JPS6333548Y2 - - Google Patents

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JPS6333548Y2
JPS6333548Y2 JP13168285U JP13168285U JPS6333548Y2 JP S6333548 Y2 JPS6333548 Y2 JP S6333548Y2 JP 13168285 U JP13168285 U JP 13168285U JP 13168285 U JP13168285 U JP 13168285U JP S6333548 Y2 JPS6333548 Y2 JP S6333548Y2
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mounting
lock plate
mounting board
hole
diameter hole
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カメラ等に固定された取付柱に着
脱可能なストラツプ側の吊手金具に関する。
〔従来の技術〕
大型カメラには左右にストラツプ等の吊手金具
が着脱し得る取付柱が設けられている。
このような取付柱は形状に若干の相違はある
が、その代表的な形状は第6図の下部に示すよう
に大径の頭部1a,小径の頚部1b及び頭部1a
よりさらに大径の胴部1cから取付柱1が構成さ
れている。
そして、上記の取付柱1に装着されるストラツ
プ側の吊手金具として、従来は第6図の上部に示
すようなものが用いられている。
すなわち、吊手金具2は、取付柱1の頭部1a
が挿通する大径孔3aと、この大径孔3aに連続
し取付柱1の頚部1bが挿通する小径孔3bとか
らなるダルマ形の開口部を備えた取付基板3と、
この取付基板3の小径孔3b側の辺縁部に鋲4で
一端を固定され、他端の突起5aが取付基板3の
スリツト3cから後方に突出している板ばねから
なるロツクばね5とから構成されている。
また、取付基板3の一端には可撓性の布,皮革
等からなるストラツプ6が取り付けられ、一方、
ロツクばね5には、一端に円孤状部5bを有し、
幅が大径孔3aの径と略等しい開口部5cが開口
し、吊手金具2が取付柱1に装着された状態では
上記円孤状部5bが抜け止めとして機能してい
る。
このような構成からなる吊手金具2を取付柱1
に装着するには、まず取付基板3の大径孔3aが
取付柱1の頭部1aを挿通し得る状態として取付
基板3を取付柱1の方向へ押圧する。
これにより、ロツクばね5の自由端部側が持ち
上げられ、頭部1aが大径孔3aを挿通して第8
図に示す状態となり、この状態で取付基板3を矢
印Aの方向に引張ると、取付柱1の頭部1aがロ
ツクばね5の開口部5cに緩嵌するのでロツクば
ね5は自己の付勢力によつて取付基板3に密着し
て第7図に示す状態となつて装着が完了する。
この状態では、開口部5cの円孤状部5bが取
付柱1の頭部1aにより矢印B方向の移動が阻止
されているので、吊手金具2が取付柱1から外れ
ることはない。
また、吊手金具装着状態で吊手金具2を取付柱
1から取り外すには、第9図に示すようにロツク
ばね5の突起5aを持ち上げてから取付基板3を
矢印B方向へ移動させ、大径孔3aが頭部1aに
対向した位置で吊手金具2を持ち上げればよい。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の吊手金具にあ
つては、ロツクばね5が持ち上げられ、取付基板
3との間に形成される間〓を取付柱1の頭部が通
過することにより吊手金具の着脱を行なうように
なつているので、取付柱に吊手金具だけを装着す
る場合には問題がないが取付柱に複数の頚部を設
け、下段の頚部にストラツプの吊手金具を装着
し、上段の頚部に他の付属品を装着するような場
合には、下段の頚部から頭部最上面までの長さが
大きくなるので、上記のような吊手金具は使用不
能となる。
この考案はこのような従来の問題点を解決し得
る吊手金具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案による吊手金具は、装着す
べき取付柱の頭部及び頚部が夫々挿通し得る大径
孔及び小径孔が連続したダルマ状の開口部を備え
た取付基板上に、上記の取付柱の頭部が挿通し得
る透孔部を備えたロツク板を重ね合わせて、その
透孔部中心が取付基板の小径孔中心と大径孔中心
間を変位し得るようにし、このロツク板をばね部
材によつて取付基板に密着する方向に付勢すると
共に、ロツク板の透孔部中心が取付基板の小径孔
中心に一致した状態で係止手段によりロツク板の
大径孔方向への変位を係止し、ロツク板をばね部
材の付勢力に抗して持ち上げることによりその係
止が解除されるようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成することにより、ロツク板を
ばね部材の付勢力に抗して持ち上げてその透孔部
中心が取付基板の大径孔中心に一致するまで移動
させ、この状態で取付柱に上方から装着すると、
取付基板の大径孔とロツク板の透孔部とは共に取
付柱の頭部を挿通した状態となる。
取付基板が取付柱の所定の頚部に一致した状態
で、取付基板をその小径孔が取付柱の頚部に係合
する方向へ移動させると、両者が係合した位置で
係止手段によりロツク板の大径孔方向への変位が
係止されるので、吊手金具は取付柱の頚部に確実
に装着される。
また、取り外し時には、ロツク板をばね部材の
付勢力に抗して取付基板から持ち上げるとロツク
板の係止が解除されるので、取付基板を装着時と
逆方向に移動させてその大径孔をロツク板の透孔
部に一致させた状態とすることにより、取付柱の
軸線方向に吊手金具を抜きとることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図乃至第5図を参照して
この考案の実施例を説明する。
第1図において、まずこの考案による吊手金具
を装着すべき取付柱の一部を説明すると、取付柱
10は大径の頭部11,12と小径の頚部13,
14及び頭部11,12よりさらに大径の胴部1
5から成り、頚部14にはストラツプ等の吊手金
具20が装着され、頚部13にはグリツプ等の付
属品が取り付けられるようになつている。
このような取付柱10の頚部14に装着可能な
吊手金具20は、取付基板30とロツク板40及
びばね部材であるばね板50とからなつている。
取付基板30の基板部30a側に取付柱10の
頭部11,12が挿通し得る大径孔31と頚部1
4が挿通し得る小径孔32とを連続させたダルマ
状の開口部を形成し、左右両側に折曲部33を設
けて後述するロツク板40のガイド部材となし、
上記大径孔31に連続する立上り部30b側の開
口部の左右両側に第1の段部34と第2の段部3
5とを設け、その上側にストラツプ6の挿通する
溝部36を形成する。
また、取付基板30の基板部30a上にロツク
板40を重ね合わせ、このロツク板40に取付柱
10の頭部11,12が挿通し得る透孔部41
と、取付基板30の第1の段部34に係合する左
右の切欠部42と、取付基板30から外部に突出
する突出部43とを設け、切欠部42が第1の段
部34に係合した状態で透孔部41の中心が取付
基板30の小径孔32の中心に一致するようにし
(第2図参照)、ロツク板40の突出部43を持ち
上げて切欠部42を取付基板30の第1の段部3
4から脱した状態でロツク板40を外側へ移動さ
せ、段部44が第2の段部35に当接した状態で
は、第3図に示すように透孔部41が取付基板3
0の大径孔31に一致するように各部の寸法を定
める。
さらに、取付基板30の小径孔32側の一端
に、ばね性材料からなる板ばね50の基部51を
鋲60により固定し、この基部51の左右両側
に、取付柱10の頭部11,12より大きい間隔
を置いて、基部51から略ロツク板40の厚さ分
だけ持ち上つた押圧片52を一体に形成し、この
押圧片52がロツク板40を取付基板30に密着
する方向に付勢するばね部材として機能するよう
にしている。
次に、上記のように構成された実施例の作用を
第2図乃至第5図を参照して説明する。
第2図及び第3図は、ロツク板40が板ばね5
0の押圧片52の付勢力によつて取付基板30の
基板部30aに密着している状態を示しており、
ロツク板40の透孔部41の中心と取付基板30
の小径孔32の中心とは一致し、ロツク板40の
切欠部42は取付基板30の第1の段部34に係
合して図で左右方向の移動が阻止されている。
この状態から、ロツク板40の突出部43を板
ばね50の付勢力に抗して上方へ持ち上げると、
切欠部42と第1の段部34との係合が脱せられ
てロツク板40の図で左方への移動が可能とな
る。
第4図及び第5図は、ロツク板40を左方に引
き出し、段部44が取付基板30の第2の段部3
5に当接してその移動が停止した状態を示してお
り、ロツク板40の透孔部41と取付基板30の
大径孔31とは第4図で略一致している。
したがつて、この状態で取付基板30の大径孔
31とロツク板40の透孔部41とを取付柱10
の頭部11,12に挿通して取付基板30の基板
部30aの下面を取付柱10の胴部15の上面に
当接させ、ストラツプ6を引張つて取付基板30
を左方に移動させると、ロツク板40はその透孔
部41が取付柱10の頭部12にその移動を阻止
されて停止状態に保たれたまま、取付基板30の
小径孔32が取付柱10の頚部14に係合し、こ
の状態でロツク板40の切欠部42が取付基板3
0の第1の段部34に係合し、ロツク板40は板
ばね50の付勢力によつて取付基板30の上面に
密着して再び第2図及び第3図に示す状態にな
る。
この状態では、吊手金具20を図で右方に移動
させても、ロツク板40の透孔部41が取付柱1
0の頭部12に当接してその移動が阻止されるの
で吊手金具20が不用意に取付柱10から外れる
ことはない。
吊手金具20を取り外すにはまず、取付柱10
の頚部13に装着されている付属品を取り外し第
2図及び第3図に示す状態からロツク板40を板
ばね50の付勢力に抗して持ち上げ、切欠部42
と第1の段部34との係合を脱したまま取付基板
30を図で右方に移動させてその大径孔31がロ
ツク板40の透孔部41と一致した第4図及び第
5図に示す状態として取付基板30を上方へ引き
上げればよい。
なお、上記実施例において、取付柱10の頚部
13,14の径や高さを夫々異ならせるようにす
れば、所定の頚部のみで吊手金具を装着し得るよ
うにすることができて、夫々の頚部13,14に
間違つた付属品を装着することが防止される。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案による吊手金具
は、取付基板と、この取付基板を移動し得るロツ
ク板と、このロツク板を上記取付基板方向に付勢
するばね部材とからなり、取付基板には取付柱の
頭部及び頚部が夫々挿通し得る大径孔及び小径孔
が連続したダルマ状の開口部を設け、ロツク板に
は上記取付柱の頭部が挿通し得る透孔部を設けた
ので、取付基板の大径部とロツク板の透孔部が一
致した状態で取付柱に、上方から取付基板及びロ
ツク板を挿入して取付基板の小径孔が取付柱の頚
部に係合するまで移動させることによつて取り付
けが完了する。
また、上記と逆の操作で取付基板の大径孔を取
付柱の頭部に一致させ、取付基板を上方へ引き抜
くことにより吊手金具を取付柱から容易に取り外
すことができる。
したがつて、取付基板とロツクばねとの間に形
成される間〓を取付柱の頭部が通過することによ
つて着脱を行つていた従来の吊手金具にように、
装着される取付柱の頭部の厚さに制約を受けるこ
とがなくなり、吊手金具の上部の取付柱に他の付
属品を装着するのに充分な高さを確保することが
できる。
さらに、従来の吊手金具では厚さの極めて薄い
ロツクばね自体が取付柱の頭部に当接することに
より抜け止めとして機能するようになつていたの
で、ロツクばねの側面が取付柱の頭部を傷つけ、
長年の使用により取付柱がこの部分で切損したり
ロツクばね自体に力がかかつて破損したりするこ
ともあつたが、この考案によれば、ばね部材はロ
ツク板を押圧するだけであつて充分な厚さを有す
るロツク板の透孔部円周面が取付柱の頭部に当接
するようにしたので、上記のような不都合は発生
しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を装着すべき取付
柱と共に示す分解斜視図、第2図はその装着時の
状態を示す平面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図はその取り外し時の状態を示
す説明図、第5図は第4図の−線に沿う断面
図、第6図は従来の吊手金具を装着すべき取付柱
と共に示す斜視図、第7図はその装着完了時の状
態を示す断面図、第8図はその装着時の途中状態
を示す断面図、第9図はその取り外し時の途中状
態を示す断面図である。 10……取付柱、11,12……頭部、13,
14……頚部、20……吊手金具、30……取付
基板、31……大径孔、32……小径孔、34…
…第1の段部、40……ロツク板、41……透孔
部、42……切欠部(係止手段……34と共に)、
50……板ばね(ばね部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装着すべき取付柱の頭部が挿通し得る大径孔
    と、上記取付柱の頚部が挿通し得る小径孔とが連
    続したダルマ状の開口部を備えた取付基板と、該
    取付基板上に重ね合わされ、上記取付柱の頭部が
    挿通し得る大径の透孔部を備え、該透孔部中心が
    上記取付基板の上記小径孔中心と上記大径孔中心
    との間を変位可能なロツク板と、該ロツク板を上
    記取付基板に密着させる方向に付勢するばね部材
    と、上記ロツク板の上記透孔部中心が上記取付基
    板の上記小径孔中心に一致した状態で該ロツク板
    の大径孔方向への変位を係止し、該ロツク板を上
    記ばね部材の付勢力に抗して持ち上げることによ
    りその係止が解除される係止手段とを有すること
    を特徴とする吊手金具。
JP13168285U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPS6333548Y2 (ja)

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JP13168285U JPS6333548Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JPS6240927U JPS6240927U (ja) 1987-03-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0795Y2 (ja) * 1989-06-09 1995-01-11 日本酸素株式会社 携帯容器のベルト接続具

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JPS6240927U (ja) 1987-03-11

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