JP2000264483A - シート材の搬送ローラ - Google Patents

シート材の搬送ローラ

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JP2000264483A
JP2000264483A JP11071206A JP7120699A JP2000264483A JP 2000264483 A JP2000264483 A JP 2000264483A JP 11071206 A JP11071206 A JP 11071206A JP 7120699 A JP7120699 A JP 7120699A JP 2000264483 A JP2000264483 A JP 2000264483A
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Japan
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roller
driven
rollers
sheet material
driven rollers
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JP11071206A
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English (en)
Inventor
Shigeru Mori
茂 森
Yuji Morita
祐二 森田
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Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Katsuragawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従動ローラの取付作業が簡単にでき、交換も
容易に行えるようにする。 【解決手段】 駆動ローラ11Aに接触して駆動ローラ
と共動してシート材を回転方向に送り出す直列に配置し
た複数の従動ローラ16,17が駆動ローラに均一に押
圧されるように従動ローラ16,17間を駆動ローラの
方向に付勢する付勢手段24と、駆動ローラに対向した
位置に配置されるケーシングに従動ローラの一部を露出
させるき切り欠きを設け、切り欠きの端部に駆動ローラ
とは反対方向に立設し、この立設方向に軸の両端を嵌合
するガイド溝39,40からなる軸受け部を備えたガイ
ド板37,38と、複数の従動ローラをガイド溝と従動
ローラ間に露出する軸に作用する付勢手段の付勢力によ
って保持し、ガイド板に係合保持される枠体18とによ
って構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ローラに係
り、特にシート材を所定の速度でスムーズに搬送するこ
とのできる搬送ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、紙等のシート材を搬送させて
印刷、コピーを行うことは給紙部から感光ドラムに向か
って搬送したり、あるいは定着後の転写材を装置外部に
排出するなど一般に行われているところである。例え
ば、複写装置に例を取ってみると、転写材等のシート材
は、駆動ローラの回転力によって所定の速度で感光ドラ
ムに送られる。そして、このシート材の搬送には、搬送
ガイド板に沿って転写材等のシート材を所定の搬送速度
でスムーズに搬送させるために、駆動ローラと、該駆動
ローラに接触するか、又は駆動ローラに転写材を介して
従動する従動ローラとからなる搬送ローラが用いられて
いる。この従動ローラは、駆動ローラにスプリング等の
付勢部材によって押圧されて共動するようになってい
る。
【0003】従来の搬送ローラは、図6に示す如き構成
(図6においては、駆動ローラを省略してある)を有し
ている。すなわち、搬送ローラ100は、図示しない駆
動ローラと、この駆動ローラに接触するか、又は駆動ロ
ーラに転写材を介して従動する従動ローラ110とによ
って構成されている。また、搬送ローラは転写材の幅方
向に適当な間隔を置いて複数設けられている。
【0004】この従動ローラ110は、軸120に回転
可能に取り付けられており、この軸120は、軸受け板
130,140に形成される軸受け溝150,160に
嵌合し、軸受け板130と軸受け板140に軸支されて
いる。この軸受け板130,140は、駆動ローラに対
向した位置に配置される(図6では、駆動ローラは従動
ローラ110の下方に配置されていることになる)ケー
シング170に従動ローラ110の大きさに合わせた切
欠180を設け、この切欠180の従動ローラ110の
軸方向両端部のそれぞれに駆動ローラの配設されている
側とは反対側に立設して形成されている。
【0005】この軸受け板130,140に形成される
軸受け溝150,160に嵌合され、軸受け板130,
140の軸受け溝150,160から外側に突出した軸
120のそれぞれは、板バネ190,200によって駆
動ローラ形成側に付勢されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来の搬送ローラにあっては、従動ローラ110が軸支
された図示しない駆動ローラの周面に向かって付勢する
ように軸受け板130,140に設けられており、従動
ローラ110の軸受け板130,140への取り付け
は、軸受け板130,140から従動ローラ110の軸
120がわずかに突出するような切り欠き(軸受け溝1
50,160)を設け、この切り欠き(軸受け溝15
0,160)の一部を切り起こして(軸受け溝150,
160をU溝にして)軸受けとし、この軸受けに従動ロ
ーラ110の軸120を嵌着し、板ばね190,200
によって駆動ローラ側に押さえつけるように取り付けて
いる。この板ばね190,200の作用により従動ロー
ラ110を安定した当圧接で駆動ローラに付勢させてい
る。
【0007】しかしながら従来の搬送ローラにあって
は、従動ローラ110を取り付けるにあたって、板ばね
190,200を固定しているねじ等を取り外し、従動
ローラ110の軸120を軸受け溝150,160に嵌
着し、しかる後に板ばね190,200を元に戻すとい
う作業を必要とし、従動ローラ110の取付作業が煩雑
となってしまうという問題がある。
【0008】本発明の目的は、従動ローラの取付作業を
簡単に行え、交換も容易に行えるようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載のシ
ート材の搬送ローラは、所定の速度で回転しシート材を
表面の摩擦力によって所定の速度で搬送する駆動ローラ
と、回転可能に軸支され前記駆動ローラの表面に接触し
て該駆動ローラと共動して前記シート材を回転方向に送
り出す直列に配置した複数の従動ローラと、前記従動ロ
ーラが前記駆動ローラに均一に押圧されるように前記複
数の従動ローラ間に露出する前記少なくとも一か所を前
記駆動ローラの方向に付勢する付勢手段と、前記駆動ロ
ーラに対向した位置に配置されるケーシングに前記従動
ローラの一部を露出させるき切り欠きを設け該切り欠き
の端部に前記駆動ローラとは反対方向に立設し、該立設
方向に前記軸の両端を嵌合するガイド溝からなる軸受け
部を備えたガイド板と、前記複数の従動ローラを前記ガ
イド溝と前記従動ローラ間に露出する軸の少なくとも一
か所に作用する前記付勢手段の付勢力によって保持し、
前記ガイド板に係合保持される枠体とによって構成した
ものである。このように構成することによって、従動ロ
ーラの取付作業を簡単に行え、交換も容易に行うことが
できる。
【0010】本願請求項2に記載のシート材の搬送ロー
ラは、付勢手段を、軸受け溝が形成される円筒状の収納
部にコイルスプリングを収納し、前記複数の従動ローラ
が前記駆動ローラを均一に押圧するように前記複数の従
動ローラ間に露出する軸の少なくとも一か所を付勢する
ようにしたものである。このように構成することによっ
て、従動ローラを均一に付勢することができ、複数の従
動ローラを駆動ローラに均等に当接させることができ
る。
【0011】本願請求項3に記載のシート材の搬送ロー
ラは、コイルスプリングを、その一端を前記収納部に固
着し、且つ他端を前記軸に係止して、前記枠体と従動ロ
ーラとが一体となって前記ガイド板に取り付け可能に構
成したものである。このように構成することによって、
複数の従動ローラの取り付けが上側になってもコイルス
プリングが収納部から脱落するのを防止できるため簡単
に取り付けができ、交換も用意に行うことができる。
【0012】本願請求項4に記載のシート材の搬送ロー
ラは、ガイド板を、ケーシングの前記複数の従動ローラ
の設置箇所に設けた切り欠きの一部を切り起こして形成
したものである。このように構成することによって、搬
送ローラを強固にケーシングに固定することができる。
【0013】本願請求項5に記載のシート材の搬送ロー
ラは、所定の速度で回転しシート材を表面の摩擦力によ
って所定の速度で搬送する駆動ローラと、回転可能に軸
支され前記駆動ローラの表面に接触して該駆動ローラと
共動して前記シート材を回転方向に送り出す直列に配置
した一対の従動ローラと、前記一対ローラが前記駆動ロ
ーラに均一に押圧されるように前記複数の従動ローラ間
に露出する前記少なくとも一か所を前記駆動ローラの方
向に付勢する付勢手段と、前記駆動ローラに対向した位
置に配置されるケーシングに前記従動ローラの一部を露
出させるき切り欠きを設け該切り欠きの端部に前記駆動
ローラとは反対方向に立設し、該立設方向に前記軸の両
端を嵌合するガイド溝からなる軸受け部を備えたガイド
板と、前記一対の従動ローラを前記ガイド溝と前記従動
ローラ間に露出する軸の少なくとも一か所に作用する前
記付勢手段の付勢力によって保持し、前記ガイド板に係
合保持される枠体とによって構成したものである。この
ように構成することによって、唯一の付勢手段であるた
め、従動ローラの取付作業を簡単に行え、交換も容易に
行うことができる。
【0014】本願請求項6に記載のシート材の搬送ロー
ラは、付勢手段を、軸受け溝が形成される円筒状の収納
部にコイルスプリングを収納し、前記一対の従動ローラ
が前記駆動ローラを均一に押圧するように前記一対の従
動ローラ間に露出する軸の少なくとも一か所を付勢する
ようにしたものである。このように構成することによっ
て、一対の従動ローラを均一に付勢することができ、一
対の従動ローラを駆動ローラに均等に当接させることが
できる。
【0015】本願請求項7に記載のシート材の搬送ロー
ラは、コイルスプリングを、その一端を前記収納部に固
着し、且つ他端を前記軸に係止して、前記枠体と従動ロ
ーラとが一体となって前記ガイド板に取り付け可能に構
成したものである。このように構成することによって、
一対の従動ローラの取り付けが上側になってもコイルス
プリングが収納部から脱落するのを防止できるため簡単
に取り付けができ、交換も容易に行うことができる。
【0016】本願請求項8に記載のシート材の搬送ロー
ラは、ガイド板を、ケーシングの前記一対の従動ローラ
の設置箇所に設けた切り欠きの一部を切り起こして形成
したものである。このように構成することによって、搬
送ローラを強固にケーシングに固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。図1には、本発明に係る搬送ローラの
一実施の形態が示されている。
【0018】図において、感光ドラム1を中心に、感光
ドラム1の表面を一様に帯電させるコロナ帯電器(図示
していない)、スキャナー等によって読み込まれた原稿
データをLED等により投射して感光ドラム1上に潜像
を形成させる光学投影装置(図示していない)、この潜
像を現像する現像装置(図示していない)、ロール紙
(またはカット紙)を装填した給紙部(図示していな
い)から送られる転写材2に現像されたトナー像を転写
する転写コロナ放電器3、感光体ドラム1から転写材2
を分離するAC分離コロナ放電器4、転写後の感光ドラ
ム1の表面上に残留したトナーを除去するクリーニング
装置5、感光ドラム1の表面の表面電位を均一に除電す
るためのイレーサーランプ(図示していない)とを有
し、これらが順次に感光ドラム1に作用するように配置
されている。
【0019】また、AC分離コロナ放電器4によって感
光ドラム1から分離され転写材2は、搬送ベルト及び案
内板によって搬送される。そして、AC分離コロナ放電
器4によって感光ドラム1から分離され転写材2に転写
されたトナー像が転写材2から剥離することがないよう
にトナー像を転写材2上に永久画像として定着する定着
装置(図示していない)が案内板の先端部に配置されて
いる。
【0020】転写材2の感光ドラム1への供給は、搬送
ローラ10によって行われる。この搬送ローラ10は、
駆動ローラ部11と、従動ローラ部12とからなってい
る。駆動ローラ部11は、駆動ローラ11Aと駆動ロー
ラ11Aを回転駆動させる図示しないモータ等の駆動装
置とによって構成され、支持部材13に回転自在に取り
付けられており、所定の速度で回転するように構成され
ている。また、この駆動ローラ11は、一部が支持部材
13に設けられている切欠14から上部に突出するよう
に設けられている。
【0021】従動ローラ部12は、軸15に固着された
2つの従動ローラ16、17を有しており、この従動ロ
ーラ16、17は、対になっている。この一対の従動ロ
ーラ16、17は、駆動ローラ11Aに当接して駆動ロ
ーラ11Aの回転にしたがって回転するもので、駆動装
置によって駆動するものではない。この従動ローラ12
は、図2〜5に示す如き構成を有している。18は、枠
体で、一対の従動ローラ16、17を回転自在に収納支
持するもので、ケース状に構成されている。この枠体1
8の底部19には、切欠20が形成されており、この切
欠20は、駆動ローラ11Aに当接する一対の従動ロー
ラ16、17の周面が枠体18の底部19に接触するこ
とがないようにする逃げである。
【0022】21は、収納部で、円筒状に形成されてお
り、枠体18の長手方向に、底部19に向かって深U字
状の軸受け溝22,23が設けられている。この軸受け
溝22,23には、軸15の中央部、すなわち、一対の
従動ローラ16、17の間に露出した軸部を嵌合するよ
うになっている。また、収納部21内には、コイルスプ
リング24が収納され、軸15の中央部を駆動ローラ1
1A側に押圧することにより一対の従動ローラ16、1
7の周面が駆動ローラ11Aの外周面に押圧接するよう
になっている。すなわち、このコイルスプリング24
は、付勢手段で、軸受け溝22,23が形成される円筒
状の収納部21に収納され、一対の従動ローラ16、1
7間の軸15を駆動ローラ11A側に付勢するものであ
る。
【0023】25、26は、溝で、従動ローラ16、1
7の外側に突出した軸15を嵌着しガイドするもので、
従動ローラ16、17がガタつくのを防止するためのも
のである。27、28は、溝25の両側に設けられた係
止部材で、この係止部材27、28には、枠体18の内
側に突出する楔状突起29、30(図2には現れていな
い)が設けられている。また、31、32、溝26の両
側に設けられた係止部材で、この係止部材31、32に
は、枠体18の内側に突出する楔状突起33、34(図
2には、楔状突起34のみが現れている)が設けられて
いる。
【0024】35は、ケーシングで、駆動ローラ11A
に対向した位置に配置されている。36は、ケーシング
35に形成された切り欠きで、一対の従動ローラ16、
17の大きさに合わせた大きさとなっている。また、3
7、38は、ガイド板で、切り欠き36の端部に駆動ロ
ーラ11Aとは反対方向に立設し、立設方向に一対の従
動ローラ16、17の外側に突出する軸15を嵌合する
U字状に形成されるガイド溝39、40によって構成さ
れる軸受け部が設けられている。
【0025】41、42は、ガイド板37の左右端部に
形成される係合部で、係止部材27、28に形成される
楔状突起29、30が係合し、43、44は、ガイド板
38の左右端部に形成される係合部で、係止部材31、
32に形成される楔状突起33、34が係合するように
なっている。この係止部材27、28、31、32と係
合部41、42、43、44によって一対の従動ローラ
16、17が駆動ローラ11Aに押圧接するようにケー
シング35に取り付けられることになる。
【0026】このように構成される搬送ローラ10の組
み付けは、支持部材13に回転自在に取り付けられた駆
動ローラ11Aに対向した位置のケーシング35を切り
欠き、この切り欠いた部材を両側に開くように駆動ロー
ラ11Aとは反対方向に立設してガイド板37、38を
形成し、立設方向に一対の従動ローラ16、17の外側
に突出する軸15を嵌合するガイド溝39、40をU字
状に形成する。さらに、ガイド板37の立設方向の両端
部には、切り欠き状の係合部41、42を、ガイド板3
8の立設方向の両端部には、切り欠き状の係合部43、
44を形成する。このケーシング35の切り欠き36か
ら駆動ローラ11Aの一部が上部に突出するように配置
され、所定の速度で図示しない回転駆動装置によって回
転させシート材(転写材)2を表面の摩擦力によって所
定の速度で搬送するようになっている。
【0027】一方、底部19に切欠20が形成され、中
央に円筒状の収納部21が設けられ、長手方向両端内側
に溝25、26が形成され、この溝25、26のそれぞ
れの両側に、内側に突出する楔状突起29、30、3
3、34が形成された係止部材27、28、31、32
の設けられた枠体18の収納部21にコイルスプリング
24を収納する。しかる後、収納部21の軸受け溝2
2,23に、軸15に2個の従動ローラ16、17を対
をなして回転可能に設けた一対の従動ローラ16、17
の間の軸15を嵌合し一対の従動ローラ16、17の外
側に突出した軸15を溝25、26に嵌着して一対の従
動ローラ16、17を枠体18内に収納する。
【0028】そして、この一対の従動ローラ16、17
を収納した枠体18は、図4に示すように、ケーシング
35が合成樹脂で構成されている場合は、ガイド板3
7、38を内側に倒すように変形してガイド板37、3
8が内側に入るように嵌め込んで装着し、また、ケーシ
ング35が金属製の場合は、図示されていないが枠体1
8の両端部が外側に膨れるように変形してガイド板3
7、38が内側に入るように嵌め込んで装着する。この
ようにガイド板37、38を内側にして一対の従動ロー
ラ16、17が収納された枠体18を嵌め込むと、係止
部材27、28、31、32に形成された楔状突起2
9、30、33、34がガイド板37、38に形成され
る切り欠き状の係合部39、40、41、42に図5に
示す如く嵌着係合する。 さらに、このとき一対の従動
ローラ16、17の外側に突出した軸15は、ガイド板
37、38に形成されるガイド溝39、40によって支
持され、一対の従動ローラ16、17がガイド溝39、
40に回転自在に軸支されることになる。この搬送ロー
ラ10の取り外しは、逆の操作によって容易に行える。
【0029】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、従
動ローラの取付作業を簡単に行え、交換も容易に行うこ
とができる。
【0030】本願請求項2に記載の発明によれば、従動
ローラを均一に付勢することができ、複数の従動ローラ
を駆動ローラに均等に当接させることができる。
【0031】本願請求項3に記載の発明によれば、複数
の従動ローラの取り付けが上側になってもコイルスプリ
ングが収納部から脱落するのを防止できるため簡単に取
り付けができ、交換も用意に行うことができる。
【0032】本願請求項4に記載の発明によれば、搬送
ローラを強固にケーシングに固定することができる。
【0033】本願請求項5に記載の発明によれば、唯一
の付勢手段であるため、従動ローラの取付作業を簡単に
行え、交換も容易に行うことができる。
【0034】本願請求項6に記載の発明によれば、一対
の従動ローラを均一に付勢することができ、一対の従動
ローラを駆動ローラに均等に当接させることができる。
【0035】本願請求項7に記載の発明によれば、一対
の従動ローラの取り付けが上側になってもコイルスプリ
ングが収納部から脱落するのを防止できるため簡単に取
り付けができ、交換も容易に行うことができる。
【0036】本願請求項8に記載の発明によれば、搬送
ローラを強固にケーシングに固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機に応用した本発明に係るシート材の搬送
ローラの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1に図示の搬送ローラの分解全体斜視図であ
る。
【図3】図2に図示の従動ローラの組立分解断面図であ
る。
【図4】図3に図示の従動ローラの収納された枠体にガ
イド板を嵌め込む状態を示す図である。
【図5】図4に図示の従動ローラの収納された枠体にガ
イド板を完全に嵌め込んだ状態を示す図である。
【図6】従来の搬送ローラの従動ローラ部の全体構成図
である。
【符号の説明】
10…………………………………搬送ローラ 11…………………………………駆動ローラ部 11A………………………………駆動ローラ 12…………………………………従動ローラ部 15…………………………………軸 16,17…………………………従動ローラ 18…………………………………枠体 21…………………………………収納部 22,23…………………………軸受け溝 24…………………………………コイルスプリング 25,26…………………………溝 27,28,31,32…………係止部材 29,30,33,34…………楔状突起 35…………………………………ケーシング 36…………………………………切り欠き 37,38…………………………ガイド板 39,40…………………………ガイド溝 41,42,43,44…………係合部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の速度で回転しシート材を表面の摩
    擦力によって所定の速度で搬送する駆動ローラと、 回転可能に軸支され前記駆動ローラの表面に接触して該
    駆動ローラと共動して前記シート材を回転方向に送り出
    す直列に配置した複数の従動ローラと、 前記従動ローラが前記駆動ローラに均一に押圧されるよ
    うに前記複数の従動ローラ間に露出する前記少なくとも
    一か所を前記駆動ローラの方向に付勢する付勢手段と、 前記駆動ローラに対向した位置に配置されるケーシング
    に前記従動ローラの一部を露出させるき切り欠きを設け
    該切り欠きの端部に前記駆動ローラとは反対方向に立設
    し、該立設方向に前記軸の両端を嵌合するガイド溝から
    なる軸受け部を備えたガイド板と、 前記複数の従動ローラを前記ガイド溝と前記従動ローラ
    間に露出する軸の少なくとも一か所に作用する前記付勢
    手段の付勢力によって保持し、前記ガイド板に係合保持
    される枠体と、 からなるシート材の搬送ローラ。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、軸受け溝が形成される
    円筒状の収納部にコイルスプリングを収納し、前記複数
    の従動ローラが前記駆動ローラを均一に押圧するように
    前記複数の従動ローラ間に露出する軸の少なくとも一か
    所を付勢してなるものである請求項1に記載のシート材
    の搬送ローラ。
  3. 【請求項3】 前記コイルスプリングは、その一端を前
    記収納部に固着し、且つ前記コイルスプリングの他端を
    前記軸に係止して、前記枠体と従動ローラとが一体とな
    って前記ガイド板に取り付け可能に設けられているもの
    である請求項2に記載のシート材の搬送ローラ。
  4. 【請求項4】 前記ガイド板は、ケーシングの前記複数
    の従動ローラの設置箇所に設けた切り欠きの一部を切り
    起こして形成したものである請求項1,2又は3に記載
    のシート材の搬送ローラ。
  5. 【請求項5】 所定の速度で回転しシート材を表面の摩
    擦力によって所定の速度で搬送する駆動ローラと、 回転可能に軸支され前記駆動ローラの表面に接触して該
    駆動ローラと共動して前記シート材を回転方向に送り出
    す直列に配置した一対の従動ローラと、 前記一対ローラが前記駆動ローラに均一に押圧されるよ
    うに前記複数の従動ローラ間に露出する前記少なくとも
    一か所を前記駆動ローラの方向に付勢する付勢手段と、 前記駆動ローラに対向した位置に配置されるケーシング
    に前記従動ローラの一部を露出させるき切り欠きを設け
    該切り欠きの端部に前記駆動ローラとは反対方向に立設
    し、該立設方向に前記軸の両端を嵌合するガイド溝から
    なる軸受け部を備えたガイド板と、 前記一対の従動ローラを前記ガイド溝と前記従動ローラ
    間に露出する軸の少なくとも一か所に作用する前記付勢
    手段の付勢力によって保持し、前記ガイド板に係合保持
    される枠体と、 からなるシート材の搬送ローラ。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、軸受け溝が形成される
    円筒状の収納部にコイルスプリングを収納し、前記一対
    の従動ローラが前記駆動ローラを均一に押圧するように
    前記一対の従動ローラ間に露出する軸の少なくとも一か
    所を付勢してなるものである請求項5に記載のシート材
    の搬送ローラ。
  7. 【請求項7】 前記コイルスプリングは、その一端を前
    記収納部に固着し、且つ前記コイルスプリングの他端を
    前記軸に係止して、前記枠体と従動ローラとが一体とな
    って前記ガイド板に取り付け可能に設けられているもの
    である請求項6に記載のシート材の搬送ローラ。
  8. 【請求項8】 前記ガイド板は、ケーシングの前記一対
    の従動ローラの設置箇所に設けた切り欠きの一部を切り
    起こして形成したものである請求項5,6又は7に記載
    のシート材の搬送ローラ。
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