JPH0711152Y2 - 炉蓋の小蓋取付部 - Google Patents

炉蓋の小蓋取付部

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JPH0711152Y2
JPH0711152Y2 JP1988035128U JP3512888U JPH0711152Y2 JP H0711152 Y2 JPH0711152 Y2 JP H0711152Y2 JP 1988035128 U JP1988035128 U JP 1988035128U JP 3512888 U JP3512888 U JP 3512888U JP H0711152 Y2 JPH0711152 Y2 JP H0711152Y2
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furnace lid
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蔀 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、炉蓋本体に付設の揺動アームに連結部材を取
付け、前記炉蓋本体の均し口を閉じる小蓋を前記連結部
材に取付け、帯状シール部材をその巾方向一端側が前記
炉蓋本体に圧接される姿勢でほぼ四角形の前記小蓋の全
周縁部に設け、前記帯状シール部材を前記炉蓋本体側に
押す押圧具を前記連結部材に取付けた炉蓋の小蓋取付部
に関する。
〔従来の技術〕
従来、第5図及び第6図に示すように、連結部材(31)
を、小蓋(32)のほぼ全体が覆われるような寸法及び形
状に鋳造して、揺動アーム(33)により炉蓋本体(34)
に取付け、連結部材(31)の角部夫々に小蓋(32)の帯
状シール部材(35)に対する押圧具(36)を取付けてい
た〔例えば特開昭54-83901号公報参照〕。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、連結部材(31)がかなり大重量になるために、
小蓋(32)の開閉操作が重くなったり、連結部材(31)
がコスト高になる欠点があった。
本考案の目的は、小蓋の外周縁に設けられる帯状シール
材の押圧を押圧具で確実に行えながら、その押圧具を支
持する連結部材の軽量化を図る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、炉蓋本体に付設の揺動アームに連
結部材を取付け、前記炉蓋本体の均し口を閉じる小蓋を
前記連結部材に取付け、帯状シール部材をその巾方向一
端側が前記炉蓋本体に圧接される姿勢でほぼ四角形の前
記小蓋の全周縁部に設け、前記帯状シール部材を前記炉
蓋本体側に押す押圧具を前記連結部材に取付けた炉蓋に
おいて、前記連結部材を前記ほぼ四角形の小蓋の対角線
方向に延びるほぼ十字形状に形成し、そのほぼ十字形状
の連結部材と前記小蓋との連結位置を、前記連結部材の
最外端部位置よりも小蓋中心側寄り位置に設定し、前記
連結部材の最外端部位置夫々に、前記帯状シール部材を
直上方から押圧するように位置設定して前記押圧具を配
置したことにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、連結部材の形状を、揺動アーム、小蓋、押圧具
との連結に不可欠な部分、及び帯状シール部材に対する
押圧具の設置に不可欠な部分のみとし、残りの部分を無
くすことによって、小蓋の対角線方向に延びるほぼ十字
形状にしたのであり、そのことによって連結部材の重量
を前述の従来技術の半分以下にできた。
〔考案の効果〕
その結果、小蓋の開閉に要する操作力を大巾に減少し
て、小蓋の開閉操作を容易化でき、操作性に優れた小蓋
付の炉蓋を提供できるようになった。
また、連結部材と小蓋との連結部は、連結部材の最外側
端部よりも小蓋の中心側に寄った箇所に位置させ、押圧
具は小蓋の外周縁部分に位置する帯状シール部材の直上
方を抑えるように連結部材の最外端部に設けられたの
で、連結部材の重量は軽減しながら、その作用範囲は充
分に確保して、所期どおりのシール機能を有したもので
ある。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図に示すように、コークス炉(1)のコークス取出
口を上下に細長い長方形の炉蓋本体(2a)で閉じ、炉蓋
本体(2a)の上下両端寄り夫々に取付けた閂(3a),
(3b)をコークス取付口周りの鋳鉄製炉枠(4)に設け
た係止金具(5)に引掛けて、炉蓋本体(2a)をコーク
ス炉(1)に固定してある。
炉蓋本体(2a)の全周にわたる帯状バネ板(21)と帯状
シール部材(22)、並びに、シール部材(22)を炉枠
(4)に押し付ける押圧具(23)等から成るシール部を
炉蓋本体(2a)に設けてある。
炉蓋本体(2a)の上部に、その均し口を開閉する小蓋
(2b)を揺動アーム(10)で取付け、小蓋(2b)を開い
てコークス均し具などを炉(1)内に入れられるように
構成してあり、小蓋(2b)の詳細について、第2図ない
し第4図により以下に説明する。
炉蓋本体(2a)にヒンジ(11)で左右揺動自在に取付け
た揺動アーム(10)に、連結部材(6)を3本のボルト
(13)で連結し、揺動アーム(10)と連結部材(6)の
間に、両者を離間させるように付勢作用するスプリング
(24)を設け、小蓋(2b)を連結部材(6)に4本のボ
ルト(26)で連結してある。
正面視ではほぼ四角形の小蓋(2b)の対角線方向に延び
るほぼ十字形状に連結部材(6)を形成し、連結部材
(6)の軽量化を図ってある。
帯状シール部材(7)を、その巾方向一端側が炉蓋本体
(2a)に圧接される姿勢で小蓋(2b)の全周部に溶接で
気密状に取付け、帯状シール部材(7)とは反対側に突
出する姿勢で帯状補強部材(9)を小蓋(2b)の全周部
に溶接で取付けてある。
シール部材(7)を炉蓋本体(2a)に押付ける8個の押
圧具(8)を、ほぼ十字形状の連結部材(6)の端部夫
々に2個づつ配置して取付け、押圧具(8)を形成する
に、連結部材(6)に一体形成した筒状ケース(12)
に、補強部材(9)に接当する押圧部材(15)、及び、
押圧部材(15)を補強部材(9)側に押すスプリング
(14)を設け、スプリング(14)の反力部材(16)をケ
ース(12)にネジ止めして、反力部材(16)の取付位置
変更によりスプリング(14)の押圧力を調節できるよう
に構成し、押圧部材(15)に一体連結したロッド(17)
に、反力部材(16)との当りで押圧部材(11)の抜止め
をするストップボルト(18)をネジ連結してある。
揺動アーム(10)の遊端側に係脱操作自在に備えた係止
部(10a)に対する係合部材(29)を炉蓋本体(2a)に
取付け、小蓋(2b)を開閉操作自在にかつ密閉状態で固
定自在に構成してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
揺動アーム(10)や小蓋(2b)と連結部材(6)との連
結構造は適当に変更できる。小蓋(2b)は形状、構造、
その他において適宜変更が可能であり、例えば、シール
部材(7)と補強部材(9)を一体形成したり、補強部
材(9)を省略したり、耐火物の内張りを小蓋(2b)に
備えさせる等が可能である。
押圧具(8)は構造、設置数、その他において適当に変
更でき、ほぼ十字形状の連結部材(6)の端部夫々に1
個以上づつ配置してあればよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、誤記入により本考案は添付図
面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、第1図は
炉蓋の正面図、第2図は小蓋の一部切欠正面図、第3図
は小蓋の水平断面図、第4図は小蓋の鉛直断面図であ
る。第5図及び第6図は従来例を示し、第5図は正面
図、第6図は断面図である。 (2a)……炉蓋本体、(2b)……小蓋、(6)……連結
部材、(7)……シール部材、(8)……押圧具、(1
0)……揺動アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉蓋本体(2a)に付設の揺動アーム(10)
    に連結部材(6)を取付け、前記炉蓋本体(2a)の均し
    口を閉じる小蓋(2b)を前記連結部材(6)に取付け、
    帯状シール部材(7)をその巾方向一端側が前記炉蓋本
    体(2a)に圧接される姿勢でほぼ四角形の前記小蓋(2
    b)の全周縁部に設け、前記帯状シール部材(7)を前
    記炉蓋本体(2a)側に押す押圧具(8)を前記連結部材
    (6)に取付けた炉蓋において、 前記連結部材(6)を前記ほぼ四角形の小蓋(2b)の対
    角線方向に延びるほぼ十字形状に形成し、 そのほぼ十字形状の連結部材(6)と前記小蓋(2b)と
    の連結位置を、前記連結部材(6)の最外端部位置より
    も小蓋中心側寄り位置に設定し、 前記連結部材(6)の最外端部位置夫々に、前記帯状シ
    ール部材(7)を直上方から押圧するように位置設定し
    て前記押圧具(8)を配置してある炉蓋の小蓋取付部。
JP1988035128U 1988-03-16 1988-03-16 炉蓋の小蓋取付部 Expired - Lifetime JPH0711152Y2 (ja)

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JPH01141748U JPH01141748U (ja) 1989-09-28
JPH0711152Y2 true JPH0711152Y2 (ja) 1995-03-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558638U (ja) * 1978-10-16 1980-04-21
JPS57147242U (ja) * 1981-03-09 1982-09-16

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JPH01141748U (ja) 1989-09-28

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