JPH0218346Y2 - - Google Patents

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JPH0218346Y2
JPH0218346Y2 JP1983183915U JP18391583U JPH0218346Y2 JP H0218346 Y2 JPH0218346 Y2 JP H0218346Y2 JP 1983183915 U JP1983183915 U JP 1983183915U JP 18391583 U JP18391583 U JP 18391583U JP H0218346 Y2 JPH0218346 Y2 JP H0218346Y2
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bearing
bearing mounting
mounting member
chassis
mounting hole
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JP1983183915U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は軸受取付構造、例えばチユーナ、増幅
装置(以下アンプという)等において内部部品と
連結したシヤフトをシヤーシに固定する軸受の取
付構造に関するものである。
〔背景技術〕
装置の外殻を構成するシヤーシに軸受を取付け
るものとしては、例えば第1図に示すようなアン
プ10等がある。アンプ10の内部には、基盤1
1に取付けられる部品12(例えば切替スイツ
チ、可変抵抗器等)が備えられている。部品12
には、連結装置13(例えばユニバーサルジヨイ
ント等)を介してシヤフト14の一端が連結され
ている。シヤフト14の他端は、アンプ10の前
面壁を構成するシヤーシ15及びシヤーシ15に
取付けられるフロントパネル16を貫通してアン
プ10の外側へ延び、その端部にはシヤフト14
の回動操作を行うためのつまみ17が固着されて
いる。そしてシヤフト14が貫通するシヤーシ1
5には、第2図に示すように、軸受18が取付け
られている。軸受18は、軸受18と一体に構成
された軸受取付用部材19を介してシヤーシ15
に取付けられている。第3図に示すように、軸受
取付用部材19は、平板の両端部にねじ挿通用の
孔20,21が形成されたものであり、中央に軸
受18が一体に取付けられている。そして軸受取
付用部材19の孔20,21にシヤーシ15が締
付けられる小ねじ22,23を取付ければ、軸受
取付用部材19がシヤーシ15に固定される。尚
シヤフト14はEリング24によつて軸受18が
固定されている。
このように従来の軸受取付構造は、軸受と一体
に形成された軸受取付用部材を小ねじ等によつて
シヤーシに固定しなくてはならず、軸受取付用部
材及びシヤーシに小ねじ取付用の孔を形成する必
要があり、加工が面倒であつた。そこで、実開昭
52−17603号公報に記載の巻取装置の巻取軸受が
提案されている。この軸受は、これに設けた突起
部を軸受支持板の溝部に弾性的に係合させて取付
けるようになつており、軸受支持板側の巻取軸が
設置される略U字型の開口部分に軸受を押込むだ
けで、突起部がくさびのように軸受支持板側の溝
部に入り込み、簡単に軸受が取付けられるもので
ある。
ところで、例えば前者のタイプのものにおいて
使用中に生じる故障により、内部部品を交換しな
くてはならない場合には、まずフロントパネルを
外した後、軸受取付用部材の小ねじを外して軸受
を取外し、シヤフトを連結装置から引き抜かなけ
れば、装置の後方から部品を交換することが不可
能であつた。また、後者のタイプのものにおい
て、軸受を取外す場合には、まず軸受を両側から
挾み、両端部側を互いに接近する方向に押込みな
がら溝部に係合していた突起部を取外さなければ
ならず、特に軸受の厚さ寸法が軸受支持板の厚さ
寸法とあまり違わないときには、軸受の両端部側
がつかみにくく、押込み操作が行い難い。
〔考案の開示〕
本考案は前記従来の欠点を改善するためになさ
れたものであつて、軸受及び軸受取付用部材の軸
受取付用孔に対する着脱操作を容易に行うことが
でき、これによつて装置の内部部品の交換を容易
に行うことができるとともに、シヤフトの軸線が
シヤーシ面に対し垂直状態で、かつシヤフト全周
を均一な状態で支持することができ、これによつ
てシヤフトをスムースに回転させることができる
軸受取付構造を提供することを目的とする。
本考案は前記目的を達成するために、軸受を軸
受取付用部材を介して、装置外殻を構成するシヤ
ーシの軸受取付用孔に取付ける軸受取付構造であ
つて、前記軸受取付用部材を弾性体により形成す
るとともに、この軸受取付用部材及び軸受をその
軸線方向及びその軸線方向に対して垂直な面方向
について肉厚に形成し、この軸受取付用孔を、軸
受の取付部位についてはその軸受の平面形状と同
一形状に、また軸受取付用部材の取付部位につい
ては前記軸受が彎曲しない範囲で外力を作用させ
たときにその軸受取付用部材が変形するときの平
面形状と同一形状に開口し、軸受取付用部材と軸
受取付用孔とのどちらか一方に少なくとも2つの
つめを設けるとともに、どちらか他方にこれらの
つめが嵌合する係止孔を設け、シヤーシの軸受取
付用孔に対し軸受及び軸受取付用部材をその軸方
向に沿つて前後にスライドさせて挿脱させるよう
に構成したものである。
〔考案を実施するための最良の形態〕
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
本考案による軸受取付構造の一例を第4図以下
に示す。尚、前述の第1図ないし第3図に示した
ものと同一、又は同一機能物には同符号を付し説
明を省略する。第4図は軸受18を取付けるため
の軸受取付用部材1の正面図であり、軸受取付用
部材1は弾性体である合成樹脂、金属等よりな
り、軸受18と一体に形成されたものである。軸
受取付用部材1は軸受18下部に二又に延びるよ
うに形成され、両端部には外側に延出されたつめ
2,3が夫々形成されている。そして軸受取付用
部材1は弾性を有するため、軸受18が変形彎曲
しない程度の大きさの外力を作用させることによ
つてつめ2と3とが互いに近づく方向に変形させ
ることができるようになつている。また、軸受取
付用部材1及び軸受18が取付けられるシヤーシ
15に形成された軸受取付用孔4は、軸受取付用
部材1及び軸受18の平面形状とほぼ同形状に成
形されている。より詳細に説明すると、軸受取付
用孔4のうち軸受18を取付ける部位については
その軸受18の平面状態と同一形状に、また軸受
取付用部材1を取付ける部位については軸受18
が彎曲しない範囲で外力を作用させたときにその
軸受用取付材1が変形するときの平面形状と同一
形状に開口されている。なお、この軸受取付用孔
1の下部には、軸受取付用部材1のつめ2,3が
嵌合する係止孔5,6が形成されている。
次に、シヤーシ15に軸受18及び軸受取付用
部材1を取付けるには、まず軸受取付用部材1の
つめ2と3とを、例えば指等で挾み、つめ2と3
との間の幅を狭くしてから、軸受取付用部材1を
シヤーシ15の軸受取付用孔4内に位置させる。
そしてつめ2と3とに加えていた力を解除し、つ
め2,3に生じる復元力によつてつめ2,3を係
止孔5,6内に嵌合させる(第6図参照)。ここ
でつめ2,3に生じた復元力は、係止孔5,6内
においても作用しているため、両者の嵌合は強固
なものとなり、軸受18及び軸受取付用部材1は
シヤーシ15の軸受取付用孔4に対し軸方向には
スライド可能であるがこれに垂直方向については
固定されることになる。
また、アンプ10内部の部品12に故障が生
じ、部品12を交換しなくてはならない場合に
は、フロントパネル16を外さず、軸受18を外
すことができる。つまり、フロントパネル16の
シヤフト14挿通用の孔から軸受取付用部材1の
つめ2,3を挾持すれば、つめ2,3がシヤーシ
15の係止孔5,6から外れ、この状態のまま軸
受取付用部材1及び軸受18を軸芯方向にスライ
ドして軸受取付用孔4から取外すことができ、シ
ヤフト14を簡単に引き抜くことが可能である。
後は、リアパネル、あるいは天板を外して部品1
2を交換すればよいわけである。
さらに他の実施例について、第8図を基に説明
する。図示の実施例は、軸受取付用部材1に係止
孔5,6を形成し、これらに嵌合するつめ2,3
を軸受取付用孔4の内側に延出させて設けたもの
である。したがつて、作用・効果は前述の実施例
と同様であり、説明を省略する。
尚、前記実施例においては、軸受取付用部材1
を二又に分れた形状のものとしたが、軸受取付用
部材としてはつめ2,3に復元力が生じるような
形状ならばよく、例えば第9図のような中央部を
空所としたもの等種々の変更が可能にある。また
つめも2つに限らず、2つ以上であればよい。
〔効果〕
以上説明してきたように、この考案に係る軸受
取付構造によれば、軸受取付用部材が弾性力でシ
ヤーシの軸受取付用孔に嵌合するので、軸受取付
用部材及びシヤーシに固定用の小ネジ取付孔を形
成する必要がなく、加工が容易である。
また、この考案によれば、軸受取付用部材が肉
厚に形成されており、軸受取付用部材がシヤーシ
面よりも突出した状態に取付けることが可能であ
るので、その軸受取付用部材を簡単につかんで取
外すことができる。
また、この考案によれば、軸受が彎曲しない範
囲で外力を作用させ、このとき変位した軸受取付
用部材の復元力を利用してシヤーシの軸受取付用
孔に軸受を取付けているので、軸受に支持される
シヤフトの軸線は常にシヤーシ面に対して垂直状
態に保持されており、その結果シヤフトには無理
な力が作用せず、常時円滑に回転させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンプの一部を破断した平面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図はシヤーシへ
の軸受取付用部材の取付けを示す正面図、第4図
は本考案の軸受取付用部材を示す正面図、第5図
はシヤーシの軸受取付用孔を示す正面図、第6図
はシヤーシへの軸受取付用部材の取付けを示す正
面図、第7図は第6図と同様の状態での断面図、
第8図は他の実施例を示す正面図、第9図は軸受
取付用部材の変形例を示す正面図である。 1……軸受取付用部材、2,3……つめ、4…
…軸受取付用孔、5,6……係止孔、15……シ
ヤーシ、18……軸受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸受を軸受取付用部材を介して、装置外殻を構
    成するシヤーシの軸受取付用孔に取付ける軸受取
    付構造であつて、 前記軸受取付用部材を弾性体により形成すると
    ともに、この軸受取付用部材及び軸受をその軸線
    方向及びその軸線方向に対して垂直な面方向につ
    いて肉厚に形成し、 この軸受取付用孔を、軸受の取付部位について
    はその軸受の平面形状と同一形状に、また軸受取
    付用部材の取付部位については前記軸受が彎曲し
    ない範囲で外力を作用させたときにその軸受取付
    用部材が変形するときの平面形状と同一形状に開
    口し、 軸受取付用部材と軸受取付用孔とのどちらか一
    方に少なくとも2つのつめを設けるとともに、ど
    ちらか他方にこれらのつめが嵌合する係止孔を設
    け、 シヤーシの軸受取付用孔に対し軸受及び軸受取
    付用部材をその軸方向に沿つて前後にスライドさ
    せて挿脱させるように構成したことを特徴とする
    軸受取付構造。
JP18391583U 1983-11-28 1983-11-28 軸受取付構造 Granted JPS6089423U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013137536A (ja) * 2011-11-30 2013-07-11 Brother Ind Ltd シート搬送装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217603B2 (ja) * 1972-09-05 1977-05-17
JPS5390547A (en) * 1976-12-30 1978-08-09 Repa Feinstanzwerk Gmbh Bearing

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