JP3449098B2 - ケーブル端末部固定構造 - Google Patents

ケーブル端末部固定構造

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JP3449098B2
JP3449098B2 JP02365796A JP2365796A JP3449098B2 JP 3449098 B2 JP3449098 B2 JP 3449098B2 JP 02365796 A JP02365796 A JP 02365796A JP 2365796 A JP2365796 A JP 2365796A JP 3449098 B2 JP3449098 B2 JP 3449098B2
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  • Flexible Shafts (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、クラッチ等のケ
ーブルの端末部の固定構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
3及び図4に示すようなものがある。図中符号1はアウ
タケーブルで、このアウタケーブル1の端末部にはケー
シング2が固定されると共に、このアウタケーブル1内
部には、インナケーブル3が挿通され、このケーシング
2がブラケット4に取り付けられている。 【0003】このケーシング2には、フランジ部2aが
形成されると共に、ブラケット4に形成された開口部4
aに挿通される筒部2bが形成され、この筒部2bとフ
ランジ部2aとに跨って防振ラバー5が装着されてい
る。 【0004】一方、ブラケット4の開口部4aには、係
止部材6が固定され、この係止部材6の筒部6aにケー
シング2の筒部2bが防振ラバー5を介して挿入され、
この防振ラバー5に形成された係止部5aが係止部材6
の筒部6aの端部に係止されている。 【0005】なお、この種のものとしては、例えば実開
平4−109274号公報に記載されたようなものがあ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ケーシング2とブラケット
4との間に防振ラバー5を介在させ、ケーシング2とブ
ラケット4とを被固定状態として防振性を確保するよう
にしているため、図示省略のクラッチペダルを踏むと、
インナケーブル3が矢印方向に引かれ、アウタケーブル
1内のインナケーブル3が直線状態となるように引っ張
られることにより、図4に示すように、防振ラバー5が
変形して、ケーシング2がブラケット4から外れる虞が
ある。 【0007】そこで、この発明は、防振性を確保しつ
つ、ブラケットからのケーシングの外れを防止するケー
ブル端末部固定構造を提供することを課題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、内部にインナケーブル
が挿通されたアウタケーブルの端末部にケーシングが配
設され、該ケーシングが防振ラバーを介してブラケット
に取り付けられたケーブル端末部固定構造において、前
記ケーシングは、フランジ部と、該フランジ部から突出
して前記ブラケットに形成された開口部に一方の面側か
ら挿入される筒部と、他方の面側から突出して鍔部が形
成された突出部とを有し、前記防振ラバーは、前記筒部
および前記フランジ部と前記ブラケットとの間に介在
し、前記ブラケットの他方の面と前記鍔部との間に、ロ
ックプレートのストッパ部を挿入して該ケーシングの抜
け止めを行うと共に、該ロックプレートに前記一方の面
側まで延びる延長部を形成し、該延長部に係止部を形成
する一方、前記ケーシングに、前記係止部が係止される
被係止部を形成したケーブル端末部固定構造としたこと
を特徴としている。 【0009】かかる構成によれば、インナケーブルが引
かれると、アウタケーブル内のインナケーブルが直線状
態となろうとして、この力が、アウタケーブルを介して
ケーシングに作用する。これにより、防振ラバーが変形
するが、ロックプレートのストッパ部がケーシングの鍔
部とブラケットとの間に挿入されているため、ケーシン
グの外れを防止できる。 【0010】また、防振ラバーの変形により、鍔部とブ
ラケットとの間の幅が広がり、ロックプレートのストッ
パ部側が外れ易くなったとしても、延長部の係止部がケ
ーシングの被係止部に係止されているため、ロックプレ
ートの外れを防止できる。 【0011】しかも、ロックプレートを配設している
が、このロックプレートを介してケーシングとブラケッ
トとが固定されている分けではなく、このケーシングと
ブラケットとの間には防振ラバーが介在しているため、
従来と同様防振性能を確保することができる。 【0012】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、防振ラ
バーにより、ケーシングとブラケットの間の防振性能を
確保できた上で、ロックプレートによりブラケットから
のケーシングの外れを確実に防止できると共に、係止部
等によりロックプレート自体の外れを防止できる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。 【0014】図1及び図2には、この発明の実施の形態
を示す。 【0015】まず構成を説明すると、図1中符号11は
アウタケーブルで、このアウタケーブル11の端末部に
はケーシング12が固定されると共に、このアウタケー
ブル11内部には、図中右側端部がクラッチペダルに連
結されたインナケーブル13が挿通され、このケーシン
グ12がブラケット14に取り付けられている。 【0016】このケーシング12には、フランジ部12
aが形成されると共に、このフランジ部12aより右側
に向けて筒部12bが突設され、この筒部12bがブラ
ケット14に形成された開口部14aに、一方の面側か
ら挿入されるようになっていると同時に、この筒部12
b及びフランジ部12aと、ブラケット14との間に介
在するように防振ラバー15が配設されている。さら
に、このケーシング12には、筒部12bの先端部側
で、ブラケット14の他方の面側より突出した突出部1
2cに鍔部12dが形成されている。 【0017】そして、この鍔部12dとブラケット14
の他方の面との間に、ロックプレート16のストッパ部
16aが挿入されてケーシング12の抜け止めが図られ
るようになっている。このストッパ部16aは、二股状
で、波形に折曲され、弾性変形可能に形成されている。
また、このロックプレート16には、このストッパ部1
6aからブラケット14の一方の面側に向けて延長され
た延長部16bが形成されている。この延長部16b
は、水平部16cと鉛直部16dとを有し、この鉛直部
16dに「係止部」としての突部16eが形成され、こ
の突部16eがケーシング12のフランジ部12aに形
成された「被係止部」としての凹部12eに係合される
ようになっている。 【0018】次に、作用について説明する。 【0019】図示省略のクラッチペダルを踏むと、イン
ナケーブル3が矢印方向に引かれ、アウタケーブル11
内のインナケーブル13が直線状態となろうとし、この
力が、アウタケーブル11を介してケーシング12に作
用する。これにより、防振ラバー15が変形するが、ロ
ックプレート16のストッパ部16aが、ケーシング1
2の鍔部12dとブラケット14との間に挿入されてい
るため、ケーシング12の外れを防止できる。 【0020】また、防振ラバー15の変形により、鍔部
12dとブラケット14との幅が広がり、ロックプレー
ト16のストッパ部16a側が外れ易くなったとして
も、延長部16bの突部16eがケーシング12の凹部
12eに係止されているため、ロックプレート16の外
れを防止できる。 【0021】しかも、ロックプレート16を配設してい
るが、このロックプレート16を介してケーシング12
とブラケット14とが固定されている分けではなく、こ
のケーシング12とブラケット14との間には防振ラバ
ー15が介在しているため、従来と同様防振性能を確保
することができる。 【0022】なお、この実施の形態は、クラッチのケー
ブル端末部固定構造についてこの発明を適用したが、こ
れに限らず、クラッチ以外のものでも良いことは勿論で
ある。また、上記実施の形態では、「係止部」として突
部16eが、「被係止部」として凹部12eが形成され
ているが、他の形状とすることもできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態を示す要部断面図であ
る。 【図2】同実施の形態を示すロックプレートの斜視図で
ある。 【図3】従来例を示す図1に相当する断面図である。 【図4】同従来例の作用を示す断面図である。 【符号の説明】 11 アウタケーブル 12 ケーシング 12a フランジ部 12c 突出部 12d 鍔部 12e 凹部(被係止部) 13 インナケーブル 14 ブラケット 14a 開口部 15 防振ラバー 16 ロックプレート 16a ストッパ部 16b 延長部 16e 突部(係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 1/00 F16B 9/00 F16L 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部にインナケーブルが挿通されたアウ
    タケーブルの端末部にケーシングが配設され、該ケーシ
    ングが防振ラバーを介してブラケットに取り付けられた
    ケーブル端末部固定構造において、 前記ケーシングは、フランジ部と、該フランジ部から突
    出して前記ブラケットに形成された開口部に一方の面側
    から挿入される筒部と、他方の面側から突出して鍔部が
    形成された突出部とを有し、 前記防振ラバーは、前記筒部および前記フランジ部と前
    記ブラケットとの間に介在し、 前記ブラケットの他方の面と前記鍔部との間に、ロ ック
    プレートのストッパ部を挿入して該ケーシングの抜け止
    めを行うと共に、該ロックプレートに前記一方の面側ま
    で延びる延長部を形成し、該延長部に係止部を形成する
    一方、前記ケーシングに、前記係止部が係止される被係
    止部を形成したことを特徴とするケーブル端末部固定構
    造。
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