JPS5930260Y2 - ねじ取付け装置 - Google Patents

ねじ取付け装置

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Publication number
JPS5930260Y2
JPS5930260Y2 JP1036382U JP1036382U JPS5930260Y2 JP S5930260 Y2 JPS5930260 Y2 JP S5930260Y2 JP 1036382 U JP1036382 U JP 1036382U JP 1036382 U JP1036382 U JP 1036382U JP S5930260 Y2 JPS5930260 Y2 JP S5930260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
ring
bushing
spacer
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1036382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58112719U (ja
Inventor
卓 管野
英樹 錢谷
光貞 外山
博 根本
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP1036382U priority Critical patent/JPS5930260Y2/ja
Publication of JPS58112719U publication Critical patent/JPS58112719U/ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は被着部材に取付けられるねじが脱落しないよう
にしたねじ取付は装置に関するものである。
(b) 技術の背景 電子・通信装置等における筐体とパネル、カバー等の取
付けには、該筐体よりパネルおよびカバーを着脱可能と
するために通常ねじ止めが多用されている。
ところがこのねじは着脱時に緩めると、パネル、カバー
等の被着部材から外れ作業能率が悪くまた紛失する等の
問題点があった。
そこで被着部材を筐体から外しても、取付けねじが該被
着部材から外れないようなねじ取付は装置が要望されて
いる。
(c) 従来技術と問題点 第1図aに示したようにパネルの孔2に挿通したねじ3
は孔2よりも大径のねじリング4をねじ3の途中要部に
螺入し、適宜手段で固定するようにしたが、これでばね
じ3を緩めた場合、(b)図に示したように孔2の大き
さに起因して図示状態或は逆方向に重い方が下方となっ
て傾斜する。
通常パネル1には複数のねじ3が装着されるため、この
ように傾斜すると筐体へのねじ3の位置合せが厄介至極
である。
第2図のようにねじ30頭部とでパネル1を挾持するよ
うな形でリング或いは座金5を固着すると、傾斜は僅か
で殆んどない状態になし得るけれども、筐体との着脱は
多数のねじを同時的にねじ回さねばねじ部に遅速を生じ
てこれまた不都合である。
そのほかねじを軸方向に案内するスリーブ状のブツシュ
をパネルにかしめ付けるなどもあるが、かしめ等の作業
が面倒で工程も煩雑となりコスト高になるという問題点
があった。
(d) 考案の目的 本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、複数
のスリットを有する管状ブツシュにリング状スペーサを
嵌着し、該ブツシュにねじを押圧挿入して移動可能に保
持させるようにしたねじ取付は装置を提供することを目
的とするものである。
(e)考案の構成 前述の目的を達成するために本考案は、被着部材の孔を
挿通しかつ内径が挿入されるねじ外径よりも小径な管部
の一端にフランジと他端に該管部の外周にリング状出部
と該管部に該リング状突出部と少なくもフランジ部の一
部を含む軸方向に複数のスリットを有してなるブツシュ
と、前記管部に嵌着して前記外周リング状突出部に係合
係止されるスペーサとよりなり、前記ブツシュに押圧挿
入されるねじにより管部がその内径の小径なることによ
って先端方向に向は傾斜拡大し該ブツシュの端部が前記
スペーサと係合するとともにフランジ側内径部で該ねじ
を移動可能に保持することによって達成される。
(f) 考案の実施例 以下図面を用いて本考案に係るねじ取付は装置の実施例
について詳細に説明する。
第3図、第4図および第5図は本考案の一実施例を説明
するための第3図は一部断面斜視図、第4図は側断面図
、第5図はねじ挿入状態の側断面図で、前回と同等の部
分については同一符号を付してあり、60はパネル1に
穿孔された孔2に挿通されるブツシュで、該ブツシュ6
0は管部61の一端にフランジ62と他端の外周にリン
グ状突出部63が設けられており、該リング状突出部6
3および筒状部67の一部を含んだ軸方向にスリット6
5を複数(第3図は1個所のみ示す)形成されている。
なお、管部61の内径はねじ3の外径よりも細く形成し
である。
外周の突出部63は先端方向が円錐状の先細り斜面66
を孔2と後述するスペーサ70への挿入を容易とする形
状となっている。
フランジ62の外側は筒状部67とその先端外周に環部
68が突設されている。
スペーサ70はリング状であり、内側の一端は拙鉢状の
斜面71で孔72を開口し、他端は孔72よりも大径の
凹部73で開口してなる。
以上の構成でパネル1の孔にブツシュ60の管部61を
挿入し、その状態で外周突部63に対してスペーサ70
を斜面71方向から当てがって押し込み或いは単に挿入
し孔72を管部61に位置させる。
この孔72の内径は突部63の外径とほぼ同じかそれよ
りも小径である。
はぼ同じ場合は容易に挿入し得て、小径の場合には押し
込めばリング状突出部63および筒状部67の一部を含
んだ軸方向に形成したスリット65によってブツシュ側
が容易に弾性変形して挿通する。
倒れにしても突部63が孔72と凹部73との股部分と
係合するから容易に外れることはない。
以上でパネル1との関係は孔2と管部61との間には十
分な半径方向の隙間が構成され、一方の面はフランジ6
2の面と接し他方の面はスペーサ70の端面と接するよ
うにしてブツシュ60は面方向に上記隙間分秒動可能で
、かつ孔2を覆い隠している。
また管部61部分の長さはパネル1の孔2部の長さとス
ペーサ70の斜面71、孔72との長さの和よりも若干
長く、従って上記面方向の移動を容易とするとともに傾
きも少なくパネル1の厚さに適当な裕度を与え得る。
つぎにねじ3を筒状部67方向から管部61の内径に抑
圧挿入させるのであるが、該内径はねじ3の外径よりも
小径であるからスリット65が拡大しねじ3を挿通可能
とする。
そしてこの拡大変形は弾性的であり第5図示の如くに先
端方向げ向けて傾斜拡大するとともにフランジ62側で
その復元力によってねじ3を保持する。
しかも拡大変形は当然外周の突出部63の外径を増大さ
せるからスペーサ70の段部との係合を一層深めスペー
サ70の逸脱を係止する。
即ち一種の楔効果を示す。
被着部材であるところのパネル1を筐体8の要部に合わ
せてねじ3をねじ孔81に螺合しく第5図)次第に締め
付けると、図示状態からスペーサ700両端面がパネル
1と筐体8の面に密接して7ランジ62を介しで締結さ
れる。
以上のように被着部材の両面方向からフッシュとスペー
サとを嵌着することによって、ねじ取付は装置が装着さ
れ、しかもねじを挿入すればこのねじ取付は装置が係止
される。
しかもねじは可動可能に保持されているのでパネル1を
取外すのにねじ3を緩める際、任意のねじを緩めること
ができる。
すなわち管部61の内径に保持された状態でねじ3は後
退し、ねじ3は筐体8から外れる。
図示しない全てのねじを緩めて筒状部67を持ちパネル
1を外すことができ、環部68がこれを容易とする手掛
かりとなる。
本考案はブツシュ、スペーサを金属材としてもよいが樹
脂モールドとすることによりその作用効果は特に遺憾な
く発揮される。
しかしてスペーサ70はパネル1を止着する介在物とす
ることなく単にブツシュ60を係止するためのものであ
ってもよい。
またブツシュの筒状部67、環部68等は必ずしも必要
でなくフランジを平坦面としたものであってもよい。
樹脂モールドの場合等には各種座金を併用するのが好ま
しい。
そのほか被着部の孔は長円形として可動範囲を拡大する
ことでも差支えない。
(g)考案の効果 以上の説明から明らかなように本考案に係るねじ取付は
装置によれば、被着部材の取付けが容易で、しかもねじ
の面方向への可動量も大きく、傾きをなくして案内性が
良好な実用上の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のねじ取付は構造であり、第3図
乃至第5図は本考案の一実施例を分解状態の一部断面斜
視図、側断面図、ねじ挿入状態の側断面図にそれぞれ示
す。 図において、1はパネル、2は孔、3はねじ、4はリン
グ1,5は座金、8は筐体、60はブツシュ、61は管
部、62はフランジ、63は外周突出部、65はスリッ
ト、167は筒状部、70はスペーサをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被着部材の孔を挿通しかつ内径が挿入されるねじ外径よ
    りも小径な管部の一端にフランジと他端に該管部の外周
    にリング状突出部と該管部に該リング状突出部と少なく
    ともフランジ部の一部を含む軸方向に複数のスリットを
    有してなるブツシュと、前記管部に嵌着して前記外周リ
    ング状突出部に係合係止されるスペーサとよりなり、前
    記ブツシュに抑圧挿入されるねじにより管部がその内径
    の小径なることによって先端方向に向は傾斜拡大し該ブ
    ツシュの端部が前記スペーサと係合するとともにフラン
    ジ側内径部で該ねじを移動可能に保持するようにしてな
    ることを特徴とするねじ取付は装置。
JP1036382U 1982-01-27 1982-01-27 ねじ取付け装置 Expired JPS5930260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1036382U JPS5930260Y2 (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ねじ取付け装置

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JP1036382U JPS5930260Y2 (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ねじ取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58112719U JPS58112719U (ja) 1983-08-02
JPS5930260Y2 true JPS5930260Y2 (ja) 1984-08-29

Family

ID=30023016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1036382U Expired JPS5930260Y2 (ja) 1982-01-27 1982-01-27 ねじ取付け装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546047Y2 (ja) * 1990-06-25 1997-08-27 松下電工株式会社 電気器具の取付装置
DE102013008983A1 (de) * 2013-05-28 2014-12-04 Ibs Filtran Kunststoff-/ Metallerzeugnisse Gmbh Verliersicherung für eine Befestigungsschraube an einem Bauteil
JP7262219B2 (ja) * 2018-12-19 2023-04-21 新電元工業株式会社 導体の連結構造

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JPS58112719U (ja) 1983-08-02

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