9……スプリング 10……掛合ピン 11……掛止爪片 12……耳片 13……耳孔 14……操作用レバー 15……ピン 16,17……引掛部材 18,19……掛合突耳 20……引掛部材アッセンブリ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトリガーのアウタボックス(1)内に
    抜差自在に嵌挿されたインナーボックス(2)の外端に
    固着された縦アウトリガーボックス(3)の外側板
    (4)をインナーボックス(2)の格納位置でアウター
    ボックス(1)の外側板(5)の掛止爪片(11)にスプ
    リング締付式止め金具(6)の掛合ピン(10)を掛合さ
    せ、両者間を止め金具(6)に設けたスプリング9によ
    って開閉自在に緊締連結することを特徴とするアウトリ
    ガーのガタ防止装置。
  2. 【請求項2】アウトリガーのアウタボックス(1)内に
    抜差自在に嵌挿されたインナーボックス(2)の外端に
    固着された縦アウトリガーボックス(3)の外側板
    (4)をインナーボックス(2)の格納位置でアウター
    ボックス(1)の外側板(5)の掛止爪片(11)にスプ
    リング締付式止め金具(6)の引掛部材(17)の遊端に
    設けた掛合ピン(10)を掛合させ、前記引掛部材(17)
    とスプリング(9)により拘束した引掛部材(16)の他
    端を締付片(8)に枢着し、該締付片(8)の他端を前
    記外側板(4)に固着した固定片(7)の遊端の耳片
    (12)に係合し、前記スプリング(9)により縦アウタ
    ボックス(3)の外側板(4)とアウタボックス(1)
    の外側板(5)との間を開閉自在に緊締連結することを
    特徴とするアウトリガーのガタ防止装置。
JP4817789U 1989-04-26 1989-04-26 アウトリガーのガタ防止装置 Expired - Lifetime JPH0714099Y2 (ja)

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JPH02141561U JPH02141561U (ja) 1990-11-28
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