JPH0224076Y2 - - Google Patents

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JPH0224076Y2
JPH0224076Y2 JP12910886U JP12910886U JPH0224076Y2 JP H0224076 Y2 JPH0224076 Y2 JP H0224076Y2 JP 12910886 U JP12910886 U JP 12910886U JP 12910886 U JP12910886 U JP 12910886U JP H0224076 Y2 JPH0224076 Y2 JP H0224076Y2
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furnace
furnace lid
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pressing member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯状バネ板の巾方向一端側を炉蓋本
体に気密状に取付け、かつ、遊端側を前記炉蓋本
体の横側方に張出して設け、前記炉蓋本体の周囲
に長い帯状シール部材を、その巾方向一端側が炉
枠に圧接される姿勢で前記バネ板の遊端側に取付
けるとともに、前記炉蓋本体の周囲複数箇所に、
前記帯状シール部材を前記炉枠に押付けるスプリ
ングと押圧部材を設けた炉蓋の密閉装置、特にコ
ークス炉の炉蓋に好適な密閉装置に関する。
〔従来技術〕
従来、第5図に示すように、押え板10とボル
ト・ナツト11で炉蓋本体2aに取付けた帯状バ
ネ板6の遊端側に帯状シール部材7を溶接し、炉
蓋本体2aに取付けたケース12内のスプリング
14で付勢された押圧部材15をシール部材7に
接当させ、スプリング14の作用でシール部材7
を炉枠4に押付け、炉蓋本体2aと炉枠4の間か
らのガス漏れを防止するように構成していた。ま
た、スプリング14に対する反力部材16をケー
ス12にネジ部で取付け、炉蓋の熱歪み等によつ
て炉蓋本体2aと炉枠4との位置関係が変化し、
スプリング14が伸長した場合、反力部材16を
ケース12内にネジ込み、シール部材7と炉枠4
の圧接力を十分大に維持できるように構成してい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、反力部材16のケース12内へのネジ
込み位置には限界があり、スプリング14の伸長
が余りに大きいと、反力部材16のネジ込みでは
シール部材7と炉枠4の圧接力を維持できなくな
り、ガス漏れが発生するため、坂止め用ストツプ
ボルト18を取付けるロツド17を一体的に備え
た押圧部材15を取替えなければならず、補修経
費が高くなり、一層の改良の余地があつた。
本考案の目的は、炉蓋の熱歪みによりスプリン
グの伸張が大きくなつても、シール部材と炉枠の
圧接力維持のための補修を安価に行えるように
し、しかも、そのための構成を改造簡単なものに
する点にある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、前記押圧部材に形成した
ネジ孔に螺合自在で、螺合状態で前記シール部材
に接当する補助押圧部材を備えた点にあり、その
作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、炉蓋の熱歪み等でスプリングが伸長し
て、押圧部材に接当させたシール部材と炉枠の圧
接力が不十分になれば、押圧部材を取替えること
無く、補助押圧部材を押圧部材に取付けて、シー
ル部材を補助押圧部材に接当させ、スプリングを
短縮させて、シール部材と炉枠との圧接力を十分
に大きくし、ガス漏洩防止機能を維持させること
ができ、押圧部材を取替える従来技術よりも安価
に補修できる。
その上、押圧部材のネジ孔に補助押圧部材のネ
ジ部を取付ける構成であり、単に押圧部材にネジ
孔を付加するだけの簡単な改造で済み、改造経費
も安価にできる。
〔考案の効果〕
その結果、炉蓋等の熱歪みが大きい場合であつ
ても、シール部材と炉枠の間でのガス漏れ防止の
ための補修を、簡単かつ安価に施せるようにな
り、補修面で有利な炉蓋を提供できるようになつ
た。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第3図に示すように、コークス炉1のコークス
取出口を上下に細長い長方形の炉蓋2で閉じ、炉
蓋2の上下両端寄り夫々に取付けた回動式の閂3
a,3bをコークス取付口周りの鋳鉄製炉枠4に
設けた係止金具5に引掛けて、炉蓋2をコークス
炉1に固定してある。
炉蓋2の全周にわたる帯状バネ板6と帯状シー
ル部材7、並びに、シール部材7を炉枠4に押付
ける押圧具8,9等から成るシール部を炉蓋2に
設けてあり、第1図及び第2図により、炉蓋2の
長辺に相当する箇所のシール部の詳細を以下に説
明する。
第1図に示すように、帯状バネ板6の巾方向一
端側を押え板10とボルト・ナツト11により炉
蓋本体2aに気密状に取付け、かつ、遊端側を炉
蓋本体2aの横側方に張出し、帯状シール部材7
を、その巾方向一端側のナイフエツジ部が炉枠4
に圧接される姿勢で、かつ、自由状態でバネ板6
の張出し部分とほぼ直角になるように、バネ板6
の遊端側に溶接で取付けてある。
押圧具8を形成するに、炉蓋本体2aにボルト
で取付けた筒状ケース12に、シール部材7を炉
枠4に押付けるスプリング14と押圧部材15を
設け、スプリング14の反力部材16をケース1
2にネジ止めして、反力部材16の取付位置変更
によりスプリング14の押圧力を調節できるよう
に構成し、押圧部材15にネジ部13で連結した
ロツド17を反力部材16に対して貫通させ、ロ
ツド17の端部にストツプボルト18をネジ止め
して、ストツプボルト18と反力部材16の当り
で押圧部材15の抜け止めを図つてある。
反力部材16の大径部外端面16aとケース1
2の端面12aをほぼ面一にした状態で、かつ、
反力部材16の小径部端面16bとロツド17の
端面17aをほぼ面一にした状態で、シール部材
7と炉枠4の圧接力が所定値になるように、か
つ、バネ板6が自由状態での形状とほぼ同一にな
るように、押圧具8とバネ板6とシール部材7の
配置関係と寸法関係を設定し、かつ、スプリング
14の弾性特性を設定し、シール部材7と炉枠4
の圧接力の初期調整を容易確実に行えると共に、
ケース12と反力部材16の位置関係により炉蓋
2等の変形状態の確認を容易に行え、さらには、
反力部材16とロツド17の位置関係により操業
中の炉蓋2の動きを容易に確認できるようにして
ある。
押圧部材15のシール部材7に対する接当面に
ネジ孔19を開口させ、第2図に示すように、補
助押圧部材20のネジ部21をネジ孔19に取付
けて、シール部材7に補助押圧部材20を接当さ
せることができるように構成し、炉蓋2の熱歪み
に伴うスプリング14の押圧力が不足した時に、
補助押圧部材7と炉枠4の圧接力を十分大きく
し、ガス漏れを防止できるようにしてある。
〔別実施例〕
次に別実施例を示す。
補助押圧部材20は形状、寸法、その他におい
て適当に変更でき、例えば第4図に示すように既
製の頭付きボルトを補助押圧部材20として利用
してもよい。
補助押圧部材20を炉蓋2の短辺に相当する箇
所の押圧具9に取付けられるようにしてもよい。
バネ板6の形状や炉蓋本体20への取付構造、
シール部材7の形状やバネ板6との連結構造、押
圧具8の構造、その他において適当な構成変更が
可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は第3図の−線断面図、第2図は補助
押圧部材の取付状態の断面図、第3図は炉蓋全体
の正面図である。第4図は本考案の別実施例を示
す要部断面図である。第5図は従来例の要部断面
図である。 2a……炉蓋本体、4……炉枠、6……バネ
板、7……シール部材、14……スプリング、1
5……押圧部材、19……ネジ孔、20……補助
押圧部材、21……ネジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状バネ板6の巾方向一端側を炉蓋本体2aに
    気密状に取付け、かつ、遊端側を前記炉蓋本体2
    aの横側方に張出して設け、前記炉蓋本体2aの
    周囲に長い帯状シール部材7を、その巾方向一端
    側が炉枠4に圧接される姿勢で前記バネ板6の遊
    端側に取付けるとともに、前記炉蓋本体2aの周
    囲複数箇所に、前記帯状シール部材7を前記炉枠
    4に押付けるスプリング14と押圧部材15を設
    けた炉蓋の密閉装置において、前記押圧部材15
    に形成したネジ孔19に螺合自在で、螺合状態で
    前記シール部材7に接当する補助押圧部材20を
    備えた炉蓋の密閉装置。
JP12910886U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0224076Y2 (ja)

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JP12910886U JPH0224076Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS6334998U JPS6334998U (ja) 1988-03-07
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