JP2013137536A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドプレートに対する搬送ローラ部材の取り外し作業性に優れた、画像読取装置及びシート搬送装置を提供する。
【解決手段】下フレーム32に対して右側には、サイドプレート82が設けられている。サイドプレート82には、右軸受保持孔88が形成されている。右軸受保持孔88には、右軸受84が保持されている。LFローラ軸71の一方側の端部は、右軸受84に回転可能に保持される。右軸受保持孔88は、LFローラ軸71の軸線方向と直交する方向に延びている。これにより、右軸受保持孔88から右軸受84が取り外された状態で、LFローラ軸71を右軸受保持孔88内で移動させることができる。LFローラ軸71を右軸受保持孔88内で移動させることにより、LFローラ部材72のLFローラ62を開口73に対して収容および離脱させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、シートの画像を読み取るための画像読取装置及びシートを搬送するためのシート搬送装置に関する。
イメージスキャナやプリンタには、シートを搬送するシート搬送装置が備えられている。たとえば、イメージスキャナでは、画像読取部を経由するシート搬送路が設けられており、シート搬送装置により、シートがそのシート搬送路に沿って搬送される。
シート搬送装置には、シート搬送路に沿って延びるガイド部材と、軸および軸に取り付けられたローラを有する搬送ローラ部材とが備えられている。ガイド部材の両側には、サイドプレートが設けられている。ガイド部材は、両側のサイドプレートに保持されている。各サイドプレートには、円形孔が形成されており、円形孔には、軸受が嵌合されて保持されている。搬送ローラ部材は、軸の両端部が軸受に回転可能に挿通されることにより、両サイドプレート間に架設されている。
搬送ローラ部材が回転すると、ローラの周面に接触するシートにローラから搬送力が付与されて、シートがシート搬送路を搬送される。このとき、ガイド部材により、シートの搬送がガイドされる。
特開平6−156796号公報
ローラの周面をシートと接触させるためには、ローラの周面の一部がガイド部材よりもシート搬送路側に突出していなければならない。たとえば、ローラに対応したサイズの開口をガイド部材に形成し、シート搬送路側と反対側から開口内にローラを配置することにより、ローラの周面の一部をガイド部材よりもシート搬送路側に突出させる構成が考えられる。
ところが、ガイド部材の開口内にローラが配置されていると、搬送ローラ部材の軸方向の移動量が軸方向におけるローラと開口の周縁との間の間隔に制限される。そのため、サイドプレートをガイド部材から取り外すことなく、搬送ローラ部材の軸をサイドプレートから抜くことはできない。したがって、搬送ローラ部材をサイドプレートに対して取り外すためには、少なくとも一方のサイドプレートをガイド部材から取り外さなければならず、搬送ローラ部材の取り外しに手間がかかる。
本発明の目的は、サイドプレートに対する搬送ローラ部材の取り外し作業性に優れた、画像読取装置及びシート搬送装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置は、軸と、前記軸に取り付けられ、前記軸の軸線方向の周りに回転するローラと、前記ローラが配置される開口が形成されたガイドと、第1サイドプレートと、第1軸受部材と、第2サイドプレートと、第2軸受部材と、読取部と、を備え、前記第1サイドプレートは、前記軸線方向において前記ガイドに対し一方側に設けられ、前記第1サイドプレートは、フレーム部と第1孔とを備え、前記フレーム部は、第1フレーム部と一対の第2フレーム部と第3フレーム部とを備え、前記一対の第2フレーム部は、前記第1フレーム部から前記軸線方向に垂直な延出方向に延出し、前記第3フレーム部は、前記一対の第2フレーム部に連結し、前記第1孔は、前記フレーム部に囲まれて形成され、前記軸の前記軸線方向における前記一方側の端部は前記第1孔に挿入され、前記第1軸受部材は、前記第1孔に嵌合し、前記第1軸受部材は、軸受部と係合部とを備え、前記軸受部は、前記第1フレーム部と当接し、前記軸受部は、前記軸の前記軸線方向における前記一方側の端部を回転可能に保持し、前記係合部は、前記軸受部から前記延出方向に延出し、前記係合部は、前記第1サイドプレートに係合し、第2サイドプレートは、前記軸線方向において前記ガイドに対し他方側に設けられ、第2サイドプレートは、第2孔を備え、前記軸の前記軸線方向における他方側の端部は、前記第2孔に挿入され、第2軸受部材は、前記第2サイドプレートに設けられ、第2軸受部材は、前記軸の前記軸線方向における前記他方側の端部を回転可能に保持する。
第1孔を形成する一対の第2フレーム部が軸線方向と直交する延出方向に延びているので、第1孔から第1軸受部材が取り外された状態で、ローラの軸を第1孔内で移動させることができる。そして、軸を第1孔内で移動させることにより、ローラを開口に対して収容および離脱させることができる。そのため、ローラを第1サイドプレートに対して取り外すときに、第1サイドプレートをガイドに対して移動させる必要性を低減できる。よって、第1サイドプレートに対するローラの取り外し作業性に優れている。
前記の目的を達成するため、本発明に係るシート搬送装置は、軸および前記軸に取り付けられたローラを有し、前記ローラの周面に接触するシートを搬送するための搬送ローラ部材と、前記シートの搬送をガイドするように構成され、前記ローラの周面の一部がガイド面から突出した状態に前記ローラを収容する収容部を有するガイド部と、前記ガイド部に対して前記軸の軸線方向の一方側に設けられ、前記軸線方向と直交する方向に延び
る軸受保持孔が形成されたサイドプレートと、前記軸の前記一方側の端部を回転可能に保持し、前記軸受保持孔に保持される軸受部材とを含む。
シートを搬送するための搬送ローラ部材は、軸および軸に取り付けられたローラを有している。シートの搬送をガイドするガイド部は、ローラが収容される収容部を有している。ローラが収容部に収容された状態で、ローラの周面の一部がガイド面から突出する。
ガイド部に対して軸の軸線方向の一方側には、サイドプレートが設けられている。サイドプレートには、軸線方向と直交する方向に延びる軸受保持孔が形成されている。軸受保持孔には、軸受部材が保持されている。搬送ローラ部材の軸の一方側の端部は、軸受部材に回転可能に保持される。
軸受保持孔が軸線方向と直交する方向に延びているので、軸受保持孔から軸受部材が取り外された状態で、搬送ローラ部材の軸を軸受保持孔内で移動させることができる。そして、軸を軸受保持孔内で移動させることにより、搬送ローラ部材のローラを収容部に対して収容および離脱させることができる。そのため、搬送ローラ部材をサイドプレートに対して取り外すときに、サイドプレートをガイド部に対して移動させる必要性を低減できる。よって、サイドプレートに対する搬送ローラ部材の取り外し作業性に優れている。
軸受部材は、軸が挿通される筒状の軸挿通部と、軸受保持孔に係合する係合部とを備えていてもよい。この場合、軸受保持孔は、軸挿通部が嵌合される被嵌合部と、係合部が係合される延出部とを備える。そして、延出部は、被嵌合部から軸線方向と直交する方向に延び、その延出方向と直交する方向に軸の直径よりも大きい幅を有していることが好ましい。
これにより、軸受保持孔から軸受部材が取り外された状態で、搬送ローラ部材の軸を被嵌合部から延出部に進入させることができるので、軸を軸線方向と直交する方向に確実に移動させることができる。
軸受部材は、軸挿通部の周囲に張り出す鍔状部を有していることが好ましい。
鍔状部がサイドプレートにおける軸受保持孔の被嵌合部に軸線方向の一方側から当接することにより、軸受部材が軸線方向の一方側と反対側の他方側に移動することを規制できる。
また、軸受部材は、延出方向に延出する板状部と、板状部から延出方向と直交する方向に突出する突出部を有していることが好ましい。
突出部がサイドプレートにおける軸受保持孔の延出部に軸線方向の一方側から当接することにより、軸受部材が軸線方向の一方側と反対側の他方側に移動することを規制できる。
なお、延出方向と直交する方向には、延出方向と完全に直交する方向はもちろん、その完全に直交する方向に対して多少の角度で傾斜する方向も含まれる。
軸受部材は、板状部から軸線方向の一方側と反対側に突出し、延出方向に延びる板状のリブを有していることが好ましい。
リブが形成されていることにより、係合部の強度を増すことができる。
軸受部材は、軸挿通部と係合部とが一体に成形された一体成形品であってもよい。
これにより、軸受部材を組み立てる手間が不要である。また、部品点数を低減することができる。
軸の周面には、被係止溝が全周にわたって形成されており、軸受部材は、被係止溝に係止する係止爪を有していることが好ましい。
係止爪を被係止溝に係止させることにより、搬送ローラ部材の軸を軸受部材に対して軸線方向に位置決めすることができる。
ガイド部とサイドプレートとは、一体に成形されていることが好ましい。
これにより、部品点数を削減することができる。また、ガイド部およびサイドプレートの強度を増すことができる。
本発明によれば、サイドプレートをガイド部に対して移動させることなく、搬送ローラ部材をサイドプレートに対して取り外すことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るイメージスキャナ1の外観斜視図であり、前記イメージスキャナ1の非使用時の状態を示す。 図2は、前記イメージスキャナ1の外観斜視図であり、前記イメージスキャナ1の使用時の状態を示す。 図3は、前記イメージスキャナ1の断面図である。 図4は、前記イメージスキャナ1の下ユニット6の斜視図である。 図5は、図4に示される切断面線A−Aにおける前記下ユニット6の断面図である。 図6は、前記イメージスキャナ1の上ユニット5および前記下ユニット6の右側面図である。 図7は、前記イメージスキャナ1のLFローラ部材72の斜視図である。 図8は、前記イメージスキャナ1の右軸受84の右側から見た斜視図である。 図9は、前記右軸受84の左側から見た斜視図である。 図10は、前記下ユニット6の底面の斜視図であり、前記LFローラ部材72および前記イメージスキャナ1の排出ローラ部材75の取付け/取外しの途中の状態を示す。 図11は、前記イメージスキャナ1の右軸受保持孔88の近傍の斜視図である。 図12は、前記下ユニット6の底面の斜視図であり、前記イメージスキャナ1のLFローラギヤ87および左軸受83が取り外された状態を示す。 図13は、前記イメージスキャナ1のLFローラ軸71の右端部および前記右軸受84の斜視図であり、LFローラ軸71の右端部が右軸受84に保持された状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<イメージスキャナの外観構成>
図1に示されるように、イメージスキャナ1は、スキャナ本体2、供給トレイ3および排出トレイ4を備えている。
スキャナ本体2には、上ユニット5および下ユニット6が含まれる。スキャナ本体2の正面には、シート排出口7が上ユニット5および下ユニット6に跨がって形成されている。
なお、イメージスキャナ1を平面上に載置した状態で、そのイメージスキャナ1を正面側から見て、前後、左右および上下を規定する。そして、図1以降の各図では、図面の理解を助けるために、必要に応じて、その規定された方向を矢印で示す。
上ユニット5は、下ユニット6に対して、下ユニット6の前上端縁に沿って左右方向に延びる軸線を中心に揺動可能に結合されている。そして、上ユニット5は、揺動により、前方に下り傾斜した通常姿勢、すなわち図2に示される姿勢と、その通常姿勢から後端部が上方に持ち上がった非図示のメンテナンス姿勢とに変位可能である。上ユニット5がメンテナンス姿勢をなす状態では、上ユニット5と下ユニット6との間が開放され、シートのジャム処理やメンテナンスを行うことができる。
上ユニット5の上面には、図2に示されるように、操作表示部8が設けられている。操作表示部8には、複数の操作ボタン9およびパイロットランプ10などが配置されている。
下ユニット6は、左端部および右端部に、それぞれ側面視台形状のサイドパネル11を備えている。この1対のサイドパネル11により、イメージスキャナ1の左右の側面が形成されている。上ユニット5が通常姿勢をなす状態で、1対のサイドパネル11により、上ユニット5が左右から挟まれて、上ユニット5の左右の側面が覆われる。また、その状態で、上ユニット5の上面は、各サイドパネル11の上端縁とほぼ同一の面内に配置される。
下ユニット6の後上端部において、左右方向の中央部12Cの上面は、前下がりに傾斜している。中央部12C上には、左右方向の中央に、略矩形板状の本体側案内部材13が固定的に配置されている。
中央部12Cの左方の左端部12Lおよび右方の右端部12Rは、中央部12Cよりも上方に突出し、略直方体形状をなしている。上ユニット5が通常姿勢をなす状態で、左端部12Lおよび右端部12Rの上面は、上ユニット5の上面とほぼ面一をなす。左端部12Lの右側面および右端部12Rの左端面には、それぞれ左右方向に延びる同一直線上を左右方向の内側に向けて延びる非図示のトレイ支持軸が形成されている。
トレイの一例としての供給トレイ3は、2本のトレイ支持軸により、トレイ支持軸を支点に揺動可能に支持されている。供給トレイ3は、揺動により、スキャナ本体2の上面に上方から対向する収納姿勢、すなわち図1に示される姿勢と、下ユニット6の後上端部の中央部12Cの傾斜角度とほぼ同じ傾斜角度でスキャナ本体2の後上端部から後上方に延びる使用姿勢、すなわち図2に示される姿勢とに変位可能である。また、供給トレイ3は、スキャナ本体2の平面形状とほぼ同形状の板状に形成されている。そのため、供給トレイ3が収納姿勢をなす状態で、スキャナ本体2の上面は、供給トレイ3によって覆い隠される。
供給トレイ3の内面、すなわち使用姿勢をなす状態で前上方に向く面には、略矩形板状のトレイ側案内部材14が設けられている。トレイ側案内部材14は、供給トレイ3が使
用姿勢をなす状態で、供給トレイ3の前端部であって、本体側案内部材13の後方に固定的に配置されている。
供給トレイ3が使用姿勢をなす状態で、下ユニット6の後上端部の中央部12Cの前方に、左右方向に延びる略矩形状のシート供給口15が開放される。
供給トレイ3が使用姿勢をなす状態で、下ユニット6の後上端部の中央部12Cおよび供給トレイ3上に跨がって、左右1対のシート幅ガイド部材16が形成される。
各シート幅ガイド部材16は、本体側ガイド部材17とトレイ側ガイド部材18とを有する。
本体側ガイド部材17は、載置部19および幅規制部20を一体的に有している。載置部19は、中央部12Cの上面に沿って配置されている。載置部19は、略矩形板状である。載置部19は、本体側案内部材13とほぼ同一形状に形成されている。幅規制部20は、載置部19の左右方向の外側端縁から載置部19に直交して起立する。
なお、「直交」の概念には、90°での交差はもちろん、90°に多少の誤差を含む角度で交差する場合も含まれる。
トレイ側ガイド部材18は、載置部21および幅規制部22を一体的に有している。載置部21は、中央部12Cの上面に沿って配置されている。載置部21は、略矩形板状である。載置部21は、トレイ側案内部材14とほぼ同一形状に形成されている。幅規制部22は、載置部21の左右方向の外側端縁から載置部21に直交して起立する。
本体側ガイド部材17の幅規制部20の後端部には、左右方向に延びる連結軸23が突出して設けられている。連結軸23の軸線は、供給トレイ3の揺動支点であるトレイ支持軸の軸線と一致している。トレイ側ガイド部材18の幅規制部22には、本体側ガイド部材17の幅規制部20の後端部と左右方向に重なる部分が形成されている。この重なる部分に、連結軸23の先端部が挿通されている。これにより、供給トレイ3の揺動に伴って、トレイ側ガイド部材18は、連結軸23を中心に揺動する。そして、供給トレイ3が使用姿勢をなす状態で、本体側ガイド部材17およびトレイ側ガイド部材18が前後に並び、幅規制部20,22は、前後方向に延びるリブ状をなす。
1対のシート幅ガイド部材16は、それらの間の中央をセンタ基準として、互いに同じ移動量で近接/離間可能に設けられている。
1対のシート幅ガイド部材16が互いに最も近接した状態では、左右の幅規制部20,22の間の間隔が欧米名刺サイズの短辺の長さとほぼ同じ最小幅となる。そして、1対のシート幅ガイド部材16の間において、本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21上に跨がって、欧米名刺サイズのシートを載置することができる。
また、1対のシート幅ガイド部材16が互いに最も離間した状態で、左右の幅規制部20,22の間の間隔がリーガルサイズの紙の短辺の長さとほぼ同じ最大幅となる。そして、1対のシート幅ガイド部材16の間において、本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21上に跨がって、リーガルサイズのシートの先端部、すなわち前端部を載置することができる。
欧米名刺サイズよりも大きく、リーガルサイズよりも小さいサイズのシートについては
、1対のシート幅ガイド部材16を移動させて、左右の幅規制部20,22の間の間隔をシートの左右方向の幅に一致させることにより、本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21上に載置することができる。
こうして、シートは、スキャナ本体2の下ユニット6の後上端部および供給トレイ3上に、左右方向の中央が1対のシート幅ガイド部材16の間の中央、すなわちシート供給口15の左右方向の中央と一致した状態にセットされる。
排出トレイ4は、略矩形板状に形成されている。排出トレイ4は、下ユニット6の最下部に収納された状態、すなわち図1に示される状態と、シート排出口7からスキャナ本体2の前方に引き出された状態、すなわち図2に示される状態とに変位可能に設けられている。排出トレイ4がスキャナ本体2の最下部に収納された状態では、図1に示されるように、排出トレイ4の前面24がスキャナ本体2の前面25とほぼ面一をなす。一方、排出トレイ4がスキャナ本体2の前方に引き出された状態では、図2に示されるように、排出トレイ4の上面26がシート受け面として上方に開放される。
また、排出トレイ4の上面26には、補助板27が排出トレイ4の前端縁に沿った軸線まわりに揺動可能に設けられている。補助板27は、揺動により、上面26に対して倒伏した姿勢と、排出トレイ4がスキャナ本体2の前方に引き出された状態で、上面26の前端部から前上方に延びる姿勢とに変位可能である。
<イメージスキャナの内部構成>
上ユニット5および下ユニット6は、図3に示されるように、それぞれ上フレーム31および下フレーム32を備えている。上フレーム31の後端縁および下フレーム32の後端縁により、シート供給口15が形成されている。
上フレーム31には、第1上ガイド部33、上CIS保持部34および最終ガイド部35が後側からこの順に連続して形成されている。
第1上ガイド部33の下フレーム32に対向する面、すなわち下面は、シートの搬送をガイドするガイド面36である。ガイド面36は、前下方に相対的に急な勾配で傾斜して延び、途中部で後下方に凸となるように湾曲し、前下方に相対的に緩やかな勾配で傾斜して延びている。
上CIS保持部34は、前上方に向かって凹む略長方形状の凹部として形成されている。上CIS保持部34には、上CISユニット37が嵌合されている。上CISユニット37は、コンタクトガラス38を備えている。上CISユニット37は、コンタクトガラス38を下フレーム32側に向けた状態に設けられている。上CIS保持部34の底面と上CISユニット37との間には、コイルばね39が介在されている。これにより、シートの厚さが大きい場合に、その厚さに応じて上CISユニット37が移動し、シートがコンタクトガラス38と良好に接触しつつ搬送される。
最終ガイド部35は、ガイド面36の前端部とほぼ同じ傾斜角度で前下方に延びている。
下フレーム32には、案内部40、第1下ガイド部41および下CIS保持部42が後側からこの順に連続して形成されている。
案内部40の上面は、シートが載置される載置面である本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21の各上面とほぼ同じ傾斜
角度で前下方に傾斜する略平面に形成されている。
第1下ガイド部41の上フレーム31に対向する面、すなわち上面は、シートの搬送をガイドするガイド面43である。ガイド面43と第1上ガイド部33のガイド面36との間には、間隔が空けられている。ガイド面43は、ガイド面36の湾曲に対応して、後下方に凸となるように湾曲し、ガイド面36の前端部と平行をなして、前下方に延びている。
なお、「平行」の概念には、一方が他方に対して僅かに傾斜する場合や一方がごく緩やかに湾曲する場合も含まれる。
下CIS保持部42は、後下方に向かって凹む略長方形状の凹部として形成されている。下CIS保持部42には、下CISユニット44が嵌合されている。下CISユニット44は、コンタクトガラス45を備えている。下CISユニット44は、コンタクトガラス45を上フレーム31側に向けた状態に設けられている。
また、下フレーム32には、案内部40および第1下ガイド部41の左右方向の各中央部に跨がって、供給ローラ収容部46が後下方に凹む凹部として形成されている。
供給ローラ収容部46には、供給ローラ51が回転可能に収容されている。供給ローラ51の周面の一部は、案内部40および第1下ガイド部41の各上面から前上方に突出している。供給ローラ51は、シートの搬送時に、右側から見て反時計回りに回転する。
案内部40の上面とその上面から突出した供給ローラ51の周面とに跨がるように、シート状ガイド52が設けられている。シート状ガイド52は、左右方向において、その中央が供給ローラ51の左右方向の中央と一致するように配置されている。シート状ガイド52は、フィルムからなる。シート状ガイド52は、基端部が案内部40の上面に固定され、遊端部が供給ローラ51の周面に接触している。
供給ローラ51の前上方には、規制部材53、シート押さえ部材54および分離片ユニット55が設けられている。規制部材53、シート押さえ部材54および分離片ユニット55は、上フレーム31に取り付けられている。
規制部材53は、シート状ガイド52に対してシートの搬送方向の下流側に配置されている。規制部材53は、供給ローラ51側に尖った側面視略三角形状に形成されている。そして、規制部材53は、図3に示される断面において、案内部40の上面に沿って延びる直線と直交する供給ローラ51の半径とほぼ同一直線上を延びる規制面56を有している。
シート押さえ部材54は、板ばねからなる。シート押さえ部材54の基端部は、上フレーム31の後端部に取り付けられる。シート押さえ部材54の遊端部は、供給ローラ51の周面に前上方から当接している。
分離片ユニット55は、ゴムからなる分離部材の一例としての分離片57を備えている。分離片57は、規制部材53に対して供給ローラ51の回転方向の下流側に配置されている。分離片57の表面は、ばね58の付勢力により、供給ローラ51の周面に弾性的に接触している。
第1上ガイド部33および第1下ガイド部41の各前端部には、それぞれLFローラ61,62が左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。LFローラ61の
周面の一部は、第1上ガイド部33の前端部の下面(ガイド面36)から後下方に突出している。また、ローラの一例としてのLFローラ62の周面の一部は、第1下ガイド部41の前端部の上面(ガイド面43)から前上方に突出している。そして、ばね63の付勢力により、LFローラ61の周面は、LFローラ62の周面に前上方から弾性的に接触している。
上フレーム31の最終ガイド部35および下フレーム32の前端部には、それぞれ排出ローラ64,65が左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられている。排出ローラ64の周面の一部は、最終ガイド部35の下面から後下方に突出している。また、ローラの一例としての排出ローラ65の周面の一部は、下フレーム32の前端部の上面から前上方に突出している。そして、ばね66の付勢力により、排出ローラ64の周面は、排出ローラ65の周面に前上方から弾性的に接触している。
<イメージスキャナにおける画像の読取り>
イメージスキャナ1では、シートの上面および下面に形成されている画像を選択的に読み取ることができる。また、イメージスキャナ1では、シートの両面に形成されている画像を並行して読み取ることができる。以下、シートの搬送および画像の読取りについて時系列的に説明する。
1対のシート幅ガイド部材16の間の間隔が読取対象のシートの幅に合わされる。その後、読取対象のシートが1対のシート幅ガイド部材16の間に後上方から差し込まれる。シートが本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21上に載置される。このとき、シートの前端部は、本体側案内部材13、トレイ側案内部材14およびシート幅ガイド部材16の載置部19,21上を滑る。シートの前端部は、シート供給口15を通って、下フレーム32の案内部40上に移動する。さらに、シートの前端部は、案内部40上を供給ローラ51に向けて滑る。
複数枚のシートがセットされた場合、最下位置のシートの先端部における左右方向の中央部は、案内部40からシート状ガイド52上に移動する。シートの先端部における中央部は、シート状ガイド52上を滑って、供給ローラ51の周面上に導かれる。そして、最下位置のシートは、その先端部が分離片ユニット55に接触すると、分離片ユニット55との摩擦抵抗によって停止する。また、上側のシートは、その先端縁が規制部材53の規制面56に当接することによって停止する。これにより、シートのセットが完了する。
また、シートの進入により、シート押さえ部材54の遊端部が持ち上げられ、シートの上面にシート押さえ部材54が当接する。シート押さえ部材54の付勢力により、最下位置のシートが供給ローラ51の周面に押しつけられる。
供給ローラ51が右側から見て反時計回りに回転すると、最下位置のシートと供給ローラ51の周面との摩擦力により、最下位置のシートが供給ローラ51の周面とともに移動する。また、最下位置のシートとその直上のシートとの摩擦力により、最下位置のシートにその上方のシートがつられて移動する。そして、それらのシートの先端が分離片57の表面に当接すると、分離片57により、上方のシートの移動が規制されて、最下位置のシートのみが分離片57と供給ローラ51の周面とのニップ部分を通過する。
分離片57と供給ローラ51の周面とのニップ部分を通過したシートは、第1上ガイド部33のガイド面36と第1下ガイド部41のガイド面43とに挟まれる搬送路をガイド面36,42にガイドされつつ搬送される。
シートの先端がLFローラ61,62のニップ部分に当接すると、LFローラ61,6
2の回転により、シートの先端部がそのニップ部分に引き込まれる。そして、シートの上面および下面にそれぞれLFローラ61,62の周面が接触し、LFローラ61,62の周面からシートに搬送力が付与される。これにより、シートの搬送が続けられる。
その後、シートの搬送が進むと、シートの上面および下面がそれぞれ上CISユニット37のコンタクトガラス38および下CISユニット44のコンタクトガラス45と対向する。そして、コンタクトガラス38,45の光出射位置において、シートの上面および下面に光が照射される。シートの上面および下面での反射光がそれぞれ上CISユニット37および下CISユニット44に内蔵されたイメージセンサに受けられることにより、シートの上面および下面に形成されている画像の読取りが達成される。
シートの先端が排出ローラ64,65のニップ部分に当接すると、排出ローラ64,65の回転により、シートの先端部がそのニップ部分に引き込まれる。そして、シートの上面および下面にそれぞれ排出ローラ64,65の周面が接触し、排出ローラ64,65の周面からシートに搬送力が付与される。これにより、シートの搬送が続けられる。そして、シートの後端が排出ローラ64,65から離れると、シートは、排出トレイ4の上面26に排出される。
<LFローラ部材および排出ローラ部材の構成および配置>
搬送ローラ部材の一例としてのLFローラ部材72は、2個のLFローラ62およびLFローラ軸71を備える。2個のLFローラ62は、下ユニット6に設けられる。2個のLFローラ62は、図4に示されるように、互いに左右方向に間隔を空けて設けられている。2個のLFローラ62は、左右方向に延びる軸の一例としてのLFローラ軸71に取り付けられている。2個のLFローラ62は、LFローラ軸71の略中央部に取り付けられている。ガイド部の一例としての下フレーム32の第1下ガイド部41には、各LFローラ62に対応して、収容部の一例としての矩形状の開口73が形成されている。
LFローラ軸71は、下フレーム32の下方に配置されている。各LFローラ62は、開口73内に配置されている。各LFローラ62の周面の上部は、下フレーム32の上面であるガイド面43から上方に突出している。
搬送ローラ部材の一例としての排出ローラ部材75は、2個の排出ローラ65および排出ローラ軸74を備える。2個の排出ローラ65は、下ユニット6に設けられる。2個の排出ローラ65は、図4に示されるように、左右方向に互いに間隔を空けて設けられている。2個の排出ローラ65は、左右方向に延びる軸の一例としての排出ローラ軸74に取り付けられている。2個の排出ローラ65は、排出ローラ軸74の略中央部に取り付けられている。下フレーム32の前端部は、下CIS保持部42の前端から前方に凸湾曲して下方に延びている。下フレーム32の前端部の凸湾曲した部分の表面は、排出ローラ64,65(図3参照)によって排出されるシートをガイドするガイド面76として機能する。そして、下フレーム32の前端部の凸湾曲した部分には、各排出ローラ65に対応して、収容部の一例としての矩形状の開口77が形成されている。
排出ローラ軸74は、下フレーム32の下方に配置されている。各排出ローラ65は、開口77内に配置されている。各排出ローラ65の周面の上部は、ガイド面76から前方および上方に突出している。
<LFローラ部材および排出ローラ部材の保持構成>
図5に示されるように、下フレーム32の左右両側には、左右方向に互いに対向する1対のサイドプレート81,82が設けられている。下フレーム32は、1対のサイドプレート81,82の上端間に配置されている。下フレーム32および1対のサイドプレート81,82は、樹脂材料を用いて一体的に成形、すなわち一体形成されている。
LFローラ部材72は、1対のサイドプレート81,82間に架設されて、1対のサイドプレート81,82に保持されている。
LFローラ軸71の左端部および右端部は、それぞれ左軸受83および軸受部材の一例としての右軸受84に回転可能に挿通されている。
左側のサイドプレート81の外側面には、プレート、たとえば、金属プレート85が取り付けられている。左軸受83は、金属プレート85に形成された左軸受保持孔86に嵌合されている。左軸受保持孔86は、丸孔に形成されている。LFローラ軸71の左端部は、左軸受83から左方に突出している。そして、LFローラ軸71の左軸受83から突出した部分には、LFローラギヤ87がLFローラ軸71と相対回転不能に取り付けられている。
右軸受84は、図5,6に示されるように、右側のサイドプレート82に形成された軸受保持孔の一例としての右軸受保持孔88に嵌合されている。右軸受84および右軸受保持孔88については、後に詳述する。
排出ローラ部材75は、1対のサイドプレート81,82間に架設されて、1対のサイドプレート81,82に保持されている。
排出ローラ軸74の左端部は、金属プレート85に保持された図12に示す左軸受121に回動可能に挿通されて、左軸受121から左方に突出している。そして、排出ローラ軸74の左軸受121から突出した部分には、図12に示す排出ローラギヤ122が排出ローラ軸74と相対回転不能に取り付けられている。
排出ローラ軸74の右端部は、図6に示されるように、軸受部材の一例としての右軸受89に挿通されている。右軸受89は、右側のサイドプレート82に形成された軸受保持孔の一例としての右軸受保持孔90に嵌合されている。
右軸受89および右軸受保持孔90は、それぞれ右軸受84および右軸受保持孔88と同じ構成であるので、それらについての説明を省略する。図5以降の各図において、右軸受89および軸受保持孔90について、それぞれ右軸受84および軸受保持孔88の各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。
<LFローラ軸>
LFローラ軸71は、図7に示されるように、細長い丸棒状をなしている。
LFローラ軸71の左端部は、周面の一部が切り欠かれた断面D字状に形成されている。この断面D字状の部分よりも右側の部分であり、円柱状をなす部分が左軸受83に挿通される。これにより、LFローラ軸71が左軸受83に回転可能に挿通されている。そして、断面D字状の部分がLFローラギヤ87に形成されている断面D字状の挿通孔に挿通される。これにより、LFローラ軸71の左端部にLFローラギヤ87が相対回転不能に取り付けられている。すなわち、LFローラギヤ87がLFローラ軸71とともに回転可能にLFローラ軸71に取り付けられている。
LFローラ軸71の右端部には、図7などに示されるように、被係止溝91が全周にわたって形成されている。
排出ローラ軸74は、LFローラ軸71と同じ構成であるので、排出ローラ軸74についての説明を省略する。
<右軸受>
右軸受84は、樹脂からなる一体成形品である。右軸受84は、図8,9に示されるように、軸挿通部101、鍔状部102、矩形板状部103、1対の係合部104、1対の突出部105およびリブ106を備えている。
軸挿通部101は、円筒状をなしている。
鍔状部102は、軸挿通部101の一端縁部、すなわち右軸受84がサイドプレート82に取り付けられた状態における軸挿通部101の右端縁部から周囲に張り出している。
矩形板状部103は、鍔状部102の一部から軸挿通部101の径方向すなわち図8等において示す延出方向AAに延びている。延出方向AAは、右軸受84が右軸受保持孔88に嵌合されたときの軸線方向即ち左右方向に直交する方向である。
1対の係合部104は、矩形板状部103の両側縁から軸挿通部101側、すなわち右軸受84がサイドプレート82に取り付けられた状態における左方に延びている。
1対の突出部105は、矩形板状部103の両側から、図6及び図8において二点鎖線にて示す矩形板状部103および係合部104が延びる延出方向AAと直交する幅方向BBに突出している。
リブ106は、矩形板状部103の軸挿通部101側の面に突出して形成されている。リブ106は、矩形板状部103が延びる延出方向AAと同じ方向に延びる。矩形板状部103は、図6及び図8において二点鎖線にて示す方向から見た場合に略台形板状をなしている。
軸挿通部101には、軸挿通部101の中心軸線を中心に180°離れた2つの位置に、すなわち中心軸線を中止に対称に、鍔状部102側の端縁から矩形状に切り欠かれた切欠部107が形成されている。そして、各切欠部107の周方向に延びる端縁の中央部から鍔状部102側に、係止爪108が鍔状部102を越えて延びている。各係止爪108の先端部には、係止突起109が係止爪108の対向方向の内側に突出して形成されている。軸係止突起109は、LFローラ軸71の被係止溝91に嵌合可能な四角ブロック状をなしている。
また、各係合部104の先端部には、プレート係止突起110が係合部104の対向方向の外側に突出して形成されている。プレート係止突起110は、その突出方向の下流側ほど狭くなる断面略三角形状をなしている。右軸受84が右軸受保持孔88に嵌合されたとき、プレート係止突起110は、サイドプレート82に係合している。
<右軸受保持孔>
右軸受保持孔88は、図5および図6などに示されるように、被嵌合部111および延出部112を有している。
被嵌合部111は、右軸受84の軸挿通部101が嵌合される円形状に形成されている。被嵌合部111は、軸挿通部101の外径とほぼ同じ径に形成されている。
延出部112は、被嵌合部111から後下方に延出している。延出部112は、右軸受84の係合部104が係合される矩形状に形成されている。延出部112は、幅方向BBにおいてLFローラ軸71の外径よりも大きい幅を有している。なお、右軸受84が右軸受保持孔88に嵌合されたとき、延出部112は矩形板状部103と略平行となる。従って、延出方向AAは、矩形板状部103の延出方向であり、延出部112の延出方向でもある。同様に、幅方向BBは、矩形板状部103の延出方向AAに直交する方向であり、延出部112の延出方向AAに直交する方向でもある。
また、右側のサイドプレート82の右側面には、右軸受保持孔88の周縁から突出するリブ状のスペーサ113が形成されている。スペーサ113の高さ、すなわちサイドプレート82の右側面からの突出量は、サイドプレート82の左側面とスペーサ113の先端との間の間隔が右軸受84における鍔状部102の軸挿通部101側の面と係合部104のプレート係止突起110との間の間隔とほぼ同じとなるように設計されている。スペーサ113は、第1フレーム部113Aと一対の第2フレーム部113Bと第3フレーム部113Cとを備える。第1フレーム部113Aは、右側から見て略円形状をしている。一対の第2フレーム部は、第1フレーム部113AからLFローラ軸71及び排出ローラ軸74の軸線方向に垂直な延出方向AAに延出している。第3フレーム部113Cは、一対の第2フレーム部113Bと連結している。右軸受保持孔90は、スペーサ113に囲まれている。LFローラ軸71の右端部と排出ローラ軸74の右端部とは、右軸受保持孔90の各々に挿入される。鍔状部102は、第1フレーム部113Aに当接する。被嵌合部111は、第1フレーム部113Aの一部である。延出部112は、一対の第2フレーム部113B及び第3フレーム部113Cの一部である。
<LFローラ部材の取付け>
LFローラ部材72がサイドプレート81,82間に取り付けられるときには、図10
に示されるように、LFローラ軸71の右端部がサイドプレート82の右軸受保持孔88の先端領域すなわち下端領域に挿入される。そして、LFローラ軸71の左端部が金属プレート85の左軸受保持孔86に右側から挿入される。このとき、LFローラ軸71は、右上がりに傾斜している。そして、下フレーム32の各開口73からLFローラ62が離脱している。
その後、図11に示されるように、LFローラ軸71の右端部が延出部112を被嵌合部111に向けて移動される。LFローラ軸71の右端部が被嵌合部111の中央に配置されると、各LFローラ62が下フレーム32の開口73内に配置される。
その後、図12に示されるように、金属プレート85の左軸受保持孔86に、左軸受83が取り付けられる。そして、左軸受83に、LFローラ軸71の左端部が挿通される。左軸受83は、金属プレート85の左軸受保持孔86にその左側から挿入されて取り付けられる。その後、LFローラ軸71の左軸受83から突出した部分に、LFローラギヤ87が取り付けられる。
また、図6に示されるように、右軸受84が右軸受保持孔88に右側から取り付けられる。具体的には、右軸受84の軸挿通部101に、LFローラ軸71の右端部が挿入されつつ、右軸受保持孔88の被嵌合部111に、その右側から右軸受84の軸挿通部101が挿入される。また、右軸受保持孔88の延出部112に、その右側から右軸受84の各係合部104が挿入される。このとき、各係合部104のプレート係止突起110がスペーサ113の内面に当接する。これにより、各係合部104は、その先端が互いに近接する方向に撓んだ状態に弾性変形する。右軸受84は、鍔状部102および各突出部105がスペーサ113の先端面に当接するまで右軸受保持孔88に押し込まれる。そして、鍔状部102および各突出部105がスペーサ113の先端面に当接すると、係合部104がその弾性によって復元する。その結果、係合部104のプレート係止突起110がサイドプレート82の左側面に係止される。これにより、軸挿通部101が被嵌合部111に嵌合するとともに、各係合部104が延出部112に係合する。以上で、サイドプレート81,82間へのLFローラ部材72の取付けが達成される。
また、右軸受84が右軸受保持孔88に取り付けられる過程で、各係止爪108の軸係止突起109がLFローラ軸71の先端部の周面に当接する。これにより、各係止爪108は、その先端が互いに離間する方向に撓んだ状態に弾性変形する。そして、各軸係止突起109がLFローラ軸71の被係止溝91に対向すると、図13に示されるように、各軸係止突起109が被係止溝91に嵌り込み、各係止爪108がその弾性によって復元する。これにより、LFローラ軸71は、右軸受84により、軸線方向に位置決めされた状態で、回転可能に保持される。
なお、排出ローラ部材75は、LFローラ部材72の場合と同様の手順で、サイドプレート81,82間に取り付けられる。
<LFローラ部材の取外し>
サイドプレート81,82間からのLFローラ部材72の取外しは、取付けのときと逆の手順で行われる。
すなわち、各係合部104の先端が互いに近接するように、各係合部104が弾性変形される。また、各係止爪108の先端が互いに離間するように、各係止爪108が弾性変形される。そして、各係合部104および各係止爪108が弾性変形されつつ、右軸受84が右方に移動され、さらに各係止爪108が開いて軸から外れることで、右軸受84が右軸受保持孔88から取り外される。
また、LFローラ軸71の左端部から、LFローラギヤ87が取り外される。その後、左軸受保持孔86から、左軸受83が取り外される。
次いで、LFローラ軸71の右端部が被嵌合部111から延出部112に移動される。LFローラ軸71の右端部が延出部112の先端部に配置されると、LFローラ軸71が右上がりに傾斜し、下フレーム32の各開口73からLFローラ62が離脱する。そして、LFローラ軸71が少し右方に移動されて、LFローラ軸71の左端部が左軸受保持孔86から離脱される。その後、LFローラ軸71の右端部が延出部112から離脱される。これにより、サイドプレート81,82間からのLFローラ部材72の取外しが達成される。
なお、排出ローラ部材75は、LFローラ部材72の場合と同様の手順で、サイドプレート81,82間から取り外される。
<作用効果>
以上のように、シートを搬送するためのLFローラ部材72は、LFローラ軸71およびLFローラ軸71に取り付けられたLFローラ62を有している。シートの搬送をガイドする下フレーム32には、LFローラ62が収容される開口73が形成されている。LFローラ62が開口73に収容された状態で、LFローラ62の周面の一部がガイド面76から突出する。
下フレーム32に対して右側には、サイドプレート82が設けられている。サイドプレート82には、LFローラ軸71の軸線方向と直交する延出方向AAに延びる右軸受保持孔88が形成されている。右軸受保持孔88には、右軸受84が保持されている。LFローラ軸71の一方側の端部は、右軸受84に回転可能に保持される。
右軸受保持孔88が軸線方向と直交する延出方向AAに延びているので、右軸受保持孔88から右軸受84が取り外された状態で、LFローラ軸71を右軸受保持孔88内で移動させることができる。そして、LFローラ軸71を右軸受保持孔88内で移動させることにより、LFローラ部材72のLFローラ62を開口73に対して収容および離脱させることができる。そのため、LFローラ部材72をサイドプレート82に対して取り外すときに、サイドプレート82を下フレーム32に対して移動させる必要性を低減できる。よって、サイドプレート82に対するLFローラ部材72の取り外し作業性に優れている。
また、右軸受保持孔88及び右軸受保持孔90は、スペーサ113、すなわち第1フレーム部113Aと一対の第2フレーム部113Bと第3フレーム部113Cとに囲まれている。よって、右軸受保持孔88及び右軸受保持孔90は、第3フレーム部113Cに対応する部分が切り欠かれたような溝形状ではなく、周囲を囲まれた孔形状である。従来、軸を軸受保持孔に通す際、あらかじめ軸に軸受を取り付けてから軸を軸受保持孔に通すことがあった。この場合、軸受保持孔は、溝形状で設計する必要があり、本実施形態における右軸受保持孔88及び右軸受保持孔90のような孔形状で設計することが出来ず、設計自由度が低かった。しかし、本実施形態においては、右軸受84自体がサイドプレート82に係合するための係合部104を備えており、LFローラ軸71及び排出ローラ軸74を各々右軸受保持孔88及び右軸受保持孔90に通した後で、LFローラ軸71及び排出ローラ軸74に各々右軸受84を取り付けることが出来る。よって、右軸受保持孔は、溝形状であっても孔形状であってもよいため、設計自由度を顕著に向上させることが出来る。また、LFローラ部材72及び排出ローラ部材75の着脱を顕著に簡略化することが出来る。
右軸受84は、LFローラ軸71が挿通される筒状の軸挿通部101と、右軸受保持孔88に係合する係合部104とを備えている。また、右軸受保持孔88は、軸挿通部101が嵌合される被嵌合部111と、係合部104が係合される延出部112とを備えている。そして、延出部112は、被嵌合部111から軸線方向と直交する延出方向AAに延び、その延出方向AAと直交する幅方向BBにLFローラ軸71の直径よりも大きい幅を有している。
これにより、右軸受保持孔88から右軸受84が取り外された状態で、LFローラ部材72のLFローラ軸71を被嵌合部111から延出部112に進入させることができるので、LFローラ軸71を軸線方向と直交する延出方向AAに確実に移動させることができる。
右軸受84は、軸挿通部101の周囲に張り出す鍔状部102をさらに備えている。
鍔状部102がサイドプレート82における右軸受保持孔88の被嵌合部111の外周に右側から当接することにより、右軸受84が左側に移動することを規制できる。
また、右軸受84は、右軸受84が右軸受保持孔88に嵌合されたときに係合部104から延出部112の延出方向AAと直交する幅方向BBに突出している突出部105をさらに備えている。
突出部105がサイドプレート82における右軸受保持孔88の延出部112の外周に右側から当接することにより、右軸受84が左側に移動することを規制できる。
右軸受84には、右軸受84が右軸受保持孔88に嵌合されたとき、矩形板状部103から左側に突出し、延出部112の延出方向AAに延びる板状のリブ106が形成されている。
リブ106が形成されていることにより、係合部104の強度を増すことができる。
また、右軸受84は、軸挿通部101と係合部104とが一体に成形された一体成形品である。
これにより、右軸受84を組み立てる手間が不要である。また、部品点数を低減することができる。
LFローラ軸71の周面には、被係止溝91が全周にわたって形成されている。右軸受84は、被係止溝91に係止する係止爪108を備えている。
係止爪108を被係止溝91に係止させることにより、LFローラ部材72のLFローラ軸71を右軸受84に対して軸線方向に位置決めすることができる。
また、下フレーム32とサイドプレート81,82とは、一体に成形されている。
これにより、部品点数を削減することができる。また、下フレーム32およびサイドプレート81,82の強度を増すことができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の説明では、下フレーム32および1対のサイドプレート81,82が一体的に成形されているとしたが、下フレーム32および1対のサイドプレート81,82がそれぞれ別部材に形成されて、下フレーム32がサイドプレート81,82に結合されていてもよい。
また、前述の実施形態では、イメージスキャナ1を取り上げたが、本発明に係るシート搬送装置は、イメージスキャナ1以外に、プリンタや複写機に代表される画像形成装置など、シートを搬送する機構を必要とする装置に広く適用することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
32 下フレーム
43 ガイド面
62 LFローラ
65 排出ローラ
71 LFローラ軸
72 LFローラ部材
73 開口
74 排出ローラ軸
75 排出ローラ部材
76 ガイド面
77 開口
82 サイドプレート
84 右軸受
88 右軸受保持孔
89 右軸受
90 右軸受保持孔
91 被係止溝
101 軸挿通部
102 鍔状部
104 係合部
105 突出部
106 リブ
108 係止爪
111 被嵌合部
112 延出部

Claims (16)

  1. 軸と、
    前記軸に取り付けられ、前記軸の軸線方向の周りに回転するローラと、
    前記ローラが配置される開口が形成されたガイドと、
    第1サイドプレートと、第1軸受部材と、第2サイドプレートと、第2軸受部材と、読取部と、を備え、
    前記第1サイドプレートは、前記軸線方向において前記ガイドに対し一方側に設けられ、
    前記第1サイドプレートは、フレーム部と第1孔とを備え、
    前記フレーム部は、第1フレーム部と一対の第2フレーム部と第3フレーム部とを備え、
    前記一対の第2フレーム部は、前記第1フレーム部から前記軸線方向に垂直な延出方向に延出し、
    前記第3フレーム部は、前記一対の第2フレーム部に連結し、
    前記第1孔は、前記フレーム部に囲まれて形成され、
    前記軸の前記軸線方向における前記一方側の端部は前記第1孔に挿入され、
    前記第1軸受部材は、前記第1孔に嵌合し、
    前記第1軸受部材は、軸受部と係合部とを備え、
    前記軸受部は、前記第1フレーム部と当接し、
    前記軸受部は、前記軸の前記軸線方向における前記一方側の端部を回転可能に保持し、
    前記係合部は、前記軸受部から前記延出方向に延出し、
    前記係合部は、前記第1サイドプレートに係合し、
    第2サイドプレートは、前記軸線方向において前記ガイドに対し他方側に設けられ、
    第2サイドプレートは、第2孔を備え、
    前記軸の前記軸線方向における他方側の端部は、前記第2孔に挿入され、
    第2軸受部材は、前記第2サイドプレートに設けられ、
    第2軸受部材は、前記軸の前記軸線方向における前記他方側の端部を回転可能に保持する、画像読取装置。
  2. 前記一対の第2フレーム部の間の前記延出方向及び前記軸線方向に垂直な幅方向における幅は、前記軸の直径より大きい、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1軸受部材は、前記延出方向に延出する板状部と、前記板状部から前記幅方向に突出する突出部を備え、前記突出部は、前記一対の第2フレーム部に前記軸線方向の前記一方側から当接する、請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1軸受部材は、突起を備え、前記突起は、前記板状部から前記軸線方向における前記他方側に向けて突出し、前記延出方向に延出する、請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記軸受部は、フランジと軸挿通部とを備え、前記フランジは、前記軸挿通部の周りにおいて延出し、前記フランジは、前記第1フレーム部に前記第1方向における前記一方側から当接し、前記軸挿通部は、円筒形状であり、前記軸は、前記軸挿通部に挿通される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. 前記軸の前記軸線方向における前記一方側の端部は、前記軸線周りに形成された溝を備え、前記軸挿通部は、前記溝に係合する爪を備える、請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記軸受部及び前記係合部は一体形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  8. 前記ガイド、前記第1サイドプレート及び前記第2サイドプレートは、一体形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  9. 軸および前記軸に取り付けられたローラを有し、前記ローラの周面に接触するシートを搬送するための搬送ローラ部材と、
    前記シートの搬送をガイドするように構成され、前記ローラの周面の一部がガイド面から突出した状態に前記ローラを収容する収容部を有するガイド部と、
    前記ガイド部に対して前記軸の軸線方向の一方側に設けられ、前記軸線方向と直交する方向に延びる軸受保持孔が形成されたサイドプレートと、
    前記軸の前記一方側の端部を回転可能に保持し、前記軸受保持孔に保持される軸受部材とを含む、シート搬送装置。
  10. 前記軸受部材は、前記軸が挿通される筒状の軸挿通部と、前記軸受保持孔に係合する係合部とを有し、
    前記軸受保持孔は、前記軸挿通部が嵌合される被嵌合部と、前記被嵌合部から前記軸線方向と直交する方向に延び、その延出方向と直交する方向に前記軸の直径よりも大きい幅を有し、前記係合部が係合される延出部とを有している、請求項9に記載のシート搬送装置。
  11. 前記軸受部材は、前記軸挿通部の周囲に張り出し、前記サイドプレートにおける前記軸受保持孔の前記被嵌合部に前記軸線方向の前記一方側から当接する鍔状部を有している、請求項10に記載のシート搬送装置。
  12. 前記軸受部材は、延出方向に延出する板状部と、前記板状部から前記延出方向と直交する方向に突出し、前記サイドプレートにおける前記軸受保持孔の前記延出部に前記軸線方向の前記一方側から当接する突出部を有している、請求項10または11に記載のシート搬送装置。
  13. 前記軸受部材は、前記板状部から前記軸線方向の前記一方側と反対側に突出し、前記延出方向に延びる板状のリブを有している、請求項12に記載のシート搬送装置。
  14. 前記軸受部材は、前記軸挿通部と前記係合部とが一体に成形された一体成形品である、請求項10〜13のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  15. 前記軸の周面には、被係止溝が全周にわたって形成されており、
    前記軸受部材は、前記被係止溝に係止する係止爪を有している、請求項9〜14のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  16. 前記ガイド部と前記サイドプレートとは、一体に成形されている、請求項9〜15のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
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