JPH078591Y2 - マンホール蓋の解錠装置 - Google Patents
マンホール蓋の解錠装置Info
- Publication number
- JPH078591Y2 JPH078591Y2 JP261391U JP261391U JPH078591Y2 JP H078591 Y2 JPH078591 Y2 JP H078591Y2 JP 261391 U JP261391 U JP 261391U JP 261391 U JP261391 U JP 261391U JP H078591 Y2 JPH078591 Y2 JP H078591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- burl
- unlocking
- slot
- manhole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案はマンホール蓋の解錠装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓋開放用バールの下端突起を蓋の
縁部に穿設した溝孔から蓋の下方に挿入し、該突起を蓋
の裏面に形成した係合溝に引掛けて上記バールを斜上方
に牽引し該蓋を斜上方にマンホール枠から引上げる装置
が用いられている。又溝孔の直下に蓋とマンホール枠と
の錠を懸垂したものでは上記バールの下端面で錠の頭を
下方に押すことによって解錠しその状態で上記突起を係
合溝に引掛けるものであった。
縁部に穿設した溝孔から蓋の下方に挿入し、該突起を蓋
の裏面に形成した係合溝に引掛けて上記バールを斜上方
に牽引し該蓋を斜上方にマンホール枠から引上げる装置
が用いられている。又溝孔の直下に蓋とマンホール枠と
の錠を懸垂したものでは上記バールの下端面で錠の頭を
下方に押すことによって解錠しその状態で上記突起を係
合溝に引掛けるものであった。
【0003】しかしこのような装置では上記バールの下
端突起と係合溝との左右方向及び上下方向の位置関係が
不明であり、又解錠状態に保持されているものか何うか
不明であり、施錠状態のまま上記バールを斜上方に牽引
し易く蓋の開口作業に時間と熟練を要するという問題が
あった。
端突起と係合溝との左右方向及び上下方向の位置関係が
不明であり、又解錠状態に保持されているものか何うか
不明であり、施錠状態のまま上記バールを斜上方に牽引
し易く蓋の開口作業に時間と熟練を要するという問題が
あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本案は溝孔に挿入した
蓋開放用バールによって解錠状態を確認し、その状態を
保持して確実に上記バールを蓋の裏面に引掛けることの
できるマンホール蓋の解錠装置を得ることを目的とす
る。
蓋開放用バールによって解錠状態を確認し、その状態を
保持して確実に上記バールを蓋の裏面に引掛けることの
できるマンホール蓋の解錠装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案はマンホール枠に着脱自在に嵌合される蓋の縁部
に蓋開放用バール挿入用の溝孔を形成し、蓋の裏面に上
記バールの係合溝を形成し、該裏面に懸垂した錠の上端
に設けた解錠用突起を上記溝孔の直下に配置してなるマ
ンホール蓋において、上記溝孔の内周面が上記バールの
下端突起を横向に挿入する輪郭よりなり、挿入した上記
バールを縦向に回動して該下端突起を上記裏面の係合溝
に引掛かるよう形成され、かつ上記バールの下端面と解
錠用突起の上面とに解錠時に符合する雌雄凹凸を形成し
てなるマンホール蓋の解錠装置によって構成される。
め本案はマンホール枠に着脱自在に嵌合される蓋の縁部
に蓋開放用バール挿入用の溝孔を形成し、蓋の裏面に上
記バールの係合溝を形成し、該裏面に懸垂した錠の上端
に設けた解錠用突起を上記溝孔の直下に配置してなるマ
ンホール蓋において、上記溝孔の内周面が上記バールの
下端突起を横向に挿入する輪郭よりなり、挿入した上記
バールを縦向に回動して該下端突起を上記裏面の係合溝
に引掛かるよう形成され、かつ上記バールの下端面と解
錠用突起の上面とに解錠時に符合する雌雄凹凸を形成し
てなるマンホール蓋の解錠装置によって構成される。
【0006】
【作用】従って上記バール2及びその下端突起2’を図
3仮想線で示すように溝孔1内に横向(直径dの方向と
直角方向)に挿入すると下端面2”が解錠用突起4の上
面に接する。そこで該バール2をさらに挿入方向に押圧
すると解錠用突起4が図1に示す位置から図2に示す位
置に下降して錠6はマンホール枠7から解錠せられ、そ
の状態において雌雄凹凸5、5’が符合し、符合音又は
符合感触を感知する。
3仮想線で示すように溝孔1内に横向(直径dの方向と
直角方向)に挿入すると下端面2”が解錠用突起4の上
面に接する。そこで該バール2をさらに挿入方向に押圧
すると解錠用突起4が図1に示す位置から図2に示す位
置に下降して錠6はマンホール枠7から解錠せられ、そ
の状態において雌雄凹凸5、5’が符合し、符合音又は
符合感触を感知する。
【0007】従ってその状態で上記バール2を上記凹凸
5、5’の中心を中心として図3矢印a方向に90度回
動し、下端突起2’を直径dの方向に縦向にすると該下
端突起2’が蓋8の裏面の係合溝3に係合しかつ解錠状
態が保持される(図2参照)。そこで該バール2の下方
端を枠内周上端面に当て、その点を支点として蓋8を押
上げることによって蓋と枠との喰込み嵌合を開放した後
挿入方向bと反対方向に斜上向に牽引することによって
蓋8を牽引方向に引上げマンホール枠7の上部に引上げ
ることができる。
5、5’の中心を中心として図3矢印a方向に90度回
動し、下端突起2’を直径dの方向に縦向にすると該下
端突起2’が蓋8の裏面の係合溝3に係合しかつ解錠状
態が保持される(図2参照)。そこで該バール2の下方
端を枠内周上端面に当て、その点を支点として蓋8を押
上げることによって蓋と枠との喰込み嵌合を開放した後
挿入方向bと反対方向に斜上向に牽引することによって
蓋8を牽引方向に引上げマンホール枠7の上部に引上げ
ることができる。
【0008】
【実施例】マンホール枠7がマンホール9の上端内周に
設置され、該枠7のテーパー内周面7’に蓋8を着脱自
在に嵌合するものであって、蓋8の縁部に蓋開放用バー
ル2を挿入するための溝孔1を形成する。
設置され、該枠7のテーパー内周面7’に蓋8を着脱自
在に嵌合するものであって、蓋8の縁部に蓋開放用バー
ル2を挿入するための溝孔1を形成する。
【0009】そして蓋8の裏面に上記バール2の係合溝
3を形成し、該溝3及び上記溝孔1の両側に錠挟持板1
0、10を蓋8と一体に形成し、両挟持板10、10の
対向面に穿設した長溝11、11の外端に下向溝1
1’、11’を形成し、該下向溝11’、11’に錠6
の上部両端突出ピン12、12を挿入して錠6を懸垂
し、該錠6の上端に解錠用突起4を上記溝孔1の直下に
配置する。
3を形成し、該溝3及び上記溝孔1の両側に錠挟持板1
0、10を蓋8と一体に形成し、両挟持板10、10の
対向面に穿設した長溝11、11の外端に下向溝1
1’、11’を形成し、該下向溝11’、11’に錠6
の上部両端突出ピン12、12を挿入して錠6を懸垂
し、該錠6の上端に解錠用突起4を上記溝孔1の直下に
配置する。
【0010】この溝孔1は図3に示すように上記バール
2の下端突起2’を横向(直径dと直角)に挿入する輪
郭を有し、縦向(直径dの方向)に90度回動すること
によって該下端突起2’を上記係合溝3に引掛けるよう
該溝孔1の内周面を直径dと直角方向に長く形成する。
又上記バール2の下端面2”と解錠用突起4の上面とに
解錠時即ち錠6が上記ピン12、12を中心に図1に向
って反時計方向に回動しマンホール枠7に設けた施錠用
突起13から右方に外れた状態において円錐形の雌雄凹
凸5、5’が符合し嵌合するようになっている。
2の下端突起2’を横向(直径dと直角)に挿入する輪
郭を有し、縦向(直径dの方向)に90度回動すること
によって該下端突起2’を上記係合溝3に引掛けるよう
該溝孔1の内周面を直径dと直角方向に長く形成する。
又上記バール2の下端面2”と解錠用突起4の上面とに
解錠時即ち錠6が上記ピン12、12を中心に図1に向
って反時計方向に回動しマンホール枠7に設けた施錠用
突起13から右方に外れた状態において円錐形の雌雄凹
凸5、5’が符合し嵌合するようになっている。
【0011】尚図中14で示すものは上記長溝11、1
1の入口側にピン15、15によって懸垂した錠背面押
圧用重錘、16は錠6のピン12、12が長溝11、1
1に沿って入口側に移動し錠6が入口側に外れることを
防止するための発条、17は該発条16の支持用スピン
ドルである。
1の入口側にピン15、15によって懸垂した錠背面押
圧用重錘、16は錠6のピン12、12が長溝11、1
1に沿って入口側に移動し錠6が入口側に外れることを
防止するための発条、17は該発条16の支持用スピン
ドルである。
【0012】
【考案の効果】本案は上述のように構成したのでマンホ
ールの蓋8の溝孔1に上記バール2を挿入押圧し、上記
凹凸5、5’の符合音又は符合感触を得て該凹凸5、
5’の中心を中心として上記バール2を横向から縦向に
回動することによって解錠状態を保持することができ
る。そしてそのまま該バール2の下端突起2’を蓋8の
裏面の係合溝3に確実に引掛け得て簡便に蓋8を外すこ
とができる。
ールの蓋8の溝孔1に上記バール2を挿入押圧し、上記
凹凸5、5’の符合音又は符合感触を得て該凹凸5、
5’の中心を中心として上記バール2を横向から縦向に
回動することによって解錠状態を保持することができ
る。そしてそのまま該バール2の下端突起2’を蓋8の
裏面の係合溝3に確実に引掛け得て簡便に蓋8を外すこ
とができる。
【図1】本案のマンホール蓋の解錠装置を示す側面図で
ある。
ある。
【図2】解錠状態の側面図である。
【図3】図2A−A線による平面図である。
【図4】蓋開放用バールの下端部の斜視図である。
【図5】蓋浮上状態の側面図である。
【図6】蓋の全体縦断面図である。
1 溝孔 2 蓋開放用バール 2’ 下端突起 2” 下端面 3 係合溝 4 解錠用突起 5、5’雌雄凹凸
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホール枠に着脱自在に嵌合される蓋
の縁部に蓋開放用バール挿入用の溝孔を形成し、蓋の裏
面に上記バールの係合溝を形成し、該裏面に懸垂した錠
の上端に設けた解錠用突起を上記溝孔の直下に配置して
なるマンホール蓋において、上記溝孔の内周面が上記バ
ールの下端突起を横向に挿入する輪郭よりなり、挿入し
た上記バールを縦向に回動して該下端突起を上記裏面の
係合溝に引掛かるよう形成され、かつ上記バールの下端
面と解錠用突起の上面とに解錠時に符合する雌雄凹凸を
形成してなるマンホール蓋の解錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP261391U JPH078591Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | マンホール蓋の解錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP261391U JPH078591Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | マンホール蓋の解錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499738U JPH0499738U (ja) | 1992-08-28 |
JPH078591Y2 true JPH078591Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31730893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP261391U Expired - Lifetime JPH078591Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | マンホール蓋の解錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078591Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5518809B2 (ja) * | 2011-08-09 | 2014-06-11 | 北勢工業株式会社 | 地下構造物用蓋の施錠構造 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP261391U patent/JPH078591Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0499738U (ja) | 1992-08-28 |
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