JP3146547U - コンテナ盗難防止器具及びコンテナ - Google Patents

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弘國 吉川
貴博 近藤
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株式会社瑞穂
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Abstract

【課題】コンテナ脱着車輌に搭載されるコンテナの盗難を防止する盗難防止器具を提供する。
【解決手段】コンテナ盗難防止器具1は、コンテナ脱着車両の荷役アーム先端のフックが、コンテナの前部に固定された係合アセンブリ201の係合ピン202へ係合することを阻止し、コンテナのコンテナ脱着車両への搭載を阻止し、係合ピン202を長手方向に挿通させる凹み2を形成するよう板状体の縦断面をU字形状に曲成してなり、板状体の縦方向に形成された一対の貫通穴を備えたカバー4と、貫通穴3に挿入できる径に設定され、一端部に貫通穴3よりも拡径された板部5と、他端部に錠6が取り付けられる取付穴7と、を備えたロッド8と、カバー4とロッド8とを連結する連結部材としてのチェーンとで構成する。
【選択図】図5

Description

本考案は、コンテナ脱着車両に搭載されるコンテナの盗難を防止するコンテナ盗難防止器具に関する。
従来、特許文献1に示す通り、簡単な構成で且つ阻止ピンを容易にセットでき盗難を確実に防止できるとともに、阻止ピンを取り外した際でも持ち運びが容易でしかも場所を取らず適当な所に容易に収納することができる保全機能を有するコンテナを提供する考案が提案されている。この考案は、コンテナ搭載車輌に設けられた荷役アームの先端に設けたフックと係合する係合ピン202がコンテナ200の一側面30aに設けられ、コンテナ200の係合ピン202近傍には、該係合ピン202へのフックの係合を阻止するカバー4が着脱自在に設けられ、このカバー4には該カバー4を装着状態で固縛する固縛部材40が設けられている。
実開平5-89751号公報
しかしながら、保全機能を有するコンテナは、カバー4、55を糸鋸で切断などすることにより破壊してしまえば、盗難が容易であり、また、ブラケット32に特別な構造である円筒体33、或いは、通孔50を備えなければならないという問題がある。
そこで、本考案は、上記点に鑑み、阻止ピンの破壊による盗難を防止するとともに、ブラケットに特別な構造を設けることなく、コンテナ盗難防止の実効性を担保することを目的とする。
上記課題に鑑み、本願考案は請求項1に記載の通りの考案である。すなわち、本考案は、コンテナ脱着車両の荷役アーム先端のフックが、コンテナの係合ピンへ係合することを阻止することにより、前記コンテナの前記コンテナ脱着車両への搭載を阻止するコンテナ盗難防止器具において、前記係合ピンを長手方向に挿通させる凹みを形成するよう板状体の縦断面をU字形状乃至コ字形状に曲成してなり、該板状体の縦方向に形成された一対の貫通穴を備えたカバーと、前記貫通穴に挿入できるような径に設定され、一端部に前記貫通穴よりも拡径された板部と、他端部に錠が取り付けられる取付穴と、を備え、該貫通穴に挿入されて施錠されることにより前記係合ピンからの前記カバーの取り外しを阻止するロッドと、前記カバーと前記ロッドとを連結する連結部材と、を備えたことを特徴とするコンテナ盗難防止器具である。請求項2記載の考案は、請求項1のコンテナ盗難防止器具を前記係合ピンに取り付けたコンテナである。
係合ピンをカバーの凹みに遊嵌し、ロッドを貫通穴に通し、ロッドの他端部に錠を取り付けることで、フックの係合ピンへの係合を阻止してコンテナ脱着車両へのコンテナの積み込みをできなくし、コンテナの盗難を防止する。
以上述べたように、本考案によれば、係合ピンに直接、コンテナ盗難防止器具を装着し、この阻止ピンを錠で拘束することで、係合ピンへのフックの係合を阻止してコンテナ脱着車両へのコンテナの積み込みをできなくしているため、簡単な構成で且つ阻止ピンを容易にセットでき確実コンテナの盗難を防止できるとともに、阻止ピンを取り外した際でも持ち運びが容易でしかも場所を取らず適当な所に容易に収納することができる。また、盗難防止器具を破壊しようとしても、係合ピンが邪魔になるため、盗難防止器具の破壊が困難となる。さらに、コンテナのブラケットに特別の構造が不要となるため、コンテナの製造工程が簡素化する。
以下に、本考案の好適な一実施形態であるコンテナ盗難防止器具1について図面を参照して説明する。
コンテナ脱着車両100へのコンテナ200の脱着については、図7に示す通り、コンテナ脱着車両100の荷役アーム101先端のフック102が、コンテナ200の前部に固定された係合アセンブリ201の係合ピン202へ係合するように構成されており、操作手順は図7に示す通りであり、従来技術に従うので、説明は略す。
また、係合アセンブリ201は図8に示す通り、ベース板203に一対のブラケット204が固定され、このブラケット204に係合ピン202が固定されている。
係合ピン202は、コンテナ200の前部に設けられた左右一対のブラケット204に亘って設けられ、荷役アーム101のフック102と係脱自在になされている。
コンテナ盗難防止器具1は、鉄鋼製であって、コンテナ脱着車両100の荷役アーム101先端のフック102が、コンテナ200の前部に固定された係合アセンブリ201の係合ピン202へ係合することを阻止することにより、コンテナ200のコンテナ脱着車両100への搭載を阻止するものである。コンテナ盗難防止器具1は、係合ピン202を長手方向に挿通させる凹み2を形成するよう板状体の縦断面をU字形状に曲成してなり、この板状体の曲成面から離れた位置で縦方向に形成された一対の貫通穴3を備え、カバー4と、貫通穴3に挿入できるような直径に設定され、一端部に貫通穴3よりも拡径された板部5と、他端部に錠6が取り付けられる取付穴7と、を備え、貫通穴3に挿入されて施錠されることにより係合ピン202からのカバー4の取り外しを阻止するロッド8と、カバー4とロッド8とを連結する連結部材としてのチェーン9と、を備えたことを特徴とする。図5、図6には、コンテナ盗難防止器具1を係合ピン202に取り付けたコンテナ200の係合アセンブリ201の一例を示す。
係合ピン202をカバー4で覆うよう、係合ピン202が凹み2に位置するようにする。そして、ロッド8を貫通穴3に挿入した後、このロッド8の取付穴7に錠6の掛け金部を挿入して錠6をかける。これにより、カバー4を係合ピン202から取り外そうとしても、錠6が障害となりカバー4を係合ピン202から取り外すことができない。
次に、上述のように構成されたコンテナ200の使用について説明する。
コンテナ200をコンテナ脱着車両100に積み込む場合には、まず、錠6を開錠し、ロッド8から取り外し、ロッド8を貫通穴3から引き抜く。そして、カバー4を係合ピン202から取り外す。この後、荷役アーム101を作動させ、荷役アーム101のフック102をコンテナ200の係合ピン202に係合させ、この状態で荷役アーム101を作動させることでコンテナ200をコンテナ脱着車両100に積み込む。
また、コンテナ200をコンテナ脱着車両100から卸す場合には、荷役アーム101を上述と逆に作動させることで行われる。
このようにしてコンテナ200を地上等の適所に卸した後、カバー4を係合ピン202に取り付け、ロッド8を貫通穴3に挿入する。錠6をロッド6に取り付け施錠することで、カバー4を係合ピン202に拘束配置する。これにより荷役アーム101のフック102をコンテナ200の係合ピン202に係合させようとしても、カバー4が障害となってフック102を係合ピン202に係合させることができない。この結果、コンテナ200をコンテナ脱着車両100に積み込むことができない。つまり、カバー4を係合ピン202から取り外さない限り、コンテナ200をコンテナ脱着車両100に積み込むことができず、コンテナ200の盗難を防止することができる。
また、カバー4を切断するなど、盗難防止器具1を破壊しようとしても、係合ピン202が邪魔になるため、盗難防止器具1の破壊が困難となる。係合ピン202が破壊されてはコンテナ200の盗難が不可能となるからである。さらに、コンテナ200のブラケット204に特別の構造が不要となり、一般的な係合アセンブリをそのまま使用できるため、盗難防止用のコンテナの製造工程が簡素化する。
本考案の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定するものではなく、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができ、それらの改変、均等物等も本考案の技術的範囲に含まれ、該技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得る。たとえば、カバー4の幾何学的形状、寸法は適宜設定でき、実施形態のように係合アセンブリ201のベース板203との間に多少の隙間を設けてもよいし、また、係合アセンブリ201の穴を隙間がなく覆っても良い。また、カバー4の断面形状はU字形状が図示されているが、図示は略すがコ字形状としてもよい。
本発明実施形態のコンテナ盗難防止器具の斜視図である。 (a)は同コンテナ盗難防止器具の正面図、(b)は同底面図、(c)は同右側面図である。 (a)は同コンテナ盗難防止器具のカバーの正面図、(b)は同底面図、(c)は同右側面図である。 (a)は同コンテナ盗難防止器具のロッドの平面図、(b)は同正面図である。 同係合アセンブリの係合ピンへ同コンテナ盗難防止器具を取り付けた状態の斜視図である。 同係合アセンブリの係合ピンへ同コンテナ盗難防止器具を取り付けた状態の別の角度からの斜視図である。 コンテナ脱着車両の操作手順図である。 コンテナの係合アセンブリの斜視図である。
符号の説明
100…コンテナ脱着車両 200…コンテナ 101…荷役アーム
102…フック 201…係合アセンブリ 202…係合ピン 203…ベース板
204…ブラケット 1…コンテナ盗難防止器具 2…凹み 3…貫通穴
4…カバー5…板部 6…錠 7…取付穴 8…ロッド 9…チェーン

Claims (2)

  1. コンテナ脱着車両の荷役アーム先端のフックが、コンテナの係合ピンへ係合することを阻止することにより、前記コンテナの前記コンテナ脱着車両への搭載を阻止するコンテナ盗難防止器具において、
    前記係合ピンを長手方向に挿通させる凹みを形成するよう板状体の縦断面をU字形状乃至コ字形状に曲成してなり、該板状体の縦方向に形成された一対の貫通穴を備えたカバーと、
    前記貫通穴に挿入できるような径に設定され、一端部に前記貫通穴よりも拡径された板部と、他端部に錠が取り付けられる取付穴と、を備え、前記貫通穴に挿入されて施錠されることにより前記係合ピンからの前記カバーの取り外しを阻止するロッドと、
    前記カバーと前記ロッドとを連結する連結部材と、
    を備えたことを特徴とするコンテナ盗難防止器具。
  2. 請求項1のコンテナ盗難防止器具を前記係合ピンに取り付けたコンテナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011080253A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Keiden Security Kiki Hanbai Kk キーボックス構造
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