JP2001314015A - コネクタ仮止め構造付きの電気接続箱 - Google Patents

コネクタ仮止め構造付きの電気接続箱

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JP2001314015A
JP2001314015A JP2000127372A JP2000127372A JP2001314015A JP 2001314015 A JP2001314015 A JP 2001314015A JP 2000127372 A JP2000127372 A JP 2000127372A JP 2000127372 A JP2000127372 A JP 2000127372A JP 2001314015 A JP2001314015 A JP 2001314015A
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locking
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box
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Tatsuo Suzuki
達夫 鈴木
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
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    • H01R9/2425Structural association with built-in components
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/514Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音が発生しにくくて低コストなコネクタ仮
止め構造付きの電気接続箱を提供すること。 【解決手段】 この電気接続箱1は、電装品装着ブロッ
ク2、コネクタ15を収容するブロック用ロアカバー1
1、コネクタ15を固定するための締結手段6,18、
コネクタ仮止め構造を備える。コネクタ15の側面15
aに第1係止部21を設ける。ロアカバー11の内面に
コネクタ保持部22を突設する。コネクタ保持部22に
おいて第1係止部21に係止可能な位置に第2係止部2
3を形成する。コネクタ保持部22にコネクタ15を遊
嵌させることにより、コネクタ15が仮止めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に搭載さ
れる電気接続箱に係り、特には電気接続箱に用いられる
コネクタの仮止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタの仮止め構造付きの電気
接続箱が提案されている。その一例を図6に示す。
【0003】ジャンクションブロック31の上面には、
リレー等の電気部品32がいくつか装着されている。ジ
ャンクションブロック31に対しては、その下側からブ
ロック用ロアカバー33が嵌合されている。ブロック用
ロアカバー33内には、図示しないワイヤハーネスの先
端に接続されたコネクタ34が収容されている。ブロッ
ク用ロアカバー33の底面には、円柱状をした仮止め用
突起35が突設されている。一方、コネクタ34の下部
側に嵌合されるコネクタ用ロアカバー37の底部には、
前記仮止め用突起35が遊挿可能な略十字状の仮止め孔
36が形成されている。
【0004】以上のように構成された電気接続箱を組み
立てる場合には、まずコネクタ34にコネクタ用ロアカ
バー37を嵌合させる。次に、コネクタ用ロアカバー3
7の仮止め孔36に仮止め用突起35を遊挿させること
により、コネクタ34をブロック用ロアカバー33の底
部に一時仮止めしておく。そして、ジャンクションブロ
ック31にコネクタ用ロアカバー35を嵌合させ、この
状態でジャンクションブロック31に挿通されたボルト
38を締め付ける。その結果、コネクタ34がジャンク
ションブロック31側に引き寄せられ、コネクタ34が
ジャンクションブロック31に完全に固定されるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコネ
クタ仮止め構造では、コネクタ34とコネクタ用ロアカ
バー37との隙間が大きく、振動によって両者がガタつ
いてしまうため、騒音が発生しやすいという問題があっ
た。
【0006】また、組み立てる際にコネクタ用ロアカバ
ー37を必要とすることから、部品点数が多くなり、コ
スト高になるという問題もあった。本発明は上記の課題
に鑑みてなされたものであり、その目的は、騒音が発生
しにくくて低コストなコネクタ仮止め構造付きの電気接
続箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、電気部品が装着され
た電装品装着ブロックと、そのブロックに対して下側か
ら嵌合するブロック用ロアカバーと、そのロアカバー内
に収容されるコネクタと、前記ブロックに挿通されると
ともに前記コネクタを前記ブロック側に引き寄せて固定
する締結手段と、前記コネクタの固定前に同コネクタを
前記ロアカバーに仮止めしておくための構造とを備える
電気接続箱において、前記コネクタの側面に第1係止部
を設けるとともに、前記第1係止部に係止可能な位置に
第2係止部を有するコネクタ保持部を前記ロアカバーの
内面に突設し、そのコネクタ保持部に前記コネクタを遊
嵌させることにより同コネクタを仮止めしたことを特徴
とするコネクタ仮止め構造付きの電気接続箱をその要旨
とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記コネクタ保持部は前記コネクタを側方から包
囲するコネクタ保持ボックスであり、前記第1係止部は
前記コネクタの側面における複数箇所に設けられた係止
突起であり、前記第2係止部は前記第1係止部に対応す
る複数箇所に設けられた可撓性の係止片であるとした。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記係止片は、前記コネクタ保持ボックスに一体
形成されるとともに、前記コネクタ保持ボックスの下方
に向かって延び、かつ下端内面側に爪部を有していると
した。
【0010】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、コネクタの第1係
止部がコネクタ保持部の第2係止部に係止することによ
り、コネクタの移動が規制される結果、コネクタ保持部
に遊嵌されたコネクタがそこから外れにくくなる。この
ため、仮止めに際してコネクタ用ロアカバーが不要にな
る。よって、部品点数が少なくて済み、低コスト化が図
られる。また、コネクタ用ロアカバーが存在しないこと
から、そもそもコネクタとコネクタ用ロアカバーとがガ
タ付くということもなく、騒音が発生しなくなる。
【0011】請求項2に記載の発明によると、コネクタ
保持ボックスによってコネクタが側方から包囲された状
態で保持されることに加え、各係止突起が各可撓性の係
止片に係止することによりコネクタが複数箇所にて移動
規制される。このため、コネクタが安定した状態で仮止
めされ、騒音の発生が確実に防止される。
【0012】請求項3に記載の発明によると、コネクタ
保持ボックスに一体形成された係止片であれば、特に部
品点数の増加を伴うこともなく、低コスト化が図られ
る。また、コネクタ保持部の下方に向かって延びる係止
片であるため、コネクタをコネクタ保持ボックス内にス
ムーズに装着することができる。従って、電気接続箱の
組み立てが容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態の自動車用の電気接続箱1を図1〜図4に基づき詳
細に説明する。
【0014】本実施形態の電気接続箱1は、自動車のエ
ンジンルーム内に設置されるものであって、負荷部品へ
の配電を行うために使用される。この電気接続箱1を構
成する合成樹脂製のジャンクションブロック2内には、
図示しないバスバー積層体が収容されている。図1,図
4に示されるように、電装品装着ブロックとしてのジャ
ンクションブロック2の上面には、ヒューズやリレー等
といった電気部品3がいくつか装着されている。ジャン
クションブロック2の上面における離間した2箇所に
は、ガイド筒部4が突設されている。各ガイド筒部4の
中心部には、ジャンクションブロック2の上下両面を貫
通するボルト挿通孔5がそれぞれ形成されている。これ
らのボルト挿通孔5には、締結手段を構成するボルト6
がジャンクションブロック2の上方から挿通されるよう
になっている。ジャンクションブロック2の下面におい
て個々のボルト挿通孔5を取り囲む位置には、四角枠状
の係合凸部7が突設されている。また、係合凸部7によ
って取り囲まれた領域内には、バスバー積層体を構成す
るバスバーのオスタブ(図示略)が複数本ずつ突設されて
いる。
【0015】図1,図4に示されるように、ジャンクシ
ョンブロック2に対しては、その下側からブロック用ロ
アカバー11が嵌合される。本実施形態のロアカバー1
1は、合成樹脂製であって四角箱状に形成されている。
嵌合時において前記ジャンクションブロック2は、ロア
カバー11の開口部内壁面に形成された段部12に係止
される。その結果、ジャンクションブロック2が水平
に、即ちロアカバー11の底部13に対して平行に支持
される。
【0016】ジャンクションブロック2の下面とロアカ
バー11とによって形成される収容空間14には、複数
(本実施形態では2つ)のコネクタ15が収容される。
コネクタ15は合成樹脂材料により直方体状に形成され
ている。コネクタ15の内部には、複数の雌型接触子1
6が上下方向に沿って延びるように埋設されている。コ
ネクタ15の上端面において開口する雌型接触子16の
開口部に対しては、前記バスバーのオスタブが挿抜可能
になっている。コネクタ15の上端面中央部には、上下
方向に延びる貫通孔17が形成されている。この貫通孔
17内には、締結手段を構成するナット18が埋設され
ている。このナット18には前記ボルト6が螺着するよ
うになっている。コネクタ15の下端面には、図示しな
いワイヤハーネスの先端側が取り付けられている。ワイ
ヤハーネスを構成する各電線は、各雌型接触子16に対
して電気的に接続されている。
【0017】次に、この電気接続箱1におけるコネクタ
仮止め構造について述べる。本実施形態のコネクタ仮止
め構造とは、コネクタ15の固定前にコネクタ15をロ
アカバー11側に仮止めしておくため構造をいう。
【0018】図1,図4に示されるように、各コネクタ
15は第1係止部としての係止突起21を備えている。
このような係止突起21は、コネクタ15の側面15a
における複数箇所に、より具体的にいうと4つある側面
15aに1つずつ(合計4つ)設けられている。係止突
起21は各側面15a中央部における最下端の位置に形
成されている。本実施形態では、各係止突起21は断面
逆三角形状であってコネクタ15と一体形成されてい
る。
【0019】一方、ロアカバー11はコネクタ保持部と
してのコネクタ保持ボックス22を備えている。コネク
タ保持ボックス22は、底部13の内面側における2箇
所に突設されている。コネクタ保持ボックス22は四角
枠状であって、コネクタ15よりも外形寸法が若干大き
くなっている。同様にコネクタ保持ボックス22の高さ
(深さ)寸法は、コネクタ15の高さ寸法よりもいくぶ
ん大きくなっている。従って、このコネクタ保持ボック
ス22は、コネクタ15の遊嵌時にそのコネクタ15を
側方から包囲するようになっている。本実施形態のコネ
クタ保持ボックス22は、金型成形等によってロアカバ
ー11と一体形成されている。
【0020】コネクタ保持ボックス22は第2係止部と
しての係止片23を有している。本実施形態では、この
ような係止片23は複数個、具体的には係止突起21と
同数だけ(本実施形態では4個)設けられている。各係
止片23は可撓性を有している。前記係止片23は、コ
ネクタ15側の係止突起21に係止可能な位置にそれぞ
れ配設されている。即ち、コネクタ保持ボックス22を
構成する4つの壁22aの中央部には、ロアカバー11
の上下方向に沿って延びるスリット24がそれぞれ形成
されている。そして、各係止片23の基端部(上端部)
は、各スリット24の上端縁に接続されている。これら
の係止片23は、コネクタ保持ボックス22の下方に向
かって延びている。また、係止片23の先端部(下端
部)における内面側には、爪部25が設けられている。
各爪部25の設置高さは、コネクタ保持ボックス22の
突出高の約半分となるように設定されている。なお、本
実施形態において各係止片23は、コネクタ保持ボック
ス22に一体形成されている。
【0021】以上のように構成された電気接続箱1を組
み立てる場合には、まずコネクタ15に接続されたワイ
ヤハーネスを、底部13に設けられた孔26から引き出
しておくことがよい。次いで、図2に示されるように、
各コネクタ保持ボックス22に対し各コネクタ15を上
側(即ちロアカバー11の開口部側から)から押し込
む。そして、図3に示されるように、コネクタ15をコ
ネクタ保持ボックス22に遊嵌させ、コネクタ15をロ
アカバー11の底部13に一時仮止めさせておく。な
お、押し込み動作の際、各係止片23は全体的に外側に
撓むように弾性変形する。押し込み動作が完了すると、
各係止片23は元の形状に復帰する。
【0022】図3において、前記遊嵌されたコネクタ1
5は、コネクタ保持ボックス22における奥深い位置に
ある。このとき、各係止突起21と各係止片23とは離
間した位置関係になるため、両者が互いに係止すること
はない。仮に、コネクタ15に対してロアカバー11の
上方に向かう力が加わった場合、コネクタ15が若干上
方に移動した段階で、各係止突起21が各係止片23の
爪部25に係止する。従って、コネクタ15のそれ以上
の上方移動が規制される結果、コネクタ15がコネクタ
保持ボックス22内に確実に保持される。即ち、コネク
タ15のコネクタ保持ボックス22からの外れが防止さ
れ、仮止めが達成される。
【0023】次に、ジャンクションブロック2に対して
その下面側からロアカバー11を嵌合させ、段部12に
ジャンクションブロック2を支持させる。さらに、ジャ
ンクションブロック2のボルト挿通孔5にボルト6を挿
通し、そのボルト6を締め付ける。その結果、ボルト6
とナット18との螺合関係により、図4に示されるよう
に、コネクタ15がジャンクションブロック2側に引き
寄せられる。すると、コネクタ15がアライメントされ
ながら係合凸部7に嵌合し、コネクタ15がジャンクシ
ョンブロック2に完全に固定される。また、このときジ
ャンクションブロック2の各オスタブが各雌型接触子1
6に接続される。
【0024】この後、ロアカバー11の上端開口部に図
示しないアッパカバーを取り付けて、ジャンクションブ
ロック2の上面を覆うことにより、電気接続箱1の組み
立て作業が終了する。
【0025】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)本実施形態の電気接続箱1は、係止突起21と、
係止片23を有するコネクタ保持ボックス22とからな
るコネクタ仮止め構造を備えている。従って、コネクタ
15の仮止めを行うに際して、必ずしもコネクタ用ロア
カバーが不要になる。よって、従来技術とは異なり部品
点数が少なくて済み、低コスト化が図られる。また、構
成中にコネクタ用ロアカバーが存在しないことから、そ
もそもコネクタ15とコネクタ用ロアカバーとがガタ付
くということもなく、それを原因とする騒音が発生しな
くなる。
【0026】(2)この電気接続箱1では、コネクタ保
持ボックス22によって、コネクタ15が側方から包囲
された状態で保持される。これに加えて、各係止突起2
1が各可撓性の係止片23に係止することにより、コネ
クタ15が複数箇所にて移動規制される。このため、コ
ネクタ15が安定した状態で仮止めされ、騒音の発生が
確実に防止される。
【0027】(3)この電気接続箱1のコネクタ保持ボ
ックス22には、係止片23が一体形成されている。従
って、複数の係止片23を設けたとしても、特に部品点
数の増加を伴うこともなく、全体の低コスト化が図られ
る。また、係止片23の下端部の内面側には爪部25が
設けられている。このため、係止片23の下端部が係止
突起21に対して確実に係止する。さらに、コネクタ保
持ボックス22に設けられた係止片23は、コネクタ保
持ボックス22の下方に向かって延びている。このた
め、コネクタ15をコネクタ保持ボックス22内にスム
ーズに装着することができ、電気接続箱1の組み立てが
容易になる。
【0028】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ コネクタ保持ボックス22は、実施形態のようなボ
ックス形状、即ちコネクタ15を側方から完全に包囲す
る連続した形状のみに限定されない。例えば、コネクタ
保持ボックス22を所々(コーナー部分等)で分断し、
不連続なものとしてもよい。また、図5に示される別例
の電気接続箱1のように、コネクタ保持ボックス22に
代わるものとして一対のボックス保持片27を対向して
配置し、それらのコネクタ保持片27間にコネクタ15
を遊嵌させてもよい。なお、このようなコネクタ保持片
27の数は2つに限定されず、任意に変更することが可
能である。
【0029】・ 係止突起21の形状や数は任意に変更
可能である。また、第1係止部の形状は実施形態のよう
な突起(凸部)に限定されず、例えば溝等の凹部であっ
てもよい。また、コネクタ保持ボックス22の形状や
数、係止片23の形状や数についても、任意に変更可能
である。
【0030】・ コネクタ保持ボックス22をロアカバ
ー11の底部13に突設する構成に代えて、それをロア
カバー11の側壁内面に突設する構成としてもよい。 ・ 締付手段を構成するナット18をコネクタ15に埋
め込み成形することなく、ボルト6のみによってコネク
タ15を固定するように構成してもよい。また、 ボル
ト6以外の締結手段を用いて電気接続箱1を構成しても
よい。
【0031】・ ジャンクションブロック2以外の電装
品装着ブロック(例えばリレーブロック、ヒューズブロ
ック等)を用いて電気接続箱1を構成してもよい。次
に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、
前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下
に列挙する。
【0032】(1) 電気部品が装着された電装品装着
ブロックに対して下側から嵌合し、自身と前記ブロック
との間に収容されたコネクタを仮止めするための構造を
内面に備える電気接続箱用ロアカバーにおいて、その内
面にコネクタ保持部を突設するとともに、前記コネクタ
の側面に対して係止可能な仮止め用係止部をそのコネク
タ保持部に設けたことを特徴とするコネクタ仮止め構造
付きの電気接続箱用ロアカバー。
【0033】(2) 電気部品が装着された電装品装着
ブロックと、そのブロックに対して下側から嵌合するブ
ロック用ロアカバーと、そのロアカバー内に収容される
コネクタと、前記ブロックに挿通されるとともに前記コ
ネクタを前記ブロック側に引き寄せて固定する締結手段
と、前記コネクタの固定前に同コネクタを仮止めすべく
前記ロアカバーの内面に設けられたコネクタ仮止め構造
とを備え、前記コネクタの側面に第1係止部を設けると
ともに、前記第1係止部に係止可能な位置に第2係止部
を有するコネクタ保持部を前記ロアカバーの内面に突設
した電気接続箱の組み立て方法であって、前記コネクタ
保持部に対し前記コネクタを上側(即ち前記ロアカバー
の開口部側から)から押し込んで、同コネクタを同コネ
クタ保持部に遊嵌させることにより、同コネクタを仮止
めした後、前記電装品装着ブロックに前記ロアカバーを
嵌合させ、この状態で前記締結手段を締め付けることを
特徴とするコネクタ仮止め構造付きの電気接続箱の組み
立て方法。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、騒音が発生しにくくて低コストなコネク
タ仮止め構造付きの電気接続箱を提供することができ
る。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、騒音の発
生を確実に防止することができる。請求項3に記載の発
明によれば、より低コストで組み立てが容易なものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態のコネクタ仮止
め構造付きの電気接続箱の分解斜視図。
【図2】同じく電気接続箱を組み立てる手順を説明する
ための断面図。
【図3】同じく電気接続箱を組み立てる手順を説明する
ための断面図。
【図4】同じく電気接続箱を組み立てる手順を説明する
ための断面図。
【図5】別例のコネクタ仮止め構造付きの電気接続箱の
分解斜視図。
【図6】従来例のコネクタ仮止め構造付きの電気接続箱
の分解斜視図。
【符号の説明】
1…電気接続箱、2…電装品装着ブロックとしてのジャ
ンクションブロック、3…電気部品、6…締結手段を構
成するボルト、11…ブロック用ロアカバー、15…コ
ネクタ、18…締結手段を構成するナット、21…コネ
クタ仮止め構造を構成する第1係止部としての係止突
起、22…コネクタ保持部としてのコネクタ保持ボック
ス、23…コネクタ仮止め構造を構成する第2係止部と
しての係止片、25…爪部、27…コネクタ保持部とし
てのコネクタ保持片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/12 H05K 7/12 J N Fターム(参考) 4E353 AA05 AA16 AA18 AA19 BB02 BB05 BB13 CC02 CC04 CC07 CC12 CC32 CC33 DD01 DD05 DD15 DR04 DR08 DR13 DR27 DR32 DR36 DR49 DR53 GG10 GG13 GG21 5E087 EE11 JJ07 JJ09 MM08 MM12 PP09 QQ04 RR08 RR25 RR36 RR49 5G361 AA06 AB12 AC01 AC04 AD01 AE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品が装着された電装品装着ブロック
    と、そのブロックに対して下側から嵌合するブロック用
    ロアカバーと、そのロアカバー内に収容されるコネクタ
    と、前記ブロックに挿通されるとともに前記コネクタを
    前記ブロック側に引き寄せて固定する締結手段と、前記
    コネクタの固定前に同コネクタを前記ロアカバーに仮止
    めしておくための構造とを備える電気接続箱において、 前記コネクタの側面に第1係止部を設けるとともに、前
    記第1係止部に係止可能な位置に第2係止部を有するコ
    ネクタ保持部を前記ロアカバーの内面に突設し、そのコ
    ネクタ保持部に前記コネクタを遊嵌させることにより同
    コネクタを仮止めしたことを特徴とするコネクタ仮止め
    構造付きの電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記コネクタ保持部は前記コネクタを側方
    から包囲するコネクタ保持ボックスであり、前記第1係
    止部は前記コネクタの側面における複数箇所に設けられ
    た係止突起であり、前記第2係止部は前記第1係止部に
    対応する複数箇所に設けられた可撓性の係止片であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコネクタ仮止め構造付
    きの電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記係止片は、前記コネクタ保持ボックス
    に一体形成されるとともに、前記コネクタ保持ボックス
    の下方に向かって延び、かつ下端内面側に爪部を有して
    いることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ仮止め
    構造付きの電気接続箱。
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