JP2559477Y2 - 配線用遮断器の取付具 - Google Patents

配線用遮断器の取付具

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JP2559477Y2
JP2559477Y2 JP1991056427U JP5642791U JP2559477Y2 JP 2559477 Y2 JP2559477 Y2 JP 2559477Y2 JP 1991056427 U JP1991056427 U JP 1991056427U JP 5642791 U JP5642791 U JP 5642791U JP 2559477 Y2 JP2559477 Y2 JP 2559477Y2
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Japan
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mounting
breaker
mounting rail
circuit breaker
wiring
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JP1991056427U
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教人 河野
俊一 木村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、配線用遮断器を機器
取付け用レールに装着するための取付具に関し、例えば
日本工業規格JIS C 8370の付属書2に基づく住宅用分電
盤用配線用遮断器(以下安全ブレーカという)をトップ
ハット形機器取付け用レールに装着するための取付具に
適用するものである。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は例えば特公昭63-52418
号公報に示された従来の安全ブレーカの取付具を示す正
面図と側面図である。図において、1は安全ブレーカ
で、中央部にハンドル1cが突出し、両端部には端子部1
a,1bが設けてある。1d,1eは取付穴2a,2bを有する凹
部である。3は日本工業規格JIS C 2812に基づくトップ
ハット形機器取付け用レールで、分電盤あるいは配電盤
に桟状に配設されるものである。
【0003】4は上記安全ブレーカを機器取付け用レー
ル3へ装着するための取付具で、合成樹脂により次のよ
うな構成に一体に成形されている。即ち、機器取付け用
レール3の上面に当設する基台部5、基台部5の両端か
ら延伸し、かつ、安全ブレーカ1の背面1fとの間に空隙
Aをもたせるように形成した延伸部6および7、延伸部
6および7のそれぞれの先端から前面に向って互いに対
向して立ち上がっており、かつ、その間隔を安全ブレー
カ1の全長寸法Bに対応させて設けた保持腕8および
9、保持腕8および9のそれぞれの先端を安全ブレーカ
1の凹部1dおよび1eの高さに対応させると共に凹部1dお
よび1eの幅寸法Cに合わせて嵌り合うように内側に折曲
げられた折曲げ部10および11、一方の保持腕8の先端で
折曲げ部10の反対側の斜め前方へ突出した外しつまみ12
を備えている。
【0004】基台部5の裏面5aには、機器取付け用レー
ル3の幅寸法Dに対応させ、かつ、互いに対向するよう
に形成された取付用突起部13および14がある。一方の取
付用突起部14は機器取付け用レール3の端縁に引っ掛け
るように先端を内側へ折り曲げた形状になされている。
他方の取付用突起部13は機器取付け用レール3の端縁に
より押し除けられて上記の端縁がはまり込むように先端
に山形係合部を有する形状になされている。
【0005】次に上記構成の取付具につい取付・使用
要領を説明する。安全ブレーカ1に対し、取付具4は、
安全ブレーカ1の背面1fへ基台部5の前面5cが当接し、
保持腕8および9と折曲げ部10および11で保持するよう
に形成されている。この場合、延伸部6および7は安全
ブレーカ1の背面1fとの間に空隙Aをもたせてある。こ
の空隙Aにより、折曲げ部10および11が安全ブレーカ1
の凹部1dおよび1eに嵌り込む際延伸部6および7が湾曲
して嵌り合い易くがたつき無く取付できる。機器取付け
用レール3に対しては、取付用突起部13および14で挟持
することにより固着される。取外しの際は、外しつまみ
12を持って保持腕8を外側へ取除けて安全ブレーカ1を
取付具4から取り外す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の取付具4は上記
のように構成されているが、取付用突起部13と取付用突
起部14の形状が異なっているので、取付具4と機器取付
け用レール3との方向を合わせて固着することが必要で
あった。また、取付用突起部14は可撓牲があるので、端
子部1a,1bへ電線を締め付ける際の外力等により安全ブ
レーカ1が回動して、機器取付け用レール3に対して直
角に取付できない場合がある。更に、分電盤や配電盤へ
の衝撃により機器取付け用レール3から取付用突起部13
あるいは14の固着が外れる等の問題点があった。
【0007】この考案は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、取付用突起部を左右とも同一形
状にして機器取付け用レールに対する取付方向性をなく
すると共に、取付用突起部に対向して設けた取付用スト
ッパ部により、振動・衝撃による位置ずれあるいは脱落
を防止出来る配線用遮断器の取付具を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案に係る配線用遮
断器の取付具は、取付用突起部を左右とも同一形状にし
て機器取付け用レールに対する取付方向性をなくすると
共に、取付用突起部に対向して一対の取付用ストッパ部
を設けたものである。
【0009】
【作用】この考案における配線用遮断器の取付具は、取
付用突起部を左右とも同一形状にしたので機器取付け用
レールに対する取付方向性を考えなくてもよい。また、
取付用突起部に対向して一対の取付用ストッパ部を設け
たので機器取付用レールの内壁面を位置決めでき、振動
・衝撃による配線用遮断器の位置ずれあるいは脱落が
固に防止される。
【0010】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例を安全ブレーカに適用した
について説明する。図1、図2、図3において、1は安
全ブレーカ、1a, 1bは端子部、1cはハンドル、1d, 1eは
凹部、2a, 2bは取付穴、3は機器取付け用レールで、こ
れらは上記従来のものと同一のものである。
【0011】4は上記安全ブレーカを機器取付け用レー
ル3へ装着するための取付具で、合成樹脂により次のよ
うな構成に一体に成形されている。即ち、機器取付け用
レール3の上面に当する基台部5、基台部5の両端か
ら安全ブレーカ1の背面1fに沿うように形成された延伸
部6および7、延伸部6および7のそれぞれの先端から
前面に向って互いに対向して立ち上がっており、かつ、
その間隔を安全ブレーカ1の全長Bに対応させて設けた
保持腕8および9、保持腕8および9のそれぞれの先端
を安全ブレーカ1の凹部1dおよび1eの高さに対応させる
と共に凹部1dおよび1eの幅寸法Cに合わせて嵌り合うよ
うに斜めに内側に折曲げられた抑止レバー10および11、
抑止レバー10および11のそれぞれの反対側の斜め前方へ
突出した外しつまみ12aおよび12bで、これらは何れも
図示のように左右とも同一形状に形成されている。
【0012】延伸部6および7の裏面には、機器取付け
用レール3の幅寸法Dに対応させ、かつ、互いに対向す
るように形成された取付用突起部13および14がある。取
付用突起部13および14先端は、それぞれ機器取付け用レ
ール3の端縁に引っ掛けるように先端を内側へ折り曲げ
た形状になされている。なお、取付用突起部13および14
のつけ根の部分には堀込部13aおよび14aが設けてあ
る。基台部5の裏面には、取付用突起部13および14にそ
れぞれ対向し、かつ、機器取付け用レール3の内壁面に
沿うように一対のストッパ部15および16が形成されてい
る。
【0013】上記のように構成された安全ブレーカの
付具の取付・使用要領を説明する。先ず取付具4を機器
取付け用レール3に固着する。この場合、取付用突起部
13および14で機器取付け用レール3の端縁を挟持するこ
とにより固着されるが、取付方向は左右関係なく固着さ
れる。なお、ストッパ部15および16は機器取付け用レー
ル3の内壁面にほぼ当接する位置にある。次に安全ブレ
ーカ1を嵌め込んで保持腕8および9と抑止レバー10お
よび11で保持する。この場合、抑止レバー10および11が
斜めに形成され、斜めの角度に弾力性があるので、抑止
レバー10および11が安全ブレーカ1の凹部1dおよび1eに
嵌り易くがたつきも無く取付できる。
【0014】取外しの際は、外しつまみ12aまたは12b
を持って保持腕8または9を外側へ取除けて安全ブレー
カ1を取付具4から取外す。取付具4は保持腕8または
9を前方側へ引くことにより取付用突起部13または14の
先端が機器取付け用レール3の端縁から外れて取外しで
きる。上記保持腕8または9を前方側へ引くとき堀込部
13aまたは14aがあるので、延伸部6または7並びに取
付用突起部13または14が曲り易く取外しが容易にでき
る。
【0015】安全ブレーカ1を装着した状態では、延伸
部6または7並びに取付用突起部13または14がともに曲
りにくいので、取付用突起部13または14の先端が機器取
付け用レール3の端縁から外れ難い。また、一対のスト
ッパ部15および16によって機器取付け用レール3の内壁
面を位置決めでき、端子部1a,1bへ電線を締め付ける際
の外力等により安全ブレーカ1の回動(図における
方向への回動)が抑制される。また、一対のストッパ
部15および16によって振動・衝撃による安全ブレーカ1
の位置ずれあるいは脱落が強固に防止される。
【0016】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば取付用
突起部を左右とも同一形状にして機器取付け用レールに
対する取付方向性をなくすると共に、取付用突起部に対
向して一対の取付用ストッパ部を設けたので、機器取付
け用レールの内壁面を位置決めでき、端子部へ電線を締
め付ける際の外力等により配線用遮断器が回動するのを
抑制できる。また、取付用ストッパ部により振動・衝撃
による配線用遮断器の位置ずれあるいは脱落が強固に
止されなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】 この考案の一実施例を示す正面図である。
【図3】 この考案の一実施例を示す背面図である。
【図4】 従来の取付具を示す側面図である。
【図5】 従来の取付具を示す正面図である。
【符号の説明】
1 安全ブレーカ(配線用遮断器) 1d, 1e 凹部 3 機器取付用レール 4 取付具 5 基台部 6,7 延伸部 8,9 保持腕 10, 11 抑止レバー13,14 取付用突起部 15, 16 ストッパ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部にハンドルを突出させ、両端部に
    端子部を配設し、かつ、上記端子部近傍に凹部を備えた
    配線用遮断器、機器取付け用レールに装着する配線用
    遮断器の取付具において、上記配線用遮断器と上記機器
    取付け用レールとの間にあって、上記機器取付け用レー
    ルの上面に当する基台部と、上記基台部を側面から見
    てこの基台部から左右両側に延伸され、かつ、上記配線
    用遮断器の背面に沿う延伸部と、上記それぞれの延伸部
    の先端から上記配線用遮断器の前面に向かって対向して
    立ち上がっており、その両先端に上記配線用遮断器
    凹部と係合する抑止レバーを備えた保持腕部と、上記
    延伸部の背面より垂下して上記機器取付け用レールの両
    側縁を把持するように左右とも同一形状に形成された
    付用突起部と、上記基台部より垂下して上記取付用突起
    部にそれぞれ対向し、かつ、上記機器取付け用レールの
    内壁面に沿う一対のストッパ部とを合成樹脂により一体
    成形して構成したことを特徴とする配線用遮断器の取付
    具。
JP1991056427U 1991-07-19 1991-07-19 配線用遮断器の取付具 Expired - Lifetime JP2559477Y2 (ja)

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JPH058853U JPH058853U (ja) 1993-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227835A (en) * 1975-08-25 1977-03-02 Teijin Ltd Treating method of yarn ends of bobbin
JPS599063A (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 Seikosha Co Ltd クロスハンマ式ドツトプリンタの印字方法
JPS6352418A (ja) * 1986-08-22 1988-03-05 Hitachi Ltd 被膜形成装置

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