JPH025157Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH025157Y2
JPH025157Y2 JP6465484U JP6465484U JPH025157Y2 JP H025157 Y2 JPH025157 Y2 JP H025157Y2 JP 6465484 U JP6465484 U JP 6465484U JP 6465484 U JP6465484 U JP 6465484U JP H025157 Y2 JPH025157 Y2 JP H025157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
rod
opening
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6465484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60175955U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6465484U priority Critical patent/JPS60175955U/ja
Priority to KR2019850004297U priority patent/KR890000223Y1/ko
Priority to US06/726,831 priority patent/US4664431A/en
Publication of JPS60175955U publication Critical patent/JPS60175955U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH025157Y2 publication Critical patent/JPH025157Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動開閉できる密封容器の開閉装置
に関するもので、密封容器を要件の一つとする各
種加工機等において、容器蓋の開閉装置の製造分
野に属する。
(考案の目的) 本考案は、容器蓋の自動開閉に際し、機構およ
び動作が簡易であり、容器蓋の密封が堅固、確実
であるにも拘らず、開蓋が容易であることを目的
とした容器蓋の開閉装置に関するものである。
(従来技術) 従来知られている加工機を構成する容器の蓋の
自動開閉装置は、蓋の上部へ緊締杆を載置し、緊
締杆の一端へ回転爪を取付け、他端へ固定爪を設
け、中央部へ螺杆を螺合して、蓋を緊締する構造
が知られていた(例えば実公昭50−36269号)。
(解決すべき問題点) 前記公知の装置は、密封確実ではあるが、緊締
杆の両端を容器口部のフランジに掛止させるに
は、緊締杆を移動して、先ず固定爪を掛止させた
後、回転爪を回転して掛止させなければならない
ので、動作方向の多様性により、作業性が悪く、
自動化には、複雑な装置を必要とする問題点があ
つた。
(問題点の解決手段) 然るに本考案は、容器口部に被冠した蓋の上部
へ、両端に固定爪を有し、中央部に螺孔を有する
緊締杆を、蓋の上面と平行に回動可能に載置す
る。前記緊締杆を回動して、前記固定爪を容器の
フランジ部に掛止させ、前記螺孔内へ螺杆を螺合
して蓋を容器に締付けるようにした蓋の開閉装置
を有する容器を構成する。前記容器に離接できる
昇降板上へ、前記螺杆を回転するナツトランナー
を取付け、前記ナツトランナーの取付け位置の下
面には、フランジ管が回転可能に取付けられ、該
フランジ管の下部は、前記緊締杆の中心部と嵌合
できる構造とする。前記昇降板に容器蓋と掛止す
る爪を回転可能に取付け、前記爪は蓋に設けた突
片の凹部へ掛止できるようにして、容器蓋の自動
開閉装置を構成してある。
(作用) 本考案は、前記構成としたので、ナツトランナ
ーによつて螺杆を弛めると、緊締杆の爪と容器口
縁のフランジとの掛止状態が弛むので、緊締杆を
所定角度回動する。緊締杆を回動すれば、その爪
はフランジから離れるので、蓋を持ち上げ、容器
口を開けることができる。また前記と逆に、蓋を
容器口へ被冠し、緊締杆を所定角度回動して旧位
置へ戻せば、容器口のフランジと緊締杆の爪とが
対向するので、螺杆を締付けることによつて、前
記フランジと爪とが堅固に掛止し、蓋を容器口へ
圧着するので、容器を密封することができる。
(効果) 即ち本考案によれば、緊締杆の回動と、螺合又
は螺退の二動作によつて容器蓋を開閉できるの
で、作業性が極めて良好で、かつ関係器機の構造
が簡単であつて、動作が簡易となるなどの諸効果
がある。
(実施例) 正多角筒又は円筒の容器1の内面に、ゴム又は
合成樹脂等のパツキング1aを設け、開口部3の
周縁にフランジ2を設け、前記開口部3へ同様の
パツキング4a付の蓋4を被冠して気密に緊締閉
蓋する。前記蓋4の上部へ連結杆7に連結された
一対の緊締杆5,5aが載置されている。連結杆
7の両端と一対の緊締杆5,5aとは、ピン8に
より回転可能に取り付けられている。前記緊締杆
5,5aの両端には、鉤状の固定爪9をボルト6
により固定し、中央部には螺孔10を設け、該螺
孔10内へ上端に6角ボルト12を、下端に突起
13を有する螺杆11を螺着する。前記螺杆11
の突起13は蓋4上に設けた当板14の孔15内
に嵌め込まれ、螺杆11が抜け落ちないようにな
つている。図中16は蓋4上の両端に設けた状
の突片で、後述するマニプレーターの爪と係合し
うるようになつている。
前記実施例において、蓋を開放するには次の順
序をとる。
(1) 螺杆11を第1図の矢示aの方向(反時計回
り)へ手動又は動力装置(マニプレーターは後
述する)により回転すると、緊締杆5は第2図
の矢示bの方向へ前進する。従つて緊締杆の固
定爪9と容器のフランジ2の掛止状態はゆるめ
られる。
(2) 次に緊締杆5を第1図の矢示cの方向へ手動
又は動力装置(後述する)により回動し、蓋4
の縁部と略平行な位置に来たら停止する。この
際、一対の緊締杆5,5aは互いに連結杆7に
より連結されているので、一方の緊締杆を回動
すれば、他方も同様に回動する。この回動によ
り前記緊締杆5,5aの固定爪9は、容器のフ
ランジ2より完全に離脱し、掛止状態は解放さ
れる。
(3) 次に後述するマニプレーターの爪と突片1
6,16aとを係合させて蓋4を容器1より取
り除き、蓋の解放動作は終了する。
次に蓋を閉鎖するには、前記蓋の解放動作の反
対を行うことになる。即ち、蓋4を容器1の開口
部3を塞いで嵌着し、緊締杆5を第1図中矢示c
と反対の方向に回動し、緊締杆5の固定爪9を容
器1のフランジ2と掛止させ、螺杆11を第1図
中矢示aの方向と反対(時計回り)に回転する
と、緊締杆5,5aは第2図の矢示bとは反対の
方向へ移動する。従つて蓋4は容器1のフランジ
2を押圧し、緊密に緊締する。
次に第3図乃至第6図に蓋を自動的に昇降する
ためのマニプレーターを示す。架台17上に流体
圧シリンダー18を載置する。流体圧シリンダー
18のピストンロツド19の先端は、昇降板20
に固着されている。該昇降板20には、ガイド棒
21が3本固着され、前記架台17に3個所設け
られたハウジング22内を摺動するようになつて
いる。前記昇降板20上には、前記螺杆11に対
応する位置に公知の可逆式のナツトランナー2
3,23a(技研(株)製)が取り付けられ、前記架
台17に設けた切り欠き24内を昇降するように
なつている。前記ナツトランナー23,23aは
内部にエアーを導入する事により、先端に設けた
ナツト25,25aが回転し、設定トルクに達す
るとトルク検知器(図示していない)が反応し、
ナツト25の回転が停止するようになつている。
またエアーの導入切り替えにより逆転する構造と
なつている。ナツトランナー23の前記昇降板2
0への取り付け位置の下面には、第5図に示すよ
うにボス27が固着、該ボス27へフランジ管2
8が嵌挿されている。該フランジ管28の下部は
二股29となつており、前述の緊締杆5の中心部
と嵌合出来るようになつている。前記フランジ管
28の突出部には、前記昇降板20に取り付けた
流体圧シリンダー30のピストンロツド31の先
端が回転自在に取り付けられている。もう一方の
ナツトランナー23aの昇降板20への取り付け
位置の下面には、第6図に示すようにボス32の
みが固着されている。前記昇降板20の両端に
は、第3図に示すように流体圧シリンダー33,
33aが取り付けられ、そのピストンロツド3
4,34aの先端には、爪35,35aが回転可
能に固着され、該爪35,35aは前記昇降板2
0に固着した三角板36のピン37を支点とし
て、第3図の矢示dのように回動し、前述の蓋4
の突片16,16aの凹部と係合するようになつ
ている。尚、38,38aは、前記フランジ管2
8及びボス32に設けた回転数確認用近接スイツ
チで、ナツト25と前記螺杆11の6角ボルト1
2が確実に螺合したかを、ナツト25の回転数に
より確認するものである。また前記各流体圧シリ
ンダーには、周知のリードスイツチが取り付けら
れ、上昇端及び下降端が検知出来るようになつて
いる。
次に前記マニプレーターの動作を説明する。
蓋の解放動作 (1) 先ず、昇降板20が上昇しており、爪35,
35aが開いている状態を初期状態とする。流
体圧シリンダー18のピストン側に圧力流体を
導入するとピストンロツド19は突出し、昇降
板20は下降する。この下降により6角ボルト
12,12aとナツト25,25aは嵌合する
と同時に、第5図に示すようにフランジ管28
の二股29は緊締杆5の中心部と嵌合する。
(2) 次にナツトランナー23,23aに設定量の
エアーを導入し、ナツト25,25aを第1図
に示す矢示aの方向へ回転する。設定回転数に
達すると回転は停止する。この時必要な回転だ
け回転したかを回転数確認用近接スイツチ3
8,38aで検知する。
(3) 上記の螺杆11の回転により緊締杆5,5a
は、第2図の矢示bの方向へ前進し、緊締杆
5,5aの固定爪9と容器のフランジ2の掛止
状態はゆるめられる。
(4) 次に流体圧シリンダー30のピスンロツド側
に圧力流体を導入するとピストンロツド31は
後退し、フランジ管28は第4図の矢示eの方
向へ回転する。従つて緊締杆5,5aは第1図
の矢示cの方向へ回動し、容器側壁6と略平行
な位置に来たら停止する。この際、一対の緊締
杆5,5aは互いに連結杆7により連結されて
いるので、一方の緊締杆5を回動すれば、他方
の緊締杆5aも同様に回動する。この回動によ
り前記緊締杆5の固定爪9は、容器のフランジ
2より完全に離脱し、掛止状態は解放される。
(5) 次に、流体圧シリンダー33,33aのピス
トン側に圧力流体を導入すると、ピストンロツ
ド34,34aは突出し、爪35,35aは突
片16,16aの凹部に係合する。
(6) 次に、流体圧シリンダー18のピストンロツ
ド側に圧力流体を導入すると、ピストンロツド
19は後退し、蓋4は昇降板20と共に上昇
し、蓋の解放動作は終了する。
蓋の閉鎖動作 (1) 蓋の解放動作とほぼ反対を行う。即ち蓋4を
下降し、容器1の開口部上へ載置し、爪35,
35aを解放する。
(2) 次に、緊締杆5,5aを第1図の矢示cと反
対方向へ回動し、固定爪9を容器1のフランジ
2と掛止させる。
(3) 次に、ナツトランナー23,23aに前記解
放動作時とは別の経路にエアーを導入すると、
ナツト25,25aは第1図の矢示aとは反対
の方向へ回転し、緊締杆5は第2図の矢示bと
は反対の方向へ移動する。従つて蓋4は容器1
のフランジ2を押圧し、緊密に緊締する。この
際、ナツトランナー23,23aに具備させた
トルク検知器が設定トルクを検知すると回転が
停止する。また同時に回転数確認用近接スイツ
チ38,38aで設定回転数に達したかを確認
する。このトルクの確認と回転数の確認によ
り、螺杆11が緊締杆5,5aの螺孔10に確
実に螺入されているかを判断することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における容器の平面
図、第2図は同じく容器口の一部断面図、第3図
は同じく自動開閉装置の一部を省略した正面図、
第4図は同じく平面図、第5図は同じく第4図中
AOO′BB′A′の断面拡大図、第6図は同じく第4
図中CC′の断面拡大図である。 1……容器、2……フランジ、3……開口部、
4……蓋、5,5a……緊締杆、7……連結杆、
9……固定爪、10……螺孔、11……螺杆、2
0……昇降板、23,23a……ナツトランナ
ー、25,25a……ナツト、28……フランジ
管、35,35a……爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓋の上部へ両端に固定爪を有し、中央部に螺
    孔を有する緊締杆を、蓋の上面と平行に回動可
    能に載置し、前記緊締杆を回動して、前記固定
    爪を容器のフランジ部に掛止させ、前記螺孔内
    へ螺杆を螺合して蓋を容器に締付けるようにし
    た蓋の開閉装置を有する容器において、前記螺
    杆を回転するナツトランナーを、前記容器と離
    接できる昇降板上へ載置し、前記ナツトランナ
    ーの取付け位置の下面には、フランジ管が回転
    可能に取付けられ、該フランジ管の下部は前記
    緊締杆の中心部と嵌合できる構造とし、前記昇
    降板に爪を回転可能に取付け、前記爪と蓋に設
    けた突片の凹部とを係合できるようにしたこと
    を特徴とした容器蓋の開閉装置。 2 緊締杆は一対設け、相互に連結杆で連結した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器蓋の
    開閉装置。 3 ナツトランナーは一対とした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の容器蓋の開閉装置。
JP6465484U 1984-05-01 1984-05-01 容器蓋の開閉装置 Granted JPS60175955U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465484U JPS60175955U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 容器蓋の開閉装置
KR2019850004297U KR890000223Y1 (ko) 1984-05-01 1985-04-17 용기덮개의 개폐장치
US06/726,831 US4664431A (en) 1984-05-01 1985-04-24 Apparatus for closing and reopening the cover for a container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465484U JPS60175955U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 容器蓋の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175955U JPS60175955U (ja) 1985-11-21
JPH025157Y2 true JPH025157Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30595940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6465484U Granted JPS60175955U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 容器蓋の開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60175955U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175955U (ja) 1985-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH025157Y2 (ja)
KR890000223Y1 (ko) 용기덮개의 개폐장치
CN212177886U (zh) 一种承压快开盲阀
JPH0440038Y2 (ja)
CN217482517U (zh) 一种二氧化碳气瓶开关装置
JPS6094240A (ja) ワツシヤ組込み装置
CN220055024U (zh) 水泥船水泥运输槽检修盖锁紧装置
JPS5849913Y2 (ja) 艙口蓋のクリ−ト締付装置
CN211574284U (zh) 一种新型蝶阀
CN103657827B (zh) 磨机检修门结构
CN215172658U (zh) 一种高效拨叉执行器
CN221092112U (zh) 一种集装箱的拆卸组装机构
CN219177067U (zh) 一种新型的加密锁闸阀
JPH028562A (ja) マンホール蓋板の開閉装置
CN211779107U (zh) 一种氮化硅烧结炉的安全联锁装置
CN220077206U (zh) 一种板材涂料存储桶盖密封器
CN2108824U (zh) 高密封性耐用排渣阀
CN212948393U (zh) 一种蒸压釜
CN216572969U (zh) 一种高温反应釜用出料装置
CN211643139U (zh) 抢修计量周转箱锁扣的操作装置
JP2572858Y2 (ja) 溝蓋の固定装置
CN213503674U (zh) 一种运输箱起吊角件
JPH0711152Y2 (ja) 炉蓋の小蓋取付部
JPH0233120B2 (ja)
JPS5935506Y2 (ja) 電動チエンブロツク