JP2572858Y2 - 溝蓋の固定装置 - Google Patents
溝蓋の固定装置Info
- Publication number
- JP2572858Y2 JP2572858Y2 JP1990053964U JP5396490U JP2572858Y2 JP 2572858 Y2 JP2572858 Y2 JP 2572858Y2 JP 1990053964 U JP1990053964 U JP 1990053964U JP 5396490 U JP5396490 U JP 5396490U JP 2572858 Y2 JP2572858 Y2 JP 2572858Y2
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- JP
- Japan
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- hole
- screw
- groove
- locking
- groove cover
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床点検口,電線の地中化に供される配線溝
等、種々の溝孔に乗載する溝蓋を、蓋受枠に固定するた
めの溝蓋の固定装置に関する。
等、種々の溝孔に乗載する溝蓋を、蓋受枠に固定するた
めの溝蓋の固定装置に関する。
[考案が解決しようとする問題点] 床点検口や配線溝等にあっては、不要な溝蓋の開放を
阻止する必要があるが、従来はこの溝蓋を蓋受枠に保持
するために、蓋受部に設けた雌螺子に溝蓋から挿入した
ボルトを螺合して固定する等の連結手段が適用されると
ともに、その固定解除後に該溝蓋を持ち上げる必要か
ら、溝蓋の平面に把手を配設する必要があった。
阻止する必要があるが、従来はこの溝蓋を蓋受枠に保持
するために、蓋受部に設けた雌螺子に溝蓋から挿入した
ボルトを螺合して固定する等の連結手段が適用されると
ともに、その固定解除後に該溝蓋を持ち上げる必要か
ら、溝蓋の平面に把手を配設する必要があった。
ところで、この把手を該溝蓋上面に設けると、その表
面の美感が低下したり、把手内に砂等が溜る等、保守上
の種々の問題点が惹起される。また把手により部品点数
が増加する等の欠点も生ずる。
面の美感が低下したり、把手内に砂等が溜る等、保守上
の種々の問題点が惹起される。また把手により部品点数
が増加する等の欠点も生ずる。
また、蓋受部にパッキンを設けて、溝蓋をこのパッキ
ンにより緩衝的に支持するものにあっては、ボルトの螺
子込み過剰により、パッキンが溝蓋と蓋受枠の蓋受部と
の間で圧潰して、その緩衝作用が低減すると共に、該パ
ッキンの寿命を縮める等の問題点も指摘されている。
ンにより緩衝的に支持するものにあっては、ボルトの螺
子込み過剰により、パッキンが溝蓋と蓋受枠の蓋受部と
の間で圧潰して、その緩衝作用が低減すると共に、該パ
ッキンの寿命を縮める等の問題点も指摘されている。
本考案は、上述の問題点の無い溝蓋の固定装置の提供
を目的とするものである。
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、 側部位置に、上面へ開放する係止孔部と、係止孔部よ
りも径小の雌螺子と、係止下段とを順次上下方向へ連成
してなる連結孔が形成された溝蓋と、 蓋受部上に溝蓋を緩衝的に支持するパッキンを備え、
かつ前記連結孔の直下位置で溝蓋の雌螺子と同一ピッチ
の螺子孔を設け、溝に沿って配設されて溝蓋を支持する
蓋受枠と、 溝蓋の係止孔部内に収納される径大な操作頭部と、前
記係止下段に下方から係合する連係鍔と、前記連結孔の
螺子孔に螺合する第一の雄螺子と、該蓋受枠の螺子孔に
螺合する第二の雄螺子とを上下に設けてなる連結軸とを
備え、 さらには、連結軸を回動操作すると、第一の雄螺子が
連結孔の雌螺子に、第二の雄螺子が蓋受枠の螺子孔にほ
ぼ同時進行的に螺合する位置関係となるようにしたこと
を特徴とするものである。
りも径小の雌螺子と、係止下段とを順次上下方向へ連成
してなる連結孔が形成された溝蓋と、 蓋受部上に溝蓋を緩衝的に支持するパッキンを備え、
かつ前記連結孔の直下位置で溝蓋の雌螺子と同一ピッチ
の螺子孔を設け、溝に沿って配設されて溝蓋を支持する
蓋受枠と、 溝蓋の係止孔部内に収納される径大な操作頭部と、前
記係止下段に下方から係合する連係鍔と、前記連結孔の
螺子孔に螺合する第一の雄螺子と、該蓋受枠の螺子孔に
螺合する第二の雄螺子とを上下に設けてなる連結軸とを
備え、 さらには、連結軸を回動操作すると、第一の雄螺子が
連結孔の雌螺子に、第二の雄螺子が蓋受枠の螺子孔にほ
ぼ同時進行的に螺合する位置関係となるようにしたこと
を特徴とするものである。
[作用] 溝蓋受枠上に溝蓋を固定するには、連結孔を蓋受枠に
設けた螺子孔に一致させ、前記連結軸の操作頭部を回動
操作し、第一の雄螺子を連結孔の雌螺子に、第二の雄螺
子を蓋受枠の螺子孔にほぼ同時進行的に螺合する。この
場合に、この連結軸を緊締しても、第一の雄螺子と連結
孔の雌螺子との螺合関係により連結軸は溝蓋に対して螺
進するだけとなる。また、操作頭部が係止孔部の底面を
圧着した後には、さらに回転しようとしても、連結軸36
は溝蓋20に対して下降できないから、回転不能となる。
而して、溝蓋を蓋受枠側へ圧接する力が作用せず、蓋受
枠のパッキンが圧潰されない。そして、第二の雄螺子が
溝受枠の螺子孔に螺合することにより、溝蓋は蓋受枠側
に固定されることとなる。
設けた螺子孔に一致させ、前記連結軸の操作頭部を回動
操作し、第一の雄螺子を連結孔の雌螺子に、第二の雄螺
子を蓋受枠の螺子孔にほぼ同時進行的に螺合する。この
場合に、この連結軸を緊締しても、第一の雄螺子と連結
孔の雌螺子との螺合関係により連結軸は溝蓋に対して螺
進するだけとなる。また、操作頭部が係止孔部の底面を
圧着した後には、さらに回転しようとしても、連結軸36
は溝蓋20に対して下降できないから、回転不能となる。
而して、溝蓋を蓋受枠側へ圧接する力が作用せず、蓋受
枠のパッキンが圧潰されない。そして、第二の雄螺子が
溝受枠の螺子孔に螺合することにより、溝蓋は蓋受枠側
に固定されることとなる。
また溝蓋を開放するには、まず連結軸を逆回動して連
結孔の雌螺子及び蓋受枠の螺子孔から外す。この状態
で、連結軸の操作頭部は、溝蓋の上面から少し浮上した
状態となる。そこで、溝蓋上の操作頭部直下の係止頚部
に工具を掛けて上方へ引張すると、連係鍔が作動路の係
止下段の下面に当接し、連結軸の引張に伴って溝蓋が持
上がることとなる。
結孔の雌螺子及び蓋受枠の螺子孔から外す。この状態
で、連結軸の操作頭部は、溝蓋の上面から少し浮上した
状態となる。そこで、溝蓋上の操作頭部直下の係止頚部
に工具を掛けて上方へ引張すると、連係鍔が作動路の係
止下段の下面に当接し、連結軸の引張に伴って溝蓋が持
上がることとなる。
[実施例] 添付図面について本考案の一実施例を説明する。
第2,3図に示すように、蓋受枠1は、金属板の曲げ加
工により形成された断面L形の矩形枠からなり、外側面
にアンカー9を摺動可能に装着する摺動溝3を備えた垂
直状の縁取部2と、該縁取部2の下縁から内方へ直角状
に突出する蓋受部4とからなる。また前記蓋受部4の端
部は膨降状としてその内角部に装着溝5を形成し、該装
着溝に合成樹脂,合成ゴム等からなるパッキン6が固着
されてる。該蓋受枠1の各角部にはコーナー板7が形成
され、該コーナー板7に透孔8を形成し、さらに該透孔
8の下部に同心状にナット12を前記コーナー板7に接合
し、該ナット12の螺子を蓋受枠1の螺子孔13としてい
る。該ナット12はその下方からカバー14で覆われてい
る。
工により形成された断面L形の矩形枠からなり、外側面
にアンカー9を摺動可能に装着する摺動溝3を備えた垂
直状の縁取部2と、該縁取部2の下縁から内方へ直角状
に突出する蓋受部4とからなる。また前記蓋受部4の端
部は膨降状としてその内角部に装着溝5を形成し、該装
着溝に合成樹脂,合成ゴム等からなるパッキン6が固着
されてる。該蓋受枠1の各角部にはコーナー板7が形成
され、該コーナー板7に透孔8を形成し、さらに該透孔
8の下部に同心状にナット12を前記コーナー板7に接合
し、該ナット12の螺子を蓋受枠1の螺子孔13としてい
る。該ナット12はその下方からカバー14で覆われてい
る。
溝蓋20は、下端に前記パッキン6に乗載する乗載突部
22が形成された縁取り枠21を備え、かつその下面を低板
24で覆ってなる矩形枠状をしており、その内部には床材
25が敷設される。前記枠体24の各角部には挿通孔26が形
成され、該挿通孔26に筒体27が嵌着され、その内部を溝
蓋20の上方に開口する連結孔28としている。前記筒体27
の上端は前記縁取り枠21に固着されるコーナー板29が嵌
着し、これを保持している。
22が形成された縁取り枠21を備え、かつその下面を低板
24で覆ってなる矩形枠状をしており、その内部には床材
25が敷設される。前記枠体24の各角部には挿通孔26が形
成され、該挿通孔26に筒体27が嵌着され、その内部を溝
蓋20の上方に開口する連結孔28としている。前記筒体27
の上端は前記縁取り枠21に固着されるコーナー板29が嵌
着し、これを保持している。
前記連結孔28の上部には比較的径大の係止孔部30が形
成され、さらにその下方へ径小の雌螺子31が形成され
る。前記係止孔部30には雌螺子31上で環状パッキン33が
装着される。また前記雌螺子31の下方には径大でかつ下
端へ連続する作動路32が連成され、前記雌螺子31の下端
面を作動路32の係止下段34としている。前記雌螺子31は
螺子孔13と同一ピッチである。前記連結孔28には連結軸
36が挿通している。前記連結軸36の、その上部には係止
孔部30と同径で、上面にマイナス型操作溝38が形成され
た円形状操作頭部37が設けられる。操作頭部37の厚は係
止孔部30の高さから環状パッキン33の厚を引いた高さに
ほぼ一致させている。
成され、さらにその下方へ径小の雌螺子31が形成され
る。前記係止孔部30には雌螺子31上で環状パッキン33が
装着される。また前記雌螺子31の下方には径大でかつ下
端へ連続する作動路32が連成され、前記雌螺子31の下端
面を作動路32の係止下段34としている。前記雌螺子31は
螺子孔13と同一ピッチである。前記連結孔28には連結軸
36が挿通している。前記連結軸36の、その上部には係止
孔部30と同径で、上面にマイナス型操作溝38が形成され
た円形状操作頭部37が設けられる。操作頭部37の厚は係
止孔部30の高さから環状パッキン33の厚を引いた高さに
ほぼ一致させている。
また連結軸36の操作頭部37の直下部は係止頚部39とな
り、その直下には雌螺子31に螺合する第一の雄螺子40が
形成され、さらに下端部には前記螺子孔13と螺合する第
二の雄螺子41が形成されている。また第二の雄螺子41の
直上位置には係止下段34に下方から係合する連係鍔42が
外嵌されている。この連係鍔42上には緩衝リング43が接
合されている。
り、その直下には雌螺子31に螺合する第一の雄螺子40が
形成され、さらに下端部には前記螺子孔13と螺合する第
二の雄螺子41が形成されている。また第二の雄螺子41の
直上位置には係止下段34に下方から係合する連係鍔42が
外嵌されている。この連係鍔42上には緩衝リング43が接
合されている。
溝蓋受枠1上に溝蓋20を固定するには、蓋受枠1の蓋
受部4上に、連結孔28を螺子孔13に一致させて敷設し、
連結軸36を回動することにより行なわれる。
受部4上に、連結孔28を螺子孔13に一致させて敷設し、
連結軸36を回動することにより行なわれる。
すなわちかかる回転操作により、第一の雄螺子40が雌
螺子31に、第二の雄螺子41が螺子孔13にほぼ同時進行的
に螺合し、連結軸36の操作頭部37が係止孔部30内で環状
パッキン33を少し圧着してその操作頭部37の上面が溝蓋
20の上面に面一になる位置で固定が完了する。この螺合
操作にあって、前記連結軸36は雌螺子31と第一の雄螺子
40の螺合作用により連結孔28内で溝蓋20に対し下方へ螺
進するため、溝蓋20を蓋受枠1の蓋受部4側へ圧着する
力を生じない。また、操作頭部37が係止孔部30内で環状
パッキン33を圧着した後には、さらに回転しようとして
も、連結軸36は溝蓋20に対して下降できないから、回転
不能となる。このため、連結軸36の固定操作によって
は、溝蓋20が、蓋受枠1に対して無理な下降を生じない
から、前記乗載突部22によりパッキン6を圧潰すること
は無い。
螺子31に、第二の雄螺子41が螺子孔13にほぼ同時進行的
に螺合し、連結軸36の操作頭部37が係止孔部30内で環状
パッキン33を少し圧着してその操作頭部37の上面が溝蓋
20の上面に面一になる位置で固定が完了する。この螺合
操作にあって、前記連結軸36は雌螺子31と第一の雄螺子
40の螺合作用により連結孔28内で溝蓋20に対し下方へ螺
進するため、溝蓋20を蓋受枠1の蓋受部4側へ圧着する
力を生じない。また、操作頭部37が係止孔部30内で環状
パッキン33を圧着した後には、さらに回転しようとして
も、連結軸36は溝蓋20に対して下降できないから、回転
不能となる。このため、連結軸36の固定操作によって
は、溝蓋20が、蓋受枠1に対して無理な下降を生じない
から、前記乗載突部22によりパッキン6を圧潰すること
は無い。
次に溝蓋20を開放するには、まず連結軸36を逆回動し
て第一の雄螺子40と雌螺子31の螺合及び第二の雄螺子41
と螺子孔13の螺合を同時進行的に解除する。この状態
で、連結軸36の操作頭部37は溝蓋20の上面から少し浮上
した状態となる。そこで、溝蓋20上の連結軸36の係止頚
部39に工具50を掛けて上方へ引張すると、連係鍔42が係
止下段34に当接し、連結軸36の引張に伴って溝蓋20が持
上がることとなる。
て第一の雄螺子40と雌螺子31の螺合及び第二の雄螺子41
と螺子孔13の螺合を同時進行的に解除する。この状態
で、連結軸36の操作頭部37は溝蓋20の上面から少し浮上
した状態となる。そこで、溝蓋20上の連結軸36の係止頚
部39に工具50を掛けて上方へ引張すると、連係鍔42が係
止下段34に当接し、連結軸36の引張に伴って溝蓋20が持
上がることとなる。
前記連結軸36の回動操作は、第4図に示す工具50によ
って行う。
って行う。
ここで工具50はT形状をしており、操作杆部51の一端
には、前記操作溝38に密嵌する作動爪52が突設されてい
る。また工具50の軸部53の下端には、掬片54が設けられ
ている。前記掬片54は、その側端に前記連結軸36の操作
頭部37が側方から挿入すると窓孔55が形成され、その内
部で、連結軸36の軸部のみが側方から挿入可能となっ
て、操作頭部37の係止頚部39と連係する係止頚56が形成
されている。
には、前記操作溝38に密嵌する作動爪52が突設されてい
る。また工具50の軸部53の下端には、掬片54が設けられ
ている。前記掬片54は、その側端に前記連結軸36の操作
頭部37が側方から挿入すると窓孔55が形成され、その内
部で、連結軸36の軸部のみが側方から挿入可能となっ
て、操作頭部37の係止頚部39と連係する係止頚56が形成
されている。
この工具50を使用することにより、上述の連結軸36の
緊締操作は、操作溝38に作動爪52を嵌入し、軸部53を操
作して該操作杆部51を回転させることにより施し得る。
緊締操作は、操作溝38に作動爪52を嵌入し、軸部53を操
作して該操作杆部51を回転させることにより施し得る。
次に溝蓋20の除去手段について説明する。
まず、上述のように工具50の作動爪52を利用し、その
取付け作業のときとは逆方向に操作杆部51を回転させ
る。これにより、連結軸36は螺子孔13と第一の雄螺子40
及び雌螺子31と第二の雄螺子41の案内作用により上昇
し、第3図に示すように、操作頭部37が係止孔部30から
離間した位置となる。
取付け作業のときとは逆方向に操作杆部51を回転させ
る。これにより、連結軸36は螺子孔13と第一の雄螺子40
及び雌螺子31と第二の雄螺子41の案内作用により上昇
し、第3図に示すように、操作頭部37が係止孔部30から
離間した位置となる。
そこで、工具50の軸部53の掬片54を下方にして、その
窓孔55と操作頭部37とを一致させ、側方から掬って操作
頭部37を窓孔55から掬片54内に納める。そして次に工具
50の操作杆部51を手で把持しながら上方へ引張すると、
係止頚56が操作頭部37の係止頚部39に当接して連結軸36
の上昇を生じ、作動路17内で該連結軸36の連結鍔42が係
止下段34の下面に当接することにより、工具50と溝蓋20
とが一体的に連係し、その引張に伴って第2図鎖線で示
すように溝蓋20が持ち上がる。
窓孔55と操作頭部37とを一致させ、側方から掬って操作
頭部37を窓孔55から掬片54内に納める。そして次に工具
50の操作杆部51を手で把持しながら上方へ引張すると、
係止頚56が操作頭部37の係止頚部39に当接して連結軸36
の上昇を生じ、作動路17内で該連結軸36の連結鍔42が係
止下段34の下面に当接することにより、工具50と溝蓋20
とが一体的に連係し、その引張に伴って第2図鎖線で示
すように溝蓋20が持ち上がる。
かかる構成にあって、前記連結軸36は蓋受枠1と溝蓋
20との連結を施すのみではなく、溝蓋20を溝孔xから除
去する際に連結軸36の連係鍔42が溝蓋20と係合し、その
持上げに際し、把手と同様の働きをする。
20との連結を施すのみではなく、溝蓋20を溝孔xから除
去する際に連結軸36の連係鍔42が溝蓋20と係合し、その
持上げに際し、把手と同様の働きをする。
[考案の効果] 本考案は、上述のように、連結軸36の緊締により螺子
孔13と第二の雄螺子41の螺合により蓋受枠1と溝蓋20を
堅固に固定できるとともに、雌螺子31と第一の雄螺子40
との螺合により溝蓋20を蓋受枠1の蓋受部4側に過剰に
圧接することは無く、蓋受部4上に設けたパッキン6を
圧潰して、その緩衝作用を減殺したり、パッキン6の寿
命を縮めたりすることは無い。またその開放にあって
も、まず連結軸36を回転して螺子孔13と第二の雄螺子41
及び雌螺子31と第一の雄螺子40の案内作用により、連結
軸36の操作頭部37を上昇し、その係止頚部39を利用して
連結軸36を引張し、さらに連係鍔42を係止下段34の下面
周囲に当接して、引張力を溝蓋20に作用させ、蓋受枠1
から溝蓋20を除去するものであるから、溝蓋20の把手の
機能をも生じさせることにより、把手等を不要とし溝蓋
20の表面を美麗とすることができ、しかも部品点数が少
なくて済む等の優れた効果がある。
孔13と第二の雄螺子41の螺合により蓋受枠1と溝蓋20を
堅固に固定できるとともに、雌螺子31と第一の雄螺子40
との螺合により溝蓋20を蓋受枠1の蓋受部4側に過剰に
圧接することは無く、蓋受部4上に設けたパッキン6を
圧潰して、その緩衝作用を減殺したり、パッキン6の寿
命を縮めたりすることは無い。またその開放にあって
も、まず連結軸36を回転して螺子孔13と第二の雄螺子41
及び雌螺子31と第一の雄螺子40の案内作用により、連結
軸36の操作頭部37を上昇し、その係止頚部39を利用して
連結軸36を引張し、さらに連係鍔42を係止下段34の下面
周囲に当接して、引張力を溝蓋20に作用させ、蓋受枠1
から溝蓋20を除去するものであるから、溝蓋20の把手の
機能をも生じさせることにより、把手等を不要とし溝蓋
20の表面を美麗とすることができ、しかも部品点数が少
なくて済む等の優れた効果がある。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は溝蓋20の
取付状態を示す平面図、第2図は同縦断側面図、第3図
は螺合解除状態の要部の拡大縦断側面図、第4図は連結
軸36の上端部と工具50の斜視図である。 x…溝孔、y;両側壁 1…蓋受枠 4…蓋受部 6…パッキン 13…螺子孔 20…溝蓋 28…連結孔 30…係止孔部 31…雌螺子 34…係止下段 36…連結軸 37…操作頭部 38…操作溝 39…係止頚部 40…第一の雄螺子 41…第二の雄螺子 42…連係鍔 50…工具
取付状態を示す平面図、第2図は同縦断側面図、第3図
は螺合解除状態の要部の拡大縦断側面図、第4図は連結
軸36の上端部と工具50の斜視図である。 x…溝孔、y;両側壁 1…蓋受枠 4…蓋受部 6…パッキン 13…螺子孔 20…溝蓋 28…連結孔 30…係止孔部 31…雌螺子 34…係止下段 36…連結軸 37…操作頭部 38…操作溝 39…係止頚部 40…第一の雄螺子 41…第二の雄螺子 42…連係鍔 50…工具
Claims (1)
- 【請求項1】側部位置に、上面へ開放する係止孔部と、
係止孔部よりも径小の雌螺子と、係止下段とを順次上下
方向へ連成してなる連結孔が形成された溝蓋と、 蓋受部上に溝蓋を緩衝的に支持するパッキンを備え、か
つ前記連結孔の直下位置で溝蓋の雌螺子と同一ピッチの
螺子孔を設け、溝に沿って配設されて溝蓋を支持する蓋
受枠と、 溝蓋の係止孔部内に収納される径大な操作頭部と、前記
係止下段に下方から係合する連係鍔と、前記連結孔の螺
子孔に螺合する第一の雄螺子と、該蓋受枠の螺子孔に螺
合する第二の雄螺子とを上下に設けてなる連結軸とを備
え、 さらには、連結軸を回動操作すると、第一の雄螺子が連
結孔の雌螺子に、第二の雄螺子が蓋受枠の螺子孔にほぼ
同時進行的に螺合する位置関係となるようにしたことを
特徴とする溝蓋の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053964U JP2572858Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 溝蓋の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053964U JP2572858Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 溝蓋の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414429U JPH0414429U (ja) | 1992-02-05 |
JP2572858Y2 true JP2572858Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=31575607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053964U Expired - Lifetime JP2572858Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | 溝蓋の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115303412A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-11-08 | 上海外高桥造船有限公司 | 轮船上的甲板落水槽格栅盖 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248540Y2 (ja) * | 1986-11-07 | 1990-12-19 | ||
JPH03463Y2 (ja) * | 1987-09-28 | 1991-01-09 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP1990053964U patent/JP2572858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0414429U (ja) | 1992-02-05 |
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