JP3365365B2 - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、取り付け及び取り外しを容易にした電気接続
箱の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気回路に使用されるジャンク
ションボックス、リレーボックス、ヒュージブルリンク
ボックス、電気制御ユニット等の各種電気部品を収容す
る電気接続箱が種々提案されている。
【0003】図7は、従来におけるネジ締めタイプの電
気接続箱を車体に固定する構成を示す。合成樹脂製の電
気接続箱31のボックス本体32には、図示しない電気
部品が収容されている。そのボックス本体32の側面に
おける下端部には、長方形状の突出片33がボックス本
体32と一体に形成されている。突出片33の中央部に
は、図示しない円形状のボルト挿通孔が形成されてい
る。そのボルト挿通孔の上側開口部には座金34が配置
され、この状態でボルト挿通孔にボルト35が挿通され
ている。
【0004】車体側のパネル36には、前記ボルト挿通
孔に対応するように円形状の貫通孔37が形成されてい
る。前記電気接続箱31がパネル36に取り付けられる
状態において、ボルト挿通孔及び貫通孔37に挿通され
たボルト35には、パネル36の裏側から図示しないナ
ットが螺着される。その結果、電気接続箱31が車体に
固定される。電気接続箱31は、2箇所以上で螺着され
ることにより、パネル36に対して正確に固定される。
また、このように固定された電気接続箱31は、走行時
の振動や衝撃に耐えることができる。
【0005】また、図8に示すようなブラケット差し込
みタイプの電気接続箱も提案されている。合成樹脂製の
電気接続箱41のボックス本体42には、図示しない電
気部品が収容されている。その電気接続箱41の下端部
には、嵌合部43がボックス本体42と一体に形成され
ている。嵌合部43の中央部には貫通孔44が形成され
ている。貫通孔44の内部には長方形状の係止片45が
形成されている。また、係止片45には図示しない係止
爪が形成されている。
【0006】車体側のパネル46において前記貫通孔4
4に対応する位置には、ブラケット47が垂直に折曲形
成されている。ブラケット47には前記係止爪と対応す
るように係止孔48が形成されている。そして取付時に
おいては、ブラケット47と嵌合部43に設けられた貫
通孔44とを外嵌させる。その結果、電気接続箱41が
車体に固定される。電気接続箱41は2箇所以上で嵌合
されることにより、パネル46に対して正確に固定され
る。また、このように固定された電気接続箱41は、走
行時の振動や衝撃に耐えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ネジ締めタ
イプの場合、ボルト35とナットとの螺着によって、電
気接続箱31がパネル36に強固に取り付けられる。従
って、電気接続箱31の取り付け及び取り外し時に、工
具を用いてボルト35を1つ1つ取り付け及び取り外し
する必要があった。また、取り付け時にはナットをパネ
ル36の裏側に配置しなければならなかった。このた
め、電気接続箱31の取り付け及び取り外しに時間を要
していた。
【0008】また、ブラケット差し込みタイプの場合、
ブラケット47が嵌合部43の貫通孔44に嵌合するこ
とによって、電気接続箱41がパネル46に強固に取り
付けられる。従って、特に工具を用いなくても、電気接
続箱41の取り付け及び取り外しを簡単に行うことがで
きる。しかしながら、取付時及び取り外し時において、
嵌合部43は係止片45の係止爪を可動させることによ
ってブラケット47と嵌合される。ゆえに、係止爪の上
端と係止孔48の上端との間に隙間をある程度設けてお
くことが必要であった。そのため、構造的に、電気接続
箱41とパネル46との間にガタが発生しやすかった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、取り付け及び取り外し
を工具を使用せずに容易に行うことができ、ガタの発生
も防止することができる電気接続箱の取付構造を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、電気部品が収容され
ているケース本体の外側に固定手段を設け、その固定手
段を用いて、車両パネルの貫通孔に前記ケース本体を取
り付ける電気接続箱の取付構造であって、前記固定手段
は、前記ケース本体の一端に突設され、ガタ付き防止片
を有する係止部と、前記ガタ付き防止片は斜め上方に突
出形成されていることと、前記ケース本体の他端に設け
られ、下方へ突出されるとともに、折り返されて、その
先端につまみ部が設けられている弾性ロック片と、前記
ケース本体の他端において弾性ロック片の近傍に配置さ
れ、斜め下方に突出形成されたガタ付き防止片と、前記
係止部及び前記弾性ロック片の間においてケース本体の
両側面に配設され、ケース本体の支軸となる突起と、か
らなり、前記ケース本体を貫通孔内に挿入した後に前記
突起を車両パネルの嵌合部に嵌合した状態で、その突起
支軸として前記ケース本体を回動させることにより
前記弾性ロック片を前記車両パネルの被ロック部に着脱
可能に係止するとともに、係止部側のガタ付き防止片が
車両パネルの下面に、弾性ロック片側のガタ付き防止片
が車両パネルの上面にそれぞれ当接するようにしたこと
を要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記突起は前記係止部側に偏った位
置に配設されていることを要旨とする
【0012】(作用) 請求項1に記載の発明によると、ケース本体の両側面の
突起を車両パネルの嵌合部に嵌合した状態で、突起を支
軸としてケース本体を回動させる。そして、弾性ロック
片を被ロック部に着脱可能に係止することによってケー
ス本体が車両パネルに取り付けられる。従って、工具を
使用せずにケース本体を車両パネルに簡単に取り付け及
び取り外しすることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、ケース本
体を車両パネルに挿入する場合、ケース本体を回転させ
る回転モーメントが大きくなることによって、挿入する
ための力を小さくすることが可能なため、固定手段の係
合をより簡単にできる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した電気接
続箱の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0016】図1から図6に示す電気接続箱11は自動
車内に設けられた車両パネル12に開口された貫通孔1
3に取り付け固定されている。電気接続箱11は、合成
樹脂製のケース本体14を備えており、その内部には図
示しないリレー等の電気部品が装着されている。
【0017】ケース本体14の一端における幅方向中央
部には、直方体状の固定手段としての係止部15が突設
されている。その係止部15からはガタ付き防止片16
が斜め上方に突出形成され、その先端部はケース本体1
4の上面に対して平行に形成されている。
【0018】また、ケース本体14の他端における幅方
中央部には、固定手段としての弾性ロック片17が一
体的に形成されている。弾性ロック片17は、まず下方
へ突出され、折り返されることによって形成されてい
る。そして、弾性ロック片17の先端にはつまみ部18
が設けられている。弾性ロック片17は可撓性を有して
いる。図1から図3に示すように、弾性ロック片17の
両側方には、板状の突出板19がケース本体14から突
出形成されている。突出板19は複数のリブ20によっ
て補強されている。突出板19は弾性ロック片17の両
側方にそれぞれ2つずつ形成されている。2つの突出板
19の内、外側の突出板19には、それぞれ固定手段と
してのガタ付き防止片16が斜め下方に突出形成されて
いる。ガタ付き防止片16の先端部は、突出板19の下
面に対して平行になっている。
【0019】ケース本体14の両側面、つまり、前記係
止部15と前記弾性ロック片17との間には、円柱状の
突起21がそれぞれ配設されている。その突起21は、
ケース本体14の長手方向における側面に配設されてい
る。本実施形態では、係止部15から突起21までの長
さL1と突起21から弾性ロック片17までの長さL2
との割合が、1:2になるように設定されている。ま
た、これらの突起21の中心軸は一致している。
【0020】また、車両パネル12には、略長方形状の
貫通孔13が前記ケース本体14の大きさに対応するよ
うに開孔されている。貫通孔13の縁部において、ケー
ス本体14に設けられた前記係止部15と対応する位置
には、被係止部22が直方体状に突出形成されている。
また、貫通孔13の縁部において、ケース本体14に設
けられた前記弾性ロック片17と対応する位置には、四
角形状の被ロック部としての切欠き23が凹設されてい
る。さらに、貫通孔13の縁部において、ケース本体1
4に設けられた前記突起21に対応する位置には、断面
半円状の嵌合部24が形成されている。
【0021】次に、電気接続箱11を車両パネル12に
装着する方法を説明する。まず、図4(a)及び図5
(a)に示すように、係止部15側が下側に位置するよ
うにケース本体14を斜めに配置する。この状態におい
て、係止部15側の端よりケース本体14が貫通孔13
に挿入され、係止部15は被係止部22の下側に配置さ
れる。次に、ケース本体14側に設けられた突起21を
車両パネル12の嵌合部24に嵌合させる。そして、弾
性ロック片17側の端を押圧すると、ケース本体14全
体は突起21を支軸として図4の時計回り方向に回動す
る。そして、弾性ロック片17側の端を同弾性ロック片
17が切欠き23に係止するまで押圧する。弾性ロック
片17が切欠き23に係止してロックされた状態では、
図4(b)、図5(b)及び図6に示すように、係止部
15側のガタ付き防止片16の上面が被係止部22の下
面に当接するとともに、弾性ロック片17側のガタ付き
防止片16の下面が車両パネル12の上面に当接する
の状態において、ケース本体14の突出板19の下面
及び係止部15の上面には、ガタ付き防止片16が当接
した状態で押し付けられる。このとき、ガタ付き防止
片16には付勢力が作用し、これが反発力となって車両
パネル12を押圧する。その結果、電気接続箱11と車
両パネル12とのガタ付きが防止される。従って、電気
接続箱11が車両パネル12に取り付けられる。
【0022】次に、電気接続箱11を車両パネル12か
ら取り外す方法を説明する。まず、弾性ロック片17に
設けられたつまみ部18をケース本体14側に向けて押
圧し、弾性ロック片17を解除する。次に、弾性ロック
片17を押圧したまま、ケース本体14の係止部15側
を押圧しながら、ケース本体14全体を突起21を支軸
として取り外す方向に回動する。その後、弾性ロック片
17を押圧する力を解除し、ケース本体14を嵌合部2
4及び被係止部22から引き抜く。以上の結果、電気接
続箱11が車両パネル12から取り外される。
【0023】上記実施形態の電気接続箱によれば、以下
のような効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、ケース本体14の突起21を車
両パネル12の嵌合部24に嵌合させた状態で、突起2
1を支軸としてケース本体14が図4の時計回りに回動
される。そして、弾性ロック片17を切欠き23に係止
することによってケース本体14が車両パネル12に取
り付けられる。従って、工具を使用せずにケース本体1
4を車両パネル12に簡単に取り付けることができる。
【0024】(2)本実施形態では、弾性ロック片17
の先端に、つまみ部18が設けられている。ケース本体
14を車両パネル12から取り外す場合には、つまみ部
18を押圧することによって弾性ロック片17を解除さ
せる。このとき、つまみ部18は車両パネル12の表面
に突出されているため、ケース本体14を車両パネル1
2の表側から取り外すことができる。
【0025】(3)本実施形態では、係止部15はケー
ス本体14に突設されている。従って、電気接続箱11
を車両パネル12に取り付ける際に、ケース本体14の
一端において係止部15のみを挿入すればよいため、ケ
ース本体14の被係止部22への挿入を簡単に行うこと
ができる。
【0026】(4)本実施形態では、ケース本体14を
車両パネル12に挿入する場合において、L1とL2と
の割合が、1:2になるように設定されている。従っ
て、テコの原理によって、ケース本体14を車両パネル
12に簡単に挿入することができる。つまり、弾性ロッ
ク片17を切欠き23に係止させる動作をより簡単に行
うことができる。
【0027】(5)本実施形態では、ガタ付き防止片1
6には付勢力が作用し、これが反発力となって車両パネ
ル12の両端部を押圧する。その結果、図6に示す軸C
を中心とした回転によるガタ付きを抑制することができ
る。
【0028】(6)本実施形態では、ガタ付き防止片1
6には付勢力が作用し、これが反発力となって車両パネ
ル12を押圧する。その結果、ケース本体14は車両パ
ネル12に確実に固定されるため、より効果的にガタ付
きを防止することができる。
【0029】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい
【0030】・本実施形態では、突起21はケース本体
14において、係止部15側に偏った位置に配設されて
いた。その代わりに、突起21をケース本体14の側面
における中心に配設するようにしてもよい。このように
構成すれば、電気接続箱11が車両パネル12に取り付
けられた状態において、電気接続箱11に掛かる力が均
等に分散される。従って、電気接続箱11と車両パネル
12とが接続される部分の破損を抑制することができ
る。
【0031】・本実施形態では、突起21はケース本体
14において、L1とL2との割合が、1:2になるよ
うに設定されていた。その代わりに、ケース本体14に
おいて、L1が、L2よりも長くなるように設定しても
よい。このように構成すれば、ケース本体14を車両パ
ネル12から取り外す場合において、ケース本体14を
回転させる回転モーメントは大きくなる。従って、ケー
ス本体14を車両パネル12から取り外す力を小さくす
ることができる。
【0032】・本実施形態では、弾性ロック片17の両
側に突出板19が設けられていたが、ケース本体14の
長手方向が短いならば、突出板19を設けなくてもよ
い。このように構成すれば、ケース本体14を簡単な形
状にすることができるため、電気接続箱11の製造コス
トを少なくすることができる。
【0033】・本実施形態では、ケース本体14の一端
に突出板19が形成されていた。その代わりに、突起2
1をケース本体14の一端に形成するようにしてもよ
い。このように構成すれば、剛性を有する突起21の使
用により、ケース本体14が動かなくなるため、より確
実にガタ付きを防止することができる。
【0034】・本実施形態において、弾性ロック片17
の両側に2つずつある突出板19の内、外側の突出板1
9にはガタ付き防止片16がそれぞれ形成されていた。
その代わりに、ガタ付き防止片16を全ての突出板19
に設けてもよい。このように構成すれば、ガタ付き防止
片16には付勢力が作用し、これが反発力となって車両
パネル12を押圧する。また、より多くの箇所でガタ付
きが防止される。その結果、ガタ付き防止の効果をより
確実にすることができる。
【0035】・本実施形態において、ケース本体14の
一端における幅方向中央部に係止部15が形成されてい
た。その代わりに、係止部15をケース本体14の一端
における幅方向両端部に形成するようにしてもよい。こ
のように構成すれば、本実施形態において、係止部15
と弾性ロック片17とを繋ぐ部分を軸とした回転を抑制
することができる。
【0036】
【0037】
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ケース本体14の突起21を車両パネル
12の嵌合部24に嵌合させた状態で、突起を支軸とし
てケース本体を回動させる。そして、弾性ロック片を被
ロック部に着脱可能に係止することによってケース本体
車両パネルに取り付けられる。従って、工具を使用せ
ずにケース本体を車両パネルに簡単に取り付け及び取り
外しすることができる。また、請求項1に記載の発明に
よれば、ガタ付き防止片には付勢力が作用し、これが反
発力となって車両パネルを押圧する。また、ケース本体
は車両パネルに確実に固定される。その結果、より効果
的にガタ付きを防止することができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ケース本体を車両パネル
に挿入する場合、ケース本体を回転させる回転モーメン
トが大きくなることによって、挿入するための力を小さ
くすることが可能なため、固定手段の係合をより簡単に
できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱の取り付け前
の状態を示す斜視図。
【図2】 同じく、電気接続箱の要部斜視図。
【図3】 同じく、3−3線における電気接続箱の要部
断面図。
【図4】 (a)は、電気接続箱を取り付ける際の状態
を示す概略図、(b)は、電気接続箱の取り付けが完了
したときの状態を示す概略図。
【図5】 (a)は、電気接続箱が取り付けられる状態
を示す要部側面図、(b)は、電気接続箱が取り付けら
れた状態を示す要部側面図。
【図6】 同じく、電気接続箱が取り付けられた状態を
示す斜視図。
【図7】 従来技術における電気接続箱が取り付けられ
る状態を示す斜視図。
【図8】 同じく、電気接続箱が取り付けられる状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…車両パネル、14…ケース本
体、15…係止部、16…ガタ付き防止片、17…弾性
ロック片、21…突起、22…被係止部、23…切欠
き。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品が収容されているケース本体の
    外側に固定手段を設け、その固定手段を用いて、車両パ
    ネルの貫通孔に前記ケース本体を取り付ける電気接続箱
    の取付構造であって、 前記固定手段は 前記ケース本体の一端に突設され、ガタ付き防止片を有
    する係止部と 前記ガタ付き防止片は斜め上方に突出形成されているこ
    とと、 前記ケース本体の他端に設けられ、下方へ突出されると
    ともに、折り返されて、その先端につまみ部が設けられ
    ている弾性ロック片と 前記ケース本体の他端において弾性ロック片の近傍に配
    置され、斜め下方に突出形成されたガタ付き防止片と、 前記係止部及び前記弾性ロック片の間においてケース本
    体の両側面に配設され、ケース本体の支軸となる突起
    からなり、 前記ケース本体を貫通孔内に挿入した後に前記突起を
    両パネルの嵌合部に嵌合した状態で、その突起を支軸と
    して前記ケース本体を回動させることにより、前記弾性
    ロック片を前記車両パネルの被ロック部に着脱可能に係
    止するとともに、係止部側のガタ付き防止片が車両パネ
    ルの下面に、弾性ロック片側のガタ付き防止片が車両パ
    ネルの上面にそれぞれ当接するようにしたことを特徴と
    する電気接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記突起は前記係止部側に偏った位置に
    配設されていることを特徴とする請求項1に記載の電気
    接続箱の取付構造。
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