JPH0232594Y2 - - Google Patents

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JPH0232594Y2
JPH0232594Y2 JP1985014821U JP1482185U JPH0232594Y2 JP H0232594 Y2 JPH0232594 Y2 JP H0232594Y2 JP 1985014821 U JP1985014821 U JP 1985014821U JP 1482185 U JP1482185 U JP 1482185U JP H0232594 Y2 JPH0232594 Y2 JP H0232594Y2
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neck
lid
container
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gouged
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器の首部に蓋体をかぶせ押し下げ
て首部の張り出し段差部に蓋体の内面突出部を掛
止させて、装着し口部を封鎖する容器の首部と蓋
体の構造に関する。
(従来の技術) 従来市販されている此種の容器首部4は、第3
図a,b,cに示す如く、円錐台形の直径方向両
側を該円錐台形の下端から上方に向つて中途まで
切除した逆テーパー状抉り部10と、該切除後の
円錐台形の残部である張り出し頂面部8と、該頂
面部8の下端に張り出し段差部9を形成するくび
れ部と、該くびれ部11、前記頂面部8を貫通し
口部13に通じる横断面円形の内孔部30とを具
備し、この首部4に嵌着される蓋体17は、天井
部21と、該天井部21の周縁から垂下する外筒
部18と、下端部に内面突出部24を有する円筒
部19とを具備する。
第3図に示す容器の胴部2は横断面形状が楕円
形のものであり、蓋体17の外筒部18の横断面
形状は胴部2と同形同大の楕円形である。そして
前記の逆テーパー状抉り部10は楕円形胴部2の
短径側に位置している。又蓋体17の内面突出部
24は円筒部19を一周して設けてある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の容器の首部4は、張り出し頂面部8の肉
厚と逆テーパー状抉り部10,10の肉厚の厚薄
の差が大きいことから、成形時に合成樹脂の凝固
に時間のずれを生じ、窪み部15,15を張り出
し頂面部8に生じる。この窪み部15,15は首
部の外観を悪くし、又蓋体押し下げの際に内面突
出部24が窪み部15,15に引掛かり好ましく
ないし、さらに内面突出部24を破損するおそれ
もある。
さらに、首部4に装着した蓋17は周方向に回
転自在であることから、蓋と容器胴部にまたがる
模様がずれることがあり、容器が楕円形の場合は
蓋体の回転により蓋体の一部が容器胴からはみ出
し、該はみ出し部分に物がぶつかつて蓋が離脱す
るおそれがある。
又、楕円形蓋の短径個所を両側から内側に向つ
て押圧し、外筒部18を円筒部19に圧接させ円
筒部19を変形させて内面突出部24と張り出し
段差部9,9の掛止を解かねばならず、該解除に
手間がかゝる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題解決のために、前記の従来
の首部、蓋体において、両逆テーパー状抉り部1
0,10から頂面部8の上端に貫通する垂直凹溝
部12,12を首部4に形成し、一方、蓋体17
では、内面突出部24を張り出し段差部9,9と
掛止する部分24a,24aだけとなし、かつ前
記垂直凹溝部12,12にそれぞれ嵌合するたて
状支柱部25,25を前記円筒部19の内面の掛
止する部分24a,24aの中間個所に設けると
ともに、該たて状支柱部25,25の個所で外筒
部18と内筒部19を連絡するリブ23,23を
設け、さらに前記逆テーパー状抉り部10の側が
短径である横断面楕円形に内孔部30を形成し
た。
(作用) 本考案の容器の首部に設けた垂直凹溝部12,
12に上方から蓋体のたて状支柱部25,25を
挿入し、蓋体を押し下げると首部の張り出し段差
部9,9に蓋体の掛止する部分24a,24aが
掛止し蓋体は容器に装着される。従つて、蓋体と
容器の相互位置関係は常に一定であり、かつ装着
されている間、蓋体が回転移動することはない。
又内面突出部の掛止も十分確実になされる。
蓋体の取り外しの際、蓋体のリブ23,23が
ある個所を同時に横から首部方向に押圧すると、
外筒部、円筒部が同時に変形するから、手間がか
からずに掛止する部分と張り出し段差部の掛止を
解くことができる。
又前記の如く内孔部30を横断面楕円形にした
ので、首部成形時に張り出し頂面部に窪み部が発
生しない。
(実施例) 本考案の一例の容器の首部と蓋体を第1図a,
b,c、第2図a,b,cにより説明する。
これらの図において2,4,8,9,10,1
1,13及び17,18,19,21は第3図の
同符号が示すものと同じものを示す。そして、1
2,12は逆テーパー状抉り部10,10からそ
れぞれ頂面部8の上端に貫通する垂直凹溝部、1
4は逆テーパー状抉り部10,10の中央個所1
0a,10aが短径R1個所(第2図)となり該
短径ち直交する長径R2個所(第2図)をもつ楕
円状の横断面形に形成した楕円状内孔部、24
a,24aは蓋体17の首部4の所定位置に装着
した際に張り出し段差部9,9と掛止する短かい
内面突出の掛止する部分、25,25は該掛止す
る部分24a,24aの中間個所の内筒部19の
内面に前記垂直凹溝部12,12にそれぞれ嵌合
するたて状支柱部、23,23は該たて状支柱部
25,25の個所で外筒部18と内筒部19を連
絡するリブである。
本実施例の楕円形容器において、蓋体17を容
器胴部2の楕円形に合致させて押し下げると、首
部4の垂直凹溝部12,12は蓋体17のたて状
支柱部25,25に嵌入しつつ下降しそして首部
4の張り出し段差部9,9に蓋体の掛止する部分
24a,24aが掛止して首部に蓋体が装着され
る。
首部4に設けた内孔部14は前記の如く横断面
楕円形であり首部の肉厚の差が小さいことから首
部成形時に張り出し頂面部8に窪み部の発生はな
く、外観が良好であるとともに、上記の蓋体装着
押下げ時に衝撃的抵抗を感じることなくスムーズ
に装着でき、掛止する部分24a,24aを破損
するおそれもない。
首部4に装着された蓋体17は上記装着により
常に胴部2に対して所定位置にあり、かつ装着状
態で回転することがなく、胴部2と蓋体17の模
様は常に合致しずれることはない。
次に蓋体17を取り外すには、従来例の容器と
同様に楕円形の蓋体17の外筒部18の短径部分
を内側に向つて押して内筒部19を変形させて掛
止する部分24a,24aを張り出し段差部9,
9から解放し蓋体17をそのまつ上昇させればよ
いのであるが、当該押す個所に連絡リブ23,2
3を設けてあるので外筒部の変形量がそのまゝ内
筒部の変形量となり少ない力と小さな作動で手間
がかゝらずに掛止する部分24a,24aの解放
ができる。
蓋体17の取り外しは上記手段による以外には
できず予期しない取り外しという事態は生じない
から、従来例の如く掛止する部分24a,24a
が衝撃力を受けることがなく、その形状を永く維
持できる。
(考案の効果) この考案の首部と蓋体の構成は前記の通りであ
り、首部の張り出し頂面部8に窪み部の発生がな
いことから、外観が良好であり、蓋体装着時の蓋
体押し下げがスムーズである。そして胴部に対す
る蓋体の位置が一定でありかつ蓋体が回転できな
いからその位置は不変であり、胴部と蓋体の両方
で構成される模様や外観形状を正常に維持でき
る。又、蓋体の取り外しに手間がかからない。さ
らに蓋体装着時の押下げがスムーズになされるこ
と及び蓋体が楕円形のものにおいては従来例の如
く衝撃力で取り外されることがないことから、蓋
体の掛止する部分24a,24aが破損すること
がないという、諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は楕円形容器における本考案の1実
施例を示し、第1図においてaは右半分に断面を
示す楕円形の短径方向から見た首部を含む容器胴
部の上部分の側面図bは容器の平面図、cは右半
分断面の長径方向から見た首部を含む容器胴部の
上部分の側面図、第2図においてaは右半分は短
径方向から、左半分は長径方向から見た容器首部
に蓋体を装着した断面図、bは蓋体の背面図、c
は蓋体の外周部に短径方向の押圧力を加えたとこ
ろを示す背面図、第3図は従来例を示し、第3図
において、aは第1図aに対応する側面図bは第
3図aのX−X′断面図、cは蓋体を容器胴に装
着し短径方向から見た右半分の断面図、dは蓋体
の背面図である。 2……容器胴部、4……首部、8……張り出し
頂面部、9……張り出し段差部、10……逆テー
パー状抉り部、11……くびれ部、12……垂直
凹溝部、13……口部、14……楕円状内孔部、
17……蓋体、18……外筒部、19……内筒
部、21……天井部、23……連絡リブ、24a
……掛止する部分、25……たて状支柱部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器1の首部4は、円錐台形の直径方向両側を
    該円錐台形の下端から上方に向つて中途まで切除
    し形成した逆テーパー状抉り部10,10と、前
    記切除後の円錐台形の残部から成る張り出し頂面
    部8と、前記逆テーパー状抉り部10,10の間
    の個所で該張り出し頂面部8の下端に張り出し段
    差部9,9を形成するくびれ部11と、該くびれ
    部11、前記張り出し頂面8の中心を貫通し口部
    13に通じる内孔部30とを具備し、 蓋体17は、天井部21と、該天井部21の周
    縁から垂下する外筒部18と、前記天井部21の
    中央部から垂下し下端部に内面突出部24を有す
    る円筒部19とを有し、 前記首部4の張り出し段差部9,9に蓋体17
    の内面突出部24を掛止させて首部4の口部13
    を封鎖する構成の容器の首部と蓋体の構成におい
    て、 首部4に逆テーパー状抉り部10,10からそ
    れぞれ張り出し頂面部8の上端に貫通する垂直凹
    溝部12,12を形成し、一方、蓋体17では、
    内面突出部24を張り出し段差部9,9と掛止す
    る部分24a,24aだけとなし、かつ該掛止す
    る部分24a,24aの中間個所の内筒部19の
    内面に、前記垂直凹溝部12,12にそれぞれ嵌
    合するたて状支柱部25,25を設けるととも
    に、該たて状支柱部25,25の個所で外筒部1
    8と円筒部19を連絡するリブ23,23を設
    け、さらに前記内孔部の横断面形状を逆テーパー
    状抉り部10,10の中央個所が短径個所となる
    楕円状内孔部14に形成したことを特徴とする容
    器の首部と蓋体の構造。
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