JP2005229762A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック結合されたロアケースとアッパーケースとをホルダーや車体にボルト止めで固定する場合において、ボルトの取外時にボルトと連動してロアケースとアッパーケースとが一体となって取り外せるようにする。
【解決手段】自動車用電気接続箱のロアケース11の周壁とアッパーケース10の周壁とがロック結合され、ロアケース底壁11bのボルト孔11cを通して車体パネルあるいはホルダーからなる固定材にボルト締結で固定される構成とし、前記ロアケース11にボルト挿通用の第一ブッシュ15が固定されると共に、該第一ブッシュ15の上部外周に第二ブッシュ16が螺嵌され、前記第一ブッシュ15の上端面が前記ボルト頭部Baの下面に当接される一方、第二ブッシュ16の上部内周面に内向き突出部16aが突設され、該内向き係止部が前記ボルト頭部Baの上面に当接され、ボルト頭部Baが回転自在に保持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は自動車用電気接続箱に関し、特に、内部回路を収容するロアケースとアッパーケースとロアケースとがロック結合され、これらロアケースとアッパケースとを車体パネルやホルダー等の固定材にボルト止めしている場合において、該ボルトの取り外しでロアケースとアッパーケースとが一体となって固定材から取り外されるようにするものである。
従来、この種の電気接続箱として、例えば、特開平10−302887号では図6に示す構造のものが開示されている。該電気接続箱では、周壁がロック結合されたロアケース1とアッパーケース2とをロアカバー3に組みつける際、ロアカバー3内に設けているコネクタ群4の中央部に突設しているボルト挿入部5に、アッパーケース2とロアケース1を通したボルトBをねじ込んで、ロアカバー3にロック結合されたロアケース1とアッパーケース2とを固定している。
ロアカバー3よりロアケース1とアッパーケース2とを取り外す際には、ボルトBを上方へと取り外すと、ロアカバー3との固定が解除され、ロック結合されているロアケース1とアッパーケース2とは一体として、ロアカバー3より抜き出して取り外すことができる。
しかしながら、上記構造とすると、ボルトBの取り外し作業によるボルトBの上昇に伴い連動してロアケース1とアッパーケース2とを自動的に上昇させてロアカバー3より取り外すことができず、作業員がロアカバー3よりロアケース1とアッパーケース2とを取り出さなければならず、作業手数が増える問題がある。
また、ボルトBはロアケース1とアッパーケース2との予め組付けられていないため、ロアカバーへの固定時にボルトBを後付けでアッパーケース2およびロアケース1に通してロアカバー3に固定しなければならず、部品管理が必要となる問題もある。
上記問題に対して、ボルトの取り外し作業で同時にロアケースとアッパーケースとが固定材から取り外され、かつ、ボルトをロアケースとアッパーケースとの間に予め組み込んでおくことができる電気接続箱が提供されている。
前記電気接続箱は、図7に示すように、周壁に設けたロック部材で互いにロック結合したロアケース1とアッパーケース2とを、車体あるいはホルダーやロアカバー等の固定材6に対し、アッパーケース2とロアケース1の略中心部に回転自在に通しておくボルトBによりネジ締め固定している。
詳細には、ロアケース1のボルト孔の周縁から立設したカラー7にボルトBを通す一方、アッパーケース2に一体成形したボルト挿通筒2aの上部を小孔部2a−1とすると共に下部を大孔部2a−2とし、小孔部2a−1の下端面をボルトBの頭部Baの上面の当接させる一方、大孔部はボルト頭部Baの外周面を空隙をあけて囲む形状としている。ボルトBの頭部Baの上下面は前記上部の小孔部2a−1の下端面と、前記カラー7のフランジ部7aの上端面の間に回転自在に保持された状態で予め組みつけられている。
前記互いに周壁がロック結合されたロアケース1とアッパーケース2とを固定材6に固定する場合には、アッパーケース2のボルト挿通部2aに上方からインパクトレンチ(図示せず)を差し込み、前記小孔部2a−1の中空部に露出しているボルト頭部Baをインパクトレンチで回転して固定材6に埋め込んでいるナットNにネジ込んで、ロアケース1とアッパーケース2とを固定材6に固定している。
一方、固定材6からロアケース1とアッパーケース2とを取り外す場合は、同様にインパクトレンチをアッパーケース2のボルト挿通部2aに上方から差し込んでボルト頭部Baを逆方向に回転させると、ボルト頭部Baが上昇しならがナットNと離脱していく。
その時、ボルト頭部Bの上端面がアッパーケース2の小孔筒部2a−1の下端面を上方へ押し上げていくため、アッパーケース2が固定材6より離脱する上方へ移動される。該アッパーケース2とロック結合したロアケース1もアッパーケースと共に上方へ移動されて、ロアケース1とアッパーケース2が一体となって固定材6より取り外されることとなる。
しかしながら、アッパーケース2およびロアケース1が大型で周壁のロック部Rの位置と中心位置に1本だけ取り付けているボルトBの取付位置とが離れるため、前記ボルトBが上昇してアッパーケース2の中央部のみを押し上げても、その押圧力はアッパーケース全体にいきわたらない。よって、アッパーケース2のボルト取付位置付近が上方へ撓み、該アッパーケース2の変形により周壁のロックがロアケース1と外れて、アッパーケースだけがボルトBと共に取り外され、ロアケース1は固定材6に残ったままとなる状況が発生し易い。
さらに、ボルト締結状態においても、アッパーケースとロアケースとが周壁でロック結合されているだけであるため、大型ケースの場合、周壁より離れたケース中央部側でアッパーケースとロアケースとの間にガタつきが発生しやすい問題がある。
特開平10−302887号公報
本発明は前記した問題を解決せんとするもので、ボルト取外時にボルトによる離脱力をアッパーケースおよびロアケースに確実に伝達できる構成とし、周壁がロック結合されたロアケースとアッパーケースとをボルトの取外作業に連動させて確実に固定材から一体として取り外しできるようにすることを第一の課題としている。かつ、ボルト締結状態においてアッパーケースとロアケースと間にガツつき防止も同時に図ることを第二の課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ロアケースとアッパーケースとがロック結合されると共にこれらアッパーケースとロアケースに予めボルトが回転自在に組みつけられ、ロアケースの底壁のボルト孔を通して車体パネルあるいはホルダーからなる固定材にボルト締結で固定される構成とし、
前記ロアケースにボルト挿通用の第一ブッシュが固定されると共に、該第一ブッシュの上部外周に第二ブッシュが螺嵌され、前記第一ブッシュの上端面が前記ボルト頭部の下面に当接される一方、第二ブッシュの上部内周面に内向き突出部が突設され、該内向き係止部が前記ボルト頭部の上面に当接され、
前記ボルトを上方へ離脱する際に前記第二ブッシュの内向き突出部がボルト頭部により上方に押し上げられて前記ロック結合されたアッパーケースとロアケースとを同時に固定材から離脱できる構成としている電気接続箱を提供している。
前記構成とすると、ボルト取外時にボルトを上昇すると、ボルト頭部の上面に位置する第二ブッシュが内向き突出部が押し上げられ、該第二ブッシュと螺嵌された第一ブッシュも押し上げられ、該第一ブッシュを固定したロアケースが押し上げられる。該ロアケースがアッパーケースとロック結合されているため、ロアケースとアッパーケースとを一体としてボルトの取り外し作業と連動させて固定材より確実に取り外すことができる。
また、第一ブッシュおよび第二ブッシュは金属製であるため、樹脂製のロアケースおよびアッパーケースを強い力で押し上げるため、固定材からロアケースとアッパーケースとをボルトと連動して確実に取り外すことができる。
前記第二ブッシュの上端に外向き突出部が突設され、該外向き突出部が前記アッパーケース上面壁のボルト孔の上端周縁面に当接され、前記ボルト締結状態において第二ブッシュの上端の外向き突出部が前記アッパーケースの上面壁を保持する構成としている。
上記構成とすると、ボルト締結状態において、アッパーケースの上面壁が第二ブッシュの上端の外向き突出部で保持されて、アッパーケースがロアケース側への力を受けるため、アッパーケースとロアケースとの間にガタつきが発生するのを防止できる。よって、大型ケースにおいて、アッパーケースとロアケースとの周縁はロック結合されると共に、該ケースの中央部も第二ブッシュでアッパーケースがロアケースに結合されているため、ケース全体にわたってアッパーケースとロアケースとの間のガタつき発生を防止できる。
さらに、ボルト離脱時に、第二ブッシュの上端の外向き突出部がアッパーケースの上端面に係止しているため、アッパーケースがロアケースより離れることが防止でき、より確実にロアケースとアッパーケースとを一体として取り外すことができる。
前記ボルトは前記ロアケースとアッパーケースの略中心位置に1つ取り付けられ、該ボルト締結位置から離れたロアケースとアッパーケースの周壁にロック爪が設けられてロアケースとアッパーケースとがロック結合されているものに用いられる。
なお、ボルトの個数は複数でも良いが、ボルト位置と周壁のロック部が離れている場合に本発明は好適に用いられる。
前記第一ブッシュは前記ロアケースにインサート成形で固定され、あるいは、前記ロアケースのボルト孔に圧入固定され、ロアケースに強固に固定されている。
上述した構成の電気接続箱とすると、ボルトの取外作業時に連動して互いにロック結合されたロアケースとアッパケースとを固定材から確実に取り外すことができる。即ち、ボルトを取り外した後に、ロアケースとアッパケースとを固定材から取り外す作業を省くことができ、作業効率を高めることができる。
また、ロアケースとアッパケースとの内部にボルトを回転自在に予め組みつけ、固定材へ固定する際、および固定材から取り外す際のいずれも、アッパケースのボルト孔よりインパクトレンチを差し込んで回転させるだけでよいため、その点からは作業効率を上げることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1はアッパーケース10、ロアケース11、ホルダー20を示す概略図で、アッパーケース10とロアケース11とは予めロック結合した状態でホルダー20に埋設したナットNにボルトBをネジ締めして締結固定する構成としている。
なお、本実施形態ではホルダー20にアッパーケース10とロアケース11とを固定しているが、ホルダー20に代えて車体パネルに固定する場合にも適用できる。
また、アッパーケース10の上面壁10bの中心部とロアケース11の底壁11bの中心部には夫々ボルト取付部13、14を設け、これらボルト取付部13、14でボルトBを回転自在に保持している。該ボルトBをアッパーケース10の上面壁10bの中心部に穿設したボルト孔10cよりインパクトレンチ(図示せず)を挿入してボルトBの頭部Baを回転操作し、ホルダー20に埋設したナットNにネジこんで固定あるいはナットNより離脱できるようにしている。
前記ボルトBの取付位置はアッパーケース10およびロアケース11の中心部に位置させているため、ロック部を設けた周壁10aおよび11bよりも離れた位置にある。
前記アッパーケース10の周壁10aの長辺側の対向する二辺にはロック部R1〜R5を設けている一方、ロアケース11の周壁11aの対向する部位に被ロック部R1’〜R5’を設けている。
前記アッパーケース10の周壁10aはロアケース11の周壁11aに内嵌され、ロック部R1〜R5が被ロック部R1’〜R5’に夫々ロックされて、ロアケース11とアッパーケース10とはロック結合される。
前記ボルト取付部13、14の構成を詳述すると、図2に示すように、ロアケース11の底壁11bのボルト孔11cの周縁より金属製円筒からなる第一ブッシュ15を立設している。該第一ブッシュ15の取付方法は、第一ブッシュ15をロアケース11にインサート成形している。
第一ブッシュ15はロアケース11の内部から突出しアッパーケース10の内部まで通し、上端面15aをボルトBの頭部Baの下端面を支持する位置に設定している。
第一ブッシュ15の上部外周にネジ15bを設け、第二ブッシュ16の内周面に形成したネジ16aと螺嵌させて、第一ブッシュ15の上部に第二ブッシュ16を連結して立設している。
第二ブッシュ16の上部内周面に内向き突出部16bを突設し、該内向き突出部16bがボルト頭部Baの上面に当接されるようにしている。さらに、第二ブッシュ16の上端に外向き突出部16cを突設している。よって、第一ブッシュ15の上面と第二ブッシュ16の内向き突出部16bの間でボルトBの頭部Baが回転自在に保持される構成としている。
前記アッパーケース10には、ボルト孔10cの周縁より第二ブッシュ16を外嵌する円筒部10dを上下方向に突設している。該円筒部10dの上端面に第二ブッシュ16の外向き突出部16cを係止している。
前記ロアケース11には図2および図4に示すように中央のボルト止め部の一方側に待ち受けコネクタとの嵌合する相手方コネクタ30の取付部11dを下向きに突設し、図5に示すホルダー20内に予め組みつけている待ち受けコネクタ21とボルトBによるネジ締め時に同時に待ち受けコネクタ21に相手方コネクタ30を嵌合する構成としている。
かつ、待ち受けコネクタ30と相手方コネクタ21との嵌合部がボルトBの一方側にのみ位置しているため、他方側にはロアケース11よりダミーハウジング11eを突設する一方、ホルダー20側にダミーハウジング11eが嵌合する開口20bを設け、ボルトBでの締め付け時に応力の均衡を図り、待ち受けコネクタ21に相手方コネクタ30が斜め挿入されずに正規方向から嵌合されるようにしている。
次ぎに、前記構成からなるロアケース11とアッパーケース10の組み付け、およびホルダー20への固定および取り外し作動について、以下に説明する。
まず、ロアケース11の第一ブッシュ15に上方よりボルトBの軸部Bbを通し、第一ブッシュ15の上端面にボルト頭部Baを載せる。ボルト軸部Bbはロアケース11の底壁から下方に突出している。
ついで、アッパーケース10をロアケース11に組みつけて、周壁のロック部R1〜R5とR1’〜R5’とをロック結合する。
その後、第二ブッシュ16をアッパーケース10のボルト孔10cより挿入し、第一ブッシュ15にネジ締め固定する。この状態で、第二ブッシュ16の内向き突出部16bはボルト頭部Baの上面に当接し、上端の外向き突出部16cはアッパーケース10の円筒部10dの上端面に当接する。
このように、第一ブッシュ15に第二ブッシュ16を連結すると、ボルト頭部Baは第一ブッシュ15の上端面と第二ブッシュ16の内向き突出部16bの間で回転自在に保持される。また、ボルト頭部Baは第二ブッシュ16の内部に位置するが、アッパーケース10のボルト孔10cと対向した位置で外面に露出している
ついで、ロック結合されたアッパーケース10とロアケース11とをホルダー20に固定する。このとき、ロアケース11の下方に突出しているボルト軸部Bbの下端をホルダー20のナットNに差し込み、アッパーケース10側の第二ブッシュ16の中空部にインパクトレンチ(図示せず)を上方から挿入し、ボルト頭部Baの上面の溝にインパクトレンチの先端を嵌合させてボルトBを回転させ、ナットNにネジ込み、ホルダー20にロアケース11とアッパーケース10とを固定する。
上記ボルトBをナットNに締結してホルダー20にロアケース11とアッパーケース10とを固定した使用状態において、ロアケース11から第一ブッシュ15を介してアッパーケース10に突設した第二ブッシュ16の上端の外向き段部16cがアッパーケース10の円筒部10dの上端面に当接しているため、アッパーケース10がロアケース11から外れてガタ付きが発生するのを防止できる。
一方、ホルダー20からロアケース11とアッパーケース10とを取り外す際には、前記と同様に第二ブッシュ16の中空部に上方からインパクトレンチを挿入して逆方向に回転する。該作業で、ボルトBが上昇しながらナットNと離脱していく。
前記ボルトBの上昇でボルト頭部Baは第二ブッシュ16の内向き突出部16bを押し上げる。第二ブッシュ16は第一ブッシュ15に締結固定され、該第一ブッシュ15はロアケース11と固定されているため、ボルトBの上昇に伴いロアケース11を押し上げていく。其の際、第二ブッシュ16の上端の外向き突出部16cはアッパーケース10の円筒部10dの上面に係止しているため、アッパーケース10がロアケース11より外れるのを防止する。
このように、ボルトBによるナットNからの離脱作動時に連動してロアケース11が押し上げられ、該ロアケース11とロック結合したアッパーケース10もロアケース11と一体となって押し上げられる。その結果、ロアケース11とアッパーケース10とはボルトBの取り外し作動時に同時にホルダー20から取り外される。
前記のように、ボルトBの取外作業時に、アッパーケース10を押し上るのではなく、ロアケース11をボルトBの上昇に伴い第二ブッシュ16と第一ブッシュ15を介して押し上げてホルダー20から離脱させるため、ロアケース11の上部のアッパーケース10も全体的かつ均一にロアケース11により押し上げられる。
よって、ボルトBがアッパーケース10とロアケース11の中央部に1本で、アッパーケース10とロアケース11とのロック結合部がボルトBより離れて位置にあっても、アッパーケース10とロアケース11とのロックが外れることなく、一体となってホルダー20から取り外すことができる。即ち、ロアケース11がホルダー20側に残ることが防止できる。
上記したように、本発明の電気接続箱によれば、ボルトの取外作業時に連動してロアケースとアッパーケースとを取り外すことができると共に、ボルトがアッパーケースとロアケースとの予め取り付けれているため、インパクトレンチを差し込むだけで、ホルダーへの固定およびホルダーからの取り外し作業を簡単に行える。
前記実施形態はロック結合したロアケースとアッパーケースとをホルダーに固定しているが、車体パネル等に固定する場合にも同様に適用することができる。
本発明の実施形態の概略説明図である。 本発明の実施形態のロアケースとアッパーケースを組付けた状態の垂直断面図である。 前記アッパーケースの平面図である。 前記ロアケースの底面図である。 前記ロアケースとアッパーケースとが固定されるホルダーの平面図である。 従来例を示す分解斜視図である。 他の従来例を示す断面図である。
符号の説明
10 アッパーケース
10a 周壁
10b 上面壁
10c ボルト孔
10d 円筒部
11 ロアケース
11a 周壁
11b 底壁
11c ボルト孔
15 第一ブッシュ
16 第二ブッシュ
16a 内向き突出部
16b 外向き突出部
20 ホルダー
B ボルト
N ナット
R1〜R5、R1’〜R5’ロック部

Claims (3)

  1. ロアケースとアッパーケースとがロック結合されると共にこれらアッパーケースとロアケースに予めボルトが回転自在に組みつけられ、ロアケースの底壁のボルト孔を通して車体パネルあるいはホルダーからなる固定材にボルト締結で固定される構成とし、
    前記ロアケースにボルト挿通用の第一ブッシュが固定されると共に、該第一ブッシュの上部外周に第二ブッシュが螺嵌され、前記第一ブッシュの上端面が前記ボルト頭部の下面に当接される一方、第二ブッシュの上部内周面に内向き突出部が突設され、該内向き係止部が前記ボルト頭部の上面に当接され、
    前記ボルトを上方へ離脱する際に前記第二ブッシュの内向き突出部がボルト頭部により上方に押し上げられて、前記ロック結合されたアッパーケースとロアケースとを同時に固定材から離脱できる構成としている電気接続箱。
  2. 前記第二ブッシュの上端に外向き突出部が突設され、該外向き突出部が前記アッパーケース上面壁のボルト孔の上端周縁面に当接され、前記ボルト締結状態において第二ブッシュの上端の外向き突出部が前記アッパーケースの上面壁を保持する構成としている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記ボルトは前記ロアケースとアッパーケースの略中心位置に1つ取り付けられ、該ボルト締結位置から離れたロアケースとアッパーケースの周壁にロック爪が設けられてロアケースとアッパーケースとがロック結合されている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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