JP2001078329A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JP2001078329A JP24892499A JP24892499A JP2001078329A JP 2001078329 A JP2001078329 A JP 2001078329A JP 24892499 A JP24892499 A JP 24892499A JP 24892499 A JP24892499 A JP 24892499A JP 2001078329 A JP2001078329 A JP 2001078329A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け及び取り外しを工具を使用せずに容
易に行うことができ、ガタの発生も防止することができ
る電気接続箱の取付構造を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の電気接続箱11において、
電気部品が収容されるケース本体14の外側には係止部
15、弾性ロック片17及び突起21がケース本体14
と一体に成形されている。突起21は、ケース本体14
において、係止部15側に偏って形成されている。ま
た、前記係止部15及び弾性ロック片17の両側面には
ガタ付き防止片16が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、取り付け及び取り外しを容易にした電気接続
箱の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気回路に使用されるジャンク
ションボックス、リレーボックス、ヒュージブルリンク
ボックス、電気制御ユニット等の各種電気部品を収容す
る電気接続箱が種々提案されている。
【0003】図7は、従来におけるネジ締めタイプの電
気接続箱を車体に固定する構成を示す。合成樹脂製の電
気接続箱31のボックス本体32には、図示しない電気
部品が収容されている。そのボックス本体32の側面に
おける下端部には、長方形状の突出片33がボックス本
体32と一体に形成されている。突出片33の中央部に
は、図示しない円形状のボルト挿通孔が形成されてい
る。そのボルト挿通孔の上側開口部には座金34が配置
され、この状態でボルト挿通孔にボルト35が挿通され
ている。
【0004】車体側のパネル36には、前記ボルト挿通
孔に対応するように円形状の貫通孔37が形成されてい
る。前記電気接続箱31がパネル36に取り付けられる
状態において、ボルト挿通孔及び貫通孔37に挿通され
たボルト35には、パネル36の裏側から図示しないナ
ットが螺着される。その結果、電気接続箱31が車体に
固定される。電気接続箱31は、2箇所以上で螺着され
ることにより、パネル36に対して正確に固定される。
また、このように固定された電気接続箱31は、走行時
の振動や衝撃に耐えることができる。
【0005】また、図8に示すようなブラケット差し込
みタイプの電気接続箱も提案されている。合成樹脂製の
電気接続箱41のボックス本体42には、図示しない電
気部品が収容されている。その電気接続箱41の下端部
には、嵌合部43がボックス本体42と一体に形成され
ている。嵌合部43の中央部には貫通孔44が形成され
ている。貫通孔44の内部には長方形状の係止片45が
形成されている。また、係止片45には図示しない係止
爪が形成されている。
【0006】車体側のパネル46において前記貫通孔4
4に対応する位置には、ブラケット47が垂直に折曲形
成されている。ブラケット47には前記係止爪と対応す
るように係止孔48が形成されている。そして取付時に
おいては、ブラケット47と嵌合部43に設けられた貫
通孔44とを外嵌させる。その結果、電気接続箱41が
車体に固定される。電気接続箱41は2箇所以上で嵌合
されることにより、パネル46に対して正確に固定され
る。また、このように固定された電気接続箱41は、走
行時の振動や衝撃に耐えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ネジ締めタ
イプの場合、ボルト35とナットとの螺着によって、電
気接続箱31がパネル36に強固に取り付けられる。従
って、電気接続箱31の取り付け及び取り外し時に、工
具を用いてボルト35を1つ1つ取り付け及び取り外し
する必要があった。また、取り付け時にはナットをパネ
ル36の裏側に配置しなければならなかった。このた
め、電気接続箱31の取り付け及び取り外しに時間を要
していた。
【0008】また、ブラケット差し込みタイプの場合、
ブラケット47が嵌合部43の貫通孔44に嵌合するこ
とによって、電気接続箱41がパネル46に強固に取り
付けられる。従って、特に工具を用いなくても、電気接
続箱41の取り付け及び取り外しを簡単に行うことがで
きる。しかしながら、取付時及び取り外し時において、
嵌合部43は係止片45の係止爪を可動させることによ
ってブラケット47と嵌合される。ゆえに、係止爪の上
端と係止孔48の上端との間に隙間をある程度設けてお
くことが必要であった。そのため、構造的に、電気接続
箱41とパネル46との間にガタが発生しやすかった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、取り付け及び取り外し
を工具を使用せずに容易に行うことができ、ガタの発生
も防止することができる電気接続箱の取付構造を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、電気部品が収容され
ているケース本体の外側に固定手段を設け、その固定手
段を用いて、取付用パネルの取付面に前記ケース本体を
取り付ける電気接続箱の取付構造であって、前記固定手
段は、前記ケース本体の一端に設けられる係止部と、前
記ケース本体において前記係止部から離間した位置に設
けられる折り返し形状の弾性ロック片と、前記係止部及
び前記弾性ロック片の間に配設された突起とからなり、
前記係止部を前記取付面の被係止部に引っ掛けた状態
で、前記突起を支軸として前記ケース本体を回動させ、
前記弾性ロック片を前記取付面の被ロック部に着脱可能
に係止するようにしたことを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記突起は前記係止部側に偏った位
置に配設されていることを要旨とする。請求項3に記載
の発明では、請求項1または請求項2に記載の発明にお
いて、前記弾性ロック片の近傍及び前記係止部にガタ付
き防止片をそれぞれ形成するとともに、各ガタ付き防止
片を前記ケース本体の取付時に前記取付面側に当接させ
るようにしたことを要旨とする。
【0012】(作用)請求項1に記載の発明によると、
ケース本体の一端に設けられる係止部が被係止部に引っ
掛けられた状態において、突起を支軸としてケース本体
を回動させる。そして、弾性ロック片を被ロック部に着
脱可能に係止することによってケース本体が取付用パネ
ルに取り付けられる。従って、工具を使用せずにケース
本体を取付用パネルに簡単に取り付け及び取り外しする
ことができる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、ケース本
体を取付用パネルに挿入する場合、ケース本体を回転さ
せる回転モーメントが大きくなることによって、挿入す
るための力を小さくすることが可能なため、固定手段の
係合をより簡単にできる。
【0014】請求項3に記載の発明によると、ガタ付き
防止片には付勢力が作用し、これが反発力となって取付
用パネルを押圧する。その結果、ケース本体は取付用パ
ネルに確実に固定されるため、より効果的にガタ付きを
防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した電気接
続箱の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0016】図1から図6に示す電気接続箱11は自動
車内に設けられた車両パネル12に開口された貫通孔1
3に取り付け固定されている。電気接続箱11は、合成
樹脂製のケース本体14を備えており、その内部には図
示しないリレー等の電気部品が装着されている。
【0017】ケース本体14の一端における中央部に
は、直方体状の固定手段としての係止部15が突設され
ている。その係止部15からはガタ付き防止片16が斜
め上方に突出形成され、その先端部はケース本体14の
上面に対して平行に形成されている。
【0018】また、ケース本体14の他端における中央
部には、弾性ロック片17が一体的に形成されている。
弾性ロック片17は、まず下方へ突出され、折り返され
ることによって形成されている。そして、弾性ロック片
17の先端にはつまみ部18が設けられている。弾性ロ
ック片17は可撓性を有している。図1から図3に示す
ように、弾性ロック片17の両側方には、板状の突出板
19がケース本体14から突出形成されている。突出板
19は複数のリブ20によって補強されている。突出板
19は弾性ロック片17の両側方にそれぞれ2つずつ形
成されている。2つの突出板19の内、外側の突出板1
9には、それぞれガタ付き防止片16が斜め下方に突出
形成されている。ガタ付き防止片16の先端部は、突出
板19の下面に対して平行になっている。
【0019】ケース本体14の両側面、つまり、前記係
止部15と前記弾性ロック片17との間には、円柱状の
突起21がそれぞれ配設されている。その突起21は、
ケース本体14の長手方向における側面に配設されてい
る。本実施形態では、係止部15から突起21までの長
さL1と突起21から弾性ロック片17までの長さL2
との割合が、1:2になるように設定されている。ま
た、これらの突起21の中心軸は一致している。
【0020】また、車両パネル12には、略長方形状の
貫通孔13が前記ケース本体14の大きさに対応するよ
うに開孔されている。貫通孔13の縁部において、ケー
ス本体14に設けられた前記係止部15と対応する位置
には、被係止部22が直方体状に突出形成されている。
また、貫通孔13の縁部において、ケース本体14に設
けられた前記弾性ロック片17と対応する位置には、四
角形状の被ロック部としての切欠き23が凹設されてい
る。さらに、貫通孔13の縁部において、ケース本体1
4に設けられた前記突起21に対応する位置には、断面
半円状の嵌合部24が形成されている。
【0021】次に、電気接続箱11を車両パネル12に
装着する方法を説明する。まず、図4(a)及び図5
(a)に示すように、係止部15側が下側に位置するよ
うにケース本体14を斜めに配置する。この状態におい
て、係止部15側の端よりケース本体14が貫通孔13
に挿入され、係止部15は被係止部22の下側に配置さ
れる。次に、ケース本体14側に設けられた突起21を
車両パネル12の嵌合部24に嵌合させる。そして、弾
性ロック片17側の端を押圧すると、ケース本体14全
体は突起21を支軸として図4の時計回り方向に回動す
る。そして、弾性ロック片17側の端を同弾性ロック片
17が切欠き23に係止するまで押圧する。弾性ロック
片17が切欠き23に係止してロックされた状態では、
図4(b)、図5(b)及び図6に示すように、ガタ付
き防止片16の下面が車両パネル12の上面に当接す
る。従って、電気接続箱11が車両パネル12に取り付
けられる。この状態において、ケース本体14の突出板
19の下面及び係止部15の上面には、ガタ付き防止片
16が当接した状態で押し付けられる。このとき、ガタ
付き防止片16には付勢力が作用し、これが反発力とな
って車両パネル12を押圧する。その結果、電気接続箱
11と車両パネル12とのガタ付きが防止される。
【0022】次に、電気接続箱11を車両パネル12か
ら取り外す方法を説明する。まず、弾性ロック片17に
設けられたつまみ部18をケース本体14側に向けて押
圧し、弾性ロック片17を解除する。次に、弾性ロック
片17を押圧したまま、ケース本体14の係止部15側
を押圧しながら、ケース本体14全体を突起21を支軸
として取り外す方向に回動する。その後、弾性ロック片
17を押圧する力を解除し、ケース本体14を嵌合部2
4及び被係止部22から引き抜く。以上の結果、電気接
続箱11が車両パネル12から取り外される。
【0023】上記実施形態の電気接続箱によれば、以下
のような効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、ケース本体14の一端に設けら
れる係止部15が被係止部22に引っ掛けられた状態に
おいて、突起21を支軸としてケース本体14が図4の
時計回りに回動される。そして、弾性ロック片17を切
欠き23に係止することによってケース本体14が車両
パネル12に取り付けられる。従って、工具を使用せず
にケース本体14を車両パネル12に簡単に取り付ける
ことができる。
【0024】(2)本実施形態では、弾性ロック片17
の先端に、つまみ部18が設けられている。ケース本体
14を車両パネル12から取り外す場合には、つまみ部
18を押圧することによって弾性ロック片17を解除さ
せる。このとき、つまみ部18は車両パネル12の表面
に突出されているため、ケース本体14を車両パネル1
2の表側から取り外すことができる。
【0025】(3)本実施形態では、係止部15はケー
ス本体14に突設されている。従って、電気接続箱11
を車両パネル12に取り付ける際に、ケース本体14の
一端において係止部15のみを挿入すればよいため、ケ
ース本体14の被係止部22への挿入を簡単に行うこと
ができる。
【0026】(4)本実施形態では、ケース本体14を
車両パネル12に挿入する場合において、L1とL2と
の割合が、1:2になるように設定されている。従っ
て、テコの原理によって、ケース本体14を車両パネル
12に簡単に挿入することができる。つまり、弾性ロッ
ク片17を切欠き23に係止させる動作をより簡単に行
うことができる。
【0027】(5)本実施形態では、ガタ付き防止片1
6には付勢力が作用し、これが反発力となって車両パネ
ル12の両端部を押圧する。その結果、図6に示す軸C
を中心とした回転によるガタ付きを抑制することができ
る。
【0028】(6)本実施形態では、ガタ付き防止片1
6には付勢力が作用し、これが反発力となって車両パネ
ル12を押圧する。その結果、ケース本体14は車両パ
ネル12に確実に固定されるため、より効果的にガタ付
きを防止することができる。
【0029】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・本実施形態では、ガタ付き防止片16を弾性ロック片
17の近傍及び前記係止部15にそれぞれ形成してい
た。その代わりに、ガタ付き防止片16を弾性ロック片
17の近傍のみに形成するようにしてもよい。このよう
に構成すれば、本実施形態の効果に加えて、係止部15
に弾性部材が設けられないため、より強固にケース本体
14を車両パネル12に取り付けることができる。ま
た、ケース本体14の耐久性を向上することができると
ともに、製造コストを減少させることも可能となる。
【0030】・本実施形態では、突起21はケース本体
14において、係止部15側に偏った位置に配設されて
いた。その代わりに、突起21をケース本体14の側面
における中心に配設するようにしてもよい。このように
構成すれば、電気接続箱11が車両パネル12に取り付
けられた状態において、電気接続箱11に掛かる力が均
等に分散される。従って、電気接続箱11と車両パネル
12とが接続される部分の破損を抑制することができ
る。
【0031】・本実施形態では、突起21はケース本体
14において、L1とL2との割合が、1:2になるよ
うに設定されていた。その代わりに、ケース本体14に
おいて、L1が、L2よりも長くなるように設定しても
よい。このように構成すれば、ケース本体14を車両パ
ネル12から取り外す場合において、ケース本体14を
回転させる回転モーメントは大きくなる。従って、ケー
ス本体14を車両パネル12から取り外す力を小さくす
ることができる。
【0032】・本実施形態では、弾性ロック片17の両
側に突出板19が設けられていたが、ケース本体14の
長手方向が短いならば、突出板19を設けなくてもよ
い。このように構成すれば、ケース本体14を簡単な形
状にすることができるため、電気接続箱11の製造コス
トを少なくすることができる。
【0033】・本実施形態では、ケース本体14の一端
に突出板19が形成されていた。その代わりに、突起2
1をケース本体14の一端に形成するようにしてもよ
い。このように構成すれば、剛性を有する突起21の使
用により、ケース本体14が動かなくなるため、より確
実にガタ付きを防止することができる。
【0034】・本実施形態において、弾性ロック片17
の両側に2つずつある突出板19の内、外側の突出板1
9にはガタ付き防止片16がそれぞれ形成されていた。
その代わりに、ガタ付き防止片16を全ての突出板19
に設けてもよい。このように構成すれば、ガタ付き防止
片16には付勢力が作用し、これが反発力となって車両
パネル12を押圧する。また、より多くの箇所でガタ付
きが防止される。その結果、ガタ付き防止の効果をより
確実にすることができる。
【0035】・本実施形態において、ケース本体14の
一端における中心部に係止部15が形成されていた。そ
の代わりに、係止部15をケース本体14の一端におけ
る両端部に形成するようにしてもよい。このように構成
すれば、本実施形態において、係止部15と弾性ロック
片17とを繋ぐ部分を軸とした回転を抑制することがで
きる。
【0036】次に、上記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項1に記載の電気接続箱の取付方法におい
て、前記係止部はケース本体から突出されて設けられて
いることを特徴とする電気接続箱の取付方法。従って、
技術的思想(1)によれば、ケース本体の一端において
一部のみを挿入すればよいため、ケース本体の取付用パ
ネルへの取り付けを簡単に行うことができる。
【0037】(2)請求項1から請求項3に記載の電気
接続箱の取付方法において、弾性ロック片を有する前記
係止部の両端にガタ付き防止片がそれぞれ設けられてい
ることを特徴とする電気接続箱の取付方法。従って、技
術的思想(2)によれば、ガタ付き防止片には付勢力が
作用し、これが反発力となって取付用パネルの両端部を
押圧する。その結果、係止部と弾性ロック片とを繋ぐ部
分を軸とした回転を抑制することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ケース本体の一端に設けられる係止部が
被係止部に引っ掛けられた状態において、突起を支軸と
してケース本体を回動させる。そして、弾性ロック片を
被ロック部に着脱可能に係止することによってケース本
体が取付用パネルに取り付けられる。従って、工具を使
用せずにケース本体を取付用パネルに簡単に取り付け及
び取り外しすることができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ケース本体を取付用パネ
ルに挿入する場合、ケース本体を回転させる回転モーメ
ントが大きくなることによって、挿入するための力を小
さくすることが可能なため、固定手段の係合をより簡単
にできる。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の効果に加えて、ガタ付き
防止片には付勢力が作用し、これが反発力となって取付
用パネルを押圧する。また、ケース本体は取付用パネル
に確実に固定される。その結果、より効果的にガタ付き
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱の取り付け前
の状態を示す斜視図。
【図2】 同じく、電気接続箱の要部斜視図。
【図3】 同じく、3−3線における電気接続箱の要部
断面図。
【図4】 (a)は、電気接続箱を取り付ける際の状態
を示す概略図、(b)は、電気接続箱の取り付けが完了
したときの状態を示す概略図。
【図5】 (a)は、電気接続箱が取り付けられる状態
を示す要部側面図、(b)は、電気接続箱が取り付けら
れた状態を示す要部側面図。
【図6】 同じく、電気接続箱が取り付けられた状態を
示す斜視図。
【図7】 従来技術における電気接続箱が取り付けられ
る状態を示す斜視図。
【図8】 同じく、電気接続箱が取り付けられる状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…車両パネル、14…ケース本
体、15…係止部、16…ガタ付き防止片、17…弾性
ロック片、21…突起、22…被係止部、23…切欠
き。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品が収容されているケース本体の外
    側に固定手段を設け、その固定手段を用いて、取付用パ
    ネルの取付面に前記ケース本体を取り付ける電気接続箱
    の取付構造であって、 前記固定手段は、前記ケース本体の一端に設けられる係
    止部と、前記ケース本体において前記係止部から離間し
    た位置に設けられる折り返し形状の弾性ロック片と、前
    記係止部及び前記弾性ロック片の間に配設された突起と
    からなり、前記係止部を前記取付面の被係止部に引っ掛
    けた状態で、前記突起を支軸として前記ケース本体を回
    動させ、前記弾性ロック片を前記取付面の被ロック部に
    着脱可能に係止するようにしたことを特徴とする電気接
    続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】前記突起は前記係止部側に偏った位置に配
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接
    続箱の取付構造。
  3. 【請求項3】前記弾性ロック片の近傍及び前記係止部に
    ガタ付き防止片をそれぞれ形成するとともに、各ガタ付
    き防止片を前記ケース本体の取付時に前記取付面側に当
    接させるようにしたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の電気接続箱の取付構造。
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