JPH0783536B2 - 電気接続箱の車体等への取付構造 - Google Patents

電気接続箱の車体等への取付構造

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JPH0783536B2
JPH0783536B2 JP62269391A JP26939187A JPH0783536B2 JP H0783536 B2 JPH0783536 B2 JP H0783536B2 JP 62269391 A JP62269391 A JP 62269391A JP 26939187 A JP26939187 A JP 26939187A JP H0783536 B2 JPH0783536 B2 JP H0783536B2
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JP
Japan
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bracket
connection box
electric connection
vehicle body
attached
Prior art date
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JP62269391A
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圭一 尾崎
直喜 真部
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の配線に用いられる電気接続箱を車体
等へ組付固定する際の組付性とメンテナンス性を改良し
た取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の組付構造には、第8,9図に示す如く、車
体Pにブラケット1,2を固定しておき、電気接続箱Bの
一側をブラケット1にボルト3で締付け、他側には係止
腕4とそのガイド壁5を設け、該枠5にブラケット2を
差込んでその係止孔2aに係止腕4の突起4aを係合させて
ロックすることにより、電気接続箱を車体に直接組付
け、固定するようにしたものがある。図中、6は電子回
路ユニット、7はリレー、8はヒューズ、9はサーキッ
トブレーカ、10はワイヤーハーネス接続用のコネクタで
ある。
しかし、かかる組付構造では、車体P側のユニット6や
リレー7の点検、交換の際には一方のブラケット1のボ
ルト3を取り外さなければならず、とくに車内スペース
の有効利用等の為にブラケット前面に他の部品や機器1
などが配置されている場合にはその取外しを要し、作業
が面倒であり、メンテナンスのうえで問題がある。
又、別の組付構造として、第10図に示す如く、電気接続
箱B′を一旦防水ケースC内に収納した後、該ケースC
をブラケット取付板12により前記のように車体に固定す
ることにより、電気接続箱を車体に間接的に組付けるよ
うにしたものがある。この場合、電気接続箱B′を防水
ケースCに固定するには、組付担当者が電気接続箱B′
を図示の如く裏返しにして片手に持ち、ワイヤーハーネ
スWの端末のねじ締め型多極コネクタ13の締付けボルト
14をインパクトレンチ(図示せず)のような工具で締付
け固定したのち、該ケースC内のビス穴15を設けた受座
16,16′にビス止めする。図中、11,11′はケースカバー
(図示せず)に対するロック片とロックバネである。
しかし、この組付構造では、ねじ締め型多極コネクタ13
の接続に組付担当者が電気接続箱B′を片手に持つなど
安全性および作業性のうえで問題があるうえに、その作
業のためにワイヤーハーネスWに太い矢線Lで示すよう
な余裕(作業余長)をもたせる必要があり、該余長Lを
収納するために防水ケースCが大型化する欠点がある。
本発明は上記した点に着目して為されたものであり、電
気接続箱を車体等へ固定する際に、組付およびメンテナ
ンスが容易で、ワイヤーハーネスの作業余長も大巾に短
縮できる組付構造を提供せんとするものである。
発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、本発明においては、表裏両
面にそれぞれ複数のヒューズやコネクタ等の部品を搭載
した電気接続箱の両側を、車体やケースの内壁等の被取
付部に固定する取付構造であって、前記電気接続箱の一
側に蝶番を構成する軸部材または受部材を設け、該一側
に対応する一方の被取付部には受部材または軸部材を設
け、他方の被取付部にはブラケットを設け、該他方の被
取付部に対応する電気接続箱の他側には前記ブラケット
に係合する係止腕を有するガイド壁を設け、電気接続箱
の一側を前記軸部材と軸受部材との係合により前記一方
の被取付部に対して回動可能に装着すると共に、電気接
続箱の前記ブラケット側への回動によりブラケットが前
記ガイド壁内に進入して前記係止腕との係合によりロッ
クされる構造とする構成を採用した。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を示す図面に基いて具体的に説明
する。なお、従来例と同様の構成部分には同一符号を用
い、または説明を省略する。
第1図ないし第3図において、電気接続箱Bの一側と車
体P側のブラケット1の端縁にはそれぞれ蝶番を構成す
る中空の軸部材18と受部材19が設けられており、受部材
19の切欠部19aから軸部材18を嵌め込んで、両者をネジ
付ピン20およびナット21で固定することにより、電気接
続箱Bはブラケット1に対して着脱および回動可能に取
付けられている。17は軸部材18の支持片である。なお、
電気接続箱Bの反対側には前記と同様に突起4aをもつ係
止腕4とガイド壁5が設けられている。
上記構成によれば、第3図において、ブラケット2側に
おいて、ドライバなどを用いて係止腕4を押圧し、前述
した突起4aと係止孔2a(第9図参照)との係合を解除す
れば、電気接続箱Bを蝶番成分Oを中心に矢線Qの如く
回動できるから、ユニット6やリレー7の点検や交換が
容易である。また、蝶番側に機器1が取付けてあって
も、妨げにならず、メンテナンス性が向上する。また、
電気接続箱Bの固定に際しては、一方の軸部材18を受部
材19と係合させて回動可能に取付け、他方を矢線Qの如
くブラケット2側に回動させると、該ブラケット2は自
然にガイド壁5内に進入し、前述のようにロックされ
る。従って、車内の狭い空間での取付作業も極めて簡単
にできる。
第4図に示す実施例では、防水ケースCの側壁22の内面
に軸部材18′を設け、電気接続箱B′の側面に受部材1
9′を設けると共に、防水ケースC内の受座16′にバネ
クリップ23を立設し、電気接続箱B′には該クリップ23
に対する貫通孔24と係合する段部25が設けてある。26は
ケースカバーである。
この場合には、第5図aに示す如く、予め車体に固定し
た防水ケースCの軸部材18′に対して受部材19′を嵌め
込むことにより、電気接続箱B′を立てた状態で一側を
仮止めできる。
従って、ねじ締め型コネクタ13をインパクトレンチで固
定するのも容易であり、固定後は第5図bの如く電気接
続箱B′を下方に押し倒せば、第7図のようにバネクリ
ップ23が貫通孔24を通って段部25に係合し、自然にロッ
クされる。また、上記コネクタ13の組付けに際し、電気
接続箱B′を片手で持ち上げておく必要もないから(第
10図参照)、ワイヤーハーネスWの作業余長L′は第5
図aの如く短縮され、防水ケースCも第6図のように小
型化できる。
発明の効果 以上説明したように、本発明は電気接続箱を車体等に組
付けるに際し、その一側を着脱および回動可能に取付け
ると共に、他側がブラケットとこれに係合する係止腕を
有するガイド壁によりロックされるので、組付性および
メンテナンス性が向上し、電気接続箱に接続すべきワイ
ヤーハーネスの作業余長を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例についての斜視図、 第2図は同上の要部(蝶番部分)を拡大した分解斜視
図、 第3図は第1図の側面図、 第4図は本発明の他の実施例についての分解斜視図、 第5図a,bはそれぞれ同上の組付過程の説明図、 第6図は第5図におけるワイヤーハーネスの収納状態を
示す透視図、 第7図は第5図bのVII−VII線断面図、 第8図は従来例についての斜視図、 第9図は同上の側面図、 第10図は他の従来例についての分解斜視図である。 B,B′……電気接続箱、C……防水ケース、P……車
体、1,2……ブラケット、5……ガイド壁、18,18′……
軸部材、19,19′……受部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面にそれぞれ複数のヒューズやコネ
    クタ、等の部品を搭載した電気接続箱の両側を、車体や
    ケースの内壁等の被取付部に固定する取付構造であっ
    て、 前記電気接続箱の一側に蝶番を構成する軸部材または受
    部材を設け、該一側に対応する一方の被取付部には受部
    材または軸部材を設け、他方の被取付部にはブラケット
    を設け、該他方の被取付部に対応する電気接続箱の他側
    には前記ブラケットに係合する係止腕を有するガイド壁
    を設け、電気接続箱の一側を前記軸部材と軸受部材との
    係合により前記一方の被取付部に対して回動可能に装着
    すると共に、電気接続箱の前記ブラケット側への回動に
    よりブラケットが前記ガイド壁内に進入して前記係止腕
    との係合によりクロックされる構造としたことを特徴と
    する電気接続箱の車体等への取付構造。
JP62269391A 1987-10-27 1987-10-27 電気接続箱の車体等への取付構造 Expired - Lifetime JPH0783536B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114526B2 (ja) * 1989-09-05 1995-12-06 矢崎総業株式会社 電気接続箱の車体等への取付構造
JP2573696B2 (ja) * 1989-11-13 1997-01-22 矢崎総業株式会社 電気接続箱の車体等への取付構造
JPH04134118U (ja) * 1991-06-04 1992-12-14 矢崎総業株式会社 電気接続箱の取付構造
JP2001327035A (ja) 2000-05-18 2001-11-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
US6848916B2 (en) 2002-07-29 2005-02-01 Yazaki Corporation Electrical junction box

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JPS5695950U (ja) * 1979-10-31 1981-07-30

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