JP2020102333A - 分割コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】サブコネクタの不正な変形を防止する。【解決手段】分割コネクタAは、相手側コネクタBと嵌合可能なフレーム10と、フレーム10に形成され、相手側コネクタBとの嵌合方向に貫通した形態の取付部13と、取付部13の開口縁部のうち互いに対向する2辺に形成された一対のロック部15と、取付部13の開口領域のうち一対のロック部15の間に配された支持部16と、端子金具30を保持した状態で取付部13に取り付けられるサブコネクタ25と、サブコネクタ25に形成され、一対のロック部15に係止することでサブコネクタ25を取付部13内に保持する一対の第1係止部27と、サブコネクタ25に形成され、支持部16に対し相手側コネクタBへの嵌合方向とは逆向きに係止可能な第2係止部29とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、分割コネクタに関するものである。
特許文献1には、貫通形態の複数の収容部が開口したフレームと、各収容部に個別に収容される複数のサブコネクタとを備えた分割コネクタが開示されている。フレームには、収容部の左右両側壁部には、サブコネクタを収容部内に保持するための一対のロック片が形成されている。
特開2002−313487号公報
上記分割コネクタを相手側コネクタと嵌合する際には、分割コネクタの端子金具と相手側コネクタの相手側端子との間で摩擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗は、サブコネクタに対して嵌合動作を阻害する嵌合抵抗となる。嵌合抵抗を受けたサブコネクタは、その左右両端部においてロック片によりフレームに支持されているので、一対のロック片の間で湾曲するように不正に変形する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、サブコネクタの不正な変形を防止することを目的とする。
本発明は、
相手側コネクタと嵌合可能なフレームと、
前記フレームに形成され、前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通した形態の取付部と、
前記取付部の開口縁部のうち互いに対向する2辺に形成された一対のロック部と、
前記取付部の開口領域のうち前記一対のロック部の間に配された支持部と、
端子金具を保持した状態で前記取付部に取り付けられるサブコネクタと、
前記サブコネクタに形成され、前記一対のロック部に係止することで前記サブコネクタを前記取付部に保持する一対の第1係止部と、
前記サブコネクタに形成され、前記支持部に対し前記相手側コネクタへの嵌合方向とは逆向きに係止可能な第2係止部とを備えていることを特徴とする。
フレームを相手側コネクタと嵌合する際には、相手側コネクタからサブコネクタに対して嵌合方向とは逆向きの嵌合抵抗が作用するので、サブコネクタが、一対のロック部の間で湾曲するような不正な変形を生じることが懸念される。しかし、サブコネクタのうち一対のロック部の間の領域は、第2係止部を介して支持部に支持されているので、サブコネクタの不正な湾曲変形が防止される。
実施例1の雄側分割コネクタの正面図 図1のX−X線断面図 雄側フレームの正面図 雄側フレームの背面図 図3のY−Y線断面図 図3のZ−Z線断面図 雄側サブコネクタの正面図 雄側分割コネクタと雌側分割コネクタの嵌合状態をあらわすX−X線相当断面図
本発明は、前記支持部は、前記取付部の開口縁部同士を連結した形態であり、且つ壁厚方向を前記相手側コネクタとの嵌合方向と交差する方向に向けた支持壁部を有していてもよい。この構成によれば、支持壁部によって支持部の剛性が高められているので、サブコネクタを確実に支持することができる。
本発明は、前記支持壁部に形成され、前記第2係止部が係止可能な受け部と、前記フレームに形成され、前記支持壁部に対し交差した形態で連なる補強壁部を備えていてもよい。この構成によれば、支持壁部は、補強壁部により剛性が高められているので、壁厚方向へ傾いたり湾曲したりするような不正な変形を生じ難い。
本発明は、前記支持壁部に形成され、前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿った方向に延びるリブを備えていてもよい。この構成によれば、支持壁部は、リブにより剛性が高められているので、壁厚方向へ傾いたり湾曲したりするような不正な変形を生じ難い。
本発明は、前記支持部には、前記支持壁部から突出した形態であり、前記第2係止部が係止可能な受け部が設けられており、前記受け部が前記リブに連なっていてもよい。この構成によれば、受け部の剛性がリブによって高められるので、受け部と第2係止部とを確実に係止させることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図8を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図2,5,8における右方、及び図6における下方を前方と定義する。上下の方向については、図1〜5,7,8にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図1,3,6,7にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例1の分割コネクタAは、合成樹脂製のフレーム10と、複数のサブコネクタ25とを組み付けて構成されている。フレーム10は、板厚方向を前後方向(相手側コネクタBとの嵌合方向と平行な方向)に向けた略平板状をなす板状本体部11と、板状本体部11の外周縁から前方へ延出した周壁部12とを有する単一部材である。フレーム10には、板状本体部11を前後方向に貫通した形態の複数の取付部13が形成されている。
図3,4に示すように、最も下に位置する取付部13の正面視形状(開口形状)は、長辺13Lを上下方向に向け、短辺13Sを左右方向に向けた略長方形をなしている。図5に示すように、取付部13の開口縁部のうち上下両縁部(上下一対の短辺13S)には、後方へ片持ち状に延出した形態の一対の弾性ロック片14が形成されている。上縁部の弾性ロック片14は上方への弾性変形が可能であり、下縁部の弾性ロック片14は下方への弾性変形が可能である。一対の弾性ロック片14の後端部には、ロック部15が形成されている。一対の弾性ロック片14(ロック部15)は、後述するサブコネクタ25を取付部13に取り付けた状態に保持する機能を発揮する。
図2〜6に示すように、取付部13には、取付部13に取り付けた状態のサブコネクタ25が不正な形態で弾性変形するのを防止するための手段として、支持部16が形成されている。支持部16は、一枚の支持壁部17と、支持壁部17に一対に形成された左右一対のリブ21と、支持壁部17に一体に形成された受け部22とを有している。
支持壁部17は、壁厚方向を上下方向(分割コネクタAと相手側コネクタBの嵌合方向に対して直角に交差する方向)に向けた状態で、取付部13の開口領域を水平に橋渡しするように配されている。支持壁部17の前後方向の左右両端縁部は、取付部13の開口縁部のうち上下方向の長辺13Lに連なっている。支持壁部17は、相手側コネクタBとの嵌合方向と平行な正面視において、上下一対のロック部15(一対の弾性ロック片14)のほぼ中間位置に配されている。
図6に示すように、支持壁部17は、第1壁部18と第2壁部19と第3壁部20とから構成されている。第1壁部18は、平面視において方形をなす。第2壁部19は、平面視において等脚台形をなし、第1壁部18の前端縁から前方へ面一状に延出した形態である。第3壁部20は、第2壁部19の前端縁の左右方向中央部から前方へ片持ち状に延出した形態である。第3壁部20の左右方向の寸法は、第2壁部19の左右方向の寸法より小さい。第2壁部19の左右両側縁が、取付部13の開口縁部(板状本体部11)に連なっている。
左右一対のリブ21は、支持壁部17の上面から上方へ突出した形態である。一対のリブ21は、互いに平行をなして前後方向に直線状に延びた形態であり、支持壁部17の前端から後端に亘って連続して形成されている。一対のリブ21の前端部は第3壁部20の左右両側縁に沿うように配され、一対のリブ21は、第3壁部20から第2壁部19及び第1壁部18の左右方向中央部を後方へ延長した形態である。
一対のリブ21を支持壁部17に一対に形成したことにより、支持壁部17の剛性か高められている。これにより、支持壁部17は、側面視(分割コネクタAと相手側コネクタBとの嵌合方向に対して直交する方向であり、且つ支持壁部17の壁厚方向に対して直交する方向)において湾曲するような形態で弾性変形することを規制されている。
受け部22は、支持壁部17(第1壁部18)の上面における後端部から、上方へ片持ち状に突出した形態である。受け部22の突出方向は、フレーム10に対するサブコネクタ25の組付け方向と直交する方向である。受け部22は一対のリブ21の間に挟まれるように配され、受け部22の左右両側縁が一対のリブ21の互いに対向する内側面に連なっている。受け部22は、一対のリブ21により補強され、前後方向(フレーム10に対する底の組付け方向と平行な方向)へ傾くように変位することを規制されている。
図5,6に示すように、支持壁部17の大部分(第1壁部18の一部と、第2壁部19の全体と、第3壁部20の全体)は、板状本体部11よりも前方に位置している。支持壁部17(第1壁部18)の後端部のみが、板状本体部11よりも後方へ突出している。支持壁部17(第1壁部18)の左右両側縁部のうち板状本体部11に対して直接的に連なる部位は、板状本体部11の板厚と対応する僅かな部位だけである。そのため、支持壁部17が板状本体部11に対して上下方向に傾くように変形することが懸念される。
その対策として、フレーム10には左右一対の補強壁部23が一体に形成されている。一対の補強壁部23は、板状本体部11の前面から前方へ片持ち状に突出した形態である。一対の補強壁部23は、取付部13の開口縁のうち上下方向の長辺13Lに沿って直線状に配されている。補強壁部23は、長辺13Lのほぼ全長に亘って連続している。支持壁部17のうち第1壁部18の左右両側縁と第2壁部19の左右両側縁は、一対の補強壁部23の互いに対向する内側面に連なっている。
正面視において、支持壁部17と左右一対の補強壁部23は、「H字形」をなすように連なっている。支持壁部17は、補強壁部23に連なることによってH字形を構成するので、板状本体部11に対して上下方向へ傾いたり、側面視において湾曲したりするような不正な変形が生じないように補強されている。
また、補強壁部23の外側面(取付部13に臨む内側面とは反対側の側面)には、前後方向にリブ状補強部24が形成されている。リブ状補強部24を形成したことにより、補強壁部23の剛性(強度)が高められているので、支持壁の不正な変形は補強壁部23によって確実に防止されている。
サブコネクタ25は、図7に示すように、全体としてブロック状をなす。サブコネクタ25内には、複数の端子収容室26が形成されている。サブコネクタ25の外面のうち上面と下面には、夫々、上下一対のロック部15に対して個別に係止可能な第1係止部27が形成されている。サブコネクタ25の前面のうち上下方向における略中央部には、左右方向に延びる溝部28が形成されている。溝部28の内面のうち上面には、第2係止部29が突出形成されている。複数の端子収容室26は、溝部28(第2係止部29)よりも上方の領域と、溝部28(第2係止部29)よりも下方の領域とに分かれて配置されている。
端子金具30は、図8に示すように、端子本体部31と、端子本体部31から前方へ片持ち状に突出したタブ32とを有する雄型の端子である。端子金具30は、後方から端子収容室26内に挿入された状態でサブコネクタ25に取り付けられている。端子金具30をサブコネクタ25に取り付けた状態では、タブ32がサブコネクタ25の前面から前方へ突出している。端子金具30の後端部には電線33の前端部が導通可能に固着されている。複数の端子収容室26に取り付けられた複数の端子金具30は、正面視において上下一対の第1係止部27の間に挟まれるように配されている。
サブコネクタ25は、フレーム10の後方から取付部13内に挿入するようにして組み付けられる。組付けの過程では、サブコネクタ25が一対の補強壁部23の間に収容されるとともに、弾性ロック片14が第1係止部27と干渉して弾性変形する。
サブコネクタ25が取付部13に対して適正に組み付けられると、弾性ロック片14が弾性復帰し、上下一対の第1係止部27が上下一対のロック部15に対して個別に、且つ前方から当接した状態、又はロック部15の前面に対して接近して対向する位置関係となる。同じくサブコネクタ25が取付部13に対して適正に組み付けられると、支持壁部17の後端縁部と受け部22が溝部28に進入し、第2係止部29が、受け部22に対し前方から当接した状態、又は受け部22の前面に接近して対向した位置関係となる。
図8に示すように、相手側コネクタBは、端子収容部40と、端子収容部40内に収容された複数の雌形の相手側端子41とを備えている。相手側端子41内には弾性係止片(図示省略)が設けられている。分割コネクタAと相手側コネクタBを嵌合する過程では、タブ32が、相手側端子41内に挿入され、弾性接触片に対し弾性的に接触するので、端子金具30と相手側端子41との間に嵌合動作に抗する摩擦抵抗が生じるようになっている。
この摩擦抵抗により、サブコネクタ25に対して相手側コネクタBから後方への押圧力が作用する。ここで、上下一対のロック部15に対する第1係止部27の対向方向は、分割コネクタAに対する相手側コネクタBの嵌合方向と同方向である。したがって、端子金具30と相手側端子41との間の摩擦抵抗により、サブコネクタ25に対して相手側コネクタBから後方への押圧力が作用しても、上下一対のロック部15に対する第1係止部27の係止作用により、サブコネクタ25がフレーム10に対して後方へ離脱することを規制される。
また、上下一対のロック部15(上下一対の第1係止部27)はサブコネクタ25の上下両端に位置しており、分割コネクタAと相手側コネクタBとの嵌合方向と平行な正面視において、複数の端子金具30は上下一対のロック部15の間に配されている。そのため、端子金具30と相手側端子41との間の摩擦抵抗により、一対のロック部15の間でサブコネクタ25が後方へ膨らむような不正な湾曲変形を生じることが懸念される。しかし、上下一対のロック部15の間には受け部22が配置されていて、この受け部22にサブコネクタ25の第2係止部29が前方から係止している。この係止作用により、サブコネクタ25の不正な湾曲変形が防止される。
本実施例1の分割コネクタAは、サブコネクタ25の不正な変形を防止することが可能なものであり、相手側コネクタBと嵌合可能なフレーム10と、フレーム10に取り付けられるサブコネクタ25とを備えて構成されている。フレーム10には、相手側コネクタBとの嵌合方向に貫通した形態の取付部13が形成されている。取付部13の開口縁部のうち互いに対向する上下2辺(短辺13S)には、一対のロック部15(弾性ロック片14)が形成されている。取付部13の開口領域のうち上下一対のロック部15の間には、支持部16が配置されている。
サブコネクタ25は、端子金具30を保持した状態で取付部13に取り付けられるようになっている。サブコネクタ25には、一対のロック部15に係止することでサブコネクタ25を前記取付部13に保持する一対の第1係止部27が形成されている。同じくサブコネクタ25には、支持部16に対し相手側コネクタBへの嵌合方向(前方向)とは逆向き(後方向)に係止可能な第2係止部29が形成されている。
フレーム10を相手側コネクタBと嵌合する際には、相手側コネクタBからサブコネクタ25に対して嵌合方向とは逆向きの嵌合抵抗が作用するので、サブコネクタ25が、一対のロック部15の間で湾曲するような不正な変形を生じることが懸念される。しかし、サブコネクタ25のうち一対のロック部15の間の領域は、第2係止部29を介して支持部16に支持されているので、サブコネクタ25の不正な湾曲変形が防止される。
また、支持部16は支持壁部17を有している。支持壁部17は、取付部13の開口縁部同士を連結した形態であり、壁厚方向を相手側コネクタBとの嵌合方向と交差する上下方向に向けた形態である。支持部16が支持壁部17を有していることにより、支持部16の剛性が支持壁部17によって高められているので、サブコネクタ25を確実に支持することができる。
また、フレーム10には、支持壁部17に対し交差した形態で連なる補強壁部23が形成されているので、支持壁部17は、補強壁部23により剛性が高められている。さらに、支持壁部17には、相手側コネクタBとの嵌合方向に沿った前後方向に延びる左右一対のリブ21が形成されているので、支持壁部17は、リブ21によっても剛性が高められている。支持壁部17の強度と剛性が高められているので、支持壁部17が壁厚方向へ傾いたり湾曲したりするような不正な変形を生じ難い。
また、支持部16には、支持壁部17から突出した形態であり、第2係止部29が係止可能な受け部22が設けられている。受け部22は一対のリブ21に連なっているので、受け部22の剛性がリブ21によって高められている。これにより、受け部22と第2係止部29とを確実に係止させることができ、ひいては、サブコネクタ25の不正な湾曲変形を確実に防止することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、支持部が支持壁部を有しているが、支持部は、全体として細長く延びた梁状をなしていてもよい。
(2)上記実施例1では、補強壁部が取付部の開口縁部に沿って配されているが、補強壁部は、取付部の開口縁部とは異なる位置に配されていてもよい。
(3)上記実施例1では、支持壁部の剛性を高めるための補強壁部を形成したが、フレームは、補強壁部を有しない形態であってもよい。
(4)上記実施例1では、支持壁部にリブを形成したが、支持壁部は、リブを有しない形態であってもよい。
(5)上記実施例1では、受け部がリブに連なるように形成されているが、受け部は、リブに連ならない形態であってもよい。
(6)上記実施例1では、受け部が支持壁部から突出した形態であるが、受け部は、支持壁部を凹ませた形態や支持壁部を切欠いた形態であってもよい。
A…分割コネクタ
B…相手側コネクタ
10…フレーム
13…取付部
15…ロック部
16…支持部
17…支持壁部
21…リブ
22…受け部
23…補強壁部
25…サブコネクタ
27…第1係止部
29…第2係止部
30…端子金具

Claims (5)

  1. 相手側コネクタと嵌合可能なフレームと、
    前記フレームに形成され、前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通した形態の取付部と、
    前記取付部の開口縁部のうち互いに対向する2辺に形成された一対のロック部と、
    前記取付部の開口領域のうち前記一対のロック部の間に配された支持部と、
    端子金具を保持した状態で前記取付部に取り付けられるサブコネクタと、
    前記サブコネクタに形成され、前記一対のロック部に係止することで前記サブコネクタを前記取付部に保持する一対の第1係止部と、
    前記サブコネクタに形成され、前記支持部に対し前記相手側コネクタへの嵌合方向とは逆向きに係止可能な第2係止部とを備えていることを特徴とする分割コネクタ。
  2. 前記支持部は、前記取付部の開口縁部同士を連結した形態であり、且つ壁厚方向を前記相手側コネクタとの嵌合方向と交差する方向に向けた支持壁部を有していることを特徴とする請求項1記載の分割コネクタ。
  3. 前記フレームに形成され、前記支持壁部に対し交差した形態で連なる補強壁部を備えていることを特徴とする請求項2記載の分割コネクタ。
  4. 前記支持壁部に形成され、前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿った方向に延びるリブを備えていることを特徴とする請求項2又請求項3記載の分割コネクタ。
  5. 前記支持部には、前記支持壁部から突出した形態であり、前記第2係止部が係止可能な受け部が設けられており、
    前記受け部が前記リブに連なっていることを特徴とする請求項4記載の分割コネクタ。
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