JPH03463Y2 - - Google Patents
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- JPH03463Y2 JPH03463Y2 JP14901687U JP14901687U JPH03463Y2 JP H03463 Y2 JPH03463 Y2 JP H03463Y2 JP 14901687 U JP14901687 U JP 14901687U JP 14901687 U JP14901687 U JP 14901687U JP H03463 Y2 JPH03463 Y2 JP H03463Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- rotor
- groove
- hole
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、電線の地中化に供される配線溝等、
種々の溝路に乗載する溝蓋を、蓋受枠に固定する
ための溝蓋の固定装置に関する。
種々の溝路に乗載する溝蓋を、蓋受枠に固定する
ための溝蓋の固定装置に関する。
〈考案が解決しようとする問題点〉
配線溝等にあつては、不要な溝蓋の開放を阻止
したり、例えば、溝内で爆発事故等が発生した場
合に、溝蓋が吹飛ぶのを防止する必要がある。
したり、例えば、溝内で爆発事故等が発生した場
合に、溝蓋が吹飛ぶのを防止する必要がある。
従来は、この溝蓋を蓋受枠等に形成される蓋受
部に保持するために、連結軸で該蓋受部に連結す
る等の固定手段が適用されていた。ところが、連
結軸は簡易な工具で容易に回動し得て、無用な第
三者の開放が可能となり、その保守管理が不充分
であつた。また、その開放操作にあつても、連結
軸の除去と、開蓋作業を別途施す必要があつて面
倒であつた。更には、前記連結軸は、溝蓋から分
離されるため、その紛失の恐れがあつた。
部に保持するために、連結軸で該蓋受部に連結す
る等の固定手段が適用されていた。ところが、連
結軸は簡易な工具で容易に回動し得て、無用な第
三者の開放が可能となり、その保守管理が不充分
であつた。また、その開放操作にあつても、連結
軸の除去と、開蓋作業を別途施す必要があつて面
倒であつた。更には、前記連結軸は、溝蓋から分
離されるため、その紛失の恐れがあつた。
本考案は、前記溝蓋の取付け固定を堅固に施す
ことができるとともに、第三者によつては、容易
に開放し得ない機能を備え、更には、解錠後に、
溝蓋の連結解除と、溝蓋の開放とを連続的に施し
得ると共に、該連結軸の紛失の恐れもない溝蓋の
固定装置の提供を目的とするものである。
ことができるとともに、第三者によつては、容易
に開放し得ない機能を備え、更には、解錠後に、
溝蓋の連結解除と、溝蓋の開放とを連続的に施し
得ると共に、該連結軸の紛失の恐れもない溝蓋の
固定装置の提供を目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、
連結片が孔内に内方突成され、かつ下底には小
径状の係止孔が形成されている操作孔を、周縁部
に備える溝蓋と、 溝路に沿つて配設され、前記係止孔の直下位置
に螺子孔が形成された蓋受部と、 溝蓋の係止孔の周縁上に係止し、かつ連結片に
下面から当接する係止鍔と、工具が連結する回動
操作部と、施錠鍔とを、操作孔内に位置する上部
に形成し、さらに蓋受部の螺子孔に螺合する雄螺
子部を溝蓋下面から突出する下部に形成してなる
連結軸と、 錠容器内に、 周部に回転溝カムが形成された伏蓋状の回転子
と、 該回転子内に配置され、発条により下方付勢さ
れて前記回動操作部上に接触するとともに、周面
から外方突成した案内ピンを前記回転子の回転溝
カム内に挿入し、錠容器の昇降によつて、前記回
転溝カムの案内作用により回転子を回動する受板
と、 回転子の周部に付装されて施錠鍔に係合する係
止部を内方突出し、前記回転子の回動によつて、
錠容器の内面に形成した案内面により、係止部が
施錠鍔に係合する突出位置と、退避位置とに移動
変換するフツクと、 錠容器の内底面に形成した装着溝内に微昇降可
能に装着され、フツクの突出位置で前記回転子の
上面に形成された係合溝内に嵌入して、該回転子
を回動不能とするロツク用ピン磁石 とを具備するものであつて、前記回動操作部を脱
着可能に覆う施錠筒と、 前記施錠筒のロツク用ピン磁石を係合溝から吸
引上昇して、ロツク解除する磁石片が内装された
錠容器上に被着される鍵蓋と を設けてなることを特徴とするものである。
径状の係止孔が形成されている操作孔を、周縁部
に備える溝蓋と、 溝路に沿つて配設され、前記係止孔の直下位置
に螺子孔が形成された蓋受部と、 溝蓋の係止孔の周縁上に係止し、かつ連結片に
下面から当接する係止鍔と、工具が連結する回動
操作部と、施錠鍔とを、操作孔内に位置する上部
に形成し、さらに蓋受部の螺子孔に螺合する雄螺
子部を溝蓋下面から突出する下部に形成してなる
連結軸と、 錠容器内に、 周部に回転溝カムが形成された伏蓋状の回転子
と、 該回転子内に配置され、発条により下方付勢さ
れて前記回動操作部上に接触するとともに、周面
から外方突成した案内ピンを前記回転子の回転溝
カム内に挿入し、錠容器の昇降によつて、前記回
転溝カムの案内作用により回転子を回動する受板
と、 回転子の周部に付装されて施錠鍔に係合する係
止部を内方突出し、前記回転子の回動によつて、
錠容器の内面に形成した案内面により、係止部が
施錠鍔に係合する突出位置と、退避位置とに移動
変換するフツクと、 錠容器の内底面に形成した装着溝内に微昇降可
能に装着され、フツクの突出位置で前記回転子の
上面に形成された係合溝内に嵌入して、該回転子
を回動不能とするロツク用ピン磁石 とを具備するものであつて、前記回動操作部を脱
着可能に覆う施錠筒と、 前記施錠筒のロツク用ピン磁石を係合溝から吸
引上昇して、ロツク解除する磁石片が内装された
錠容器上に被着される鍵蓋と を設けてなることを特徴とするものである。
〈作用〉
連結軸を蓋受部の螺子孔に螺合緊締すると、該
連結軸の係止鍔が溝蓋の係止孔の周縁上に係止さ
れる。そして、該港蓋は連結軸を介して蓋受部に
保持される。
連結軸の係止鍔が溝蓋の係止孔の周縁上に係止さ
れる。そして、該港蓋は連結軸を介して蓋受部に
保持される。
また前記連結軸上には施錠筒が被着され、回動
操作部を覆つて、工具による回動操作を不能とし
ている。
操作部を覆つて、工具による回動操作を不能とし
ている。
前記施錠筒は、施錠状態では、錠容器の内底の
ロツク用ピン磁石が回転子の上面に形成された係
合溝内に嵌入して、該回転子を回動不能とし、か
つこの状態でフツクの係止部が連結軸の施錠鍔に
係合する突出位置になつており、該係止部が施錠
鍔に係合し、施錠筒の脱出が不能となる。
ロツク用ピン磁石が回転子の上面に形成された係
合溝内に嵌入して、該回転子を回動不能とし、か
つこの状態でフツクの係止部が連結軸の施錠鍔に
係合する突出位置になつており、該係止部が施錠
鍔に係合し、施錠筒の脱出が不能となる。
しかも前記施錠筒を回転しても、空回転となる
から、手動で連結軸の回転を生じさせることもで
きない。
から、手動で連結軸の回転を生じさせることもで
きない。
次に施錠筒上に鍵蓋を被着すると、その磁石片
が前記ピン磁石の位置に一致し、前記ロツク用ピ
ン磁石が錠容器の装着溝側に吸引され、これによ
り受板上の発条により、錠容器側が浮上して、該
受板の案内ピンと溝カムとの案内作用により、回
転子が回転し、フツクが錠容器の案内面の作用に
より退避位置に移行し、施錠筒の回動操作部から
の除去が可能となる。
が前記ピン磁石の位置に一致し、前記ロツク用ピ
ン磁石が錠容器の装着溝側に吸引され、これによ
り受板上の発条により、錠容器側が浮上して、該
受板の案内ピンと溝カムとの案内作用により、回
転子が回転し、フツクが錠容器の案内面の作用に
より退避位置に移行し、施錠筒の回動操作部から
の除去が可能となる。
そして、露出した回動操作部を利用して工具で
回動することにより、連結軸を蓋受枠の螺子孔か
ら外し、かつ連結軸の連結螺子に、工具を螺合し
て引張すると、連結軸に形成した係止鍔が、操作
孔内の連係片に下面から当接し、このため、溝蓋
が持上がつて、その開放が可能となる。
回動することにより、連結軸を蓋受枠の螺子孔か
ら外し、かつ連結軸の連結螺子に、工具を螺合し
て引張すると、連結軸に形成した係止鍔が、操作
孔内の連係片に下面から当接し、このため、溝蓋
が持上がつて、その開放が可能となる。
尚、この開放状態にあつても、連結軸の係止鍔
は、操作孔内で、連係片と、係止孔周囲間に位置
し、溝蓋からの離脱が不能であり、その紛失の恐
れもない。
は、操作孔内で、連係片と、係止孔周囲間に位置
し、溝蓋からの離脱が不能であり、その紛失の恐
れもない。
また上述の施錠位置にするには、前記連結軸の
螺子部を蓋受枠の螺子孔に螺合した後に、操作孔
内の前記回動操作部上に施錠筒を被着し、その押
圧作動により発条に抗して蓋容器及び回転子を下
降し、該回転子を上述と同じく受板の案内ピンと
該回転子の溝カムの案内作用により回転して、フ
ツクの係止部を錠容器の内周面の案内面の作用に
より突出位置に移行し、連結軸の施錠鍔に係止し
得るようにすればよい。
螺子部を蓋受枠の螺子孔に螺合した後に、操作孔
内の前記回動操作部上に施錠筒を被着し、その押
圧作動により発条に抗して蓋容器及び回転子を下
降し、該回転子を上述と同じく受板の案内ピンと
該回転子の溝カムの案内作用により回転して、フ
ツクの係止部を錠容器の内周面の案内面の作用に
より突出位置に移行し、連結軸の施錠鍔に係止し
得るようにすればよい。
〈実施例〉
添付図面について本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1,2図に示すように、蓋受枠1は、断面L
形の蓋受部2と、その前縁から垂下した垂直内壁
3と、その下端から後方へ水平に曲成した据付板
4とが連成されてなる長尺状型材からなるもので
あつて、溝路xの両側壁y上に固定される。前記
蓋受部2には透孔6が形成されたL形片5が固着
され、該透孔6の下部周面にナツトを固着し、該
ナツトの螺子を蓋受部2の螺子孔7としている。
形の蓋受部2と、その前縁から垂下した垂直内壁
3と、その下端から後方へ水平に曲成した据付板
4とが連成されてなる長尺状型材からなるもので
あつて、溝路xの両側壁y上に固定される。前記
蓋受部2には透孔6が形成されたL形片5が固着
され、該透孔6の下部周面にナツトを固着し、該
ナツトの螺子を蓋受部2の螺子孔7としている。
前記蓋受枠1の蓋受部2上には弾性シート9を
介して、第1図に示すように複数の溝蓋10が溝
路xに沿つて被着される。
介して、第1図に示すように複数の溝蓋10が溝
路xに沿つて被着される。
前記溝蓋10は、矩形皿状の枠体11の上にコ
ンクリート等の床材13を敷設してなり、蓋受部
2上への乗載状態で、その上面を両側壁y周囲上
に形成される床材zの上面と面一となるようにし
ている。
ンクリート等の床材13を敷設してなり、蓋受部
2上への乗載状態で、その上面を両側壁y周囲上
に形成される床材zの上面と面一となるようにし
ている。
次に前記蓋受枠1と溝蓋10との固定手段につ
いて説明する。
いて説明する。
前記枠体11の両側隅部には、係止孔14が形
成され、該係止孔14を覆うようにして、囲繞枠
15が固着される。前記囲繞枠15はその内部を
操作孔16とし、その上部に小蓋17が被着され
ている。また該囲繞枠15には、次記する連結軸
20の係止鍔21の下面に当接する連係片18が
形成されている。
成され、該係止孔14を覆うようにして、囲繞枠
15が固着される。前記囲繞枠15はその内部を
操作孔16とし、その上部に小蓋17が被着され
ている。また該囲繞枠15には、次記する連結軸
20の係止鍔21の下面に当接する連係片18が
形成されている。
前記係止孔14及び操作孔16には連結軸20
が挿通されている。前記連結軸20は係止孔14
周縁に係止される係止鍔21が形成され、その上
部に六角孔23が形成された回動操作部22を操
作孔16内に位置させている。また前記回動操作
部22の上端周縁には施錠鍔24が形成され、さ
らに連結軸20の下部には螺子孔7に螺入する螺
子部25が形成されている。
が挿通されている。前記連結軸20は係止孔14
周縁に係止される係止鍔21が形成され、その上
部に六角孔23が形成された回動操作部22を操
作孔16内に位置させている。また前記回動操作
部22の上端周縁には施錠鍔24が形成され、さ
らに連結軸20の下部には螺子孔7に螺入する螺
子部25が形成されている。
かかる構成にあつて、溝蓋10は蓋受枠1の蓋
受部2上に、連結軸20を螺子孔7に一致させて
複数敷設し、操作部22の六角孔23a(回動操
作部)へ六角レンチを挿入して回動し、螺子部2
5を螺子孔7に螺合緊締する。この状態で係止鍔
21は係止孔14の周囲上面に圧接し、溝蓋10
が固定される。
受部2上に、連結軸20を螺子孔7に一致させて
複数敷設し、操作部22の六角孔23a(回動操
作部)へ六角レンチを挿入して回動し、螺子部2
5を螺子孔7に螺合緊締する。この状態で係止鍔
21は係止孔14の周囲上面に圧接し、溝蓋10
が固定される。
前記連結軸20の操作部22には、施錠筒30
が被着されて、六角孔23aを遮閉し、該六角孔
23aへの六角レンチの挿入が不能となる。尚、
操作部22は、六角状パイプレンチを外嵌し得る
ように、その外周面を六角状とする等、種々の操
作態様に適合し得る形状が付与され得る。また、
操作部22の上端には、その内部に工具を螺合し
て、その引張を可能とするための雌螺子状の連結
螺子23b(第4図参照)が形成される。
が被着されて、六角孔23aを遮閉し、該六角孔
23aへの六角レンチの挿入が不能となる。尚、
操作部22は、六角状パイプレンチを外嵌し得る
ように、その外周面を六角状とする等、種々の操
作態様に適合し得る形状が付与され得る。また、
操作部22の上端には、その内部に工具を螺合し
て、その引張を可能とするための雌螺子状の連結
螺子23b(第4図参照)が形成される。
次に、該施錠筒30と、これを開放する鍵蓋5
0によつて構成される施錠機構について以下説明
する。
0によつて構成される施錠機構について以下説明
する。
31は前記施錠筒30の外枠を構成する錠容器
であつて、その上面には位置決め孔32が形成さ
れ、また内底面には適宜数の装着溝33が形成さ
れている。さらにはその内周面に、後記するフツ
ク42の作動をもたらす案内面34が形成されて
いる。
であつて、その上面には位置決め孔32が形成さ
れ、また内底面には適宜数の装着溝33が形成さ
れている。さらにはその内周面に、後記するフツ
ク42の作動をもたらす案内面34が形成されて
いる。
前記錠容器31内には、周部に上方へ傾斜する
回転溝カム36が形成された伏蓋状の回転子35
が装着され、前記錠容器31の内面に係合された
円環49により密嵌状に保持されている。
回転溝カム36が形成された伏蓋状の回転子35
が装着され、前記錠容器31の内面に係合された
円環49により密嵌状に保持されている。
また前記錠容器31の装着溝33には発条37
によつて下方付勢された磁性ロツク用ピン磁石3
8が装着され、その下端を回転子35の上面に形
成された係合溝39に嵌入可能としている。
によつて下方付勢された磁性ロツク用ピン磁石3
8が装着され、その下端を回転子35の上面に形
成された係合溝39に嵌入可能としている。
さらにまた回転子35の周部に形成された縦溝
40には、下端に係止部43が形成されたフツク
42が嵌挿され、回転子35の回動に伴つてその
係止部43の外側面を錠容器31の案内面34に
摺擦し、前記施錠鍔24の下縁に係止可能な突出
位置と退避位置とに移動変換可能としている。
40には、下端に係止部43が形成されたフツク
42が嵌挿され、回転子35の回動に伴つてその
係止部43の外側面を錠容器31の案内面34に
摺擦し、前記施錠鍔24の下縁に係止可能な突出
位置と退避位置とに移動変換可能としている。
前記回転子35内には、操作部22の上端に接
触することとなる受板45が配設される。前記受
板45の周面には回転溝カム36に挿入する案内
ピン46が形成され、かつその上面中央から突出
した装着突部48の周囲に発条47を装着して、
該発条47を錠容器31の内底面と受板45の上
面間に配置して、該受板45を下方付勢してい
る。
触することとなる受板45が配設される。前記受
板45の周面には回転溝カム36に挿入する案内
ピン46が形成され、かつその上面中央から突出
した装着突部48の周囲に発条47を装着して、
該発条47を錠容器31の内底面と受板45の上
面間に配置して、該受板45を下方付勢してい
る。
また鍵蓋50は、前記錠容器31の上面の位置
決め孔32に爪片51を嵌入して、錠容器31上
で位置が定められ、該定位置で、内部に付装した
磁石片52を装着溝33の位置に適合させ、鍵蓋
50の被着状態で、磁石片52との対向面が異極
となるロツク用ピン磁石38を装着溝33内へ退
避可能としている。
決め孔32に爪片51を嵌入して、錠容器31上
で位置が定められ、該定位置で、内部に付装した
磁石片52を装着溝33の位置に適合させ、鍵蓋
50の被着状態で、磁石片52との対向面が異極
となるロツク用ピン磁石38を装着溝33内へ退
避可能としている。
次に前記施錠機構の作動を、第4〜6図に従つ
て説明する。
て説明する。
第4図に示すように、前記施錠筒30が操作部
22に被着した状態にあつて、前記フツク42の
係止部43は錠容器31の案内面34の作用によ
り突出位置となつており、該係止部43は施錠鍔
24の下方に位置している。
22に被着した状態にあつて、前記フツク42の
係止部43は錠容器31の案内面34の作用によ
り突出位置となつており、該係止部43は施錠鍔
24の下方に位置している。
このとき、ピン磁石38が回転子35の係合溝
39に嵌入し、該回転子35の回転が不能となつ
ているため、フツク42の突出位置は退避不能に
保持されている。このため前記施錠筒30は係止
部43と施錠鍔24との係合により除去不能とな
る。
39に嵌入し、該回転子35の回転が不能となつ
ているため、フツク42の突出位置は退避不能に
保持されている。このため前記施錠筒30は係止
部43と施錠鍔24との係合により除去不能とな
る。
この状態で、前記施錠筒30を回転しても、空
回転となり、連結軸20の回動を生じない。
回転となり、連結軸20の回動を生じない。
次に、施錠筒30を連結軸20から除去するた
めの解錠操作について説明する。
めの解錠操作について説明する。
まず、前記鍵蓋50を、前記錠容器31の上面
の位置決め孔32に爪片51を嵌入して被着す
る。この被着状態にあつて、鍵蓋50の磁石片5
2は装着溝33に位置し、ピン磁石38を吸引し
ようとする。ところが、第5図イに示すように、
前記ピン磁石38は、発条47の付勢力が回転溝
カム36と案内ピン46の案内作用により回転子
35の回動方向の力に変換され、ピン磁石38に
対して装着溝33または係合溝39が圧接してせ
ん断方向の力が作用しており、そのピン磁石38
は装着溝33内に吸引されることができない。そ
こで、鍵蓋50を被着した状態で、施錠筒30を
発条47に抗して押圧し、第5図ロに示すように
その付勢力を解除して前記ピン磁石38に作用す
るせん断力を除去する。これにより、第5図ハの
ようにピン磁石38は発条37に抗して装着溝3
3内に吸引される。このため、前記発条47の付
勢力が作用して、回転溝カム36と、案内ピン4
6との作用により、該回転子35の回動を生ず
る。そして前記係止部43の外側縁が案内面34
に接触しながら摺動して、その倣い作用により、
第6図の退避位置となる。これにより、前記施錠
筒30の施錠が解除され、これを除去して操作部
22の六角孔23aを開放し、該六角孔23a内
に六角レンチを挿入して、該連結軸20を逆回転
させることにより螺子部25を螺子孔7から除去
する。そして次に、六角レンチにあらかじめ連成
した螺子部(別の工具としても良い)を連結螺子
23bに螺合して、連結軸20を引張する。これ
により、該連結軸20に形成した係止鍔21が連
係片18の下面に当接し(第2図鎖線参照)、そ
の引張と共に、溝蓋10が持上がる。而て、前記
溝蓋10が開放される。
の位置決め孔32に爪片51を嵌入して被着す
る。この被着状態にあつて、鍵蓋50の磁石片5
2は装着溝33に位置し、ピン磁石38を吸引し
ようとする。ところが、第5図イに示すように、
前記ピン磁石38は、発条47の付勢力が回転溝
カム36と案内ピン46の案内作用により回転子
35の回動方向の力に変換され、ピン磁石38に
対して装着溝33または係合溝39が圧接してせ
ん断方向の力が作用しており、そのピン磁石38
は装着溝33内に吸引されることができない。そ
こで、鍵蓋50を被着した状態で、施錠筒30を
発条47に抗して押圧し、第5図ロに示すように
その付勢力を解除して前記ピン磁石38に作用す
るせん断力を除去する。これにより、第5図ハの
ようにピン磁石38は発条37に抗して装着溝3
3内に吸引される。このため、前記発条47の付
勢力が作用して、回転溝カム36と、案内ピン4
6との作用により、該回転子35の回動を生ず
る。そして前記係止部43の外側縁が案内面34
に接触しながら摺動して、その倣い作用により、
第6図の退避位置となる。これにより、前記施錠
筒30の施錠が解除され、これを除去して操作部
22の六角孔23aを開放し、該六角孔23a内
に六角レンチを挿入して、該連結軸20を逆回転
させることにより螺子部25を螺子孔7から除去
する。そして次に、六角レンチにあらかじめ連成
した螺子部(別の工具としても良い)を連結螺子
23bに螺合して、連結軸20を引張する。これ
により、該連結軸20に形成した係止鍔21が連
係片18の下面に当接し(第2図鎖線参照)、そ
の引張と共に、溝蓋10が持上がる。而て、前記
溝蓋10が開放される。
第4図のように施錠筒30を被着するには、操
作部22から除去した施錠筒30の係止部43は
退避位置にあるから、該施錠筒30を発条47に
抗して押圧し、前記回転子35を回転させて係止
部43を突出位置とすればよい。そしてこの回転
に伴い、ピン磁石38は回転子35上面の係合溝
39の内面を摺擦し、係合溝39内に嵌入する。
作部22から除去した施錠筒30の係止部43は
退避位置にあるから、該施錠筒30を発条47に
抗して押圧し、前記回転子35を回転させて係止
部43を突出位置とすればよい。そしてこの回転
に伴い、ピン磁石38は回転子35上面の係合溝
39の内面を摺擦し、係合溝39内に嵌入する。
〈考案の効果〉
本考案は、
イ 蓋受部2と溝蓋10を固定する連結軸20の
回動操作部23aに、施錠筒30を被着して工
具による回動操作を不能としたから、無用者に
よる溝蓋10の開放を防止できるとともに、そ
の施錠は前記回動操作部23aに施錠筒30を
被着して押圧操作をするだけで施すことがで
き、かつその解錠操作は施錠筒30上に鍵蓋5
0を被着することにより迅速に施すことができ
る。
回動操作部23aに、施錠筒30を被着して工
具による回動操作を不能としたから、無用者に
よる溝蓋10の開放を防止できるとともに、そ
の施錠は前記回動操作部23aに施錠筒30を
被着して押圧操作をするだけで施すことがで
き、かつその解錠操作は施錠筒30上に鍵蓋5
0を被着することにより迅速に施すことができ
る。
ロ 連結軸20の連結螺子23bに工具を螺合し
て、引張することにより、該連結軸20に形成
された係止鍔21が、操作孔16内の連係片1
8に係合し、そのまま溝蓋10が持上がるか
ら、該開蓋操作を一連の作動により施すことが
できる。
て、引張することにより、該連結軸20に形成
された係止鍔21が、操作孔16内の連係片1
8に係合し、そのまま溝蓋10が持上がるか
ら、該開蓋操作を一連の作動により施すことが
できる。
ハ 連結軸20の係止鍔21は、操作孔16内
で、係止孔14周囲と、連係片18間に位置し
て脱出不能となつているから、該連結軸20の
離脱紛失がない。
で、係止孔14周囲と、連係片18間に位置し
て脱出不能となつているから、該連結軸20の
離脱紛失がない。
等の優れた効果がある。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
平面図、第2図は溝蓋10の取付状態を示す縦断
側面図、第3図は施錠筒30等の分離斜視図、第
4図aは施錠状態の施錠筒30の縦断側面図、第
4図bは同案内ピン46の状態図、また第5図a
のイ〜ハはピン磁石38の状態図、第5図bのイ
〜ハは案内ピン46の状態図、第6図aは解錠状
態の施錠筒30の縦断側面図、第6図bは同案内
ピン46の状態図である。 x……溝路、y……両側壁、1……蓋受枠、2
……蓋受部、7……螺子孔、10……溝蓋、16
……操作孔、18……連係片、20……連結軸、
21……係止鍔、23a……六角孔(回動操作
部)、23b……連結螺子、24……施錠鍔、2
5……螺子部、30……施錠筒、31……錠容
器、33……装着溝、34……案内面、35……
回転子、36……回転溝カム、37……発条、3
8……ピン磁石、39……係合溝、42……フツ
ク、43……係止部、45……受板、46……案
内ピン、47……発条、50……鍵蓋、52……
磁石片。
平面図、第2図は溝蓋10の取付状態を示す縦断
側面図、第3図は施錠筒30等の分離斜視図、第
4図aは施錠状態の施錠筒30の縦断側面図、第
4図bは同案内ピン46の状態図、また第5図a
のイ〜ハはピン磁石38の状態図、第5図bのイ
〜ハは案内ピン46の状態図、第6図aは解錠状
態の施錠筒30の縦断側面図、第6図bは同案内
ピン46の状態図である。 x……溝路、y……両側壁、1……蓋受枠、2
……蓋受部、7……螺子孔、10……溝蓋、16
……操作孔、18……連係片、20……連結軸、
21……係止鍔、23a……六角孔(回動操作
部)、23b……連結螺子、24……施錠鍔、2
5……螺子部、30……施錠筒、31……錠容
器、33……装着溝、34……案内面、35……
回転子、36……回転溝カム、37……発条、3
8……ピン磁石、39……係合溝、42……フツ
ク、43……係止部、45……受板、46……案
内ピン、47……発条、50……鍵蓋、52……
磁石片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 連係片が孔内に内方突成され、かつ下底には小
径状の係止孔が形成されている操作孔を、周縁部
に備える溝蓋と、 溝路に沿つて配設され、前記係止孔の直下位置
に螺子孔が形成された蓋受部と、 溝蓋の係止孔の周縁上に係止し、かつ連係片に
下面から当接する係止鍔と、回動操作部と、工具
が螺合する連結螺子と、連結施錠鍔とを、操作孔
内に位置する上部に形成し、さらに蓋受部の螺子
孔に螺合する雄螺子部を溝蓋下面から突出する下
部に形成してなる連結軸と、 錠容器内に、 周部に回転溝カムが形成された伏蓋状の回転子
と、 該回転子内に配置され、発条により下方付勢さ
れて前記回動操作部上に接触するとともに、周面
から外方突成した案内ピンを前記回転子の回転溝
カム内に挿入し、錠容器の昇降によつて、前記回
転溝カムの案内作用により回転子を回動する受板
と、 回転子の周部に付装されて施錠鍔に係合する係
止部を内方突出し、前記回転子の回動によつて、
錠容器の内面に形成した案内面により、係止部が
施錠鍔に係合する突出位置と、退避位置とに移動
変換するフツクと、 錠容器の内底面に形成した装着溝内に微昇降可
能に装着され、フツクの突出位置で前記回転子の
上面に形成された係合溝内に嵌入して、該回転子
を回動不能とするロツク用ピン磁石 とを具備するものであつて、前記回動操作部を脱
着可能に覆う施錠筒と、 前記施錠筒のロツク用ピン磁石を係合溝から吸
引上昇して、ロツク解除する磁石片が内装された
錠容器上に被着される鍵蓋と を設けてなることを特徴とする溝蓋の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14901687U JPH03463Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14901687U JPH03463Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6453286U JPS6453286U (ja) | 1989-04-03 |
JPH03463Y2 true JPH03463Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=31420856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14901687U Expired JPH03463Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03463Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572858Y2 (ja) * | 1990-05-23 | 1998-05-25 | カネソウ株式会社 | 溝蓋の固定装置 |
-
1987
- 1987-09-28 JP JP14901687U patent/JPH03463Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6453286U (ja) | 1989-04-03 |
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