JP3562426B2 - 電気接続箱の防水構造 - Google Patents
電気接続箱の防水構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3562426B2 JP3562426B2 JP2000061964A JP2000061964A JP3562426B2 JP 3562426 B2 JP3562426 B2 JP 3562426B2 JP 2000061964 A JP2000061964 A JP 2000061964A JP 2000061964 A JP2000061964 A JP 2000061964A JP 3562426 B2 JP3562426 B2 JP 3562426B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- grommet
- lower cover
- wire harness
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気接続箱の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の電気回路に使用されるジャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブルリンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気接続箱が提案されている。
【0003】
図6〜図8に示すように、電気接続箱41は、ケース本体42、アッパカバー43及びロアカバー44により構成されている。ケース本体42の内部には図示しない電装品が取り付けられている。ケース本体42の底面には図示しないワイヤハーネスが接続されている。ケース本体42の下側部分には上部開口を有するロアカバー44が結合されている。ロアカバー44の側壁には、ワイヤハーネスを外部に引き出すための切欠部45が形成されている。切欠部45には、ゴム製のグロメット46の基端部が嵌合されている。グロメット46には図示しないワイヤハーネスが挿通されている。以上の構成により、電気接続箱41に対する水の侵入がある程度防止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の電気接続箱41における防水構造は上記の通り簡易なものであったため、グロメット46−ケース本体42間や、グロメット46−ロアカバー44間に隙間が生じやすく、そこから水が侵入しやすかった。また、図7に示す矢印F1方向に力を加えた場合、グロメット46が電気接続箱41から簡単に抜けてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、水の侵入を確実に防止することができる電気接続箱の防水構造を提供することにある。さらに、第2の目的は、グロメットが抜けるのを防止することができる電気接続箱の防水構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、内部に電装品が取り付けられるとともに底面にワイヤハーネスが接続されるケース本体と、前記ケース本体の下側部分が結合可能な上部開口を有するロアカバーとを備え、前記ケース本体の下端部に、単一平面をなす環状のパッキンを設けるとともに、前記ロアカバーの側壁に前記ワイヤハーネスを外部に引き出すための切欠部を形成し、同切欠部に前記ワイヤハーネスを挿通させるためのグロメットの基端部を嵌合させた電気接続箱の防水構造において、前記グロメットを前記パッキンよりも硬質のゴム材を用いて形成し、前記グロメットの基端部における外周面上側にパッキン押さえリブを突設し、同パッキン押さえリブを前記パッキンに対して圧接させる一方、前記グロメットの基端部における外周面に少なくとも1つの突起を突設するとともに、前記切欠部に前記突起を係合させるための被係合部を設ける他方、前記パッキンを前記ケース本体の下端部に設けられたパッキン収容溝内に収容するとともに、前記パッキン押さえリブを同パッキン収容溝内に配置し、さらに前記グロメットの基端部を、前記ケース本体の下端縁が当接される外側部と、前記ロアカバーの上端縁の高さと一致する内側部と、それら外側部と内側部とに挟持された前記パッキン押さえリブとを一体形成することにより構成したことを要旨とする。
【0009】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、グロメットに突設されたパッキン押さえリブは、ケース本体の下端部に設けられたパッキンに対して圧接される。そのため、パッキン押さえリブがパッキンを押す力とパッキンが元の形状に戻ろうとする反力によって、グロメットとケース本体及びロアカバーとが密着される。つまり、グロメットとケース本体及びロアカバーとの間に隙間が生じにくくなる。よって、これらの隙間を介して電気接続箱内に水が侵入するのを防止することができる。
【0010】
また、グロメットに突設された突起が、切欠部に設けられた被係合部と係合する。そのため、水が突起と被係合部との間を通過して侵入しようとしても、突起によって阻まれる。よって、隙間を介して電気接続箱内に水が侵入するのをより確実に防止することができる。また、グロメットに対してワイヤハーネスが外部に引き出される方向に力を加えた場合、突起が被係合部に引っ掛かる。その結果、グロメットの動きが止められる。従って、グロメットが電気接続箱から抜けてしまうのを防止することができる。
【0011】
さらに、グロメットに対してワイヤハーネスが外部に引き出される方向に力を加えた場合、突起が被係合部に引っ掛かるばかりでなく、パッキン押さえリブがパッキン収容溝の側壁に引っ掛かる。従って、グロメットが電気接続箱から抜けてしまうのを確実に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車用の電気接続箱に具体化した電気接続箱の防水構造の一実施形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1及び図2に示すように、電気接続箱11は、アッパカバー12及びロアカバー13をケース本体としての電装品装着ブロック14に被せることによって構成されている。電装品装着ブロック14は略直方体状をなしている。電装品装着ブロック14の内部には、図示しない電装品が装着されるようになっている。電装品装着ブロック14の外側面における上部には、フランジ部15が複数箇所に設けられている。図2に示すように、フランジ部15の上面にはアッパカバー12の下端面が当接するようになっている。図1に示すように、電装品装着ブロック14の外側面における下端部には、係止突起16が複数箇所に設けられている。電装品装着ブロック14の下面には、複数の図示しない電線が接続されている。これらの電線は、テープによって1つにまとめられることにより、ワイヤハーネスを構成している。
【0014】
電装品装着ブロック14の下端部周縁には、外壁17a及び内壁17bが下側方向に向けて突設されている。これら外壁17aと内壁17bとの隙間がパッキン収容溝17になっている。パッキン収容溝17の深さは内壁17bの高さと同一になっている。外壁17aの突出量は、内壁17bの突出量よりも大きくなっている。外壁17a及び内壁17bの下端部はテーパを有している。パッキン収容溝17内にはゴム製のパッキン18が収容されている。パッキン18はパッキン収容溝17における最奥部まで挿入されている。パッキン18は帯状のゴム材を環状にすることによって形成されている。そのため、パッキン18には継ぎ目が生じている。
【0015】
電装品装着ブロック14の下側には、前記ロアカバー13が取り付けられている。前記ロアカバー13は上部開口を有している。ロアカバー13の外側面における上端部には、コ字状の被係止部19が前記係止突起16と対応するように配置されている。ロアカバー13の側壁13aには、内側方向に折れ曲がる屈曲部20が設けられている。それとともに、ロアカバー13の側壁13aにおける内壁面には、複数のリブ21が略縦方向に延びるように等間隔に形成されている。リブ21は、側壁13aにおける内壁面に沿ってく字状に形成されている。
【0016】
また、ロアカバー13における側壁13bには、ワイヤハーネスを外部に引き出すための切欠部22が形成されている。切欠部22は、U字状に形成されている。切欠部22の周縁部にはU字状の突出部23が設けられている。突出部23の内周面には被係合部としての係合溝23aが設けられている。
【0017】
切欠部22にはゴム製のグロメット24が嵌合されている。グロメット24は前記パッキン18よりも硬質のゴム材を用いて形成されている。グロメット24は、ロアカバー13の側壁13bから外方に突出している。グロメット24には、前記ワイヤハーネスが挿通されるようになっている。グロメット24は円筒状をなしている。グロメット24は基端部としての係合部25及び筒部26を一体形成したものである。係合部25は、外側部25aと内側部25bとからなっている。筒部26は外側部25aからワイヤハーネスが引き出される方向に突出している。筒部26には複数の蛇腹26aが設けられている。これらの蛇腹26aがあることによって、筒部26が屈曲できるようになっている。筒部26の先端部は上部を切り欠いた状態となっている。また、グロメット24をロアカバー13に嵌合した状態において、グロメット24の係合部25における上端面の高さは、ロアカバー13の上端縁の高さと一致するようになっている。
【0018】
図3に示すように、グロメット24の係合部25における外周面上側には、パッキン押さえリブ27が外側部25aと内側部25bとに挟持された状態で突設されている。パッキン押さえリブ27は係合部25と一体形成されている。図1に示すように、パッキン押さえリブ27は可能な限り長く形成されている。パッキン押さえリブ27は前記パッキン収容溝17の延びる方向に沿って直線状に形成されている。パッキン押さえリブ27の長さは、外側部25a及び内側部25bの幅よりも小さくなっている。本実施形態では、パッキン押さえリブ27の長さを20〜30mmとしている。また、パッキン押さえリブ27の高さは5〜10mmとなっている。図3に示すように、パッキン押さえリブ27はパッキン収容溝17内に配置されている。パッキン押さえリブ27の板厚は、パッキン収容溝17の幅よりも小さくなっている。パッキン収容溝17の側壁面とパッキン押さえリブ27の側面との間には若干の遊びが設けられている。パッキン押さえリブ27はパッキン18の下側面に対して圧接されている。パッキン押さえリブ27の上端はフラットになっている。また、グロメット24の係合部25における外周面下側には、突起28が3箇所に突設されている。これらの突起28は前記係合溝23aと対応するように配置されている。
【0019】
次に、この電気接続箱11を作製する方法を詳述する。
まず、グロメット24に突設された複数の突起28を、突出部23に設けられた係合溝23aに係合させる。また、電装品装着ブロック14のパッキン収容溝17にパッキン18を挿入する。それとともに、ワイヤハーネスをグロメット24に挿通させる。次に、グロメット24に突設されたパッキン押さえリブ27を、電装品装着ブロック14の下端部に設けられたパッキン収容溝17に収容して、パッキン18と圧接させる。それとともに、係止突起16と被係止部19とを嵌合させる。その結果、電装品装着ブロック14の下側にロアカバー13が結合される。
【0020】
この状態において、パッキン18はゴム製であるため、変形したパッキン18には元の形状に戻ろうとする反力が働く。よって、グロメット24と電装品装着ブロック14との間に隙間が生じにくくなる。ゆえに、その隙間からは水の侵入が困難になる。また、突起28は複数箇所に設けられている。そのため、水が突起28と係合溝23aとの間を通過して侵入しようとしても、突起28によって阻まれる。
【0021】
次に、グロメット24からワイヤハーネスを引き出す。この場合、グロメット24に対してワイヤハーネスを外部に引き出す方向に力が加わる。そのため、グロメット24はロアカバー13の外側方向に移動しようとしても、突起28が係合溝23aの内側面に引っ掛かる。それとともに、パッキン押さえリブ27はパッキン収容溝17の外壁17aに引っ掛かる。その結果、グロメット24の動きが止められる。
【0022】
その後、電装品装着ブロック14の上側にアッパカバー12を被せることにより電気接続箱11が構成される。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【0023】
(1)グロメット24に突設されたパッキン押さえリブ27は、電装品装着ブロック14の下端部に設けられたパッキン18に対して圧接される。パッキン押さえリブ27がパッキン18を押す力とパッキン18が元の形状に戻ろうとする反力によって、グロメット24と電装品装着ブロック14及びロアカバー13とが密着される。よって、この隙間を介して電気接続箱11内に水が侵入するのを防止することができる。
【0024】
(2)グロメット24に突設された複数の突起28が、切欠部22に設けられた係合溝23aと係合する。そのため、水が突起28と係合溝23aとの間を通過して侵入しようとしても、突起28によって阻まれる。よって、隙間を介して電気接続箱11内に水が侵入するのをより確実に防止することができる。また、グロメット24に対してワイヤハーネスが外部に引き出される方向に力を加えた場合、突起28が係合溝23aに引っ掛かる。その結果、グロメット24の動きが止められる。従って、グロメット24が電気接続箱11から抜けてしまうのを防止することができる。
【0025】
(3)グロメット24に対してワイヤハーネスが外部に引き出される方向に力を加える。この場合、グロメット24の下側にある突起28が係合溝23aの側壁に引っ掛かるばかりでなく、グロメット24の上側にあるパッキン押さえリブ27がパッキン収容溝17の外壁17aに引っ掛かる。その結果、グロメット24の動きが止められる。従って、上下2箇所における抜け止めが図られることになり、グロメット24が電気接続箱11から抜けてしまうのを確実に防止することができる。
【0026】
(4)ロアカバー13の側壁13aには、内側方向に折れ曲がる屈曲部20が設けられている。それとともに、ロアカバー13の側壁13aにおける内壁面には、複数のリブ21が略縦方向に延びるように設けられている。よって、ロアカバー13に対して外力が作用した場合でも、ロアカバー13の変形を防止することができる。
【0027】
(5)パッキン18は電装品装着ブロック14側に設けられている。そのため、パッキン18を切欠部22の形状に合わせて複雑な形状にする必要がない。ゆえに、パッキン18の形状を簡略化することができる。従って、パッキン18の製造コストを減少させることができる。
【0028】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、突起28はグロメット24の係合部25における下側のみに突設されていた。しかし、図4に示すように、突起28をグロメット24の係合部25における上側に設け、突起28をパッキン収容溝17の内壁17bに当接させてもよい。このように構成すれば、グロメット24が電気接続箱11からワイヤハーネスが引き出される方向に移動した場合、突起28は係合溝23aの側壁に加えて、パッキン収容溝17の内壁17bにも引っ掛かる。その結果、グロメット24の動きが止められる。従って、グロメット24が電気接続箱11から抜けてしまうのをより確実に防止することができる。
【0029】
・前記実施形態では、電装品装着ブロック14の下端縁はグロメット24の係合部25の上面に当接していた。しかし、図5に示すように、係合部25の上面に溝部31を設け、同溝部31に電装品装着ブロック14の下端縁を挿入するようにしてもよい。このように構成すれば、グロメット24が電気接続箱11からワイヤハーネスが引き出される方向に移動した場合、電装品装着ブロック14の下端縁が溝部31の側壁に引っ掛かる。その結果、グロメット24の動きが止められる。従って、グロメット24が電気接続箱11から抜け落ちてしまうのをより確実に防止することができる。
【0030】
・前記実施形態では、ロアカバー13の側壁13aには内側方向に折れ曲がる屈曲部20が設けられていた。しかし、屈曲部20は外側方向に折れ曲がっていてもよい。
【0031】
・前記実施形態では、グロメット24の係合部25における外周面には複数の突起28が突設されるとともに、切欠部22には突起28を係合するための係合溝23aが設けられていた。しかし、突起28はグロメット24の係合部25において1箇所のみに突設されていてもよい。
【0032】
・前記実施形態では、パッキン18は帯状のゴム材を環状にすることによって形成されていた。しかし、パッキン18の成形時において、環状のパッキン18を成形してもよい。
【0033】
・前記実施形態では、パッキン18がパッキン収容溝17内に収容されていた。しかし、パッキン18を外壁17a及び内壁17bのうち少なくともいずれか一方の下端面に設けてもよい。また、外壁17a及び内壁17bを設けずに、電装品装着ブロック14の下端面にパッキン18を設けてもよい。
【0034】
・前記実施形態では、パッキン押さえリブ27の上端はフラットになっていた。しかし、パッキン押さえリブ27の上端を尖らせてもよい。このように構成すれば、パッキン押さえリブ27がパッキン18の下側面に対してより確実に圧接する。従って、グロメット24が電気接続箱11から抜けてしまうのをより確実に防止することができる。
【0035】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。
(1)請求項1〜3において、前記ロアカバーの側壁に内側方向に折れ曲がる屈曲部を設けるとともに、前記ロアカバーの内壁面においてリブを略縦方向に延びるように設けたことを特徴とする電気接続箱の防水構造。よって、技術的思想(1)によれば、ロアカバーの変形を防止することができる。
【0036】
(2)ケース本体の下端部に対応するようにパッキン押さえリブを配置するとともに、前記下端部及びロアカバーに形成された切欠部に対応するように複数の突起を配置した係合部と、自由に曲げることが可能な蛇腹部とからなり、内部にワイヤハーネスを挿通するようにしたことを特徴とするグロメット。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、隙間を介して電気接続箱内に水が侵入するのを確実に防止することができる。
【0039】
また、グロメットが電気接続箱から抜けてしまうのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における電気接続箱の分解斜視図。
【図2】同じく、電気接続箱の全体断面図。
【図3】同じく、電気接続箱の要部断面図。
【図4】別例における電気接続箱の要部断面図。
【図5】他の別例における電気接続箱の要部断面図。
【図6】従来技術における電気接続箱の分解斜視図。
【図7】同じく、電気接続箱の全体断面図。
【図8】同じく、電気接続箱の要部断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、13…ロアカバー、13b…側壁、14…ケース本体としての電装品装着ブロック、17…パッキン収容溝、18…パッキン、22…切欠部、23a…被係合部としての係合溝、24…グロメット、25…基端部としての係合部、25a…外側部、25b…内側部、27…パッキン押さえリブ、28…突起。
Claims (1)
- 内部に電装品が取り付けられるとともに底面にワイヤハーネスが接続されるケース本体と、前記ケース本体の下側部分が結合可能な上部開口を有するロアカバーとを備え、前記ケース本体の下端部に、単一平面をなす環状のパッキンを設けるとともに、前記ロアカバーの側壁に前記ワイヤハーネスを外部に引き出すための切欠部を形成し、同切欠部に前記ワイヤハーネスを挿通させるためのグロメットの基端部を嵌合させた電気接続箱の防水構造において、
前記グロメットを前記パッキンよりも硬質のゴム材を用いて形成し、
前記グロメットの基端部における外周面上側にパッキン押さえリブを突設し、同パッキン押さえリブを前記パッキンに対して圧接させる一方、
前記グロメットの基端部における外周面に少なくとも1つの突起を突設するとともに、前記切欠部に前記突起を係合させるための被係合部を設ける他方、
前記パッキンを前記ケース本体の下端部に設けられたパッキン収容溝内に収容するとともに、前記パッキン押さえリブを同パッキン収容溝内に配置し、
さらに前記グロメットの基端部を、前記ケース本体の下端縁が当接される外側部と、前記ロアカバーの上端縁の高さと一致する内側部と、それら外側部と内側部とに挟持された前記パッキン押さえリブとを一体形成することにより構成したことを特徴とする電気接続箱の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000061964A JP3562426B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 電気接続箱の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000061964A JP3562426B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 電気接続箱の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001251724A JP2001251724A (ja) | 2001-09-14 |
JP3562426B2 true JP3562426B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=18582033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000061964A Expired - Fee Related JP3562426B2 (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | 電気接続箱の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3562426B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4217552B2 (ja) * | 2003-07-04 | 2009-02-04 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱の止水構造 |
JP4146327B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2008-09-10 | 矢崎総業株式会社 | ハーネス保持具を用いたハーネス配索構造 |
JP4552971B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2010-09-29 | 船井電機株式会社 | 電子機器のacコード取付装置 |
KR100844744B1 (ko) * | 2007-06-29 | 2008-07-07 | 현대자동차주식회사 | 퓨즈박스 구조 |
GB2480872B (en) * | 2010-06-04 | 2013-05-22 | Prysmian Cables & Systems Ltd | Link disconnecting box |
KR101065056B1 (ko) | 2011-05-26 | 2011-09-15 | 아센텍 주식회사 | 와이어 하네스 고정 장치. |
KR101637721B1 (ko) | 2014-11-07 | 2016-07-07 | 현대자동차주식회사 | 하우징 및 이를 사용한 도어 커넥터 |
JP6947769B2 (ja) * | 2019-03-11 | 2021-10-13 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂構造体 |
CN113830007A (zh) * | 2021-10-19 | 2021-12-24 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种减震器滑柱线束缓冲固定装置 |
CN114928005B (zh) * | 2022-05-27 | 2024-02-20 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种低噪音重卡电器接线盒 |
-
2000
- 2000-03-07 JP JP2000061964A patent/JP3562426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001251724A (ja) | 2001-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0904987B1 (en) | Electrical connection box | |
JP3562426B2 (ja) | 電気接続箱の防水構造 | |
JPH11215647A (ja) | 電気接続箱 | |
WO2019139042A1 (ja) | 電気接続箱 | |
JP3567842B2 (ja) | グロメット | |
JPH0740264Y2 (ja) | 防水グロメット | |
JP2004348988A (ja) | 電線カバーの取付構造 | |
JP2002025685A (ja) | 保護カバー | |
JP3963801B2 (ja) | 電気接続箱用グロメットのシール構造 | |
JP2004056968A (ja) | 電気接続箱のカバーのガタつき防止構造 | |
JP4597856B2 (ja) | 接続箱の防水構造 | |
KR20030019846A (ko) | 방수 커넥터 | |
JPH0241881Y2 (ja) | ||
JPH08107615A (ja) | 電気接続箱の固定構造 | |
JP2002305829A (ja) | 電気接続箱とコネクタハウジングとの固定構造 | |
JP2000032628A (ja) | 樹脂成型品のロック構造 | |
JP2002354632A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2009064571A (ja) | カバーの取付構造、コネクタ、及びカバー | |
JP2001244660A (ja) | 電気接続箱 | |
JPH0316304Y2 (ja) | ||
JPH0430786Y2 (ja) | ||
JP7181262B2 (ja) | 樹脂構造体 | |
JP7222338B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP3212935B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2528388Y2 (ja) | ワイヤハーネス等のプロテクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040524 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140611 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |