JPH04134118U - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JPH04134118U
JPH04134118U JP4163691U JP4163691U JPH04134118U JP H04134118 U JPH04134118 U JP H04134118U JP 4163691 U JP4163691 U JP 4163691U JP 4163691 U JP4163691 U JP 4163691U JP H04134118 U JPH04134118 U JP H04134118U
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JP
Japan
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electrical junction
panel
junction box
mounting
bracket
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Application number
JP4163691U
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English (en)
Inventor
一宏 清水
圭一 尾▲崎▼
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ワイヤハーネスの相互接続などに
使用する電気接続箱の車体パネルなどに対する取付構造
に関し、取付部が損傷しにくく、かつ狭い空間部での取
付作業も簡単にできるようにすることを目的とする。 【構成】 電気接続箱1は、一端部にカラー8を回転自
在に挿着した第一の取付部6を有し、他端部にブラケッ
ト差込み孔(または溝)9aを備えた第二の取付部9を
有する。カラー8を挿通するボルトBの締めつけにより
第一の取付部6を車体等のパネルP1 に回動自在に固定
し、他端部をボルトBを中心として回動することによ
り、パネルP1 と直交する他のパネルP2のブラケット
11が前記ブラケット差込み孔9aに自動的に差込み固
定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスの相互接続に用いられる電気接続箱を車体パネル などの壁面に固定するための取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の取付構造として、図5に示すようなものがある。即ち、電気接 続箱aの一端に差込み枠状の取付部eを設け、他端に取付部としてボルト孔fを 設けておき、一端の取付部eをパネルPの上側ブラケットgに差込み固定してか ら、他端の取付部をボルト孔h1 を有する下側のブラケットhにボルトBとナッ トNで締めつけて取り付け、固定する構造である。図中、bはワイヤハーネス端 末のコネクタ(図示せず)等を接続するコネクタ挿着部、cはヒューズ挿着部、 dはリレー、g1 は取付部e内の差込み孔に係合する係止孔を示す。
【0003】 上記取付構造において、前記ワイヤハーネスが予めパネルPに沿って配設して ある場合には、電気接続箱aに大きな荷重がかからないから、合成樹脂製の取付 部eが損傷するなどのおそれはない。しかし、パネルに対する電気接続箱aとワ イヤハーネスの組付を同時に行う場合や電気接続箱aを仮固定しておく場合など には、ワイヤハーネスによる荷重が直接電気接続箱aにかかるために、取付部e が破損するおそれがある。また、自動車のインストルメントパネル内部や床の下 面など狭い空間部分では、ボルトBをボルト孔h1 ,fに挿通する際に盲作業を 余儀無くされる場合があり、作業性が悪い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記の問題点に着目してなされたもので、車体パネルなどに対する 取付が簡単で、作業過程で一時的にワイヤハーネスなどによる荷重がかかっても 取付部が損傷しにくい、電気接続箱の取付構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を達成するため、本考案の電気接続箱の取付構造は、請求項1に記 載のように、電気接続箱の一端部にカラーを回転自在に挿着した第一の取付部を 設け、他端部にブラケット差込み孔または溝を有する第二の取付部を設け、該カ ラーを挿通するボルトの締めつけにより該第一の取付部を車体等のパネルに回動 自在に固定し、前記他端部の前記ボルトを中心とする回動により前記パネルと直 交する他のパネルに設けたブラケットを前記ブラケット差込み孔または溝に差込 み固定することを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記第一の取付部にカラーを回転自在に挿着したので、該カラーにボルトを挿 通して締めつけることにより、電気接続箱の一端部を車体等のパネルに確実にか つ回動自在に固定することができる。したがって、ワイヤハーネスなどの荷重が 直接かかっても、十分これに対抗することができる。また、電気接続箱の他端部 は上記ボルトを中心に回動するだけで、前記ブラケット差込み孔または溝がブラ ケットにワンタッチで外挿されるので、第二の取付部も簡単に固定され、狭い空 間部での作業も容易に行うことができ、作業性がよくなる。
【0007】
【実施例】
図1に本考案による電気接続箱の平面図、図2にその側面図、図3に図1のX −X線断面図を示した。これらの図において、1は電気接続箱、2はその上部ケ ース、3は下部ケースであって、両ケース内には所望の回路構成を有する回路板 が収納される。回路板は、いわゆるブスバー回路板のほかプリント配線板、フレ キシブル配線板など、既知の構成のものが使用されるので、図示を省略する。上 部ケース1には従来例と同様に複数のコネクタ挿着部4、ヒューズ挿着部5が設 けられると共にリレー12が搭載され、また下部ケース3にもコネクタ挿着部4 が設けられている。
【0008】 下部ケース3の長手方向の一端部には、剛性構造の第一の取付部6が突設され ている。この取付部6は端面と平行な軸孔7を有し、カラー8が回動自在に挿着 してある。なお、符号6aは取付部6の肉抜き部分を示す。図3に示すように、 カラー8は一端にフランジ部8aを有し、他端は軸孔7に挿通後に拡管して拡開 部8bを形成し、軸孔7からの抜出しを防止している。また、下部ケース3の他 端部には、両側に従来例と同様に差込み溝9aと可撓係止片9bを有する枠状の 第二の取付部9,9′が設けられている。二個の取付部9,9′は相手パネルの 取付部位の形状に対応するもので、一方を選択的に使用することができ、何れか を省いても差支えない。なお、第二の取付部9,9′は枠状でなく、両側に後述 するブラケット11が差し込まれる溝を有する板体であってもよい。
【0009】 電気接続箱1の車体等に対する取付は次のようにして行う。図3および図4に 示すように、第一の取付部6のカラー8内にボルトBを通して、パネルP1 の受 座10に予め固着したナットNに締めつけ固定する。カラー8は軸孔7に対して 回動自在に挿着してあるから、電気接続箱1も回動自在である。次いで、パネル P1 と直交する奥壁パネルP2 に向けて矢線のように回動すると、パネルP2 に 突設したブラケット11が自動的に第二の取付部9の差込み溝9a内に差し込ま れ、可撓係止片9bがブラケット11の係止孔(図示せず)と係合してロックさ れる。なお、ボルトBを受座10側からカラー8内に挿入してもよく、或いは予 め受座10に植設してもよい。
【0010】 上記のように、電気接続箱1の取付は簡単であり、とくに第二の取付部9は回 動により自然に相手ブラケット11にロックされるので、狭い空間部内での盲作 業でも容易にできる。とくに、ボルトBによる第一の取付部6の固定は、該部6 が剛性構造であるため、ワイヤハーネス(図示せず)などの荷重がかかっても、 損傷するおそれがなく、取付作業を円滑に行うことができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、車体パネルなどに対する取付を狭い空 間部でも簡単に行うことができ、作業過程で一時的にワイヤハーネスなどによる 荷重がかかっても取付部が損傷しにくいので、その取付姿勢などにとくに注意を はらう必要もなく、作業性が大巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気接続箱の平面図で
ある。
【図2】同上電気接続箱の側面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】図1の電気接続箱の取付方法の説明図である。
【図5】従来の電気接続箱の取付構造を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 6 第一の取付部 8 カラー 9 第二の取付部 9a 差込み孔(または溝) 11 ブラケット B ボルト N ナット P1 ,P2 パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の一端部にカラーを回転自在
    に挿着した第一の取付部を設け、他端部にブラケット差
    込み孔または溝を有する第二の取付部を設け、該カラー
    を挿通するボルトの締めつけにより該第一の取付部を車
    体等のパネルに回動自在に固定し、前記他端部の前記ボ
    ルトを中心とする回動により前記パネルと直交する他の
    パネルに設けたブラケットを前記ブラケット差込み孔ま
    たは溝に差込み固定することを特徴とする電気接続箱の
    固定構造。
JP4163691U 1991-06-04 1991-06-04 電気接続箱の取付構造 Pending JPH04134118U (ja)

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JP4163691U JPH04134118U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 電気接続箱の取付構造

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JPH04134118U true JPH04134118U (ja) 1992-12-14

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ID=31922356

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JP4163691U Pending JPH04134118U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 電気接続箱の取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2397611A1 (en) * 2010-06-15 2011-12-21 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Electrical component housing device and construction machine incorporated with the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114318A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Yazaki Corp 電気接続箱の車体等への取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701