JPS596586Y2 - 開閉器の放圧装置 - Google Patents
開閉器の放圧装置Info
- Publication number
- JPS596586Y2 JPS596586Y2 JP1976029996U JP2999676U JPS596586Y2 JP S596586 Y2 JPS596586 Y2 JP S596586Y2 JP 1976029996 U JP1976029996 U JP 1976029996U JP 2999676 U JP2999676 U JP 2999676U JP S596586 Y2 JPS596586 Y2 JP S596586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- switch
- tightening
- case
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、開閉器、特に柱上開閉器の放圧装置の改良に
関する。
関する。
柱上開閉器において、雷撃その他不測の事態により開閉
器内部で万一短絡事故が発生した場合、開閉器は爆発事
故を生じ変形大破し、故障復旧対策を手間どらせるのみ
ならず、人命に係わる公衆災害を招くおそれがある。
器内部で万一短絡事故が発生した場合、開閉器は爆発事
故を生じ変形大破し、故障復旧対策を手間どらせるのみ
ならず、人命に係わる公衆災害を招くおそれがある。
従って、万一の内部爆発事故に対しては、速かに放圧し
て事故の波及を最小限に喰いとどめ、公衆災害に至らな
い様にする必要がある。
て事故の波及を最小限に喰いとどめ、公衆災害に至らな
い様にする必要がある。
従来、この種の装置としては、異常圧力の放圧開口部を
形或する放圧蓋の周縁部の締付孔をＵ字状に切り欠いて
、開閉器の内圧上昇時にはボルトの締付力に抗して放圧
蓋を吹き上げることにより開口するものや、内圧上昇時
に放圧蓋の変形によって生ずる間隙から放圧するものが
あったが、前者はボルトの締付力管理を厳しく行う必要
があり、後者は放圧開口部を充分に大きく取れない欠点
があった。
形或する放圧蓋の周縁部の締付孔をＵ字状に切り欠いて
、開閉器の内圧上昇時にはボルトの締付力に抗して放圧
蓋を吹き上げることにより開口するものや、内圧上昇時
に放圧蓋の変形によって生ずる間隙から放圧するものが
あったが、前者はボルトの締付力管理を厳しく行う必要
があり、後者は放圧開口部を充分に大きく取れない欠点
があった。
本考案による放圧装置は、これらの欠点を排除するもの
で、構造簡単で特に気中式又は真空式開閉器に採用して
好適なものである。
で、構造簡単で特に気中式又は真空式開閉器に採用して
好適なものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
１は開閉器のカバーで、周縁部下面にパッキング６の受
け溝７が溶接等により固定されている。
け溝７が溶接等により固定されている。
２はカバー１の一側端縁部上面に一端を溶接固着しカバ
ー１から突出形或された締付金具で、締付ボルト１０を
挿通する挿通孔９が穿孔されている。
ー１から突出形或された締付金具で、締付ボルト１０を
挿通する挿通孔９が穿孔されている。
３は開閉器本体を収納するケースで、その開口端部８は
カバー１の受け溝７内に充填されたパッキング６に当接
する。
カバー１の受け溝７内に充填されたパッキング６に当接
する。
４は一端をケース３の開口縁部の両側に溶接固着された
締付足で、他端はＬ形に形威され締付ボルト１０を挿通
する挿通孔９が穿孔されている。
締付足で、他端はＬ形に形威され締付ボルト１０を挿通
する挿通孔９が穿孔されている。
５は押え金具で、一端に締付ボルト１０を挿通する挿通
孔９が穿孔されている。
孔９が穿孔されている。
１１はケース３に両脚を固着されカバー１上を一定の間
隔をあけて跨ぐ枕金具、１２は枕金具１１の上面に固着
され開閉器を柱上に設置するための吊耳である。
隔をあけて跨ぐ枕金具、１２は枕金具１１の上面に固着
され開閉器を柱上に設置するための吊耳である。
１３は締付用のナットである。次に作用効果について説
明する。
明する。
カバー１はその一側に突出形威した締付金具２をケース
３の開口縁部の一側の締付足４に締付ボル｝ １０及び
ナット１３で締付け、ケース３の開口縁部の他側の締付
足４に押え金具５の一端を締付ボルト１０及びナット１
３で締付けることにより、押え金具５の他端がカバー３
の他端上面を押圧し、平常時はパッキング６が訪れ性能
を保持するに充分な締付力がカバー１に附与されている
。
３の開口縁部の一側の締付足４に締付ボル｝ １０及び
ナット１３で締付け、ケース３の開口縁部の他側の締付
足４に押え金具５の一端を締付ボルト１０及びナット１
３で締付けることにより、押え金具５の他端がカバー３
の他端上面を押圧し、平常時はパッキング６が訪れ性能
を保持するに充分な締付力がカバー１に附与されている
。
万一短絡、接地等の事故により開閉器内部の圧力が異常
上昇すれば、第２図に矢印で示す如く、カバー１を押し
上げる強力な力が働き、押え金具５のカバー１押圧部に
強力な曲げ応力が加わって押え金具５が屈曲変形を生じ
ることにより、カバー１を係止しなくなり、第３図に示
す如く、カバー１の締付金具２の締付部を支点として、
カバー１の上面が枕金具１１の下面に当接するまで開放
し、羽根矢印で示すように、ケース３内のガスを放圧す
る。
上昇すれば、第２図に矢印で示す如く、カバー１を押し
上げる強力な力が働き、押え金具５のカバー１押圧部に
強力な曲げ応力が加わって押え金具５が屈曲変形を生じ
ることにより、カバー１を係止しなくなり、第３図に示
す如く、カバー１の締付金具２の締付部を支点として、
カバー１の上面が枕金具１１の下面に当接するまで開放
し、羽根矢印で示すように、ケース３内のガスを放圧す
る。
以上のように本考案によれば、放圧弁の構成部品である
押え金具５は板面により単にカバー１の上端部を押圧す
るだけの構造であり、開閉器の内圧異常上昇時には押え
金具５が屈曲変形を生じてカバー１を開放するように構
威されているので、構造が簡単で安価となり、しかも従
来の放圧装置に要求された締付ボルトの締付トルクの厳
しい管理もいらず、締付ボルト１０及びナット１３によ
り、締付金具２及び押え金具５を締付足４に強力に締付
けても、放圧弁として作動する圧力には影響を及ぼさな
い信頼性に富む放圧装置を提供することができる。
押え金具５は板面により単にカバー１の上端部を押圧す
るだけの構造であり、開閉器の内圧異常上昇時には押え
金具５が屈曲変形を生じてカバー１を開放するように構
威されているので、構造が簡単で安価となり、しかも従
来の放圧装置に要求された締付ボルトの締付トルクの厳
しい管理もいらず、締付ボルト１０及びナット１３によ
り、締付金具２及び押え金具５を締付足４に強力に締付
けても、放圧弁として作動する圧力には影響を及ぼさな
い信頼性に富む放圧装置を提供することができる。
尚、実施例ではカバーを上部に設置した場合について説
明したが、下部に設置することも可能である。
明したが、下部に設置することも可能である。
第１図は本考案の実施例を示す斜視図、第２図及び第３
図は第１図のＸ−Ｘ線に沿った断面図で、第２図は平常
時、第３図は放圧時を示す。 １・・・・・・カバー、２・・・・・・締付金具、３・
・・・・・ケース、４・・・・・・締付足、５・・・・
・・押え金具、６・・・・・・パッキング、７・・・・
・・受け溝、８・・・・・・開口端部、９・・・・・・
挿通孔、１０・・・・・・締付ボルト、１１・・・・・
・枕金具、１２・・・・・・吊耳、１３・・・・・・ナ
ット。
図は第１図のＸ−Ｘ線に沿った断面図で、第２図は平常
時、第３図は放圧時を示す。 １・・・・・・カバー、２・・・・・・締付金具、３・
・・・・・ケース、４・・・・・・締付足、５・・・・
・・押え金具、６・・・・・・パッキング、７・・・・
・・受け溝、８・・・・・・開口端部、９・・・・・・
挿通孔、１０・・・・・・締付ボルト、１１・・・・・
・枕金具、１２・・・・・・吊耳、１３・・・・・・ナ
ット。
Claims (1)
- 開閉器本体を収納するケースと該ケースの開口部を蓋う
カバーよりなる開閉器において、前記ケースの開口縁部
の一側に設置した締付足に、前記カバーの一側に溶接等
によりカバーから突出形威した締付金具を固着すると共
に、前記ケースの開口縁部の他側に設置した締付足に押
え金具の一端を締付けることにより、押え金具の他端を
前記カバーの他端上面に押圧して前記開閉器の気密性を
保持せしめ、開閉器の内圧異常上昇時には前記押え金具
が屈曲変形して、前記カバーが開放して放圧するように
したことを特徴とする開閉器の放圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976029996U JPS596586Y2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 開閉器の放圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976029996U JPS596586Y2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 開閉器の放圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52121649U JPS52121649U (ja) | 1977-09-16 |
| JPS596586Y2 true JPS596586Y2 (ja) | 1984-02-29 |
Family
ID=28489556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976029996U Expired JPS596586Y2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 開閉器の放圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596586Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60126935U (ja) * | 1984-02-04 | 1985-08-26 | 株式会社戸上電機製作所 | 放圧機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5335732U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-29 |
-
1976
- 1976-03-15 JP JP1976029996U patent/JPS596586Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5335732U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52121649U (ja) | 1977-09-16 |
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