JP2001244660A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001244660A
JP2001244660A JP2000055574A JP2000055574A JP2001244660A JP 2001244660 A JP2001244660 A JP 2001244660A JP 2000055574 A JP2000055574 A JP 2000055574A JP 2000055574 A JP2000055574 A JP 2000055574A JP 2001244660 A JP2001244660 A JP 2001244660A
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elastic piece
electric component
wall
electric
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JP2000055574A
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Seishi Kawaguchi
清史 川口
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な大きさの電気部品を装着することが可
能なハウジングを、低コストで作製することができる電
気接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱11を構成する電装品装着ブ
ロック17内には、電気回路が収容されている。電装品
装着ブロック17の所定箇所には挿通孔42が設けられ
ている。挿通孔42を包囲するように壁部43を突設す
ることによって、ハウジング41が形成されている。ハ
ウジング41には電気部品51が装着されるようになっ
ている。壁部43は4つの側壁44a〜44dによって
構成されている。各側壁44b,44dには、上下方向
に延びるスリット45が2箇所に設けられている。両ス
リット45間には弾性を有する弾性片46が形成されて
いる。弾性片46の内側面には突起47が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車に搭
載される電気接続箱に係り、詳しくは電気部品を装着す
るためのハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電気回路に使用されるジ
ャンクションボックス、リレーボックス、ヒュージブル
リンクボックス、電気制御ユニット等の各種電気接続箱
が提案されている。
【0003】図5に示すように、電気接続箱61は、ロ
アカバー62にアッパカバー63を被せることによって
構成されている。ロアカバー62内には、電装品装着ブ
ロック62aが収容されている。電装品装着ブロック6
2aの内部には図示しない電気回路が収容されている。
電装品装着ブロック62aの外表面にはハウジング64
が複数箇所に設けられている。ハウジング64の底面に
は挿通孔65が設けられるとともに、同挿通孔65は壁
部66によって包囲されている。また、ハウジング64
にはリレー等の電気部品67が装着されている。この電
気部品67は壁部66によって保護されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハウジング
64に電気部品67を装着する場合には、電気部品67
のタブ部67aを挿通孔65内に案内する必要が生じて
くる。しかし、ハウジング64に異なる大きさを有する
電気部品67を搭載する場合には、タブ部67aを挿通
孔65内に案内することが困難であった。
【0005】例えば、図6に示すように、ハウジング6
4の幅が広い場合、タブ部67aの位置が定まらず、タ
ブ部67aの先端がハウジング64の底面に引っ掛かっ
てしまうことが多かった。その結果、タブ部67aが折
れ曲がってしまうという問題があった。また、図7に示
すように、ハウジング64の幅が狭い場合、電気部品6
7の下端面が壁部66の上端面と干渉してしまうことが
多かった。そのため、電気部品67をハウジング64内
に完全に装着することができなかった。
【0006】これらの問題を解決しうる従来技術として
は、特開平11−96890号公報に示すような、周壁
の内側面に可撓の位置決めピンを有するハウジングが知
られている。このハウジングは、様々な大きさの電気部
品を装着することが可能になっていた。しかし、このハ
ウジングは構造が複雑であったため、同ハウジングを作
製するためのコストが上昇してしまうという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、様々な大きさの電気部品を装着す
ることが可能なハウジングを、低コストで作製すること
ができる電気接続箱を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、内部に電気回路が収
容される本体の所定箇所に挿通孔を設けるとともに、前
記挿通孔を包囲するように矩形状の壁部を突設すること
によってハウジングを形成し、同ハウジングに電気部品
を装着するようにした電気接続箱において、前記壁部を
構成する4つの側壁のうち少なくとも一つに上下方向に
延びるスリットを2箇所に設けることによって、前記両
スリット間に弾性を有する弾性片を形成し、同弾性片の
内側面に押圧部を設けたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記弾性片
は、相対的に長い方の側壁における中央部に配置される
とともに、前記両弾性片は互いに向かい合って配置され
ていることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、前記押圧部
は、前記内側面の上端部に一体的に設けられた突起であ
ることを要旨とする。以下、本発明の「作用」について
説明する。
【0011】請求項1に記載の発明によると、ハウジン
グ内に装着される電気部品は、同電気部品の寸法に影響
されることなく弾性片によって挟持される。よって、寸
法が異なる場合でも電気部品をハウジング内に装着する
ことができる。また、側壁のうち少なくとも一つには、
上下方向に延びるスリットが2箇所に設けられている。
これら両スリット間に、弾性片が単純な構造で形成され
る。ゆえに、ハウジングの製作コストを減少させること
ができる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、弾性片は
相対的に長い方の側壁に配置されているため、弾性片と
電気部品との接触面積が大きくなる。よって、互いに向
かい合う2つの弾性片によって、電気部品が確実に挟持
される。また、弾性片は側壁の中央部に配置されている
ため、電気部品が弾性片によって均等な力で押さえられ
る。
【0013】請求項3に記載の発明によると、電気部品
を挟持する際には、突起の先端面のみが電気部品に圧接
する。従って、電気部品に対してより大きな圧力が加わ
るので、電気部品をより確実に固定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した自動車
用の電気接続箱の一実施形態を図1〜図4に基づき詳細
に説明する。
【0015】図1に示すように、電気接続箱11は、ロ
アカバー12とアッパカバー13とを備えている。これ
らロアカバー12及びアッパカバー13は、合成樹脂を
射出成形することによって形成されている。ロアカバー
12は上方に開口した略直方体状をなし、アッパカバー
13は下方に開口した略直方体の箱状をなしている。ア
ッパカバー13の開口端には、ロアカバー12の上方開
口端に嵌合可能なスカート部13sが形成されている。
【0016】アッパカバー13の4つの側壁13a〜1
3dのうち、側壁13aの下端には、2つの係止部31
が形成されている。それとともに、側壁13cの下端に
も、2つの係止部31が形成されている。各係止部31
は、下方に延びる2本の支持部32と、それら支持部3
2の先端間を連結する連結部33とから構成され、全体
として環状をなしている。
【0017】図1及び図2に示すように、ロアカバー1
2の4つの側壁12a〜12dにおける外側面の上端付
近には、水平方向に連続して延びる突条16が形成され
ている。アッパカバー13の側壁13aと対応する側壁
12aに形成された突条16の外側面16aには、係止
部31に係合可能な2つの鉤部21が形成されている。
それとともに、アッパカバー13の側壁13cと対応す
る側壁12cに形成された突条16の外側面16aに
も、2つの鉤部21が形成されている。これら鉤部21
は、略L字状をなしている。各鉤部21は、側壁12a
または側壁12cの壁面に対して水平に突出する水平部
22と、その水平部22の先端から下方に延びる垂直部
23とから構成されている。水平部22の先端上面に
は、傾斜部24が設けられている。この傾斜部24は、
同水平部22の先端に向かって低くなっている。すなわ
ち、水平部22の先端上面は面取りされ、その面取りさ
れた部分が傾斜部24となっている。そして、各鉤部2
1は、前記係止部31における前記支持部32と前記連
結部33とによって包囲された空間内に挿通可能となっ
ている。
【0018】また、ロアカバー12内には、本体として
の電装品装着ブロック17が収容されている。電装品装
着ブロック17内には、図示しない電気回路が収容され
ている。ここで、電装品装着ブロック17の上面(部品
装着面15)には、6個のハウジング41が設けられて
いる。これら電装品装着ブロック17及びハウジング4
1は、合成樹脂を射出形成することによって一体形成さ
れている。ハウジング41内には、リレーやヒュージブ
ルリンク等の電気部品51が装着されるようになってい
る。電気部品51は、本体部52とタブ部52aとから
なっている。ここで、図4では、ハウジング41内に装
着可能な電気部品51のうち最大寸法のものを電気部品
51a、最小寸法のものを電気部品51bとして示して
いる。
【0019】図1〜図4に示すように、ハウジング41
は、底面に設けられた挿通孔42を包囲するように壁部
43を突設することによって構成されている。挿通孔4
2には、タブ部52aが挿通されるようになっている。
壁部43は部品装着面15と一体に形成されている。こ
の壁部43は、電気部品51に対応するように長方形状
になっている。壁部43は剛性を有している。電気部品
51が装着された状態において、壁部43の上端面は、
電気部品51の本体部52の上端面よりもやや低くなっ
ている。壁部43の内側面における上端部は、テーパ4
3aを有している。壁部43は4つの側壁44a〜44
dによって構成されている。ここで、側壁44a〜44
dのうち長辺側を側壁44b,44dとし、短辺側を側
壁44a,44cとする。側壁44b,44dの長さ
は、側壁44a,44cの長さの約2倍の大きさになっ
ている。側壁44b,44dの内側面同士の間隔W1
は、前記電気部品51aの幅W2と同一の大きさになっ
ている。また、側壁44a,44cの内側面同士の間隔
L1は、電気部品51aの長さと同一の大きさになって
いる。
【0020】各々の側壁44b,44dには、上下方向
に延びるスリット45が離間した2箇所に設けられてい
る。スリット45の長さは、側壁44b,44dの高さ
と同一の大きさになっている。スリット45の幅は一定
であって、0.1mm〜1.0mm程度になっている。
両スリット45間には弾性片46が形成されている。弾
性片46は、各側壁44b,44dの長手方向における
中央部に配置されるようになっている。両弾性片46は
互いに向かい合って配置されている。この弾性片46の
長さは、長辺側における側壁44b,44dの長さの半
分程度になっている。弾性片46の板厚は、壁部43に
おける板厚よりも小さくなっている。詳述すると、弾性
片46の板厚は、壁部43の板厚の約3分の2の大きさ
になっている。そのため、この弾性片46は弾性を有す
るようになっている。一方、壁部43において弾性片4
6が形成されていない箇所は弾性を有しておらず、剛体
となっている。各弾性片46の上端面は、壁部43の上
端面よりも低くなっている。具体的に言うと、各弾性片
46の上端面の高さは、壁部43の上端面の高さの半分
程度になっている。各弾性片46の上端部における内側
面には、押圧部としての突起47が互いに向かい合うよ
うに突設されている。弾性片46が変形する前の状態に
おいて、突起47は壁部43の内側面よりも0.5〜
2.0mm程度突出している。各突起47は弾性片46
と一体形成されている。各突起47の先端面48におけ
る上端部は、テーパ47bを有している。各突起47の
先端面48同士の間隔は、前記電気部品51bの幅W3
と同一の大きさになっている。
【0021】次に、ハウジング41に電気部品51を装
着する手順を詳述する。まず、図4(a)に示すよう
に、ハウジング41に最大寸法の電気部品51aが装着
される場合を考える。この電気部品51aは、本体部5
2の下端面が壁部43の上端に接触しても、本体部52
がテーパ43aによってハウジング41内に案内され
る。そして、電気部品51aは、各側壁44a〜44d
の内側面に当接した状態で挿入されていく。電気部品5
1aの本体部52がハウジング41内に半分程挿入され
た状態において、電気部品51aの下端は各突起47の
テーパ47bと接触する。このテーパ47bにより、電
気部品51aはハウジング41内にスムーズに挿入され
る。このとき、各弾性片46は互いに離間する方向に移
動する。その結果、ハウジング41は図3(a)から図
3(b)に示すような状態に変形する。
【0022】次に、タブ部52aが挿通孔42に挿通さ
れるとともに、本体部52の下端面がハウジング41内
に完全に挿入された後の状態を考える。弾性片46は、
長辺側の側壁44b,44dの中央部に配置されてい
る。そのため、弾性片46と本体部52の側面との接触
面積が大きくなるとともに、本体部52の側面には均等
な力が加わる。また、本体部52の側面には突起47の
先端面48のみが圧接する。そのため、同本体部52の
側面には、突起47同士が互いに近接する方向への圧力
が加わる。従って、電気部品51aは、変形した弾性片
46の付勢力によって確実に挟持される。
【0023】また、図4(b)に示すように、ハウジン
グ41に最小寸法の電気部品51bが装着される場合を
考える。この電気部品51bは、本体部52の下端面が
壁部43の上端に接触しても、テーパ43aによってハ
ウジング41内に案内される。電気部品51bの本体部
52がハウジング41内に半分程挿入された状態におい
て、電気部品51bの下端は各突起47のテーパ47b
と接触する。このテーパ47bにより、電気部品51b
は、各突起47の先端面48に当接した状態で挿入され
ていく。その結果、弾性片46には変形が起こらず、ハ
ウジング41は図3(a)の状態に維持される。
【0024】次に、タブ部52aが挿通孔42に挿通さ
れるとともに、本体部52がハウジング41内に完全に
挿入された場合、電気部品51bは、各突起47の先端
面48間に挟持された状態となる。そのため、電気部品
51bのガタツキが防止される。
【0025】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)ハウジング41内に装着される電気部品51は、
同電気部品51の寸法に影響されることなく弾性片46
によって挟持される。よって、ハウジング41は、寸法
が異なる場合でも電気部品51を装着することができ
る。例えば、最大寸法を有する電気部品51a及び最小
寸法を有する電気部品51b等をハウジング41に装着
することができる。つまり、ハウジング41を共用化す
ることができる。また、側壁44b,44dには、上下
方向に延びるスリット45が2箇所に設けられている。
これら両スリット45間に、弾性片46が単純な構造で
形成される。ゆえに、ハウジング41の製作コストを減
少させることができる。
【0026】(2)弾性片46は長辺側の側壁44b,
44dに配置されているため、弾性片46と電気部品5
1との接触面積が大きくなる。よって、互いに向かい合
う2つの弾性片46によって、電気部品51が確実に挟
持される。また、弾性片46は各側壁44b,44dの
中央部に配置されているため、電気部品51が弾性片4
6によって均等な力で押さえられる。
【0027】(3)電気部品51を挟持する際には、突
起47の先端面48のみが、電気部品51の本体部52
における側面に圧接する。従って、電気部品51に対し
てより大きな圧力が加わるので、電気部品51をより確
実に固定することができる。
【0028】(4)弾性片46の板厚は壁部43の板厚
より小さくなっている。よって、壁部43において弾性
片46が形成されていない箇所は剛体である反面、弾性
片46については弾性を有するようになる。従って、弾
性片46の変形を容易にすることが可能になるととも
に、壁部43の剛体部分によって電気部品51を確実に
支持することができる。
【0029】(5)弾性片46の高さは、壁部43の高
さの半分程度になっている。そのため、電気部品51を
ハウジング41内に挿入する過程において、最初から電
気部品51の下端が突起47に接触することはなくな
る。その結果、弾性片46に付勢力が作用して、電気部
品51の挿入が妨害されてしまうのが防止される。従っ
て、電気部品51の装着時において、同電気部品51の
位置決めを容易にすることができる。
【0030】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、各弾性片46の上端部における内
側面には突起47が設けられていた。しかし、突起47
を一方の弾性片46のみに設けてもよい。また、突起4
7は設けられていなくてもよい。
【0031】・前記実施形態では、短辺側の側壁44
a,44cの内側面同士の間隔L1は、最大寸法の電気
部品51aとの幅と同一の大きさになっていた。しか
し、間隔L1を更に広げてもよい。
【0032】・前記実施形態では、弾性片46の板厚
は、壁部43の板厚の約3分の2の大きさであった。し
かし、弾性片46を壁部43よりも軟質の合成樹脂で形
成するとともに、弾性片46の板厚を壁部43の板厚と
同一の大きさに変更してもよい。逆に、壁部43を弾性
片46よりも更に硬質の合成樹脂で形成するとともに、
壁部43の板厚を弾性片46の板厚と同一の大きさに変
更してもよい。
【0033】・前記実施形態では、弾性片46が長辺側
の側壁44b,44dに設けられていた。しかし、弾性
片46を側壁44bまたは側壁44dのみに設けてもよ
い。さらに、弾性片46を短辺側の側壁44a,44c
に追加してもよい。
【0034】・前記実施形態では、側壁44b,44d
のそれぞれに弾性片46を対向するように設けていた。
しかし、側壁44a,44bのそれぞれに弾性片46を
設ける等、弾性片46同士を直角に配置してもよい。
【0035】・前記実施形態では、弾性片46は長辺側
の側壁44b,44dに設けられていた。しかし、弾性
片46を短辺側の側壁44a,44cに設けてもよい。 ・前記実施形態では、弾性片46は、長辺側の側壁44
b,44dにおける中央部に対向するように配置されて
いた。しかし、各弾性片46は側壁44b,44dの中
央から偏った位置に配置されていてもよい。また、各弾
性片46は必ずしも対向していなくてもよい。
【0036】・前記実施形態では、弾性片46は、長辺
側の側壁44b,44dにおける中央部のみに配置され
ていた。しかし、側壁44b,44dの全体を弾性片4
6に変更してもよい。
【0037】・前記実施形態では、弾性片46の高さ
は、壁部43の高さの半分程度になっていた。しかし、
弾性片46の高さを壁部43の高さと同一にしてもよ
い。また、弾性片46の上端面を、壁部43の上端面よ
りも高くしてもよい。
【0038】・前記実施形態では、壁部43が長方形状
になっていた。しかし、壁部43を正方形状にしてもよ
い。この場合、壁部43を構成する4つの側壁44a〜
44dのうちの2つ(側壁44a,44cまたは側壁4
4b,44d)には、弾性片46が対向するように配置
されることが望ましい。
【0039】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1〜3において、前記弾性片の板厚を前記
壁部の板厚よりも小さくしたことを特徴とする電気接続
箱。よって、技術的思想(1)によれば、弾性壁が変形
しやすくなる。
【0040】(2)請求項1〜3において、前記弾性片
の高さを前記壁部の高さの半分程度にしたことを特徴と
する電気接続箱。よって、技術的思想(2)によれば、
電気部品の装着時において、同電気部品の位置決めを容
易にすることができる。
【0041】(3)部品装着面の所定箇所に挿通孔を設
けるとともに、前記挿通孔を包囲するように矩形状の壁
部を突設し、同壁部を構成する4つの側壁のうち少なく
とも一つに、弾性を有する弾性片を上下方向に延びるス
リットを2箇所に設けることによって形成し、前記弾性
片の内側面に押圧部を設けたことを特徴とする電気部品
装着用ハウジング。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ハウジングの製作コストを減少させるこ
とができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、電気部品
が確実に挟持される。また、電気部品が弾性片によって
均等な力で押さえられる。請求項3に記載の発明によれ
ば、電気部品をより確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱を示す分解斜
視図。
【図2】 同じく、本体を示す平面図。
【図3】 (a)は、最大寸法を有する電気部品が取り
付けられる前のハウジングの状態を示す上面図、(b)
は、最大寸法を有する電気部品が取付けられた後のハウ
ジングの状態を示す上面図。
【図4】 (a)は、最小寸法を有する電気部品が取り
付けられる状態を示すハウジングの側断面図、(b)
は、最大寸法を有する電気部品が取付けられる状態を示
すハウジングの側断面図。
【図5】 従来技術における電気接続箱を示す分解斜視
図。
【図6】 従来技術における問題点を示すハウジングの
側断面図。
【図7】 同じく、従来技術における他の問題点を示す
ハウジングの側断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、17…本体としての電装品装着ブロ
ック、41…ハウジング、42…挿通孔、43…壁部、
44a,44b,44c,44d…側壁、45…スリッ
ト、46…弾性片、47…押圧部としての突起、51…
電気部品、51a…最大寸法を有する電気部品、51b
…最小寸法を有する電気部品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に電気回路が収容される本体の所定箇
    所に挿通孔を設けるとともに、前記挿通孔を包囲するよ
    うに矩形状の壁部を突設することによってハウジングを
    形成し、同ハウジングに電気部品を装着するようにした
    電気接続箱において、 前記壁部を構成する4つの側壁のうち少なくとも一つに
    上下方向に延びるスリットを2箇所に設けることによっ
    て、前記両スリット間に弾性を有する弾性片を形成し、
    同弾性片の内側面に押圧部を設けたことを特徴とする電
    気接続箱。
  2. 【請求項2】前記弾性片は、相対的に長い方の側壁にお
    ける中央部に配置されるとともに、前記両弾性片は互い
    に向かい合って配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記押圧部は、前記内側面の上端部に一体
    的に設けられた突起であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の電気接続箱。
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