JPH066255Y2 - 締付金具 - Google Patents

締付金具

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JPH066255Y2
JPH066255Y2 JP1986022106U JP2210686U JPH066255Y2 JP H066255 Y2 JPH066255 Y2 JP H066255Y2 JP 1986022106 U JP1986022106 U JP 1986022106U JP 2210686 U JP2210686 U JP 2210686U JP H066255 Y2 JPH066255 Y2 JP H066255Y2
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JP
Japan
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metal fitting
main body
lid
bolt
engaging
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Application number
JP1986022106U
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English (en)
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JPS62134909U (ja
Inventor
覚 吉川
肇 福田
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Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般の屋外用機器の開閉蓋等に使用する締付
金具に係り、特に防水性を持って閉止するような密閉構
造部に使用する締付金具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、一般の密閉型屋外用機器において、開閉蓋を
パッキンを介して締結固着し、防水性を持たせる構造の
締付金具としては、例えば第5図及び第6図に示すよう
な構造のものが知られている。即ち、該締付金具は、本
体50に受台52を介してボルト53の基部を揺動自在
に枢着すると共に、蓋体51側に固着した受金具54に
対して上記ボルト53を螺合した蝶型等のナット55を
座金56を介して締結する構造になるもので、本体50
と蓋体51間にパッキン57を介挿して防水性を保たせ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、例えば屋外機器に構成するこの種の締付構造
は、溶接、スポット溶接又はリベット等による構成部分
ができるだけ少ないことが好ましいものであるが、従来
の構成ではナット55を係合締付する受金具54を蓋体
51側に固着しなければならないため、受金具54の組
み付けばかりでなく、該部構造の防錆処理及び防水処理
等において製作工数の増大を強いられるという問題を有
するものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、特
に屋外用機器の開閉蓋体等に用いる締付金具において、
本体又は蓋体側に固設する構造体の一部を省略し、溶
接,スポット溶接又はリベット等による固着構造を削減
すると共に、製作上有利な締付金具を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る締付金具は、
従来の構造におけるナット55を係合締結する受金具5
4に相当する部材を省略し、受側に一体的に形成した係
合構造に対して締結側に構成した係合端をボルトとナッ
トの螺合作用により係脱する構造としたものである。ま
た、該係合端を常時上記係合構造から離脱する方向に弾
性付勢して成る板発条材の端部に構成することを要旨と
するものである。
即ち、本考案に係る締付金具は、本体と本体に対して開
閉する蓋体等の両構造体の結合部に使用する締付金具に
おいて、一方の構造体の一側にボルトの基端を揺動自在
に枢着すると共に、該ボルトに螺合したナットによって
該ボルトに対して軸方向へ摺動自在に担持し、側面形状
が略U字状になる板発条等の弾性材から成り、開き方向
へ弾性付勢してある掛金具を軸方向に押圧移動するよう
に構成し、上記掛金具の他端部には、係合端を屈曲形成
し、上記他の構造体の一部に上記掛金具の係合端と係合
又は釈放自在に成る膨出部又は凹陥を形成した係合構造
を該構造体と一体的に構成するという手段を講じたもの
である。
〔作用〕
上記構成によれば、一方の構造体の一側に枢着したボル
トに担持した掛金具を他方の構造体の係合構造に係止し
た状態でナットを締結することで両構造体を結合し、ま
た該ナットを緩めることで解離する構造において、上記
構造体の何れか一方のみに付加構造体を固設する構造と
なり、他方には受金具等の構造が廃止できるものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る締付金具の一実施例を第1図乃至第
4図に従って説明すると、第1図は締付金具の緊締状態
を示す一部切欠した側面図、第2図は同平面図である。
両図において、1は密閉型機器のケース本体であり、該
ケース本体1の開口部に、パッキン3を介して蓋体2を
開閉自在且つ気密的に閉止する本考案に係る締付金具を
構成する。また、4は本体1の一側部に突設固着した受
台であり、該受台4にピン軸5を介してボルト6の基端
を揺動自在(矢印A方向)に枢着すると共に、該ボルト
6に対して座金7を外挿した後、蝶型ナット8を螺合し
て成る。9は、側面形状が略U字状になる板発条等の弾
性材によって構成され、開き方向(矢印B)に弾性付勢
した掛金具であり、該掛金具9の基端側折曲部10を上
記受台4に当接係止すると共に、他端部に係合端11を
屈曲形成し、且つ該係合端11の近傍に開設した円孔1
2をボルト6の座金7下に遊嵌外挿して成る。前記蓋体
2の締付側縁部近傍には該蓋体部材の一部を膨出部又は
逆に凹陥した上記係合端11と係合又は釈放自在になる
係合構造13を一体的に構成する。
上記構成の締付金具は、例えば第3図及び第4図に示す
如く、投光器14の本体1とフード様蓋体2間に構成し
たヒンジ構造15の反対側締結部に構成するものであ
り、以下に該締付金具の開閉作用について説明する。
第1図及び第2図の緊締状態から蓋体2を開放する場合
は、ナット8のボルト6に対する螺合を緩めることによ
り達成することができる。即ち、ナット8を緩めると、
掛金具9が弾性力によって矢印B方向に伸展し、係合端
11が係合構造13の膨出部から後退する。したがっ
て、ボルト6は、ピン軸5を回動中心として矢印A方向
に旋回し、掛金具9の係合端11が蓋体2の開放方向か
ら後退するため、蓋体2は本体1の開口部から解離せし
められる。
次に上記蓋体2を閉止締結する場合は、本体1の開口部
に蓋体2を当接した状態で、掛金具9の係合端11を係
合構造13に位置した状態でナット8を締め付け、座金
7を介して掛金具9の係合端11を係合構造13の膨出
部に係合し、且つ本体1方向に締結する。したがって、
該蓋体2はパッキン3を介して本体1の開口面に密接閉
止せしめられる。
したがって、締付金具は、本体1側に全取付部材の構成
が組み付けられるようになり、蓋体2側には付加する構
成が全くなくなるのである。
なお、上記構成によれば締付金具を本体1側に固設した
が、該本体1側に係合構造13を形成し、蓋体2側に締
付金具を構成しても同様の効果を発揮することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案に係る締付金具は、以上のように構成したから、
付加構造体を本体と蓋体の何れか一方のみに固設する構
造とし、他方に受金等の構造を廃止したことにより、特
に屋外用機器において、防錆処理及び防水処理等の処理
工程が削減できる等の特徴を有するもので、本考案実施
後の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る締付金具の一実施例を示す緊締状
態の一部切欠した側面図、 第2図は同平面図、 第3図は本考案に係る締付金具を実施した態様を示す投
光器の側面図、 第4図は第3図における矢視C部の拡大図、 第5図は従来の締付金具を示す側面図、 第6図は同平面図である。 1…本体、2…蓋体 4…受台、6…ボルト 8…ナット、9…掛金具 11…係合端、13…係合構造

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と本体に対して開閉する蓋体等の両構
    造体の結合部に使用する締付金具において、 一方の構造体の一側にボルトの基端を揺動自在に枢着す
    ると共に、該ボルトに螺合したナットによって該ボルト
    に対して軸方向へ摺動自在に担持し、側面形状が略U字
    状になる板発条等の弾性材から成り、開き方向へ弾性付
    勢してある掛金具を軸方向に押圧移動するように構成
    し、 上記掛金具の他端部には、係合端を屈曲形成し、上記他
    の構造体の一部に上記掛金具の係合端と係合又は釈放自
    在に成る膨出部を形成した係合構造を該構造体と一体的
    に構成したことを特徴とする締付金具。
  2. 【請求項2】上記係合構造が、凹陥を形成して成るもの
    であることを特徴とする請求項1の締付金具。
JP1986022106U 1986-02-20 1986-02-20 締付金具 Expired - Lifetime JPH066255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022106U JPH066255Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 締付金具

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JP1986022106U JPH066255Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 締付金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134909U JPS62134909U (ja) 1987-08-25
JPH066255Y2 true JPH066255Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=30819173

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986022106U Expired - Lifetime JPH066255Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 締付金具

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JP (1) JPH066255Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828209A (ja) * 1971-08-16 1973-04-14
JPS561573Y2 (ja) * 1974-12-24 1981-01-14

Also Published As

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JPS62134909U (ja) 1987-08-25

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